一枚の葉も無い
一本の細い木のように
突っ張った体がベッドの上に横たわる
焦点の合わない瞳
微かに呼吸する半開きの口
折れ曲がり固まった枝の腕
真っ直ぐに交差した両足
手首に刺した点 ...
あなたがその腕力で私の身の自由を奪うのなら
私はこの言動であなたの理性を狂わせてみせる
あなたが言葉巧みに私を操ろうとするのなら
私はそれに乗ったふりをしてあなたの征服欲を嘲笑ってみせる ...
夕暮れはいつからか赤みを失いぼんやりとしたものになり、夜の闇はその黒さを失い灰色に変わった世界、 そんな世界…
時代は流れ変わりゆく、そんなことはわかっていた、わかっていた…はずだった ...
「すぴるばーぐ再考」
愛がある、かどうかぼかぁ知らんけど A.I.で号泣 ぐっばい彼女
「バスタブらぷそでぃー」
フランスを愛して止まぬジム・モリスン クスリ片手に狭き門目指せ
...
子供の頃に見たテレビの特番
懐かしの〜といったカンジだった
最後に曲が流れた
ゆっくりのメロディ、英語の歌詞
意味なんてわからなかったけど、すごく心に残った
少し茶色 ...
病名を告げられても
人は
案外冷静なもの
切り刻んでしまえばいいんだ
そんなものは
疑わしい
くぼみ
影
ことば
全部ぜんぶ
切って切って
切り苛んで
私が
...
朝のうちはみぞれ混じりの雨だった。昼を過ぎてから雪になり、ネリオがパソコンの電源を落として帰宅するころには、窓の外は綿を千切ったような雪片が舞っていた。
雪が降ると東京は脆弱な街だった。人々は軒 ...
彼女の腰が
うねりながら
雄の間を
通り過ぎると
薫り立つ
その毒の名は
自由
むなしいって
云ったらいけない?
むなしいって
云ったら詩は終わり?
なんだよう 声だよう
冷たい風が騒いでいる
フランツ・カフカの骨は崩れている
むなしい
...
たんぽぽのように ふわりふわりと あなたの所に行って
あなたのくったくのない微笑を見ていたい。
そこで 芽を出し ずっとあなたの傍にいたい。
・・・でも本当はありのままのわたしが あ ...
死亡した 空間
1時
から
丑三つ時までの
空白 無言の 天使
うねる 賢い 生徒達
私の 労働に つい
孤独を 感じる
ので
死亡した 時間
4時
から
朝焼け 蝿が 転 ...
どうしても
言えない言葉が
心の中で腐って
酒にような
詩になるよ
どうしても
言えない言葉が ...
ただひたすらに
天空に両腕を広げ
幸せを抱きしめたいと
願っている
頭上には虹の昂木が茂っていて
地面を見おろしている
アンドロマイトシナプスにろ過された
透明な木漏れ日に
肌にま ...
小さな舞台に幕が引かれる
けれどそれで終わりではなく
むしろまばらな拍手の後を
どうやって取り繕うか
それが今の問題
この日を闊歩する風が
肋骨の隙間を通り抜けて行く
...
未シギの不思議ンガム・チーク トゥ韻繰るバイシクル.√の泉に
積みキングダム、大陸カラノ 輪-ル℃ 夏傾いダ夜の偏ハピネス風
ラバー土奏×snowと3、ビーカーの思い出Ar 蜻蛉式のメイ邸サス
...
美術館の帰りに、
大学のなかを歩いた。
落ち葉を踏みたいと彼女が言い出したからだ。
果たしてキャンパスにはまだ踏まれていない落ち葉が、
たくさんあったかというと、
「朝、雨が降ったからね」
...
「わたし あかいろがすき」
悪い癖で、また盗った。
チョークが二本とチョコレート
それが何かも分らぬうちに
それが何かを誤魔化されて
歌うくちびる
るるらりら
しょく ...
君の身体にあいた小さな穴を
塞ぐこともできないような僕です
風が冷たくなってきました
風邪などひきませんように
そんなセリフは
可愛くもないけれど
せめて吹き抜けないように
...
(足音が空に響く)
木枯しの吹く 門の影にひとり
傘を片手に
かんざしをなおし空をぼうっと見つめる
黒髪がしん
と光る寒さに
空はなにもいわず
そのままの形で をんなは立ち
「あ」
...
僕はもともと詩なんてだいきらいだった。書くことはもちろん、読むことさえ無駄なことだと思っていた。
そんな僕が何故、詩心に目覚めたか、その経緯を聞いてもらいたくて書く事にした。
20代の ...
ぼうたかとび の
しなった 影に
のる
リュックには
ゆで卵と
つまみだされた時の ための
パラレル シュート
たかい たかい
ほら 棒のてっぺんに 両足をつけて
...
