うす汚れた
けだものの涎が熱い
この顔に
塗りたくられる
情熱の匂いがする
ねばつく息がくさい
それを
好ましいと思ってしまった
わたしの心臓が早い
いだきたい背中に ...
ほんとはね、考古学なんてどうでもよかったの
常識って、あるでしょ?
どこの世界に
日がな一日土掘って
見つかるかどうかもわからない土片を探すのが
大好きって女がいるのよ?
ほかに世界に ...
てんぺんすたくるして
ないてんぱんくする
てんと、てんのすぺーくは
ぱんきんぐして
こんすてんくすして
なんかもうたいへんだ
たいへんだ
ほいほいのしゅてんはめっけんして
けんきけ ...
お見通しだった
見透かされていた
てめえらレントゲン技師になっちまえ!
なんて
リードブロウ
振るうまでもなく
俺の拳は骨折していた
なんのジョーダンだ
ジャイアン
奴隷のように働い ...
お姫様を助けてハッピーエンド
エンディングロールが流れて
もう1周目
でも
いつまでも
タイトルに戻らない
真っ暗な画面のまま
今日も電車に乗る
電源の切り方を
俺は知っている
...
夏の花巻
駅を降りたち
しばらく歩くと
緑の草地の中に
北上川はあった
イギリス海岸に
たどり着いて
小高いところにある
一つのベンチに腰掛けたとき
思うこと考えることの相違が
...
21世紀に入ってはじめはテロリストたちによって、
思い知らされてしまったし、グローバル経済によって
独占企業化が進行してしまったことと同期に政治まで
右傾化してしまった。ネットでは動画投稿が ...
虐待への対応が問われている
児童相談所は
一体何をやっていたんだと
こんなことなら
児童相談所なんて必要ないじゃないか
事件に心を痛めている
多くの人の思いだ
「だから言ったでしょう ...
淡い期待を踏みにじり
血の雨シトシト降っていた
傘を差させて
惨劇を一人見つめて笑ってた
幼い私が父を見て
知った政治のやり方は
専制、専制
それは専制~♪
愛を置き去りにした冬が
過ぎていく窓辺でカーテンが
揺れて夜をなびかせる
きれいな思い出を詰め込んだ
ハードディスクで再生した今を
忘れないように上書きする
切なさがひどく滑稽で
...
生まれた時に
手や足や目に
なってくれた方へ
二人でできる
喜びのポーズを
発明していく
人がいるから
もう寝そべっては
いられないよね
朝露の温度が
冷たいうちに
...
コロコロと天気が変わり落ち着かず雨が降ったり止んだり晴れたり
広島で一番高いビルが建つ何故高く高く建てるのだろう
着る服の色で雰囲気様変わり場面場面で変える政治家
服選びその日の気分 ...
浮遊している座布団の上に立っている
長い長い
己が棹を鯉のぼりに見せかけようとしている
水門の釣り人たち
正面に回り込めば
身が引き締まるような旧い見事な水茎
細い道が出来上がって
シシ ...
吾の蕾綻ぶ前に枯るる定め慕情よ芽吹くなどうせ散るのだ
壁にもたれて 乾き切らない洗濯物をたためず
生中継が始まる
26度の暖房 寝室の加湿器
今 私がいるところに 蛍光灯一つ
ロマンの代わりに湯気が昇って
いない… 白湯の飲み頃か
壁 ...
薄く、もやのかかる、まだ暗い午前5時。
隣に眠る彼を起こさぬよう、そっと身体を起こして
冷たい空気に、震える
毛布の上に広げた袢纏を引き寄せて
熱い身体から熱が逃げないように
忙しなく羽織り ...
万人が万人の動画を撮る
より刺激的な
より衝撃的な
より官能的な
それは投稿され
万人が万人の評価を下す
イイネ
イイネ
ポイントxxx
万人が万人を自然に連 ...
音符に合わせて
歩いてみると
雲の上に
足跡が残るから
いつもより早く
目的地に着く
南風の暖かい
空気はシャツの
第2ボタンを
開けたくなる
雪解けの
アスファルト ...
ただあるがまま
ありのままに
この不安定を
巧みに乗りこなし
絶対未知の際へと至る
(薄明の稲妻と雷鳴は
常に不断にこのあばら家を襲い)
日一日を乗り越え乗り越え
見も知らぬ神 ...
現場からの帰り
首都高手前の渋滞で
アイフォンいじっていた同僚が
福井にいた頃、錦糸町って聞くと怖かった
そう言ってまたアイフォンをいじり始めた
ああ、オイラは単独犯 ...
時という名の圧搾機にかけられて死んでゆく我生ひ出づる花
まことに世界は美しいもので溢れているよ
ほんとよ 午後の光が葉をすり抜けて僕はそこにいたよ
赤子が手を振っていたよ 工場の中でガラスが弾けて
それを踏んで怪我をしたよ 血が流れた
...
