闇さえわたし
照らすことのない
光さえわたし


鉄柵の奥の
まぶしい水
冷たくひらく
ふたつの香り


二重の曇
二重の径
まがいものの絵筆の空を
白 ...
「家族は唐揚げ」
どこからともなく
湧いて出た
その一句
そのしゆんかんから
なにゆえか
俺の心を とらへて離さぬ

幾百万もの言葉があり
百の何乗だかの組合せがある中で
天使 ...
空へと向かって
伸びる手の先は
まだ開く前の
蕾を留めた
ボタンみたいな
小さな王国

掛け違えることなく
咲く花を
手紙に添えて
送るほどピュアな
時代を思えば

今や写真 ...
層成す緑が揺れています
奥まる樹木の向こうは白々、
高曇りの空に薄日が射し
何とも爽やかな風情です

(こんな景色のなかに居ると
身体中が透き通って
うっとり懐かしく溶けていく、
そん ...
  
 
 昨日の信念と、今日の信念が変わる人が居る。
 
 一貫性の無い嘘つきだと、人は言う。
 
 そう否定する人は、今を生きていない。
 
 今の在りかを知らない。
 
 
...
虹が見えました
時の中で
青い空に
地上と神さまの間に

僕は何処にいるのでしょう?
あなたと自分の隙間でしょうか?
あなたを知らなくても
僕はここに居られるのでしょうか?

...
水ぶくれに縫い針を刺した
ねずみ色の朝 そうだ、サラダでも食べよう

人参を千切りにする
かなり細く綺麗にできた
玉ねぎの生食は胸焼けするから
レンジでチンして、水にさらして
レタスをち ...
更年期が近づいてくる頃には秋霖も枯れているの、彼女はそう言った。

ところでKという若者は今頃どうしているのかと思う。
はじめは仲のよかったSの本性が見えてくると、Kは次第に距離を置くように ...
 
それはン族の世界は存在ない概だったが夢す
る者はいかもしない。しか生活圏外部世をわ
ずかにる、とある員の間ったの仮説流布に
り、そは、我々がく知るあの瓢箪」あるとい
うえが定となっ。これ ...
風俗以外の女性は知らなかった。
不潔かな。欲望が一人で歩き出したら抑えきれない。男子の体の仕組みはそうなってる。
そんな時は誰にも迷惑をかけられないからマスターベーションで欲望を鎮める。
不潔か ...
どこかが開いている
この部屋には
窓がないのに

寝息が 夜をみたし
空の端をそめていく
昏さは
甘えようとすると裏返る

すきだとおもった指あとも
いまいましく沈んで

...
芋ようかん屋の前を歩くと
すいかの指先がきちんと揃う
そのことをししとうは知っている
芋ようかんをおいしく食べる方法は
この手の中にもあるんだけど
熱病を運ぶ大陸の風が
世界の迷路を作る
獲物を付け狙う
狩猟民族の罠は
世界の通路を窒息させた
残像として存在する国家意識が
紙幣の片隅に埋もれる
銀色の錆びついた爪が
空より落下を開 ...
ジオシティーズが無化されたようです。
間借りしてい座っていた我がサイトも
あえなくネットから消えてしまいました。
20年前ニフティからはじめたHP運営
ではありましたけれどもとにかく知らな ...
左曲がりだけで
目的地に着けるでしょうか

右に進行方向を変えたいなら
左を2回曲がって直進すればいい

人生もなんとかなるものだ
メノウのような波
渚にかききえる泡たち
たゆたっているのだ

だきとめたかった
欠けてしまったからだを
小さく、小さく、まるめて

原石の真珠
秘められたままでいい
このまま眠るか ...
彼女はピアノの歩調
酔ったように濡れながら
街角を幾つも曲り公園の
裸婦像の前

肉と骨の鳥籠に
冷たい火ひとつ
切りつけるナイフではなく
やわらかな雨

胸のジッパーを下ろす
...
あなた達とすべる。
小さなおしり達は、
風のやさしい手のひら、
土の広い背中の上を。

都市から遠くはなれた
昼間のような自由な丘で。
そしてあたたかな夜、
星たちと共に駆け上がる。
春眠の身の閂を皆外し 上野 泰

脇 ミミまで歩む ネコまでのろく
三句 お人好し じじばばタイにも気を配り
四句 走る仲達 おサカナ咥え
五句 天然の いとしさ され ...
女性の必需品買い忘れました。
六十四歳父親です。
いくら父親と言っても娘に頼まれた生理用品一人で買えるほどの強い心臓兼ね備えていません。
買い物はいつも十歳年下の嫁と二人です。

