ドブ川に、真っ赤なバラを突き刺した、
ような東京タワーの夜景よ。
ひとごみをかき分け歩く足早に。
有楽町の階段よろめく、
さみしいと『いった』ことだけまだないさ。
『ひとり』 ...
日本語と格闘します歌詠みは傷つく事で1首詠む
今はもう夫婦生活ありません歌詠む事で忘れています
詩人より歌人に惹かれる私です文字を数えて指を折ります
妻一人娘二人の暮らしです家族は歌 ...
春が深まると
ツツジが咲き始めて
やがて満開になる
鮮やかな色が集まって
人々を惹きつける
ツツジに囲まれて歩けば
夢の中にいるような
ふわふわした気持ちになった
心地良い ...
青く澄み渡る空の下、高原の塔の前に立つ。
息を吸い込むたびに体が宙に浮いてゆく。
時代を遡るかのように。
過去を愛せるようになればきっと未来も明るくなるだろう。
ラベンダーを ...
長いこと
閉じ込めてきた
それはもういつの話?
あやつり人形も
願いの叶うネックレスも
それをそれたらしめてた輪は破れて
賭けた鍵なんか一つも残ってないのに
閉じ込めたあいつは出てこ ...
女の体の一部始終なんて知らなかった
この体が欲望の塊になっても
女の体の一部始終を知ろうなんて思わなかった
女の体を興奮させるより先に自分が体が我儘に興奮してしまう
男のプライドなんてなかった ...
人と人の間の
カキネのカベを、壊す時
遠い空で
合図の笛は鳴るだろう
その夜、女は死んだように眠っていたのではなく、眠るように死んでいたのだ。
地方を走る国道沿いのラブホテルのベッドの上で動かなくなっていた心臓はもはや一円の値段もつかないだろう。
女の股間には情交の ...
右足が攣る
疲れているのか
精神が病んでいるのか
痙攣したその無様な
自らの意志に抗い
ただの棒きれの方がまだマシと思わせる
痛みさえももたらされる
この攣ってしまった右足
...
午前3:00
月明かりに 照らされるシルエットが浮かぶ
夜なのにやけに明るいわね
しずかに しずかに
上がった口角だけが印象に残った
突き刺すような香 ...
プレゼントだと言って渡された
腕時計なのに喜べなくて
剥き出しのままの安っぽい身体
素敵な箱やリボンの仕掛けで
誰かの笑顔を誘えるような
贅沢な人生じゃなかったね
両親が高いと嫌う ...
マスコミに吊し上げ食らった人に
お願いがあります
新聞社でもテレビ局でも
出版社でも構わないので
取材に来た記者の実名を上げた
怨みの遺書とともに自殺して下さい
出来れば誰か一人に絞って
...
利根川の{ルビ畔=ほとり}に佇み
川の流れと
人の歩く時間について
思い耽っていた
風が吹き
ふり返る僕の方へ
無数のタンポポの綿毛が秘めた笑いを響かせ
降ってきて――今日の景色は、 ...
空洞の目から
風景を吸い
真横に向く耳から
音を吸い
手も足も無く
がらんどうの体で立つヒト
薄く口を開き
遥かな命の記憶について
旅人の僕に
今にも〝何か〟言いそうだ ...
藍ではない
紺でもない
空いろ は何色と
云うのだろうか
水いろ と云うのだろうか
それとも 海いろというだろうか
早苗月 は 寡黙である
列車の 過ぎる音もない
...
小さな、と言う表現は
縮こまってしまいそうな印象も受けるけれど
リトルマーメイド そう書けば
何だか 可愛らしさまで 浮かぶ
ぷちっ と 可愛らしい透明模様を描いた円を
少しずつ ...
○「クールビズ」
「おい、ノーパンはやり過ぎだろう!」
「課長、それセクハラですよ!」
今や女天国だ!
○「幸せ」
愛は目に見えないもの
幸せは目に見えないもの
空気のようなもの
...
それを魔女という、あたしは正しい。
それを人柄というんだろうか?
やることにそつがないんじゃないんだ。
やることに一生懸命なんだ。
それが見て取れる、すべての行いに。
とても器用 ...
静まるベット 無機質な部屋で
朝も夜も関係のない1日
しばらくして起きたきみは
ふれているのに とおいの
とつぶやいた
僕はわかるよと 返しておいた
きみ ...
からんころん
汗のかいたグラスから、人差し指はねて
眩んだ足元にこぼれた梅のお酒
冷たい床は、春の忘れものさえ 冷やしてゆく
外は雨だった
ぽくぽく と こころが桜の花びらで埋まる
...
ゆらゆら舞う はなびら ひとつ
音を立てて溶けるグラスの氷 ふたつ
いそぎすぎて ひとつ汗を拭う
グラスの汗を指でなぞって ふたつの指がふれる
始まりの合図の さくらと ...