証明を果たすことではなく
証明を果たされるのでもなく
証明を果たしていくのでもなく
ただ あるという
それだけでいいの
ありたいようにあれ
証明を求めるでもなく
証明を求められる ...
ずっとずっとかかわっていたい
気持ち
痛い
腐れ縁とかいったっけ
ふたりがふたり
好き同士でも
ふたりの
ためにならない
好きもあるものね
そんな恋って
しっく ...
はらりおち/るる。
きぬずれの/おん/を。
ひそめて/おります。
ふぁさり/おりにけるわ。
なりにける/われずに。
ありにける/ありにける。
だきしめたるわ/おん/を
ひそめて/おり ...
夢の中となりに座ったあなたと話すことが出来なかった
夢でもいいから会いたいと願ったあなたがすぐ横にいて
あなたはもはやあなたではなくわたしの心の影法師なのに
あなたを知りあなたの心を慮ることで虚 ...
「パートナー?そうよ、彼のことよ」。
戯けてひらいた手のひら。細い指先が小リスのように動きまわっている。
「ねえ、そこの黒板をもう少しだけ左にずらしてみて、、、」
汗をかきながら揺れる大 ...
「雪ふってる」
きみがぼくの後ろ肩に額をあてた。
この部屋にふたりは久しぶりだった。
あのころたがいにたがいの仕事を理解できていなかった。
だからぼくはますます仕事に没頭し ...
リョコウバトはハト目ハト科の渡り鳥である。鳥類史上最も多く生息していたとされ、一時の個体数は、五〇億羽に上ったといわれる。
巨大な群れをつくるのが特徴で、二二億三〇〇〇万羽以上が推計された記録も ...
ごはんをたべて しあわせになる
かずをかぞえる おふろのなかで
ないてわらって おこってねむる
あさがはじまる ふくをきがえる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ほほえむ 顔
立見春香
自由詩
8
19/2/12 22:39
考古学が好きなんです。(よーく、かんがえてよね?わかるでしょ ...
〃
自由詩
8
19/2/12 22:38
はいしくる
次代作吾
自由詩
2
19/2/12 21:50
煮ても焼いても食えないタイヤ
ドライ運河
自由詩
2
19/2/12 20:49
俺達には希望のないゲームしか渡されていない
ピッピ
自由詩
4
19/2/12 20:33
北上川
Giovan...
自由詩
12*
19/2/12 20:23
自然状態について
ナンモナイデ...
散文(批評...
2*
19/2/12 19:46
南青山は今
花形新次
自由詩
1
19/2/12 19:28
専制
〃
自由詩
0
19/2/12 19:19
あなたの隣にわたしが座る
かんな
自由詩
2*
19/2/12 18:58
成長
ミナト 螢
自由詩
1*
19/2/12 15:02
服選び
夏川ゆう
短歌
3
19/2/12 5:24
水門の休日
Javeli...
自由詩
4
19/2/12 0:23
恋蕾
紫
短歌
3
19/2/11 23:54
生中継
朝焼彩茜色
自由詩
3
19/2/11 22:37
新妻の朝
愛心
自由詩
3
19/2/11 22:28
21世紀のリヴァイアサン
ナンモナイデ...
自由詩
2*
19/2/11 21:11
生命
ミナト 螢
自由詩
2
19/2/11 20:31
来たる日に
ひだかたけし
自由詩
6*
19/2/11 20:02
共犯者
よーかん
自由詩
0
19/2/11 18:53
時
まきしむ
短歌
0
19/2/11 15:09
お互いがんばろうね
〃
自由詩
1
19/2/11 15:08
すべてのすすめ
環希 帆乃未
自由詩
4+*
19/2/11 14:38
狂った花の恋
立見春香
自由詩
7
19/2/11 14:22
おん
環希 帆乃未
自由詩
4*
19/2/11 13:21
あなたの夢をはじめて見た
ただのみきや
自由詩
15*
19/2/11 13:18
やさしげな審判
ツノル
自由詩
1*
19/2/11 10:54
雪中歌
ペペロ
自由詩
5
19/2/11 9:47
最後の一羽
やまうちあつ...
自由詩
1
19/2/11 9:38
なな
水宮うみ
川柳
2*
19/2/11 9:33
1082
1083
1084
1085
1086
1087
1088
1089
1090
1091
1092
1093
1094
1095
1096
1097
1098
1099
1100
1101
1102
1103
1104
1105
1106
1107
1108
1109
1110
1111
1112
1113
1114
1115
1116
1117
1118
1119
1120
1121
1122
加筆訂正:
あなたの夢をはじめて見た
/
ただのみきや
[19/2/11 13:28]
三文字修正。
7.14sec.