階段通りの野良子犬は
最上段の空を追い続ける
影雑踏の中
隙間雨の中
値札付の足は
ゴミ色に染まり
パンヤ ハナヤ クツヤ
フクヤ ホンヤ イヌヤ
看板色に汚された雨水は
母の色まで ...
メロンパンが破裂して
扉が開いた
向こう側には
名前の知らない海峡がひとつあって
多分自分もあっち側なんだと思う
それなのに僕は波音を聞きながら
こっち側でひたすらメロンパンの
...
パッケージが
破かれてゆく
微かな期待に
苛立った指で


どこにも
何も
入っていない
ということが
からだに向かって開け放たれ
明らかになっても
明らか ...
空には穴が開いている

誰かがこっそり覗いてる

交差点の真ん中に

するりと垂れた縄梯子

かばんを置いて昇ってく

初夏正午の花時計

白い帽子のカフェテラス

モノレ ...
 私はもともとマンガが書きたかったヒトなんだけれど、絵がぜんぜん描けないのでやめてしまった。しかたないので小説を書こうとしたけどうまく行かない。どうしてうまく行かないかとゆーと、10枚くらい書いたとこ ... 此の儘 貴方と
二人 狂いもなく

想ったが最期
神の狙い撃ち

千切れる指先
抜けてゆく髪
強く抱き合えば
引き裂かれる反動で

蜘蛛の巣のよう
捕らえられたら逃げら ...
しあわせを逃がす手のひらおぼろ月



晴れわたり心ふさがる青の青



風の背の名を問うなかれ枯れ葉舞う



心の手閉ざすたくらみひらく花



野 ...
世界中の廃虚を見て回りたい
朽ちた屋根の隙間から
あの空を見上げてみたい

    ・

はじめての旅
鈍行列車にゆられて
車窓に映る奇妙な建物
好奇心を昇華させるため
予定外の駅 ...
A.神ノ眼トリーな6咲き柘榴の新芽狩-リィにて

e蝶スルト発火する声、コールは燦然℃と肢たUと
森-ノイズは√の泉、赤目を洗うタンジェン兎のlipで
クチた聖堂―ルの歌う ルー、淫靡ジョンな ...
エグルクブルグルブの都に住む 手淫童子
小さい頃から続けた 其 のお陰で
今は最早 見る影も無い程に小さく縮こまり
手淫童子 今日も薄ら笑いを浮かべて
特大のバイブを腰にぶら提げている

...
38.6度の熱で
静かにベッドで横になってたら
アトムやら
太宰治やら
はちべえなんかが

おでこの辺りで
なにやら難しい話しをしてた

その顔は
どれも真剣で

声をかけよう ...
枯葉がたくさん 地を這っているので
焚き火をしましょう、と
あなたが言うものだから

ボクは
ライターと 竹箒を
しっかりと 握るのです

この庭中の 枯葉どもを
全部集めようとすれ ...
休み時間
三階より
校庭を望と見降ろす

皆が遊んでいる
影を追い
影を踏まんと鬼ごっこ

踏まれてなるかの合唱に
声を違えるものありて
自が影をこっそりと
他が影に重ねて隠し
...
木の葉の太陽は
林檎の実
狐の友は
冬毛の箒
いくつになっても
昔は昔
元彼の今の恋愛聞かされて過去を確信思い出となり

同僚に聞かされているしがらみをクリックひとつで消し去れたなら

聞くと聴く聞くこと断然多いけど聴くこと多くしたいと思う

最近は言葉の感じ ...
 瞼裏、無数に散らばる星のくず此処にも体内宇宙が在った



 行きますと勇んで飛び立つ君の性ロケット一台操縦者の君



 破かれた宇宙の入り口塞ぐ君リモコン押せ ...
詩は

怒り震えるくらいなら

哀しみ狂うくらいなら


夢も希望も

神も仏も

明日も笑顔も

砕け散るくらいなら


詩は

絵空事をほざいていたい
みえない
空が
わたしを
ぬりつぶす

明るみで
かいた
てん

てん

てん

てん

必ず
むすばないと
いけない

てん

てん

必ず
...
さくらさくら 吾が恋 を そめあげよ 。 

冬にさくのばらの ように 

吾が 恋を そめあげよ 。  


















   
...
和に なって おどろうよ 。 
和に なって おどろうよ

みんな ともだち だよ
今日の放課後、学校の庭でKenとMaryは会いました。
二人の若者はまだそのバクテリアの味を知らないので
お互いの心を読むことができないかもしれません。

