仕事に憧れ新入社員
仕事に馴染んで進入社員
仕事に染まる浸入社員
仕事の暗部に侵入社員
仕事を語らず神妙社員
仕事を片付け辛抱社員

信じるものはすぐ割れる
その人の
あとを追って
こんな風に
なってしまった


砕けないよ

砕けるほど
かたくないもの


流れないよ

流れるほど
弱くない、はず


砕け ...
  晴れた
  青い ひかりたちのなかに
  つくえが 落ち葉を待っている

  いりくんだ緑にはずむ
  からすうりのかなしみは
  朱く 苦く あまく

  なんども 熟れ ...
ワイフが俺の顔をじっと見て
「あなた顔色悪いね」
と朝からいう
悪ければ悪いで
ほっておいてくれればいいのに
と思う俺
年を取れば
顔色の悪い日ぐらいあるだろうに
田舎で鳴らすパンプスの音は
アスファルトと喧嘩をしているようで

沈黙の町に突き刺す矢の道
着飾った自分を恥じた後で
鏡を見る気にはならないから

タートルネックを折り返しながら
顔を ...
茄子の煮浸しではないけれど
この星に入り浸っている
それが何の因果応報かはわからないけれど

人間が
人が
ヒトが
そして私が生きている実体
生きている正体

ヒトの煮浸しは
美 ...
詩は朝食前に書いている
夜が明けない前に起き出して

詩は出勤前に書き上げる
汚れた水を絞り出すみたいに

私が私であるためには
どうしても詩が必要だ

理由はわからない
たとえ解 ...
我が家には猫はいない
何の動物も飼っていない

隣の家の猫が
我が家によく遊びに来る
優しい性格の三毛猫

いつものように庭で寝ている
撫でても起きないぐらい

安心しているようで ...
老いた虎がいる
四肢は痩せ、臥せっている
しかし、その眼からは咆哮がのぞく

虎よ、虎よ
わたしはおまえになりたかった

虎よ、虎よ、おまえは
無駄や無理や、と吠え
わたしの頭をね ...
天の川      A train crossing
渡る列車     the Milky Way
         is
忘れられて    forgotten
         and has ...
きみの呼吸は、いつもきみの近くにいる。
きみの温度も、いつもきみの周りにある。
いつだって、きみの命はきみの味方で、すぐそばできみの全てを見守っている。
だから、一人ぼっちでも大丈夫。
き ...
思いどおりにならない

今日一日さえ

ましては人生も

思い通りには

はこばない

待たねばならない時がある

全ての時に時がある

飯を食らうのに時があり

寝転 ...
手紙がある

うす桃いろの
手ざはりのよい 小ぶりな封筒の
崩した文字の宛て名も品が良い
封を切つて なかを開けるに忍びなく
窓際の丸テーブルに置かれてゐる

さて 何がか ...
 いつまでも花のように笑んでいてほしかった―――
 この世ではじめて美しいものを見たと思った。彼女の瞳の中にはいつも星が宿っていた。その星は真昼でも太陽にまけず照り輝く、地上で一番明るい星だった。そ ...
青空 雲一つ浮かび

景色 燃えるように色づく

窓辺に陽光 差し込み

ひかり散らばる

初冬の空気 冷たく冷え

朝晩はコタツに頼る

時は移ろう 春夏秋冬

人は年老 ...
たわごとばかり くりかえす
いいえ ざれごと などと いう

癒えぬ傷なら 云えぬもの
家なき家鴨が繰り返す水音

水面に跳ね返る自らの表情
視力が良くないから 確りとは見えない
...
近ごろワイフが
怖いことを
平気でするようになった
食事の後自分の入れ歯を
平気で食卓の上にそのまま置くようになった
人の入れ歯は
いつ見ても怖い!
空白 余白 余韻 

無音 ない ない ない

白 しろ 

何もない 

ただテーブルにみかん

ひとつ

空間 から 殻 からからと

無 無 

空っぽの私に
...
詩を歌う人は月が好きなんだなぁ

分かるよ

こんな身近に
夜空にたったひとつ
あんなに美しくて あんなに悲しいものは
そうあるものではないからね

僕もその一人
貴方もそうなので ...
ゆうべは久しぶりで甘い夢を見た
若いかわいい女性と
ホテルで偶然出逢って
デイトする夢を見た
俺には女房がいるといっても
好きだからつきあってほしいといわれた
なんでこんな夢を見たのかわか ...
だるまさんが
転んだ
そこにいたはずの
みんなが消えた

