{ルビ吾=あ}の胸を刺した蜜蜂命絶え痛み残してポトリと落つる
もしかして君は誰かの化身かといぶかしんでる薬塗りつつ
あの刹那君は死んでもよかったと思えたのかと傷跡に問う
もう一度刺さ ...
明け方に君の気配を感じなくて目がさめた
ふるふるまわる一人きりのこの朝
手応えのない時間の中で
自分を責める気にもなれず
夜中に帰ってしまった君の想いが
妙にうらめしい
...
火事は我らの目に触れない内に
いつもの光景を黒く塗りつぶす
消火活動はいつだって迅速
地域欄のネタにすらならぬ
駅前の本屋が燃えた
三階建ての古いビル
看板と本棚を取り替えたばかりの
小 ...
ひらきなおるために閉じましょう成長
発育のかていでぼくはこぼされたホワイトミルクゆびの感触が憶えています、たゆたう 逢瀬のむくろのゆびわ
なをも両手で塞ぐ耳
回転盤の不具合でぼくら螺旋の外へと消 ...
カウンター・ザ・想像、スタイルはフリークアウト。新宿くだらないビールにのけぞった。バラけた階段でかゆみ気にしない、ダウン・ザ・明治ストリート。ぼくらオン・ザ・ウェイ、伊勢丹の丸のなかに伊でつまりマルイ ...
東京の冬は青い これから実がなりそうなくらいに青い
風は冷たく
それでもひだまりと人の声は暖かい
東京の冬も冬なのかもしれない と近頃は思う
今だから着色されたソフビ人形のいる冬へ行きたい ...
中学校を卒業してあなたは僕に勉強を教わりに来ている
そういった名目で僕のうちに毎日来ていた君
だから君の高校の英語の宿題の最後のドットを僕が打った日
僕らは会う理由をなくしました
君の英語の宿 ...
もうすぐと押し迫る年の瀬になんだかよきことあるよなゆうぐれ
うたを詠むあこがれていたしょうじょきにすこし近づいたような今宵つきみゆ
なにほどもなかりせどせいしんの自由獲得し今の吾 ...
#61
意味と無意味のあいだを
猛スピードで往復する振り子
チャンスは一回だけ
目を閉じて一発で撃ち抜け
真実はそこにある
#62
あんた気に入らない
...
銀河団ひとり夜道をとっとと歩く
ふたりの人 おきざりに 人生航路を 歩いて いくの
振り返れば 余りに 酷い 失敗に すこし 頭を 傾げて歩く
...
準備運動は必要だよね
途中で足がつらないように
君と地球を泳ぎきるため
助走はやっぱり必要だよね
途中で失速しないように
君と地球を飛び越えるため
怖いときは目を瞑ればいい
...
よる そうっと ぬけだした あの アオイ うみに いこう 。
鼻を咬みすぎて
赤くなった鼻の下を見せても
好きなら
可愛いと笑ってくれるのかな
そうでなかったら
何とも思わないし
むしろ
嫌いなら
何をしても嫌悪だろうな
女は嫌いだ
女は ...
ことばは 生きる者にとって 切り捨てられない 手段のひとつ
ことばは 残酷でもあり 優しさでもある
ことばひとつで 喜び 一生のかてに するひともいるだろう。
家族 友達 恩師 恋人 ...
駅からの帰り
長くつづく塀のすみっこで
ダイヤルを見つけた
それは黒ずんでいて
たくさん目盛りが打ってあった
そっと触れると
ダイヤルは手にしっくりとなじんだ
銘板が空欄だったので
...
僕はいままでいくつかの詩を書いてきた。たぶん最初から数えると200編は超えている。
でもいまだにちゃんとした詩の書き方を僕は知らないと思う。
僕の場合詩らしきものを書き始めたのはネットに投稿す ...
みんな誰もが
光と闇を持っている
けど
けど
誰も闇を見ようとしない
だって
だって
それは闇が本当の自分だから
そして
そして
光は偽りの自分だから
ねぇ…
...
下駄の音に合わせて手玉そらに舞う犬と私の居ない季節に
詰襟が食い込む首で油揚げ拾う原っぱ葬列の順
右耳に綺麗なものだけ詰め込んで昨日覚えた公式で解く
張り付いた理 ...
好きなこと
赤信号で止まった車の横を自転車で次々に抜かしていくのが好 ...
まっている パジャマ姿の 君の電信
今日も手を振って別れるよ
君が小さく見えても
大きく手を振るよ
振り返りたくなるぐらい
たくさんたくさん
紅い葉っぱをとばす風には惑わされず
ス ...
陰欝な喧騒
潜り抜けて消える
潮騒の中で
あの声が聞こえる
白い光がこだます声
言葉が消えた
あの思いの底
光る銀の器から超える
剥がれてく
燃える光彩が捉ら ...
