菊の花がゆるく風にゆれて、
黄色いほほえみをうかべ
この部屋にちいさな笑い声がうまれる。

ほろほろほろ、と
ちった花びらは
ベッドのよこにそろえられた
黒色のスリッパのなか ...
夕暮れ時の公園で

ブランコに乗りながら

ぼんやりと過ごしたいけれど

そんな時間はない


ぐったりと疲れた身体を

なんとか騙し騙し

やっとの思いで家へ帰る


...
美しすぎない朝に
美しすぎないコーヒーを
美しすぎない新聞に
美しすぎないこの国の出来事
庭を手入れしよう
美しすぎることのないよう
美しすぎない噂話が
この街で語られることだろう
美 ...
自動販売機のHOTが消えて
両手を温めるものがないよ

頬を横切る冷たい北風が
弱々しい陽射しを打ち砕き
トレンチコートを透かす光が
微かに僕の体温を上げる

明日になればめくるカレン ...
the amazing, blazing lights
have started to orbit your sight.
so look at these magnolias,
swi ...
 詩に目的はない。詩に価値はある。言葉の自由な使い方や、美しい使い方のお手本となることができる。それは、実践の中から生まれるだろう。つまり、胡乱な態度で書かれていれば、それなりにしかならないのである。 ... 共感者が続出!
サクラサク。
おいしい季節がやって来ました
ウソ!?コレ一本でこーんなに?
99%カットでいつでもゴキゲン

でも安心今なら漏れなく先着CMの後もチャンネルはどどーんお値段 ...
さざ波が起きてる河面風がある妻いる身でも恋は芽生えて

気になって仕方ない人いるんだよ若い女に心さざ波

型通り生きているのが正解で踏み外したら不正解かよ

だからもう先は見えてる短いし何 ...
このさびしさは私だけのもの
私だけのさびしさに色をつけられはしないさ


人も集まれば塵になるらしい
人も流れて波になるみたいに

満員の電車には乗りたくないけど
乗らなければならない ...
主観的な罵倒を受けて、ああ自分はクソガキなのだなあ、と思ってみた
言葉というものは向けられない限りいつまでも心を苛むもので
自分はその厚顔無恥で役立たずで何の取柄もなさそうな薄汚い服を纏ったまさし ...
繰り返す月の宴の新月に
死者に呼ばれる女郎花(おみなえし)咲く


鏡という悲劇をうつす斜めから
なんど斬っても残らない傷


虚ろな眼春の終わりに死ぬ虫が
浮かんで落ちる写真を撮っ ...
あなた、きゅうり好きよね
 いつも待ち合わせで
 50m先からきゅうり持って
 走って来ておまたせーって
 目の前でポリシャキーって
 かじるよね
それでニコーって笑って
真っ白い出っ歯 ...
うたをひとつ唄うにしろ
ことばをひとつ紡ぐにしろ


なにか欠けているようで


なにひとつとして伝わっていないのに
すべてわかっているふりをして


キミヲサラッテ ...
死なないことは分かっていても

発作がおこるとびびってしまう

曇り空の夕方が群青いろだから


僕らはまるで群青のサンドイッチ


死なないことは分かっていても

発作がおこ ...
鎌倉時代のその昔から

ぼくらは弱者が大好きだ

お風呂でしたか

引っ越しは終わりましたか

始まりましたか

過激な昔話や阪神タイガースの話し

子供に呆れられるくらい
...
 透明の鉄格子が罰を呼び、罪を阻害する
 赤、病める魂を込める格子は鮮やかだ……

 外に出たら俺は何をするのだろう?

 蜻蛉の目玉が現世と隔たり、
 幻影の母が夏の連続体を生み出した
...
鶺鴒はすばしこく歩き雲雀は高く囀っている
生憎の曇りだが風は早足
日差しが覗けば芝桜も蜜を噴くだろう
虫たちが酔っ払って騒ぎ出すほどに
脇目もふらず歩く老人の後を付ける
サメの背びれだけが光 ...
なにも持たなくてよい
さまよえるあのころの
忘れられない絶望さえ
むねのおくに刻み込み
あすを夢見ない現実を
わきまえているだけで
そのまま生きてゆくと
だれにすがることなく
...
たとえ、評価されなくても、たくさんの人に読まれなくてもいい。
僕はただ、誰かの心に残る言葉を書きたい。
僕のなかに言葉を残していった彼らは、僕にとってとても大切な人達で、心のなかでずっと輝き続けて ...
子どものまま大きくなって
個性という穴に閉じこもった
大人の個ども

