感化されようとは
思わないが
あの目は純粋なのです
どんな幸福を
謳う人のそれよりも
憑かれた目
ててんたたん ととんつてん
きしゃ はしってる
ててんたたん ととんつてん
きしゃっていうか きしゃじゃないの
それくらいは しってるし
でんしゃれっしゃ れっしゃでんしゃ
...
実家の仏間では
北の方角に手を伸ばし
いつでも笑い出す
生まれて間もない甥っ子。
姿かたちは見えなくとも
かわいい孫に会いたくて
ふらりと帰ってくる父が
楽しいひとときを過ごしている ...
美しい紅葉の写真を撮るために
20キロの荷物を背負って登ってきたというシルバーと
山小屋で同室になった
カメラと三脚がかなり重量があるという
今回は軽いほうだという
僕が朝4時頃起きた時には ...
我が麗しの相棒
コードネームはP-01G
ガラケー族街道爆心中
脱線は許されない
ダジャレは御洒落
オサレは最高のアイテム
光る宝石をゲットしたら
天国と会話できるのだ
そんな ...
父にあやされて
ようやく眠る小さな小さな甥っ子。
ぽん・ぽん・と背中に優しく触れて
胸にかかる寝息を浴びながら
空を見上げて呟いた。
「ぼくはもう、何もいりません。」
遠い昔
...
狭い狭い座席に押し込まれている
にらみつける視線の先で計器盤にひしめき合うメータが囀る
昼、透き通った天蓋は憎たらしいほど美しく蒼い空を見せつける
悪意ある小宇宙だ、ここは
凍 ...
初孫の頬に触れる父の大きな手
きゃっきゃっと笑う声を聞けば
今度はそっと頭を撫でる。
母となった娘の腕の中
ぱたっ・ぱた・ぱた・と動く
ちいさな手足を眺めれば
目尻もだらしない程垂れ下 ...
あなたはもう家に着いて
私のことを忘れたころかしら?
チャイナタウンの雑居ビル
二階窓から手をふれば
お調子者らが囃し立てる
酔っ払いとマフィアの縄張り
ランタン通り
おかえりなさい ...
世の中から
不要な人間を無くしたい
自称詩人を根絶したい
働かない自称詩人の
クソみたいな生活を
私たちの子供が支えるなんて
そんなことがあってはならないのです
「餓えや病に苦し ...
山に登っている
高い高い山に登っている
一人じゃない
みんな登っている
上は曇っていて見えない
下は歩いてきた道がそのまま崖になる
登る 登る 登る
歩き続けなければならない
...
茜色の雲から
茜色が抜けていくのを眺めていた
わずかの間に光を失い
灰色の雲に戻っていく
その色を目に焼き付けて
覚えておこうと思ったのに
ほんの少し
視線をそらせただけで
もう ...
なんにもない
なんでもない
ぽかんとあおぞらあけまして
しずかなかぜがふいている
むおんのかぜがふいている
なにもないわたくしは
まちのけんそうのただなかで
たいこのおとをきいている ...
トーストにバターを塗るナイフが
会話のように渡されることなく
淡々とした世界に割り込む
七時のニュースが今日も聞こえる
誰かが踏み外した人生の
後始末を映すナイフの先で
鈍く光 ...
隣で女は濁音立てて鼾をかいている
ついさっきまで
愛しい人も発情すれば夜中に哭いてやたら煩かったのに
事が終われば
疲れて眠ってしまったんだろう
だけど
事が終わっても
男は眠れなくてぼ ...
不幸は
あなたのせいじゃないんです
幸福なやつらは
幸福は俺のせいだ!
不幸はお前のせいだ!
とよくいいますが
不幸は
あなたのせいじゃないんです
めぐりあわせなのです
遠い遠い過去 ...
その木製の寝台はきっと
幾度もさびしい月夜と寒波を迎えつづけて来たがゆえ
あの月の桂と同様のものに変質してしまったに違いありません
その柔かな布団はとうとう彼女の豊かな乳房となって
ぼくという ...
あたしは
決して、一途ではないんだ。
あなたの言葉に
心が、
鍵をかけられただけなんだ。
朝、子供の送り迎えのことで
言い争いになった
連絡をせずに
同僚と飲んで帰った
テーブルのコンサータ錠と
クリスマス会のおしらせ
ホワイトボードに
冷蔵庫にプリンがあ ...
ど根性ガエルで
一番好きなキャラクターのことではない
今、巷で流行している病気を
私はそう呼んでいる
梅さん、梅さん
何故梅なのかは知らないし
知りたくもない
ただ、梅さ ...
