生姜焼き定食なんて食べながら「来世もヒトがいいね」と言った
煙草ならしっかり消した 不審火で死んだ友への無実をこめた
泣くだろうけれどいつかは聞かなくちゃ、ぼくの右目が青い理由を
思 ...
最後の恋かもしれない
恋に恋して恋かも分からないまま
私は何枚ワンピースを縫ったのか。
私は知らなかった、
あんなに小さなお花に劣等感を微塵も感じず
ブレザー着こなす紳士ぶった紳士、
くま ...
ずっと引きこもっていた
誰とも接して来なかった
ケータイなんかいらなかった
だから写真は
引きこもる前の
中学時代のものしかない
連日大々的に
テレビに映し出されるんだったら
年相 ...
風のない日も向い風
おでこもあらわペダルをこいで
きみは往くきょうも
仮の目的地へ
本当に往きたい場所には
まだ名前はない
愛せない地図ばかり
もう何枚も手元にあるが
こんなに長い一瞬 ...
今日こそは一軒めで帰りますよ
と
言ったはずが
最初はビールだけと言っておい
て
プリン体が気になるから
と
焼酎を頼んだ辺りで
赤い顔をして
乗ってきた
と
本部長が言うから
...
ぼくときみの邂逅が46億年の証明ならそれでよいのだろう
だけど君の背中に羽がついていないのはぼくのせいではない
そういった羽を供給する会社の社員ではないのだから
ぼくは優しい気持を維持できな ...
恋情に消費期限があるなんて知らなかったよ冷めてくカップ麺
障害があるかないかの差があってわたしは足を引きずっている
缶けりの先にはいつもかくれんぼ探されぬまま皆いなくなった
死ぬ事に ...
冷たい夜が辛かったので、夜のしじまに問いかけてみる。僕は、僕を僕と呼ぶようになって、いつのまにか時が過ぎ、存在の危うさすら曖昧に、ぼやけた薄闇に抱き、ぼうっと腰を落ち着けている。ネグリジェの下に隠した ...
づきづきと心が痛んでいました
正体はぺらぺらの心なのに
その時僕は十四歳
正男君も同い年でした
僕が正男君に近づいて仲良くなろうとした本当の理由は
三歳年上のお姉さんがいたからです
...
数年前に家のベランダから長男と一緒に、正体不明の飛行物体、いわゆるUFOらしきものを見て喜んだことがあるのだが(パチンコ玉のようなものがスーと横に移動したり、突然いなくなってしばらくして全く別のところ ...
この星じゅうのいのちとつながれるよ。まぶたを均一にぬいあわせて、あわい吐息ももらさないで、四肢を暗がりにひたしてゆけば、赤色の人びとは黄色く黒くWARNINGをたれながしはじめるから、ソケットにねじこ ...
この詩を書き終わったら、やりたいことがある。夢はでっかく、富士山ダ!
富士山のあたまに、スカイツリーをブッ刺して、その上にさらに東京タワーをブッ刺して、そのてっぺんで、自撮り棒使って写真を撮る。そし ...
シャフトの部分が少し古びて
錆の匂いが鼻をつくとき
お気に入りだったと気付いてしまった
こんな気持ちになりたくないのに
水無月の空が私をしとしと待っている
日々がどよめいている
宇宙が波打っている
『遠い遠い』と手を振る君
)何かが湧き起こり
)何かが沸騰して
)すべてが終わり
)すべてが始まろうとしている
)名状しがたい何物かが流動し ...
今月末旅行へ出かける
誘われたわけでもないのに
遠くに行くなんて
久しぶりだ
一昔前にそんな話を聞いた
あんたはそんな言葉だけで
でかけてったきり帰らない
俺もでかけていくのは好 ...
種が芽生えるためには
尽くされなければならない
みずうみがある
種が根付くためには
終わらなければならない
幾何学がある
種が芽生えて根付いた先には
新しい双葉が包皮を脱ぎ捨てて
...
「ねえ、夜這いって、知ってる?」
と、{ルビ麻子=あさこ}ちゃんにきかれた。
わたしは、その言葉を知らなかった。
「ヨバイ?」
麻子ちゃんは、けさ読んだ小説に出て ...
誰も知らない工場で換気扇が風と遊んでいる
忘れられたワセリンガラスが朝日に炙られている
埃にまみれた大気が分厚く層をなして
なぜ此処にいるのかわからないまま
永劫に{ルビ中二階 ...
恋心がヒラヒラと舞い降りてきたのだろう
その頃わたしは夢をみない文学少女だった
なんて可愛げのない十三歳
だったんだろう
素直に夢はみればいいじゃない
語ればいいじゃない
それ ...
すべての川は流れている
すべての故郷の川は流れている
耳を傾けるならその川の流れを
聴くことができるだろう
乾ききった風と砂しか入らない
窓からせせらぎが流れてくる
台所の床をひたして ...