穴の中で気が付いたら
体が大きくなっていて
出られなくなった

引き出そうとすると痛がる
穴を広げようとすると怖 ...
それが蛍というのなら

それを蛍という人達が
優しい微笑で小鳥をつつむように
佇んでいる

それが蛍というのなら
どんなにか幸せな人達なのだ




ヤマホタルブクロ

じ ...
なんだかとても無意味で下らない詩を




今これから書きます








というのも本当は



閃いたけど書きた ...
セックスも







SNSも

...
わたしは、姫ぼたるが好き
わたしは、姫ではないけど

わたしは、わたしが好き



ほんのすぐそばの、
ちいさな池、かな?

まいとし5月もいまじぶん
姫ぼたるが飛び交う ...
つま先で
みてた空の継ぎ目を
そっと裁つ鋏
皮膚のうらがわで
咲いた
あおい花のいろ
にごって、曇った
くちびるの
すきま
そこなわれた血と
その清潔を
しずかにあらう木 ...
通夜のさざなみ

鯛の骨がのどに刺さって
死んでしまうなんてね
或る死の理由が
人の口から口へとささやかれ



悲劇

重力がない世界では
シャボン玉も落ちてはこない
だか ...
今まで拍手を貰ったことは
照れているうちに忘れてしまった

濃密な思い出ほど哀しくて
同じ雨に打たれた君が好き
ブラスバンドの演奏に隠れて
飲み込んだ言葉はひと足遅い

明日は何もなか ...
眼ヂカラが強すぎる わたしは魚
君をみつめている

魚だからまぶたは無い
目を閉じることはかなわない

誰よりも雄弁な眼を持つ宿世がつらい
泣きたくて壊れそうだけど泣けない

そ ...
ぼくの家には湿度計が必要なんだ
ウエットなときには彼女とけんかするから

ぼくはすべてを知る職人になりたかった
ぼくはすべてのものを所有したくなくて

変化するものが大嫌いで
でも固定さ ...
○「失敗追憶」
たとえ正しいことであっても
順序をまちがえるとうまくいかない
鍋に入れる順序をまちがえると
おいしい料理ができないように
若いころは順序なんてあまり考えなかったが

○「 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ほろほろほろ、と秋葉竹自由詩318/5/27 20:44
証明文字綴り屋 ...自由詩3*18/5/27 16:43
美しすぎないやまうちあつ...自由詩318/5/27 14:50
エイプリルフールミナト 螢自由詩218/5/27 13:34
Of another dirty side草野春心自由詩118/5/27 12:42
詩論黒髪散文(批評...3*18/5/27 11:14
枯渇なけま、たへ...自由詩018/5/27 10:23
さざ波こたきひろし短歌218/5/27 10:07
さびしさを自由詩118/5/27 9:17
クソガキ氷鏡自由詩018/5/27 7:40
星のさざなみ秋葉竹短歌618/5/27 5:18
あなたが好きです狩心自由詩5*18/5/27 2:30
異世界ダイアリーKQ自由詩118/5/27 0:42
群青のサンドイッチペペロ自由詩618/5/26 23:48
ぼくはうれしい自由詩218/5/26 23:42
わるいゆめ(故郷に思いを馳せている人の歌)古具をふね自由詩018/5/26 22:13
老人ただのみきや自由詩5*18/5/26 21:40
ソレガミライ秋葉竹自由詩118/5/26 21:31
元気水宮うみ散文(批評...3*18/5/26 19:56
大人の個どもイオン自由詩1*18/5/26 19:20
フラグメンツ/ほたるAB(なかほ...自由詩318/5/26 19:09
なんだかとても無意味で下らない詩TAT自由詩218/5/26 19:06
セックスも短歌018/5/26 18:34
姫ぼたる秋葉竹自由詩118/5/26 18:01
さみだれむぎのようこ自由詩118/5/26 17:23
ふたつつむじのゆくえそらの珊瑚自由詩19*18/5/26 16:14
再生ミナト 螢自由詩318/5/26 16:07
恋する魚46U自由詩5*18/5/26 12:34
湿度計のうた梅昆布茶自由詩818/5/26 10:37
独り言48集     ホカチャン自由詩118/5/26 9:53

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加筆訂正:
老人/ただのみきや[18/5/27 13:23]
誤字修正しました。
老人/ただのみきや[18/5/27 13:09]
何文字か直しました。
老人/ただのみきや[18/5/26 22:57]
誤字修正しました。
3.59sec.