カレンダーを一枚めくり
二月の出かける日に ○ をつける
数秒瞳を閉じる間に過ぎてしまう
早足な{ルビ一月=ひとつき}の流れ
数日前話した八十過ぎの老婆の言葉
「 あんた三十歳? ...
おんなが なぎさで
砂を かぞえている
いくとせも いくとせも
なみだと 朝焼け色の
大漁旗を まちながら
スパイスきょうじゅ
スパイクはいた
スパイクはいて
スパイスのんだ
いちめん ひろがる
じゃがいもばたけ
おくさんうめたの
だれでしょう
*
あさ うたたねをしていたら ...
もし貴方が地に堕ちるなら 私も共に堕ちましょう
貴方のいない世界など 居る価値も無い場所だから
もしその手を紅く汚すなら 私もこの手を血に染めましょう
貴方一人を悪者にして 生きられる程 ...
木の船を揺らすな無邪気に邪な者ども汲めぬ柄杓を渡す
同胞よ騒ぐな天のあれもまた汲めぬ柄杓だ海は終わらぬ
天水は恵みの雨でも海水を薄める毒ぞ海のものには
手繰られて深きものども深みから湧けよ鵜 ...
報われない想いとわかっていても
気持ちはとめられなくて
ぐるぐる回る輪のように
終わりなく 繋がり
果てなく 想う
たとえそれが
報われない想いとわかっていても
...
狂わしく相愛しい君の本体を
舐め尽したとて解らず
重なる毎に理解して
重なる毎に誤解していく
指先を弄び含み笑いするも
深く刺さるとて感じず
動かす程に高まり
動かす程にしらけていく ...
青く広がる海を見下ろして
「ああ、青いんだな」って思えたなら
指を静かに動かして
「ああ、生きてるんだな」って思えたなら
それは紛れも無い
ジュゲムの証拠。
釣り糸を垂らしなが ...
道に道無く目隠しの子供が座る
目の前に落ちた小さな手に生は無く
大人より食べない子供が
大人に殺されるのは何故
僕の耳に届く幻聴の手紙を
聞こえない振りをして無感情に振舞う
掻きむしっ ...
私は知らず知らずのうちに、ロンドンの馬小屋で産まれていた。
額には「肉」とかかれた運命が刻まれており
私はすぐさま、言葉を発したのだ。そう、「神よ」と。
15歳の頃には、人を愛する術を覚え
...
村、の発音はビレッジじゃなくて
ヴィレッヂなんだって
熱く語る教師に
ならば、お答えしていただきたい
シベリアンとシビリアンの違いを。
困惑の色も見せずにただ、淡々と
シベリア ...
古文書の秘密を 全て暴いた後で
ヴァニラエッセンスを
二滴ほど、手首にふりかける
この狭い部屋でなら
十分すぎるくらいに
知らないうちに生えてきた
よれよれした無精髭にも
愛着が ...
ねつっぽい
ねつっぽい
これはやばいかもしれない
目をとじると
黒くて大きなクマが
ぼくの目のまわりを
ぐるぐる ぐるぐるなぞってる
なにかいいながら
こんなときは早く寝たほう ...
机から乗り出して、君の姿を探します
机の角に私と君の相合傘
君の背中に私の顔が映っている
目を合わせてみようか?
そらされる恐怖が脳裏をよぎり
何もできない私が此処にいます
こ ...
古代象(マンモス)は氷下魚(かんかい)食べて海渡る
注 「かんかい」はアイヌ語です。コマイという白魚のことです。
寒椿カラメル甘しぽるとがる
鳥群れて雲ざわめけば光悦忌
誰かにとっての大切な人。
私は私の大切な人を守るために。
それを理由に踏みにじってきた。
ふとした時に気付く。
大袈裟な言い方かもしれない。
けれど私は結局それを止めることはないから。
だ ...
くりかえし生まれる幻想が
頭の中から離れないので
入り江に腰をおろし
巣へ、手をさし入れる
(巣はひからびた雛の墓)
かわいたくちばしにふれる
幻想が、脳をご丁寧に ...
人にはそれぞれ自分にあった居場所があるらしい。
自分にあった居場所にいれば遠慮なんかする必要ないし、引け目なんて感じない。
この世界には色んな場所に色んな人達のための居場所があると思う。
...
太陽は誰が奪った洪水のようにまばゆい詩歌たちいづこ?
ゆうえんち、どうぶつえんにすいぞくかんみんなほろびてしまえきみとか
ぼくはもう崩れてしまう塔の上きみの手首を紫にして
...
私が何を欲するかと言えば、
馬鹿を見ない正直さ、なのだ。
あの眩暈のしそうな
白い台風が去り
三日が過ぎた
路上の名残雪は
鋭利な透明を帯び
庭の雪だるまは
縮こまった
そんな
冬の日
自転車の前に
娘を乗せて走っていると ...
