青空の
    窮み
    藍
    星空


  孤独だった少年のころ 
  走っても 
  たたずんでも 
  振りかえっても
  吹く風は 仰 ...
{引用=

 吹かした煙といっしょに、行っちゃうかと思いました
  
 薄くなりましたね、背中

 このビルが潤うたびに、課長さんは枯れてゆきますね

 決して幸せを期待できない結末に ...
夕方6時の屋上駐車場
暗い角場に車を止めて
寝ているのは私です
ほんの1時間程

だって
ちょっと
人生に疲れてるんですもの

ドアロックはちゃんとして

むかしなら
考えられ ...
薄暗がりの朝の道
自転車を飛ばして小さな街へ帰る

鳥たちが騒ぐ前に
朝刊も入ってないドアを静かに開ける

満ち足りた現実臭が
僕の頭ん中駆け巡ってさ
言ってたんだ 言ってたんだ
お ...
いくらでもあげる。
あなたが望むのなら

こうしていられるのは
あとどのくらい?
わがままかな。
うしないたくない

微妙なバランスがすきなの。
手をはなせば崩れそうなこのかんじ
...
ただ
ハコベの花のように
ひそやかな 誇りをもって

ただ
ハコベの茎のように
地を這う たくましさをもって

ただ
ハコベの葉のように
しんしんと いのちをもって

本日 ...
どうせどこかの守備範囲にリンクするから
どの道一緒だよ

そこが悲しいだけ

めんどくさいし だるいし
「風が吹けば桶屋が儲かる」でいいじゃん?
心ない人々の心ない祈り
とてもせつなくて
頭はぼーっと痛んでくるし
しばらく世界が止まってしまう
いつものようにベンチに腰掛け
左手で
目の前の虻を追い・・・
すると子供の声
「ほら、 ...
昔はぁ よかった

これは じいちゃんの
クチグセ

昔はぁ よかった

これは ばあちゃんの
クチグセ

昔はぁ よかった

これは ボクの
憶測


100円だまを ...
 曜日だけはおぼえている
 寒いから季節だけはようやくわかる
 閉じたままの傘が傘入れにちゃんと入ってる
 雨が降った日はいつのことか
 雨のせいで色が変わったジーンズの裾が
...
あなたは謎めいて

――それはどちらなのですか

それは匙加減

それは
わたしは鉢植えです
今日も家主殿から水をいただいております
しっとりふわふわにおいたつ土が
わたしの中で何かを待っています

わたしは鉢植えです
今日も家主殿は私を陽のあたるばしょへと移し ...
不思議なのは
社長には従いたくなるが
部長には反発したくなることだ
会社組織は国と異なる
総理大臣や大統領の名は触れ渡っていても
諸大臣の名前を暗譜できる民はいない
内閣支持率が50を超え ...
 
ボックスの中の電話が鳴って
初めて聞いた公衆電話の音は
なんだかすごく懐かしくって
受話器をあげたら君だった
たわいのない話を全部済ませて
嘘か本当かもわからない名を名乗りあ ...
死ぬときはひとりでいたい
本当にひとりで
見守るものもなく
見捨てるものもなく
星が
星の瞬きが
気づかれないうちに黒く
黒く輝くように

かなしいとか
なみだとか
そんなも ...
結局、「詩」とはなんなのだろうか?

私は、私の意味において私なりにそうか、と色々と取り入れ、私なりに流れに従った結果、
消化不良を起こしている。
結局、誰かにとって拒否反応を起こす位で無いと ...
うつくしい
よるのきよ
わたしはしななければならない
あのこのために

