滴が昔に還る
雨音が車の騒音に擦れて
記憶に消える
誰がなんと言っても
僕は夢の意識の中で
生く年を生き
見える過去の中で
描くのは
まだ見ぬ絵
チャンチキ チャンチャン ...
何かを置いて、何かが笑う事の中にしか
自分を置けない
と言う方程式の解を
解きほぐしたいと
解きほぐせないのに
「どうして」と
?
を連発する自分が
可愛いわけでもないのに
...
ぼくが最も多感だったのは14歳から17歳くらいで、その時考えていたことを今になって思い出した。
ぼくは独り暮らしの寂しさから同居人を求め、一羽のセキセイインコを飼った。まだ性別はわからず、半年ほ ...
キラキラしているものがスキ
身近なもので言えば やっぱり宝石は 素敵
ひとつ 身に着けるだけで 何だか 自信に繋がるような
大切な人から もらえたら どんなに しあわせだろう
...
必死に押す
相手の目を見ながら
必死に押す
動け
変われ
スイッチ。
スイッチ。
必死に押している
相手の目を見ながら
必死に、押している。
どう?
どう?
どう? ...
ぎゅうっとだきしめられて
わたしのあごを
かたにうずめる
もうかえれないはずの
胎内に
かえったみたい
からだがおぼえてるんだ
ひとつだったこと
パズルみた ...
鈍色の空にマーブル状の模様をひと通り描いてご機嫌な様子
今度は地上へ下りてきて 銀杏の葉の降る方へと螺旋を描く
相変わらずの悪戯を繰り返し空の中ほどで口笛を吹いている
おしまいに鈍色の空に光の通る道を ...
本当はずっと痛かったんだ
傷は無数にあって
痛みは鈍くなって
それでもずっと生きてたんだ
白い呼吸
星空の孤独
夢見た全ての幻を掛けて
雪を降らすよ
遠いオーロラ
本当に七色 ...
とがる闇の中で
眠っていたから
正確には
眠ったり眠らなかったり
市場をさまよったり、普通の男に、す巻きにされ
トツゼンナミガクルヨー
それは見たくない足の裏だったから
もう生きてい ...
わかってるのに
わかっているのに 渡っては いけないって
足を踏み入れたら そこは地獄
君が微笑む そこは地獄
わかっては いたのに
もう 戻れないのだと
わ ...
白いチョークで
道路にドアを描いている
白いチョークでは
どんなものも白く描かれるから
羽を描いても
飛ぶための空が描けない
だから僕は
ドアを描こうとしている ...
「世間」と言う濾過器を使うと
見えてくるのは 他人が知る「自分」
「日常」と言う濾過器を使うと
見えてくるのは 自分が知る「自分」
「不可知」なる濾過器を使えば
そこにいるのは 本当 ...
段ボールの切れ端から
夢を見た
やさしさに包まれた炎
どんどん燃えていく民家
煙を感じるはじめての
あれは炎だ
単なる火であり、炎だ
...
とにかく
何にも感じません
やさしくされても
自分でやさしくしてあげても
どうしてもどうしても
それじゃまずいの?
病気治れば大丈夫
そんなことありません
なんかこうグ ...
あなたに見つめられると
あたしの動きは止まってしまって
あなたが抱き寄せてくれると
あたしは溶け始めてしまう
抱きしめられる前までは
きちんと立っていたのに
ぎゅっと抱かれただけで ...
軒下に掛けられた鉢植えを
風が巻いた
アスファルトの上に敷物をして
わたしたちは寝そべった
あなたの腕に敷物の痕が残っていた
日曜日
時間もまた渦巻型をしている
飲みかけ ...
「うもれちゃう!」 砂浜、君は はしゃぎだす その内水平 線に重なるや
猫好きの 人間この世に 増えすぎて 黒猫の牙 シャープになりぬ
すすき野や田んぼのあぜ道 ふるふるり いち、に、 ...
さようならー
さようならー
大声で
両腕を大きく回して
さようならー
さようならー
と
死んでいきたい
感謝も惜別もいらないから
ただただ
さようならー
という言葉し ...
列車の時間がせまっても
気にとめようともしなかった
はかなげに咲いた沈丁花
まぶしい夕日に照らされて
風になびく その花びら
とても愛しくて
遠くで汽笛が聞こえても
気にとめ ...
待ち合わせした繁華街の一角
まるで笑わない君をはじめてみた
僕の胸は既に鼓動を抑えられない
あれ?どこかでお会いしたことはありませんか?
消えた彼女を追って僕は旅をした
昔と同じよう ...
ねぇ、君のことを好きになったのは嘘じゃない
ちゃんと僕の体に血が流れてるみたいに
君へのドキドキが体を巡ってる
たとえば背伸びをして雲に乗れたなら
君のことを好きでいてもいいのかな
きっ ...
