スカートを履くと
股間が震える
解放された
器官を放り出し
投げ売りにする
みたいな軽さを
乾燥した空気が
読み取った
スカートの下に
ジャージを着ると
生々し ...
喜びもない
平安もない
愛もない
ただただ途方に暮れている
人は道徳や戒律では救われない
清く自分を律しても
それでは救われない
人は死ぬまで罪を犯す
罪人だから罪を犯す
...
誰も寝ていない寝台の上に
まだ戒名の付いてない
母の骨箱を座らせる
ダウンロードしておいた
浪曲を流す
追い追いと涙が溢れる
こころに穴がある
その穴を覗くと君が見える
かわりにその穴を塞ぐ人はない
それが夫婦というものかもしれない
落ち葉が舞ってる君を追いかけて
スニーカーの底で中敷になる
君を支えているんだと思える心強さを
震える身体で伝えようとしたのに
眠りに落ちて低くなる体温
君を冷たいまま放置していた
...
愛情はひとつでも
愛情表現は人さまざまだ
黙って見守るのも
愛情表現なら
いちいち心配するのも
愛情表現だ
場合によっては
厳しく注意したり
たたいたりするのも
愛情表現だ
愛情は ...
今朝は小さな喜びが
2つもあった
ひとつは
プランターの中にほうれん草の芽が出ていたこと
ふたつめは
地域に二人しかいない小学生のうちの
一人の二年生の子が
通りかかって元気よく
「お ...
時事ネタ。たとえば政治について。ニュースのような詩があるとして。政治への不満や批判を詩にするほうがましなのか。そういう自己の主張をベースにした政治的、時事的なという感じの詩に少し違和感を感じてしまう今 ...
駅のトイレの個室の壁に書かれた
作者不明の一文
それに
興味をそそられた
読んでしまった
用を足しなから
読んでしまった
俺は失敗して彼女を妊娠させてしまった
出来ちまって ...
宵の切りくち、触れて、きっとベルベット。本当の黒なんてどこにもなかった。なでた場所から裂けていく夜をかがり縫う。濃紺であり、薄墨の、暗いからよく見えない、黒ではない黒色。ひと刺しごとに指先へと重くのし ...
『大嫌い」だって
言ったって
言葉だけだろ
わかんない?
嘘つかれてもわからないのは
けっこう真面目に好きだからかも?
ただ純粋にまっすぐに
歩けるわけなどないからね
帽子のツ ...
私が君を好きなのは
欲しい言葉をくれるからだ
わたしが君を好きなのは
下に見て安心できるからだ
わたしがきみを好きなのは
私なんかには目もくれないからだ
君が私を好きなのは ...
立ち入り禁止のビルに忍び込んだ真夜中
インスタントラジオからの呼び声を頼りに
僕達は星が一番近くで見える屋上を目指した
星座の名前なんて何一つ知らないままで
手すりから身をのりだして大声で ...
夜のなかで今日も音楽を聴く。
聴いているうちに、音楽が星のように光ることがあって、
だから音楽は夜に似合うのだろう。
音楽は、歌声は人を落ち着かせる。まるで絵本の読み聞かせのように。
優し ...
あくまで
熊にとっては、だ
そこで
はたと思う
富士山麓に熊はいるのかと
いたら
自称詩人の死体だって
少しは役に立つってもんだ
生まれて初めて
食物連鎖に
加わることが出 ...
ook up to the sky
and you’ll see the stars
shining in silence
sleeping in silence
look back to ...
秋が来て
少し硬くなった
夜と言う果実
その表皮を
ゆっくり
ゆっくりと
冷えたナイフが
削り取っています
水のような風が
ダイアモンドの粒を
吹き上げながら
刃先へと運 ...
靴の中で
転がる小さな石を
親指の先で
ゴールに決める
僕の足にだけ
ボールが集まる
不思議だなぁと
思いながら
シュートを外しても
狭いピッチで
回ってくるパスを ...
宇宙の冷たい感触が 朦朧とした頭に響く
世界の一様な無表情が 奥まる意識を取り巻く
(フォークとナイフがぶつかる音、砕けるグラス)
世界は今日終わるかもしれず
それなのに宇宙は爆発と沈黙を貫く ...
ボールペンの先で泡立てている
思いを言葉に変えられたなら
メレンゲのような柔らかい気持ち
心に挟んで飛んで行きたいよ
頭と背中を洗ってみたくて
側に行っても良いですかなんて
言 ...
ハロウィンに、
魔女の眼をして貴女に逢うわ、
貴女に逢うため空を飛ぶ。
山の貴女のそばがいい、
さいわいあれから一年経つし、
山の貴女に逢いたいな、
さいわい今日は晴れてる ...
