嘘をつくな と 真面目に 言ったので
もう一人の 男と もう一人の 男が
白人である事 黄色である事
浮気 溢れる 瑞々しい 官能の大地で
一緒に 踊り
一緒に 諦め
先を 進め
先 ...
ある日偶然眼にした
“お前はお前でちょうどいい” って
やばいな これ
文字が滲んできた
どうしよう これ
なんでだろ
止まらないや
いつかライブハウスを
卑怯者達で埋め尽くしたい
みんなで卑怯者ロックを奏でたい
俺が
...
熊手持ち自転車を漕ぐこの音はサンタにも似た酉の市あと
もうそんな時期なのかと襟を立てた三本締めが寒さを鳴らす
縁担ぎ小さな熊手を手にした{ルビ吾=あ}絡まっていたふたつ選んで
生きてることは辛いこと
生きてることは楽しいこと
日々移り変わる天候のなかで
荒波に浮かぶ船のように
頭痛の種は増えて行く
それでも魔法の言葉を唱えて
苦しさの壁を ...
漁りながら 生き 疑う 永遠に
落ち葉に 華麗に 着替えたら 臭くて 欠席扱いされた
細かい 詐欺で 仕事 スタート
せっしゃ 即興詩は 大概 チャンピオン
使 ...
そいつに
名前をつけろ
祈りと祝福の
すべてをこめて
そいつに
名前をつけろ
そして
その名前を
口のなかで
いとおしむように
つぶやけ
その名前を
耳元で
...
ある瞬間ぱっとかわるんだ
そう、自分を真剣に探そうとする瞬間
そこには、偉大なる覚悟がある
きついとか、むずかしいとか、いたいとか
そんなものは、どこかとんでいってしまう
自分を決める瞬間、 ...
夜の中庭に出ると
なんと 月
さっきまで聞いていた
バロックが
うそのような 静寂
私の陰は
暗い 暗い 中に
さらに くっきりと 黒く
やはり ヒトの形をしていて
やはり ヒト ...
ダッシュボードに置かれた
紙コップ入りのハ―ブ・ティ―
香ばしい湯気がフロントガラスを照らし
ホログラムの金魚のように泳ぎ出す
「ミントのカナシミ」
透明な犬が、僕の見えな ...
ふと 目を上げると
天井に 音のない音が
漂っている
終わったお祭りの
ざわめく色を
見ているようでもある
何かが せきたててくるのだが
今は 動かされたくないので
お茶をいれ ...
ねしずまった まよなか
すこし さむいな と
ひとりのへやで つぶやくと
あれこれのさむさが
いちどきによりあつまって
それは もう
さむさではない
ほかのなにかに
なってしまう
...
今年は
洗濯物をひとつひとつ畳んで
引き出しにしまうような毎日を
過ごしておりますわたくしでございます
洗濯物を畳んでしまう習慣というのは
たぶん
この国独特のものかと思うのですが
...
夕陽の色を集めれば
溶かせたでしょうか
旅行く雲に焦点を結べば
胸に焼き付くでしょうか
風に吹かれる風車も
いつか飛ぼうとするように
いつまでも見つめているだけでは ...
われにむかし障害をもつともがいて
じゃあ てっちゃんは いま なにしているか
なにもかもが原因と結果の縮図なら
この世に うまれし 意味は いずこに
永とせに わたりて かよ ...
今日とてもかわいい小鳥を見つけたの
小さくて白くて透明な小鳥
手のひらに乗せたら小首をかしげて鳴いたよ
そのことを話したくてずっと待っていたのに
あなたの顔を見たら
何も話せなくなってしまう
われのいえに同居したれる
老人の図る事なき暗闇いずこに
祖母のいえ叔父叔母叔父と
しにたれどわれにおじさんのほほえみやさしき
そのやまいなになになにのけっかですそう ...
ある少年は
明日のテストで100点を取る自信がある
5年後に希望する大学に受かる自信もある
10年後には夢を叶えて弁護士になり
幸せな家庭をもち 子どもも2人は欲しい
70年後に家族に見守ら ...
ぼくを やみから いざなうこえは しせりし いもうとおとうと の こえ
八月 八日 は いもうとのたんじょうび 五月 四日はおとうと の たんじょうび
おとうと が なくなりせしと ...
放課後
教室の姿は冷たく
外では膨大な量の赤色が沈みかけているというのに
君は呟くように危ういねとだけ笑いかけるので
ぼくはそうだねと言って微笑むしかなかった
花瓶の中で枯れてゆく君を見つめ ...
かわいそうな人だといわれた
カワイソウ
なんて傲慢な響きでしょう。
いまさら思い出すなんて
電話なんかとるんじゃなかった
どうしてかな
わからないことばかりよ
いつ ...