現代詩フォーラムでは投稿した詩に共感していただいた方よりポイントを頂戴できます。それは、詩の言葉を通じて心を通わせ、思いを共有していただいた証であり、とても大切でありがたいものです。ですから、その方 ...
これからの人生を
海の中で
過ごそうと思う
ぼくの名前が
そうであるように
あなたのウテルスが
そうであるように
海で暮らそうと思う
どんな
巧みな日本語をあやつって
...
どうしたら君に届くんだろう
たとえば木洩れ日が
レースのカーテンに映した
まだら模様のさざめく言葉たち
秋の一日は
誰もがみんな一人ぼっちと云いながら
肩を寄せあって群れている ...
ざらざらと走り
たどり着く
水のなかの火に
たどり着く
風は街の目をすぎてゆく
夜に似た朝
光の粒たち
道の先の先に降る
水平線を照らす雨
暗く大きな ...
キミが ボクの人差し指を
折れそうな 両手で
必死に
必死に
にぎるから
ボクの
折れそうな 心は
やっぱり 折れて しまった
キミのバイバイと
ボクのバイバイ
違 ...
君は言う疲れてないの大丈夫?甘えられずに笑顔を返す
木曜の夜が来るたび思うのは君置き去りし今夜のメニュー
さみしいと口が裂けてもこぼさない意地を演じる役負う男
飽きるほどともに過ごせ ...
僕らは 一つの 曲がりくねった 鼻
尖り 早朝の 太陽に照らされた
老人の ショーツを 見ては
委託販売を 申し込み
狐の 和尚の 尻尾を 抱いては
あんなに 毛皮は 高いのに
呟く ふり ...
団地の13階から2階が狂おしく
ひん曲がる
誕生日に欲しい
駐車場のコンクリートの一部
さなぎのカレンダーに
ストレートティーをぶつける
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
蜂の一刺し
一代 歩
短歌
3*
05/11/11 6:30
凍える季節の乗り越え方
炭本 樹宏
自由詩
2*
05/11/11 5:34
暖かな耐火
kw
自由詩
1
05/11/11 2:40
ホワイトを掴む
鮎川
自由詩
0
05/11/11 2:33
フリースタイラ(抄)
nm6
自由詩
3
05/11/11 2:32
白い旅へ
ソラノツバキ
自由詩
0
05/11/11 1:09
昔のことを昨日のことのように.doc
K+A
自由詩
4+*
05/11/11 1:06
年の瀬 。おんなのしごと 。
すぬかんなが...
短歌
3
05/11/11 0:57
フラグメンツ #61〜70
大覚アキラ
自由詩
3
05/11/11 0:30
銀河団 。
すぬかんなが...
俳句
1
05/11/11 0:16
プロポーズ
落合朱美
自由詩
9*
05/11/11 0:09
ヨル 。
すぬかんなが...
自由詩
1
05/11/11 0:06
洗濯機を洗濯
蒼木りん
未詩・独白
1
05/11/10 23:47
ことば
renchu
自由詩
1
05/11/10 23:35
ゼロの方
アンテ
自由詩
2
05/11/10 23:25
詩の書き方について
青色銀河団
散文(批評...
9
05/11/10 23:20
ねぇ...
saya
自由詩
0
05/11/10 22:55
少女って地獄
捨て彦
短歌
4
05/11/10 22:54
素朴に好きなこと
柚姫
自由詩
0
05/11/10 22:32
あしたも早起きなんだケド おやすみって、聞くまでは。
小鳥遊儚
俳句
1
05/11/10 22:09
オータム・メトロノーム
たりぽん(大...
自由詩
6
05/11/10 21:41
橙
tondem...
自由詩
0
05/11/10 21:39
ポイントとともに消えるもの
恋月 ぴの
散文(批評...
12*
05/11/10 20:52
海の中で
草野大悟
自由詩
3*
05/11/10 20:29
伝言
落合朱美
自由詩
8*
05/11/10 20:27
きんいろのうた(朝とけだもの)
木立 悟
自由詩
4
05/11/10 20:02
るなちゃん。
仲本いすら
自由詩
3*
05/11/10 19:03
水商売
一代 歩
短歌
2*
05/11/10 18:57
僕らは曲がりくねった鼻
奥津強
自由詩
3
05/11/10 18:57
トーマスブロッコリーサラダ
カンチェルス...
自由詩
6
05/11/10 18:47
6513
6514
6515
6516
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6518
6519
6520
6521
6522
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6525
6526
6527
6528
6529
6530
6531
6532
6533
6534
6535
6536
6537
6538
6539
6540
6541
6542
6543
6544
6545
6546
6547
6548
6549
6550
6551
6552
6553
6.85sec.