月見草のいちりんは、首をかしげて、
何を見るのだろう。
何を見ると思う?
それは、月の影。
心の音。
砥石にかけられた、街のかけら。
──知っている?
死は、前からはや ...
連休最終日
旅行から帰って来た家族が
「あんなに楽しかったのに
明日から会社かあ」
と悲観にくれたお父さんに
惨殺されたとしたら・・・・
最近のお父さんは
お父さんではない ...
陽の位置がかわって
もも色がなくなってしまいました
と
テレビは言ってる
そんなの時代おくれだよって
時代?
スカーフの柄とか、べんぴがちのオーエルとか
ずぶずぶのくつ下とか ...
風一吹き静まる街に冬陽射す
ぽかんとして我一人居る冬陽の底
帰ろうよ声の木霊する冬の暮れ
声と声が交わるあいだ
柔かな光が横切って
わたしは不意にいなくなる
うねる大気が木霊して
髪の毛の中に光を通す
黄金の束が揺れる稲のよう
頂上に黒い影が伸びても
この道で変わると決めた心は
本音を伝えるための声を抱き
誰か私を摘んでくれないか
唇を押し当てる風のよう ...
冷房のついた部屋から出たくない気温は高い熱帯夜は続く
汗ばんだ身体の匂い夏のもの目に映るもの暑さの光
西瓜食べ少し涼しくなる身体瑞々しさが暑さを消し去る
金曜日明日は土曜日日曜日予定 ...
歳月は嵐の匂いに満ちて
摘まれた山稜にまなざしは落ちる
月は疲労し太陽は虚脱し
連鎖する葉の陰影ばかり鮮やかだ
夜は二人の安らぎを警察し
二人はそれぞれの手の形を映し合う
この最果てまで狭 ...
ひなげしの複製画
NORDISK FAXE2
呼吸器につながれて
静かに眠る男に
盲導犬が寄り添ってる
階段を上り屋上に出ると
冬の風が冷たく
月は高い
子供の頃に ...
いつからかどこかからずっと聞こえている小さな悲鳴は僕のものなのかもしれないしあるいはまるで関係のない誰かのものかもしれない、ポータブル・ラジオがたまたまどこかの国の電波を拾ってしまうみたいに僕 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
感化
ナンモナイデ...
自由詩
5*
18/11/29 18:02
きしゃ
R
自由詩
2
18/11/29 16:08
じーじ。
梓ゆい
自由詩
1
18/11/29 15:44
カメラ
zenyam...
自由詩
0*
18/11/29 9:10
じゃ
藤鈴呼
自由詩
0
18/11/29 8:41
些細な幸せ
梓ゆい
自由詩
1
18/11/28 23:32
皇墜
高原漣
自由詩
0*
18/11/28 23:21
おじいちゃんになった日
梓ゆい
自由詩
1
18/11/28 23:20
lantern street
mizuno...
自由詩
0
18/11/28 23:02
子供たちのために
花形新次
自由詩
1
18/11/28 21:38
登山
小卒
自由詩
1
18/11/28 18:13
茜色の雲
Lucy
自由詩
12*
18/11/28 16:28
かぜ
ひだかたけし
自由詩
6
18/11/28 15:20
処刑
ミナト 螢
自由詩
1
18/11/28 8:26
濁音のない日々
こたきひろし
自由詩
1
18/11/28 7:56
不幸
zenyam...
自由詩
0
18/11/28 6:54
垂乳根の月
本田憲嵩
自由詩
7
18/11/28 1:29
鍵
巳 砂
自由詩
2
18/11/27 23:42
regret, dead end
mizuno...
自由詩
2
18/11/27 22:07
梅さん
花形新次
自由詩
1
18/11/27 20:26
(無題)
la_fem...
自由詩
3*
18/11/27 20:14
アリエール
花形新次
自由詩
0
18/11/27 19:58
もも色
はるな
自由詩
0
18/11/27 16:09
冬陽
ひだかたけし
俳句
4
18/11/27 14:22
街角にて
〃
自由詩
9*
18/11/27 11:11
メッシュ
ミナト 螢
自由詩
2*
18/11/27 8:08
ワクワク
夏川ゆう
短歌
1
18/11/27 5:04
積まれた夜
葉leaf
自由詩
1
18/11/27 4:38
最後の
mizuno...
自由詩
2
18/11/27 1:37
御免よ、僕には気づいてあげることが出来なかった
ホロウ・シカ...
自由詩
2*
18/11/26 22:54
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1116
1117
1118
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1120
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1123
1124
3.9sec.