暗く清い女の子だった
こんなに、水のように柔らかい裸足では
どこへも逃げだせないだろうと思っていた
彼女は星の連なりを蹴飛ばし
夜の幕を裂いて、去った
綺麗な笑顔の残像は流れ星のよう ...
喜びと悲しみが混ぜ合わさって
無と自信にみなぎっている
内に幸福がある
その幸福すらも飽きるのは人間であるから
何も求めない
善なる光に身をあずける
怒りのない人生などない
...
ららぽーとに、お買い物に行くと
優しい気持ちになれる。
終わらない日々の暮らしの水の流れは
ゆっくりと、でもかくじつに、
私をなにも持たないお手軽なストーリーに
スキップす ...
あたし
今日は割と正常に動けたけど
明日どうなるかわからない
消耗して故障して
ジャンク品になるかも
ジャンク品になったら
誰かの部品取りになる
誰かの観賞用になる
何かの実験用に ...
「あたしジャンク品よ
故障品で保証なし
動作不能の恐れあり、返品不可よ」
「現状のままってことか」
「そう、期待されたことはできないの
でも、引き取りてがないのも事実よ」
...
1.
小鳥の声で
目覚める季節
新たな気持ちで
街に飛び出し
行き交う人の
笑顔に触れて
私はナイフを
握りしめた
傷つけることは
刻みつけること
私を
焼きつ ...
右手をピストルにした
銃口は人差し指の先 中指が引き金
銃口を自分のこめかみに当てた 躊躇わずに引き金を引いた
バーン
銃声を口で声にした
死んだ真似をしたら 胸の隙間から冷たい風が吹き込ん ...
春は
どんな味か
東子さんという人がいた
はること読む
読書好きの父親がつけた名だそうだ
和歌とシェークスピアが大好きな人だったがある日
蒸発した
一箸の若草色
おめでとうなの ...
探すことに倦んだ僕を横たえる
腕をつかむ彼らが告げようと口をひらく理由は何だろう?
冷たい壁が生えている丘の向こうから
元気が出る歌とやらを試されている
いや吟味されている、いや選別されて ...
惑星が暮れていくころ
水たまりが1つだけ
水の中
水の色
惑星が暮れていくころ
新しい日差しが充電をはじめてる
父はとても厳格な人で
私達姉弟が幼い頃は
「男が泣いてもいいのは
親を天に見送る時だけだ」
と言って泣く弟を叱っていた
今、泣いている弟と母に
挟まれる形で立つ
その父親の頬に
涙 ...
落ち込んでるときに、
自分も嫌いになって、
何もかもが嫌になって、
胸のあたりも苦しくなって、
何をどうしても起き上がれなかった。
そんなとき普段はしないんだけど、
...
1.
あなたが私を
好きだって
知っていたのよ
私は何とも
思ってないけど
お金になるって
聞いたから
キスして欲しい
キスして欲しい
思わせ振りに
瞳を閉じて
...
ドキドキをありがとう
乾いた心に潤いくれて
脳内物質ビシバシ分泌させてくれたあなたにサンキュー!
待ち合わせの約束なんてもう何年してなかったかしら
少女のような私の心はずっきゅんばっきゅん ...
南のルーキーにとっては棚からぼた餅
北の三代目には渡りに船だったろう
中の親分は放し飼いの犬をしつけた
吠え過ぎてはダメ 吠えな過ぎてもダメ
米の社長は鎮火さえすればいい火の粉さえ来な ...
雑踏にまみれ
一人立ち
逆風に煽られようとも
しっかとしていられる
私は私だから
桜の花が散り去ろうと
さみしさやむなしさは
自分に原因があるものではなくて
人間本来の根本的なものなのだ
だれにもあるものなのだ
べつに自分の性格が悪いから
あるものじゃなくて
孤立しているから
あるものじゃ ...
道端で花が咲くのは
人間に見てもらうためじゃないし
競馬場で馬が走るのは
人間を興奮させるためじゃないし
ましてや
僕が君のことを好きだと言うのは
君のためじゃないし
君が僕 ...
マルクスは言った
労働は搾取だって
ロックは書いた
持たざるものが唯一所有するのは
身体だと
ミヒャル・エンデの物語
灰色になってしまった
シジを見て、
モモは叫んだ
時の花 ...
自らを美しく飾り立てて
美しさを測る試験に合格した君には
これから静かに醜くなっていく義務が課されている
晴れた青空が虚構であるように
君の抱いている夢や希望も虚構に過ぎない
現実は大地のよ ...
ばかやろう。
掛けていた布団を蹴っ飛ばす。
揺れるカーテンに隠れた化けネコ。
4月の昆虫くさい風は
命の匂いなのか。
新しい命。と
握り潰された命。
乾燥 ...