雨女の女性社員と営業にやっぱり雨が降ったと笑う
晴れになり予定通りにバーベキュー会社仲間と賑やかに過ごす
お茶漬けをたまに食べると美味しくて毎日食べても飽きないだろう
紙芝居娘が作り ...
ささやくように
話しかけてくる
冬の足音
秋の終楽章の
フィナーレは
もう間近
木枯らしのような
冷たい風が
吹き抜け
舞い落ちた枯葉 ...
その頃
私は手紙に執着していた
記憶の引き出しにしまってある
その頃という一定の期間には
時間の埃がそれなりに積もっていた
ある日
何となく引き出しの奥から探し出して
太陽の光に ...
テレビの入った箱があって
その中に僕が入って
目の前には彼女がいて
(実際には彼女に関するデータだが)
二人の間にはガラスで出来たテーブル
その中には彼女が集める美しい切手
僕が集める美し ...
夜の高速フラフラふらり
逃げたばかりのニホンライオン
計算式も忘れちゃって
嘆くよりも笑うよりもフラフラ
自由に出来るプラスチックで
自作の檻を作って
結局は投げ銭目当て
忘れちゃってニ ...
ゆったり周りながら 土星が帰ってきて
きらきら揺れる 環が合図のように
ほら、そろそろ生まれ変わらなきゃと
僕の靴紐を 流れ星が引っ掛けて
解いていった
踏み外した先で
...
ねむたい灯りのすべてにいちいち
湿度や数や記号がついている
おもえば ずうっとまえ
まぶたがまだ無かったころから
ふえることが課題だった
ふえ、進むこと
まだいくらでも捨てるものが ...
浅瀬に住めない深海魚
空を飛ぼうとするにわとり
青い空
ボロい外車とパンクな少女
乾いた匂い
空に浮かんだ石の城
読み手を失くした物語
沖を行 ...
真面目さの欠片もない
承認願望だけは
めったやたらと強くて
表面上は善人気取りだが
痛いところを突かれた途端
とんでもなく下品な
暴言を吐き散らかすか
冷静を装いながら
薄っぺらい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
制服
ミナト 螢
自由詩
1*
18/10/24 16:42
信仰によって
あおいみつる
自由詩
1*
18/10/24 13:46
預けるまで
ナンモナイデ...
自由詩
10*
18/10/24 12:55
心の穴
あおいみつる
自由詩
3*
18/10/24 11:31
帰り道の詩
ミナト 螢
自由詩
2*
18/10/24 8:58
愛情表現
zenyam...
自由詩
1*
18/10/24 8:53
小さな喜び
〃
自由詩
1*
18/10/24 8:00
時事詩、言葉並べ或いは作者の楽しみ
腰国改修
散文(批評...
1+*
18/10/24 7:57
呼ばれて振り返れば
こたきひろし
自由詩
3
18/10/24 7:35
夜をかがる
青花みち
自由詩
4*
18/10/24 1:59
とまらん
立見春香
自由詩
2
18/10/24 1:22
理由
青井とり
自由詩
1
18/10/24 0:35
タキオン
1486 1...
自由詩
2*
18/10/23 23:33
絵本
水宮うみ
散文(批評...
1*
18/10/23 20:24
富士山麓のおいしい死体
花形新次
自由詩
0
18/10/23 20:23
sleeping
1486 1...
自由詩
2*
18/10/23 18:44
夜
ゴデル
自由詩
7*
18/10/23 18:26
ハットトリック
ミナト 螢
自由詩
2*
18/10/23 18:11
無表情な感触
ひだかたけし
自由詩
10
18/10/23 11:43
メレンゲ
ミナト 螢
自由詩
2
18/10/23 9:44
ハロウィンの夜
秋葉竹
自由詩
7
18/10/23 7:40
紙芝居
夏川ゆう
短歌
3
18/10/23 5:02
過去からの旅人
st
自由詩
5
18/10/23 4:49
恋文がバイクに乗って来たとは言えなくて
こたきひろし
自由詩
3
18/10/23 0:58
箱
腰国改修
自由詩
0*
18/10/23 0:53
ライオン
〃
自由詩
1*
18/10/23 0:24
土星回帰
赤椿
自由詩
2
18/10/22 23:06
ふえる
はるな
自由詩
5
18/10/22 22:03
秋
かば
自由詩
2
18/10/22 20:19
自称詩人が嫌い2
花形新次
自由詩
0
18/10/22 19:56
1084
1085
1086
1087
1088
1089
1090
1091
1092
1093
1094
1095
1096
1097
1098
1099
1100
1101
1102
1103
1104
1105
1106
1107
1108
1109
1110
1111
1112
1113
1114
1115
1116
1117
1118
1119
1120
1121
1122
1123
1124
3.63sec.