どんな微妙な色づかいでも
突き詰めると
三色になるらしい
あか 青 黄色だったか
突き詰めると
案外
簡単だったりするんだね、
と
ウンチクするには
それで十分
好 ...
この古びた階段を登ってゆけば
あの宙空が待つだろう
*
何処までも細く真っすぐな緑色の道
私がどんな哀しみに{ルビ歪=ゆが}んでも
あの空は
この胸に結んだ
ひとすじの糸を ...
あなたがきて
雨がふった
かなしくはない
幸せでもない
木がゆれた
日が落ちる
あたりがくらくなる
街のかげが 夜になっていく
...
その途中で
錆びた窓は停まった
おおきな 古い瓦屋
やすでたちは疲労のように
みている
その途中で
砂埃は窓の面から
私たちの瞳に ...
花でもない なんでもない 碧き苔
土に落ち
ひっそりと咲く
世に咲く何ものであっても
わずかに命をたたえ
一瞬の音が残される
今朝は雨だった
乙女のような爪の軒先に
...
CATVの24時間ニュースチャンネルを
リアルタイムで
最初から最後まで見ていた俺としては
日大の司会者に激しく同情する
(てめえ、ヒマジンだって笑いやがったら
殺すからな!)
マスコ ...
ワイングラスのうつろのなかで
ひらひら泳ぐは真っ赤な金魚
君がぱららとこぼす言葉を
一生懸命ぱくぱくひろう
うすい硝子をへだてた君は
赤い私しか知らないでしょう
ほんとうは君の腕のなかでな ...
春の終わりにね
あの空洞は何だろう
がらんとして
そこだけ日があたっている
ひだまりだ
こもれびの下で
豹斑のように揺れている
あの光の向こうはね
きっと極楽浄土だろう
光のかけ ...
ぐるりぐるりと転回する部屋で
私は少しずつ分解していく
痛みは窓にへばりつき
記憶は本の隙間に潜り込み
眼差しは水蒸気となり
哀しみはテーブルの上を滑ってゆく
残された私の 透き通 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
憧憬の街
秋葉竹
短歌
1
18/5/26 6:52
歌詠みは
こたきひろし
短歌
3
18/5/26 6:36
ツツジ
夏川ゆう
自由詩
3
18/5/26 5:08
塔と鐘
ヒヤシンス
自由詩
5*
18/5/26 4:58
シャープの最後
竜門勇気
自由詩
0
18/5/26 1:19
殺したいほどに
こたきひろし
自由詩
3
18/5/26 0:55
空の声
服部 剛
自由詩
5
18/5/26 0:29
渇いた河に
こたきひろし
自由詩
0
18/5/25 23:57
攣った右足
坂本瞳子
自由詩
3*
18/5/25 23:15
アシンメトリー
KQ
自由詩
2
18/5/25 21:35
愛
ミナト 螢
自由詩
2
18/5/25 20:13
誰かにやって欲しい
花形新次
自由詩
1
18/5/25 19:59
風にのる
服部 剛
自由詩
4
18/5/25 18:42
埴輪ノ声
〃
自由詩
3
18/5/25 18:28
無 題
信天翁
自由詩
1
18/5/25 14:05
プチポエム
藤鈴呼
自由詩
3*
18/5/25 11:28
独り言47集
ホカチャン
自由詩
0
18/5/25 6:54
魔女、かよ?
秋葉竹
自由詩
2
18/5/25 4:18
そのあと 溶けれたなら
KQ
自由詩
3
18/5/25 0:08
春、ある冷える足跡
みい
自由詩
2
18/5/24 23:49
さくらと梅酒
KQ
自由詩
2
18/5/24 23:34
三原色
uminek...
自由詩
3*
18/5/24 23:18
広瀬川のほとり
服部 剛
自由詩
3
18/5/24 22:19
あなたがきて
草野春心
自由詩
3*
18/5/24 21:10
途中で
〃
自由詩
2
18/5/24 21:08
花でもなく
ハァモニィベ...
自由詩
1*
18/5/24 20:29
記者会見
花形新次
自由詩
2
18/5/24 20:11
金魚
46U
自由詩
8*
18/5/24 19:59
ひだまり
たこ
自由詩
1
18/5/24 19:18
Knock
pochit...
自由詩
1
18/5/24 17:47
1085
1086
1087
1088
1089
1090
1091
1092
1093
1094
1095
1096
1097
1098
1099
1100
1101
1102
1103
1104
1105
1106
1107
1108
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1110
1111
1112
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1114
1115
1116
1117
1118
1119
1120
1121
1122
1123
1124
1125
4.09sec.