たしかめるように
しずかに しずかに
指をきりとる
子供だったのね 貴方
追い詰めたりしちゃいけなかった
鳴くのは休日だけ
あとにはいつもの顔
それでいいの
...
疲れボロボロになっても
見上げる夜空はうつくしいものだ
ヤニにけむった息越しにでも
プレヤデスは青く輝く
道を指し示す なにか奇跡のような
そんなものが降り掛かりやしないかと
こうして ...
混沌と虚無
襲い来て
僕の意味奪う
超えられぬ
実存
薬の白さより
冷たい雪が
僕の心に降り注ぐ
神様が平等に与えてくれるのは
自由や幸福などではなくて
死ぬということ
きみたちは
一生懸命に駆け抜けて
だけどその先が
谷底か崖かもしれないことを案じている
死というものは
...
今日という日は
あなたにあたしを差し出す日
それだけのために今日という日がある
どこからでもどれだけでも
あたしをあなたの思うとおりにしてください
そのためにあたしは
もうどれくら ...
僕の特別な蝶々
どの図鑑にも載っていない
ただその姿だけを追いかけて
夏休みの最後の日 やっと捕まえた
どこへでも連れて歩いた
ただ彼女の姿を見ているだけで
僕はうれしくなって
気が ...
宵の衣の澄む空に
水を含んだ
月浮かぶ
果てを映したせせらぎに
火照る裸体を浸します
夢に染まった
つめたさが
しずかに狂って微笑した
(すわ)
終りにそなえて 花が咲く
炭酸の泡
コップの汗
小さな心の傷
夏の終わりの空
遠くの電車の音
蝉の鳴き声
気温32℃の残暑
扇風機の風
何一つ足りない物
ないのに
寂 ...
日が昇って
息を延長してとどきそうな空は
その端を薄ピンク色にふるわせ
面倒を散らかしたまま押しやってしまう
力の限り力を抜いて
今日だか明日だかわからない日の午後から ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
途中で切れた詩
はらだよしひ...
自由詩
0+
05/11/30 23:44
笑い位置
〃
自由詩
0
05/11/30 23:42
エゴイズム、ぼくはエゴイスト
アルビノ
散文(批評...
2
05/11/30 23:11
きらきら
renchu
自由詩
2*
05/11/30 23:04
りもこん
かぜきり
自由詩
2*
05/11/30 22:17
ただいま
アルビノ
自由詩
3
05/11/30 21:55
北風小僧
LEO
未詩・独白
2*
05/11/30 21:39
えいえんに、なみだ
りぃ
自由詩
0
05/11/30 21:33
明日から
石川和広
自由詩
2*
05/11/30 21:05
遠い道
くるす
自由詩
0
05/11/30 20:09
白いチョークで描いたドア
ベンジャミン
自由詩
7*
05/11/30 19:15
濾過器
アマル・シャ...
自由詩
3*
05/11/30 18:59
放火魔の小便
カンチェルス...
自由詩
4
05/11/30 18:35
予行演習
石川和広
自由詩
2*
05/11/30 18:15
とける
とびまる。
自由詩
2*
05/11/30 18:15
日曜日
アシタバ
自由詩
3
05/11/30 18:00
住吉神社
第二次テーブ...
短歌
1*
05/11/30 17:31
さようならー
たもつ
自由詩
5*
05/11/30 17:25
沈丁花
和泉 誠
自由詩
1*
05/11/30 16:39
遠くから見ている
Yuno
未詩・独白
3
05/11/30 14:18
全部話しちゃった
〃
自由詩
1
05/11/30 14:16
届かない距離
りょう。
自由詩
1*
05/11/30 14:06
ポイント
なな子
自由詩
1
05/11/30 12:23
鬱病Ⅱ
たかよし
自由詩
6+*
05/11/30 11:20
すべては均され、抱かれてゆく
アルビノ
自由詩
1
05/11/30 11:14
思い通りのために
とびまる。
自由詩
5*
05/11/30 11:12
嘘
和泉 誠
自由詩
1*
05/11/30 10:09
終の季節(ついのきせつ)
こしごえ
自由詩
16*
05/11/30 8:56
残暑
たかよし
自由詩
3*
05/11/30 7:51
午前5時はまぼろしのように
nm6
自由詩
6+
05/11/30 3:58
6487
6488
6489
6490
6491
6492
6493
6494
6495
6496
6497
6498
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6500
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6502
6503
6504
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6513
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6515
6516
6517
6518
6519
6520
6521
6522
6523
6524
6525
6526
6527
加筆訂正:
明日から
/
石川和広
[05/11/30 21:06]
未詩・独白から自由詩へ再投稿
6.87sec.