燃える棺桶のなかでは 遺体は一瞬生き返るらしい
しかし その様を実際に見ることができるのは斎場の職員だけに違いないから
自分の目で確かめる訳にはいかない
故人を忍ぶ語らいのなかで 言葉少なか ...
嫌々ではなくて
愛をもって協力する
大勢いれば
大きな力が生まれる
対応も早くなる
何が起きても大丈夫
協力し合えばいい
良い変化を生み出せる
誰の心の中にもある
協力し ...
寂し気な横顔に紅玉の涙。
野良犬の遠吠え。
都会で感じる孤独。
湖面に広がる波紋。
雪解け水の流れる小川。
都会と田舎の狭間。
煙草で補う時間の浪費。
尖った神経の矛 ...
昼過ぎに目が覚めて自暴自棄になってしまった日曜日の午後とか
誰にも祝ってもらえなかった誕生日とか
きみはそういう記憶に名前をつけて
また水槽に沈める
きみの水槽がまだ空っぽだったこ ...
それはどんより曇ったある日のことでした
庭の方から大きな物音がしましたので
訝しんで見に行きますと
希望が倒れておりました
身にまとった服は汚れており ところどころ破けておりまして
顔は痣 ...
届かない手紙だとわかっているけれど
あなたへ書こうと思う
どんなに悲しくても
どんなに寂しくても
受け入れるべき時がくる
呆然とし拒否して
怒りで身悶えしても
私の時間は停まらないのだか ...
真っ赤な花は
咲いたまま落ちた
だれもそれを見ようともしない
真っ赤な花は
落ちたまま咲いている
落ちたことなんてどうでもいいかのように
背筋を伸ばそう
空に引っ張られるようにし ...
ヒマワリとしてやっています
根っこを広げて咲いています
ヒマワリとしてやっています
葉っぱだってこんなに広げて
太陽を向いているのではなく
太陽と宇宙の間を見ています
闇と光がせめ ...
宗教に救われるならそれはそれであり。
私はあのバンドを崇拝しよう。
いつまで続くか分からんが、
好きに理由をつけて愛してあげる。
夜が窓ガラスに反射して
この世界は広がってい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
喉もと
印あかり
自由詩
7
18/4/29 18:04
悟りの境地
moote
自由詩
1
18/4/29 12:10
休日は、ららぽーと。
秋葉竹
自由詩
2
18/4/29 11:12
あしたジャンク品
イオン
自由詩
2*
18/4/29 9:34
あたしジャンク品
〃
自由詩
1*
18/4/29 9:34
通り過ぎる春
花形新次
自由詩
1
18/4/29 6:55
鉄棒と絶望を間違えて
こたきひろし
自由詩
1
18/4/29 6:34
春から
ふるる
自由詩
0
18/4/29 1:10
疑問符
〃
自由詩
1
18/4/29 1:00
_
雨へのダブリ...
自由詩
2
18/4/28 22:38
厳しい人へ
しょだまさし
自由詩
7*
18/4/28 22:15
プロポーズ
秋葉竹
自由詩
1
18/4/28 22:03
Middle age dreamer
花形新次
自由詩
0
18/4/28 21:32
安全日の三十路女
木村きむ
自由詩
1
18/4/28 21:31
風刺漫画
ただのみきや
自由詩
2*
18/4/28 19:20
今日の決心
坂本瞳子
自由詩
1*
18/4/28 16:45
さみしさやむなしさ
ホカチャン
自由詩
0
18/4/28 14:19
誰のためでしょうか
TAP
自由詩
1
18/4/28 12:23
マルクスは言った
たこ
自由詩
0
18/4/28 12:03
新入社員
葉leaf
自由詩
2
18/4/28 11:47
化けネコの怨返し
水戸 うしん
自由詩
5*
18/4/28 8:42
柔らかな土
こたきひろし
自由詩
2
18/4/28 6:47
協力
夏川ゆう
自由詩
2
18/4/28 5:14
再起
ヒヤシンス
自由詩
4*
18/4/28 4:42
ぷかぷか金魚
tidepo...
自由詩
5
18/4/28 2:07
希望と過ごした日々のこと
TAP
自由詩
1
18/4/28 0:53
届かない手紙
文字綴り屋 ...
自由詩
2*
18/4/27 23:12
椿
朧月
自由詩
2
18/4/27 22:09
ヒマワリとしてやっています
ブルース瀬戸...
自由詩
2*
18/4/27 21:05
思想と愛
藤沢
自由詩
1
18/4/27 18:37
1097
1098
1099
1100
1101
1102
1103
1104
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1115
1116
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1136
1137
4.15sec.