ほんとうに
しずかなよる
さわぐ
がさついたじょうねつ
どうへんじしたら
いいか
わからないでしょう

...
作り物の光に満ちた
ペールブルーの繁華街が
なめらかな軌跡を描きながら
夜にむかって滑り落ちてゆく

スクランブル交差点の真ん中で
無垢な恋人たちを乗せた銀色の車が
撹乱され立ち往生し
...
日常に疲れ果てたさびしんぼぅの代わりの

おそらも大泣きをしてくれたのか

全てを拭い去ったようなまっさおなカンバス

キラキラの煌めきが朱や黄色の葉っぱを揺らす

公園はすっ ...
私はさすらい人

吹き荒ぶ冷たさの為に
突き刺さる北風の中を

冷たい鋼の様に凍えきった
土や砂利を踏みしめ歩く

余りの冷たさの為に雪も逃げ
歩みを進め
踏みしめる度に
...
霧雨のなかを
朝ぬすびとは帰る
愛するひとのもとへ
かれこれ三日もなにも
食べさせてあげることができない
ついできごころで
ぬすんだほしを
返してしまったせいだ
俺のこころも
俺のゆ ...
見事に文字化けしていました
文字化けしてどうなったかというと
まだなってません
議場で私たちは深く愛し合い
お互いの身体のいたる所を弄り合い
底辺かける高さわる2
三角形の面積はど ...
あのころ
とても好きだったのは
Mと云うおさない綺麗なひとで
ピアノを弾くひとでした
むきだしのあしををちいさいおとこのこども
のように
黒い椅子のうえで揺らして居たのを覚えて居る
重い ...
毎日 違う朝なのに
ありきたりと
つづられる

こいこがれて うごかない
待つだけの 人は さておいて

違うことを みつけるめは
たやすくないようで
単純で

今 生まれた
...
幸せな私はなぜ続いてくれないのだろう
真剣に人を愛する事はなぜ
流れてゆく星のようなのだろう
愛する事が私にも出来ると
自信をくれた貴方と
いつも笑っていくはずだったのよ
慣れない私の手を ...
白いノートに
木を三つ書いたら
それが森になりました

空を支えるように
枝の真似をして手を広げれば
わたしもまるで木のようでしたが
何かが足りない気がして
淋しくなりました


...
あ行

足音が遠ざかってゆく朝8時、きみは出かける わたしを置いて

今までと変わらぬようにこれからが続いてゆくか冬空に訊く

「うん、うん。あぁ」電話の先にいるひとと、なに話してる?その ...
君は彩りのある口付けをする
時折ゆれるのは風の悪戯
やさしい音色は僕の耳を擽る
誰も見てなんかいないさ
瞳が青く遠ざかっていくのを
夕日が赤く遠ざかっていくのを
黄色い波が揺れていくのを
...
才能がないミュージシャンが
なかなか進まない車のアクセルを踏み続けている
どうやらエンジンがかかっていない

父親と喧嘩した高校生が
車に向かってサッカーボールを蹴り続けている
ゴールが見 ...
目を閉じる
瞼を、それは落ちていくのかもしれない
いつもより低い世界で目を覚ます
見上げることしか出来ない
そこから始まる一日が
そこにある


青空に
誰かが口笛を吹く
開いた本 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Blueまどろむ海月自由詩205/11/9 23:07
A課長との無言の会話yaka自由詩4*05/11/9 22:48
ドアロックはちゃんとして蒼木りん未詩・独白305/11/9 22:40
帰宅28時もる自由詩105/11/9 22:26
たおれそうに…りょう。自由詩0*05/11/9 21:48
春待ち月音未詩・独白605/11/9 21:16
乾いた悲劇汰介未詩・独白005/11/9 20:42
雨上がりの境内吉岡孝次自由詩0*05/11/9 20:22
ポップティーン仲本いすら自由詩5*05/11/9 19:46
ナダレ遊戯カンチェルス...自由詩705/11/9 18:59
エロス汰介未詩・独白105/11/9 18:45
はちうえかぜきり自由詩0*05/11/9 18:42
神は僕らを利用するkw自由詩2*05/11/9 18:20
ランダムまりょ自由詩105/11/9 18:14
僕たちはいつも独りでいとう未詩・独白3205/11/9 18:10
世間話汰介散文(批評...005/11/9 18:02
げんき石川和広自由詩5*05/11/9 17:55
野戦大覚アキラ自由詩105/11/9 17:43
*エチュード*かおる自由詩2*05/11/9 17:22
幻想汰介未詩・独白105/11/9 17:08
朝、ぬすびとはZUZU自由詩805/11/9 16:52
法案たもつ自由詩405/11/9 15:33
夏の朝ははやばやと起きてなを自由詩605/11/9 12:03
日記砂木自由詩11*05/11/9 7:16
涙の外側で月山一天自由詩305/11/9 5:18
あなたへとつながる道をベンジャミン自由詩10*05/11/9 4:03
カルタ遊び一代 歩短歌6*05/11/9 1:34
テーマ:サイレントムービー自由詩3*05/11/9 1:27
倒れないドミノ自由詩2*05/11/9 1:24
日和霜天自由詩1005/11/9 1:04

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加筆訂正:
世間話/汰介[05/11/9 18:06]
少し修正
冬の道行き/たりぽん(大理 奔)[05/11/9 17:37]
5連目と6連目の区切りを調整しました
6.58sec.