輝きは
ダンナが浮気したとかで
離婚じゃ、離婚じゃ
と、騒ぎ立て
眸を引き連れ
海から飛び出てくるし
光は
負けず嫌いが高じて
頭の中に
記憶の塊をため込むし
夢は
生徒 ...
次はわかりやすい恋をしよう
あなたが好き
私を好き?
手をつないで
キスをして
肌を合わせて
一緒に目覚めて
会いたいよ
いっしょにいたいよ
そんな他愛も無いことが
...
北から来た女の歌は冷たい
南から来た男の歌は暑い
そして
東京に住んでる僕の歌は
眼に見えず
耳に聞こえず
...
http://hem.passagen.se/replikant/
古今の文学、映画その他の「ディストピア物」を網羅するウェブサイト。
全文英語だけどなんとなく内容がわかります。
Ingso ...
優しければ 誰でもよかったわけじゃない
ちょこっとひねくれた
不器用な優しさが 好きだった
広い胸ならよかったわけじゃない
壊れ物みたいにそっと わたしを包む
あなただから ...
上下に対をなす
立ち枯れの
木
木立の間に横たわる
磨きぬかれた
鏡の中で
囁くように舞い降りた
ひとひらが
沈黙を破る
波紋
薄暗い午後、
部屋の中にひとりでいると
不満、不安が沸いてきたので
十糸子のように
オレンジを買い、食べる事にいたします。
服を脱いで、リノリウムの床に座ってオレンジを掴む
ぼんやりと ...
隣の古町家のトタンのお屋根は
いたく朽ちており
ときおり風雨に耐えきれず
一晩中じたばたすることたびたび
今朝も
初霰にあたふたとうろたえて
なんとも
かわいいのであった
はいいろ
ぎんいろ
雲の上に
雲がのるいろ
錆びた欄干がぱらぱらと曲がり
きんいろとむらさきいろを抱き寄せて
ゆくあてのない歩みを照らしている
置き去りにされた水 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
念仏鈴(黄色 白人
奥津強
自由詩
5
05/11/22 4:28
ぐだぐだ
FUBAR
未詩・独白
1*
05/11/22 4:25
卑怯者Night
span
自由詩
1
05/11/22 3:03
酉の市
一代 歩
短歌
1*
05/11/22 2:26
精一杯いきてるのだから
炭本 樹宏
自由詩
2
05/11/22 1:58
あいうえお
ホソミショー
自由詩
0*
05/11/22 1:51
名前をつけろ
大覚アキラ
自由詩
5
05/11/22 1:49
自分
加藤 ココ
自由詩
3
05/11/22 1:16
ヒト
こむ
自由詩
3*
05/11/22 0:28
『Lyrical-chips』
川村 透
自由詩
6
05/11/22 0:28
それから
こむ
自由詩
3*
05/11/22 0:18
たばこ
〃
自由詩
5*
05/11/22 0:15
クローゼットで眠る夢
蒼木りん
未詩・独白
3
05/11/22 0:14
初めての、そして遠い
たりぽん(大...
未詩・独白
7*
05/11/22 0:10
われに むかし
すぬかんなが...
短歌
1
05/11/22 0:03
沈黙
チアーヌ
自由詩
1
05/11/21 23:54
祖父 祖母 母 。
すぬかんなが...
短歌
0
05/11/21 23:53
NOW
徒歩5分
自由詩
1*
05/11/21 23:42
ぼくを たましい 。
すぬかんなが...
短歌
3
05/11/21 23:37
彼岸花(孤独について)
からふ
自由詩
6
05/11/21 23:25
あなたにはもうあいたくない。
和歌こゆみ
自由詩
3*
05/11/21 22:57
僕はおちおち病気になれない
草野大悟
自由詩
1*
05/11/21 22:54
わかりやすい恋
ゆきお
自由詩
0
05/11/21 22:53
クリスタル・ボイス
たかよし
自由詩
0
05/11/21 22:13
Exploring Dystopia
安部行人
おすすめリ...
1
05/11/21 22:03
あなた、あなた
くるす
自由詩
4*
05/11/21 21:53
碧い静謐
たかぼ
自由詩
4
05/11/21 21:43
橙火
ミゼット
自由詩
3*
05/11/21 20:08
トタンのお屋根
雨女
自由詩
1
05/11/21 18:32
みどりに みどりに
木立 悟
自由詩
4
05/11/21 17:55
6498
6499
6500
6501
6502
6503
6504
6505
6506
6507
6508
6509
6510
6511
6512
6513
6514
6515
6516
6517
6518
6519
6520
6521
6522
6523
6524
6525
6526
6527
6528
6529
6530
6531
6532
6533
6534
6535
6536
6537
6538
加筆訂正:
形骸なステップで
/
span
[05/11/22 3:08]
な
6.94sec.