女三人と暮 ...
3時にめざめて

2時間、ドラマ

本部からのクレーム

どうしてこうも

世の中煩わしい


言いたいことを言って

ひとのプライド傷つけて

つまらない恨みをかって
...
自分のことをトーマスと呼ぶ少年の体は青く粉を吹いてた

転職しても家事の基本は身に付かず二階の窓の日射しまぶしく

私は大丈夫になると文字が読めるシミュラクラ楽園の地図は模様

両足の無い ...
聖夜
湾岸地帯では
サイボーグたちが
処女を装う若き娼婦を襲う
ナイロンの乾いたシーツを濡らし
彼らが
冷たい肉を落としていく
青い息吹が
水銀柱を上昇させる時
彼らの瞳が虹色に変わ ...
負けないけどため息

つぎに深呼吸

それがため息

いやなことって多い


ぶっきらぼうな演技

痩せた腰に太い乳首

騎乗位とかで果てる


負けないけどため息
...
 桜が散ります

 恋も散ります

 悲しまないでください

 桜は厳しい冬を超えて

 必ず戻って来てくれます

 恋もまた突然に現れます

 でも気を付けて下さい

...
次々と移り変わるテレビの画面をふたり
黙って見ていた
あなたがいま
何を想っているのかはわからない
私は、ただ
あなたに届く言葉を捜して
あなたに触れる手立てを探して

いろいろなこと ...
「YOUTH HOSTEL」


蟹股の威厳保ちつつ
神様のくせに
イヤリングはよせよ
似合わないぜ
知友知友たこかいな
ジミニー・クリケットは歌うよ
When you wish・・・・
ジミニー・クリケットは歌うよ
願えばかなうと

ジミニー・クリケットは歌う
光の射さぬ縁の下で
眠るだんご虫のかたわらで ...
強剪定された関節に
盛り上がる傷
そこから
見えない指を差し伸べる
しなやかな風に 

小鳥が飛んできてとまる

どれほど春が虚しかろうと
生きている限り
痛い 悲しい 嬉しい 怖 ...
手から、たくさんのものを受けとった。
けんかした友達と次の日に、旧友が遠くへ引っ越す日に、手を握り互いを認めた。
母親と人混みの中で、好きな人とふたりっきりで、手をつなぎ存在を確かめた。
おじい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
声と鉛木立 悟自由詩119/4/8 19:42
家族は唐揚げ石村自由詩19*19/4/8 16:45
ミナト 螢自由詩019/4/8 14:54
森林公園にて(改訂)ひだかたけし自由詩619/4/8 13:29
【 今を生きる 】豊嶋祐匠自由詩4*19/4/8 12:06
小惑星の知恵まみ自由詩3*19/4/8 9:14
_印あかり自由詩8*19/4/8 8:11
甚だしくも友人と誓いツノル自由詩1*19/4/8 2:48
スカルパーラの謎墨晶自由詩4*19/4/8 1:37
ネット詩人はこたきひろし自由詩719/4/8 1:17
はるな自由詩519/4/8 0:40
桶谷自由詩019/4/7 23:14
情景崩壊マサヒロK自由詩019/4/7 22:26
廃墟のホームページが無化されました。ナンモナイデ...散文(批評...3*19/4/7 21:51
左曲がりイオン自由詩3*19/4/7 18:24
真珠新染因循自由詩6*19/4/7 14:18
窓辺の思考ただのみきや自由詩6*19/4/7 12:40
芝生すべりフリーダム自由詩419/4/7 10:17
勝手にひとり半歌仙/表六句足立らどみ伝統定型各...119/4/7 10:16
地元で一番の安売りスーパーでこたきひろし自由詩419/4/7 8:11
3時にめざめてペペロ自由詩319/4/7 5:00
惑星にいる阪井マチ短歌419/4/7 1:20
聖夜マサヒロK自由詩019/4/6 22:24
ため息ペペロ自由詩019/4/6 20:38
桜も恋も佐白光自由詩1*19/4/6 19:06
再会高林 光自由詩419/4/6 18:14
20190406Naúl自由詩019/4/6 17:31
コオロギ非在の虹自由詩019/4/6 16:12
街路樹のうたLucy自由詩8*19/4/6 15:43
日々の手ざわり水宮うみ自由詩019/4/6 13:47

Home 戻る 最新へ 次へ
1086 1087 1088 1089 1090 1091 1092 1093 1094 1095 1096 1097 1098 1099 1100 1101 1102 1103 1104 1105 1106 1107 1108 1109 1110 1111 1112 1113 1114 1115 1116 1117 1118 1119 1120 1121 1122 1123 1124 1125 1126 
加筆訂正:
街路樹のうた/Lucy[19/4/8 19:06]
変換ミスで漢字間違っていました。訂正します。すみません。
街路樹のうた/Lucy[19/4/6 17:56]
投稿二時間後に大幅に修正しました
3.59sec.