むかいあった
瞳の奥も雪が降る
水彩画になる
そして
あなたのうみにとびこんで
あたしをひろいにきたの
これはぶかぶか
あれはきつきつ
それはこそばゆい
どれならぴったりくるのやら
やわらかい ...
夜、自転車で街を疾走った
団地の上で月がいびつで
僕は口笛を吹いた
本当は聞こえて欲しい
夜風が冷たくなってきた
君の家の灯りが見える
君の部屋
指さき
ひ ...
テオティワカンからアンコールワットまで
ニューヨークからカイロまで
世界中の交差点が赤信号で
イライラしたSOSが飛び交い続ける
スパンコールの雨が降ってきて
体中傷だらけになって
ミ ...
こころが渇いてコカコーラを飲んだ
凍てつく冬には飲めたもんじゃない
通りの帰りを急ぐ人たちが
同じように心が渇いているように見える
家に帰ればお気に入りの飲み物を飲むんだろう
...
風がたたいた
格子戸がまぶしい
瓦にすわる
しずかだ
わたしは 御茶を のんでいる ゆっくりと 過去を わすれて わたしは お茶を のんでいる 。
その言葉を背負っているからこそ、あなたであり
私でもあるのです
千の言葉を尽くしても、意味なきものかもしれません
それでも言葉を失うことはできなかった
万の言葉を重 ...
その指先がこの涙をぬぐうことは
もうないのだ、と
うすうすは わかっていたよ
その手がこの手を握ることは
もうないのだ、と
うすうすは 気づいてはいたよ
その腕がこの体を抱 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
裸の女
服部 剛
自由詩
11*
05/10/27 22:42
女性上位
夜景
自由詩
2
05/10/27 22:39
淡い世界
ホソミショー
自由詩
0
05/10/27 22:16
珈琲片手に話すことには
第二次テーブ...
短歌
0
05/10/27 22:01
大人になりました。
逢坂桜
散文(批評...
4*
05/10/27 21:57
また明日
uminek...
自由詩
4*
05/10/27 21:55
ある旅立ち
MOJO
散文(批評...
3*
05/10/27 21:46
自由
むらさき
自由詩
1*
05/10/27 21:08
ぼくのもちもの
石川和広
自由詩
5*
05/10/27 21:05
たんぽぽ
renchu
自由詩
5+*
05/10/27 21:03
時間
奥津強
自由詩
3
05/10/27 20:46
言葉の酒
たかよし
自由詩
2*
05/10/27 20:25
虹の昂木
けんご
自由詩
2
05/10/27 20:10
螺旋
銀猫
自由詩
6*
05/10/27 20:04
LU-NO **1
六崎杏介
自由詩
1
05/10/27 19:55
秋がない
ZUZU
自由詩
1
05/10/27 19:39
マーブル
ミゼット
自由詩
5*
05/10/27 16:59
ピアス
ベンジャミン
自由詩
7*
05/10/27 15:58
冬の葬列
こしごえ
自由詩
13*
05/10/27 15:43
詩心に目覚めたわけ
炭本 樹宏
未詩・独白
2*
05/10/27 10:48
シュ マッチ
砂木
自由詩
6*
05/10/27 9:50
リヴィエラ
米倉瑠学
自由詩
3
05/10/27 8:36
*瞳*
かおる
自由詩
5*
05/10/27 8:22
月と音楽
セキラボ!
未詩・独白
1
05/10/27 3:55
黒い悪魔
虹村 凌
自由詩
0
05/10/27 3:50
渇き
炭本 樹宏
自由詩
0
05/10/27 2:20
黎明
米倉瑠学
自由詩
3
05/10/27 2:09
わたしは 。
すぬかんなが...
未詩・独白
5
05/10/27 1:59
ロゴス
舞
未詩・独白
1*
05/10/27 1:51
じゅわり
イオ
自由詩
3*
05/10/27 1:27
6533
6534
6535
6536
6537
6538
6539
6540
6541
6542
6543
6544
6545
6546
6547
6548
6549
6550
6551
6552
6553
6554
6555
6556
6557
6558
6559
6560
6561
6562
6563
6564
6565
6566
6567
6568
6569
6570
6571
6572
6573
加筆訂正:
さがしものを教えて
/
たりぽん(大理 奔)
[05/10/27 18:21]
最終連一行追加。行間文字間を全体に調整しました
冬の葬列
/
こしごえ
[05/10/27 17:28]
一連「とよぎった匂いに」を「とよぎった薫りに」に変更。
冬の葬列
/
こしごえ
[05/10/27 17:20]
一連の あ に「」を付けました。
*ふうせん*
/
かおる
[05/10/27 6:18]
行替えを少しいじりました
5.79sec.