日に夜をついで、
月の影をかいくぐり。
地平の弦の彼方、
鬼は羽ばたく。
A.M9:15
退屈な授業
暇つぶしの会話
A.M10:38
日差しが妙に暑い
黒板に音が響く
耳障り
P.M12:45
美味しくもない学食
値段と比例の量
だ ...
知ってるか
もう ひとりぼっち
自業自得だよ
鍵を、
かけた
孤高の空は 始まりが曖昧で終わり無き空
永久を願う空は 高くて・・・届かないところにある
自由になりたいと嘆く鳥も 籠から逃げたいと叫ぶ蝶も
空の蒼に囚われたままままで
僕は唯 ...
君はロリロリパンダ
パンダの妖精
電話が大好き
メールがキライ
見るのは夢
言葉はマボロシ
そんなロリロリパンダ
石の床で眠り
はしごでバック
クマじゃないよパンダだよ!
ロリロリ ...
あなたが感じているように
私も感じているんです
でも
私が意図している事と
あなたがそこから読み取る事は
違うかもしれません
もちろん
あなたが意図してい ...
私の助けてや寂しいの声は
ぐっと、喉の辺りまで出かかるのに
口は出してくれないから
飲み込むしかないの
それを繰り返すうちに
身体中が助けてや寂しいの声に満たされて
なんだか吐 ...
孤独な日には時雨る
空気が重い
わたしは一日中寝た
黒人が
国道脇を歩いていく
何人も
わたしは絶望しない
楽天でもありえない
遠き友より手紙きたりて
わたしは
寂しい夢を追い ...
誰もいなくなった教室
消されずに残った数式
響くチャイムの音
開いた窓から入るそよ風
聞こえてくる吹奏楽部の演奏音
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
幼年期の情景 〜アルバムの中に〜
服部 剛
自由詩
8*
06/1/31 22:57
そろもん(海難の話)
みつべえ
自由詩
4
06/1/31 22:57
ファザー・グース(2)
たもつ
自由詩
11*
06/1/31 22:53
If...
凍雲 月歌
自由詩
0*
06/1/31 22:49
方舟の海
小池房枝
短歌
6*
06/1/31 22:28
Infinity loop〜メビウスの輪
朱華
自由詩
1*
06/1/31 22:15
滑らす肌に灯す温度
maumi
未詩・独白
1*
06/1/31 21:40
ジュゲム。
仲本いすら
自由詩
4*
06/1/31 21:11
逆さに育つ花
maumi
自由詩
3*
06/1/31 20:54
嘘つきエッセイ
仲本いすら
未詩・独白
1*
06/1/31 20:48
シベリアンズ
〃
自由詩
3*
06/1/31 20:38
芳香ホライズン
〃
自由詩
3
06/1/31 20:31
風邪
日朗歩野
自由詩
3
06/1/31 20:29
十五歳の恋心
ラプンツエル
自由詩
3*
06/1/31 20:12
氷下魚(かんかい)
北原春秋
俳句
1
06/1/31 19:47
気付くこと
むくげ
携帯写真+...
3
06/1/31 19:47
線
ミゼット
自由詩
1*
06/1/31 19:42
自分の居場所
腰抜け若鶏
未詩・独白
0
06/1/31 19:39
elephant
本木はじめ
短歌
9
06/1/31 19:37
例えば
汰介
未詩・独白
2*
06/1/31 19:27
飛ぶプラチナ
蒸発王
自由詩
2
06/1/31 19:07
「 夜躍。 」
PULL.
自由詩
6*
06/1/31 18:49
今、此処で
海月
自由詩
3*
06/1/31 18:18
『・・の詩三つ』 方向
FUBAR
自由詩
0*
06/1/31 18:17
孤高の空
珠洲璃
自由詩
0
06/1/31 17:51
ロリロリパンダ
チアーヌ
自由詩
1*
06/1/31 17:12
差異
朱華
自由詩
2*
06/1/31 16:48
(私の)嗚咽
完食
自由詩
2
06/1/31 16:34
遠い手紙
石川和広
自由詩
5*
06/1/31 16:16
放課後を覗く者
afterg...
自由詩
1
06/1/31 15:40
6381
6382
6383
6384
6385
6386
6387
6388
6389
6390
6391
6392
6393
6394
6395
6396
6397
6398
6399
6400
6401
6402
6403
6404
6405
6406
6407
6408
6409
6410
6411
6412
6413
6414
6415
6416
6417
6418
6419
6420
6421
加筆訂正:
ひつじ雲
/
さくらほ
[06/1/31 20:14]
リズムをよくしようと努力してみました・・・。難しい・・・。
6.83sec.