あの犬の鳴き声が哀しみをいや増して
どの街まで逃げても逃げられないような
死にたいって感情が邪魔で吠えられない夜なら
白々と明ける朝をそのまま凍って待つつもりさ
空白の静けさが ...
写真を撮られると
いっしょに魂を吸いとられると
誰かに教えられたか
何かの本で読んだ事がある
わたしは
嫁入り道具の箪笥の引き出しの中に
一冊の
集合写真のアルバムをしまい忘れていた ...
『魍魎の匣』と言うアニメを観ていたら、
《登戸》という地名が出てきた。
いつものことではあるけれども、
俺の潜在意識の欲求にはついてられやしない。
何の役にも立たない、検索欲? !
今日は私の誕生日
でも主役はみなさんです
私は暗闇の中
明かりを灯して
ふぅーっと消される
ただそれだけでいいのです
今日も誰かの誕生日
主役はみなさん
照れ屋ですから
なだらかな稜線、その向こう夕焼けの空
紺とオレンジの雲があまりにもきれいで
昔のことを三分ほど考えた
帰り道では黒い車、また黒い車、青いトラックに続いて
前倣えのブレーキランプでトンネ ...
街路樹が
滴って、
お日さま
透かせば
虹色の
傘、さしたる
透明の、傘。
「「きのう何食べた?」を昨日観たか?」って笑うあなたを愛すと決めて
...
この国はもう百年も前からイカれていて
クリスマスパーティに
笑いながら
ダイナマイトで
突っ込むような
...
{引用=*筆者より――ちやうどこの時期、十二年書けずにゐた詩作が復活して三ヵ月が経ち、十二年分のマグマの噴出が落ち着いたこともあり、いま読み返すと力が抜けてゐる感があつてそれが良い方にも悪い方にも出て ...
なんだか改行していくたびに前に書いたことの一切を忘れてしまっているような気がする
思い出すたびにもう一度読むと
もう違うことを言いたくなっていて書き直す
それっぽいようなことを書いたってダメ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
青い目
鈴木歯車
短歌
1+
19/6/1 22:45
わたしのワンピース返して。
杏っ子
自由詩
6
19/6/1 20:52
永遠の15歳
花形新次
自由詩
1
19/6/1 17:47
自転車少女
ただのみきや
自由詩
15*
19/6/1 13:56
酔劫回帰
ねなぎ
自由詩
0
19/6/1 13:30
優しい気持ち
梅昆布茶
自由詩
7
19/6/1 10:00
八首
こたきひろし
短歌
1
19/6/1 9:43
夜の断片
たこ
自由詩
2
19/6/1 1:44
づきづきと心が痛んで
こたきひろし
自由詩
4
19/6/1 1:41
母、UFOと接近遭遇す!
マサヒロK
散文(批評...
1
19/6/1 0:24
他人
来世の
自由詩
2
19/5/31 23:54
ハッケヨイ、自撮り棒
miyaki
自由詩
1
19/5/31 23:34
6月
福ちゃん
自由詩
1
19/5/31 23:26
予兆
ひだかたけし
自由詩
4
19/5/31 19:22
ピー・アンド・ナッツ
竜門勇気
自由詩
0
19/5/31 18:50
家庭に浸されて
葉leaf
自由詩
1
19/5/31 16:49
「ひまわり」
羽衣なつの
自由詩
7*
19/5/31 16:11
最果てに咲く蓮
高原漣
自由詩
1*
19/5/31 2:48
ヒラヒラと舞い降りて
こたきひろし
自由詩
2
19/5/30 23:47
それぞれに川は流れている
帆場蔵人
自由詩
15*
19/5/30 23:06
悲しみの絵の具で描くたそがれ
秋葉竹
自由詩
8
19/5/30 22:19
写真は真実をどこまで写せるか
こたきひろし
自由詩
4
19/5/30 22:15
検索欲
ナンモナイデ...
自由詩
2*
19/5/30 21:47
ろうそく
TwoRiv...
自由詩
1*
19/5/30 21:06
一秒
三月雨
自由詩
2*
19/5/30 19:00
忘れ傘
秋良
自由詩
2
19/5/30 18:34
「「きのう何食べた?」
TAT
短歌
0
19/5/30 17:34
まっさかさま
〃
自由詩
1
19/5/30 17:27
旧作アーカイブ5(二〇一六年四月)
石村
自由詩
17*
19/5/30 16:09
しゃばしゃばな窓の外で
miyaki
自由詩
1*
19/5/30 14:40
1093
1094
1095
1096
1097
1098
1099
1100
1101
1102
1103
1104
1105
1106
1107
1108
1109
1110
1111
1112
1113
1114
1115
1116
1117
1118
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1120
1121
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1130
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1133
7.4sec.