Ke ...
一人の子供が山を登っています
とっても急な斜面です
それでもあきらめたりはしません
山の上には凄い景色があるんだと
おじさんが教えてくれたからです

子供は時々休んでは
また同じ夢を見ま ...
吾はなにいいたきこととてさらになし
 ただ世の中にもの申したし

桜色 に染まゆる来いを 
 まちたれば 吾に人生の戸惑いはなし。

虎十の公園林などおもゆれば
 さきゆけラッパとなえよ ...
『恋って、どんなだったっけ?』と 


思えるほど身も心も酷使する日々に ありがとう


なにが出るかわからない恋に浮かれる日々は過ぎて


手作りの愛には端から負担を感じつつ

...
或る日
森の中

猟師に出会った

彼は
鳥が好きらしく


持っていた
大きな麻布の中から

沢山の鳥をだして


味見をさせてくれた



カモは
名月の味 ...
小学2年生の時だと思うけど
ずいぶん前のことだから
1年くらいは違っていて
3年生の時かも知れない

初夏のある日
国語の時間に先生が
詩を書いて下さいと
おっしゃった
...
体温調節機構が破綻し
異常上昇した熱で
体中の蛋白質が熱変性を起こし始めたら

飛行少年に会いに行こう
錯乱雲を越えて

アイム・ア・キャタピラーマン
キャタピラーマン・オブ・ノートル ...
雨よ吹け雨よどんどんふいていけ
 むかしのことなどわすれてしまえ 


医師がいいしやさしきことのかずかずも
わたしはおぼえていますよドクター


けっきょくはめぐまれている ...
わがままなあめにふかれてわがはるの
すこし散りにしさくらをおもう。


わが心のじゆうを奪いし医者ナレド
わたしせんせいになにもできなかった


わがままなはるをおもえどそのさきに ...
本人の「本質」から外れたおまけにしか、他者は根本では興味が無いし、
その本人の「本質」に対して、他者は愛する事や利益を除いて、基本的に「修辞」にしか興味がない。
そしてその「修辞」への誤解が文化だ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
階段通りの野良子犬ススメ自由詩405/11/12 20:11
デイゲームたもつ自由詩705/11/12 19:33
包装A道化自由詩1005/11/12 18:07
地球儀相馬四弦自由詩3*05/11/12 17:57
昔の駄文「詩の人称について」佐々宝砂散文(批評...7*05/11/12 16:53
蜘蛛の巣。杉田蝶子自由詩305/11/12 16:45
彼は蒼木立 悟俳句405/11/12 16:44
ノスタルジアyamia未詩・独白105/11/12 16:41
ルの為の小品六崎杏介自由詩305/11/12 14:15
手淫童子虹村 凌自由詩0+*05/11/12 13:41
おでこ仲本いすら自由詩6*05/11/12 13:05
もう冬だと言うのに。自由詩7*05/11/12 13:02
影踏みかぜきり自由詩0*05/11/12 11:08
唱歌吉岡孝次自由詩105/11/12 7:54
むかしばなし一代 歩短歌2*05/11/12 3:55
【短歌祭参加作品】体内宇宙(遊泳)容子短歌205/11/12 3:19
詩はyaka未詩・独白2*05/11/12 2:53
てん青色銀河団未詩・独白005/11/12 2:33
サクラ 。  すぬかんなが...自由詩305/11/12 1:22
和 。           自由詩105/11/12 1:20
学校英語的恋愛模様むらさき自由詩1*05/11/12 1:16
谷底に立って自由詩3*05/11/12 1:09
アカリ 。   すぬかんなが...短歌105/11/12 0:39
知らん顔蒼木りん未詩・独白505/11/12 0:24
鳥モノ帳蒸発王自由詩3*05/11/12 0:13
ポエム・ミーツ・ミーあおば未詩・独白6*05/11/12 0:12
ノートルダムの毛虫男たかぼ自由詩105/11/11 23:52
雨よ 吹け  すぬかんなが...短歌205/11/11 23:50
母 雨 医師 。      短歌105/11/11 23:33
格言9汰介未詩・独白005/11/11 23:19

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加筆訂正:
秋星のくちづけ(先駆形)/たりぽん(大理 奔)[05/11/12 17:51]
改題しました
秋星のくちづけ/たりぽん(大理 奔)[05/11/12 17:50]
改題しました
いつわりの夜空に/たりぽん(大理 奔)[05/11/12 17:37]
改題しました
水商売/一代 歩[05/11/12 11:34]
4首目の夜も働く→今日も働くに。
沙の春(いさごのはる)/こしごえ[05/11/12 9:24]
※注釈付けました。
谷底に立って/[05/11/12 1:16]
2連目変えました
空を仰いで/LEO[05/11/12 0:47]
*タイトル変更しました
5.68sec.