時の流れに
目を瞑りながら
眠ってしまった
呼吸を残して

戻っては来ない
人の足跡を
散りゆく落ち葉が
埋めていく ...
小学生の僕
真夏の昼下がり
祖母の家で寝ていた
自由人の昼寝だ
窓を開けて寝ていた
網戸を閉めて寝ていた
虫に食べられないように

思い出したかのように降ってきた
雨の音を聞いていた ...
食用の動物を見ると美味しそうにみえ
食外になるとかわいいのだ
違いはなんだろう?
醜いから食べるのか?
綺麗だから食べられないのか?
食品になってもすべてを食べてもらえずに
捨てられるもの ...
文字通り、惚気るためのスレッドです。
過去の恋愛の嬉しかったこと、幸せだったことも大歓迎です。
♂×♂、♀×♀の方達も大歓迎です。

恋文
http://po-m.com/forum/thr ...
青星灯る夜に、コールタール色の水底から貴方が呼んでいるのだけど、私は泳げないし、よく見ると確かに星や月が水面に映り込んでいるのだけど、それを捕りに行く気にもなれない。
今日はやめておくわ、と私は言っ ...
命を頂いて生きている
だから頂きます、というらしい
けれどそれはそんなにありがたく
罪深いのだろうか
鶏が産み落とした精の無い
卵をいくつも使ったケーキは
悪徳の味がするのか
命を失った ...
信号待ちで彼の車を降りて
洗面台に忘れた化粧ポーチを
ホテルまで取りに戻る
赤いランドセルの少年が
右手に描いたピカチュウで
セイダカアワダチソウを抜く
高架下の金網の向こうで
焼け焦げたカボチャ頭と
牛乳パックが寄り添ってる
電信柱と電信柱を繋ぐ電線の上に
天使が羽を休めている

天使を数える場合
鳥同様に羽がはえているから
一羽二羽と数え始めたが
途中で断念した
数えきれない

電線が重みで垂れ下がる
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
進入社員イオン自由詩1*18/11/17 14:03
ガラスの心犬絵自由詩418/11/17 13:33
すばらしい秋草野春心自由詩418/11/17 13:19
口から出る言葉zenyam...自由詩1*18/11/17 11:32
異邦人ミナト 螢自由詩1*18/11/17 8:10
この星の上からこたきひろし自由詩318/11/17 7:24
私が私であるためには自由詩618/11/17 5:44
隣の家の猫夏川ゆう自由詩318/11/17 5:12
虎よ、虎よ帆場蔵人自由詩4*18/11/17 1:15
AB(なかほ...自由詩6*18/11/16 20:22
きみの味方水宮うみ自由詩4*18/11/16 17:16
時の鐘を待つあおいみつる自由詩3*18/11/16 16:08
秋にとどいた手紙石村自由詩19*18/11/16 15:42
Fiction青星円自由詩118/11/16 12:49
青空雲一つあおいみつる自由詩118/11/16 9:29
掌に乗るもの藤鈴呼自由詩1*18/11/16 9:23
怖いことzenyam...自由詩018/11/16 8:59
みかんあおいみつる自由詩118/11/16 8:53
小卒自由詩918/11/16 8:50
甘い夢zenyam...自由詩018/11/16 8:08
解散ミナト 螢自由詩4*18/11/16 7:53
少年は自由だった小卒自由詩318/11/16 7:51
同食リィ自由詩2*18/11/16 5:32
☆の♂ろ♀け♂ス♂レ♀ッ♂ド☆会議室18/11/16 0:22
高温星青星円自由詩318/11/16 0:20
シュガー・ブルース帆場蔵人自由詩818/11/16 0:00
I wantmizuno...自由詩218/11/15 23:59
you to自由詩118/11/15 23:47
notice自由詩018/11/15 23:03
洒落にならない風景こたきひろし自由詩218/11/15 22:23

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4.11sec.