一郎は華子と2つ違いのいとこ同士。二人は親の家が近いこともあって、よく一緒に遊んでいた。
今日は華子の屋敷の庭の竹やぶにいる。
「一郎ちゃん、今日は一郎ちゃんが犬をやって頂戴。」
「華子ちゃんは ...
悪い事をしようよ
もっと
いけない事をしようよ

飛び出しそうな
心臓の音を聞いて
愛したい人を愛して
それが
罪なら

悪い事をしようよ
もっと
いけない事をしようよ

...
この先が

どこにつながっているか

知っていますか?
生きる意味に悩んでいるなら
悩んで悩んで悩み抜いて
大いに苦しめばいいよ


それでも君は幸せなんだから


今すぐにでも死にたいのなら
遺書のひとつでも書いて
とっとと死ねばいい ...
君のその
太陽のような
眩しい笑顔
みんなに
降り注いでね


けれども
やっぱり


僕が
一番近くで
浴びていたいな


多少
あつくても
我慢するからさ
 退屈なのは自分のせい――と、かつて僕らは
それを殴っていた。うとうと眠りかけた時間を
時計のなかで凍っていく時間を、叩き起こすように。
おかげで今じゃ、僕らの時計はパンチドランク。
秒針は、 ...
あいうえおがなくなったら
たいへんだ

あいうえおは
かきくけこでもあって
さしすせそでもあって
いっぱいでたくさんだ

あいうえおがなくなったら
、とか。とかそういうのしかなくなる ...
川の流れのように

さらさらさらと
音をたてて
ゆく

一番近くに
僕はいる
けど

きみは
さらさらさらと
流れてゆく
ばかり
きのう天き
うらやんで
あすのてんき
期待する

今日のてんき
おざなりに
しゅうかんてんき
いっきいち憂

永遠のいまがここにあるだけ
えいえんの今だけココにある

きのう ...
Dear Fujiko

出がけに大雨だったので,
駅まで車で送れと女房に言ったら,
ブツブツいわれて,
キレタ


(オッ,なんだか詩みたいだなぁ)


タクシー拾おうとし ...
夕暮れに
繋ぎし指は頼りなく
僕らこれから
何処へ行かうか
私の腕から流れ出る血は
残酷にも「私」を留めたまま
抗うことさえ許されないのは
私が罪を犯したから?


貴方は私の外側だけを見、
狂いかけの機械人形を笑いながら壊してるのね

...
+++++++++++++++++++++
+駆け抜けるは陽炎+爪に焦げた風+絡まり+
++++++++上+痕+点++車+++++
+++早++雑+す+を+の+++++逃++
++引く手数多+ ...
甘い亜麻色とりどりにゆららゆら麦の穂たれて紅く波打つ

紅い実をあげましょ君たわわたわつぶしてくださいたわわたわ わに

紅と蒼交互に咲く混ざらない不思議雨上がり 君

傘立てて紅ひらいて ...
目覚めのあと 君は ポケットに
物語を入れて 歩き出す

星達がかすれてゆく 
夜明けの波が 
足跡を消す前に

渚でひろった卵の殻を
見つめても
思い出せない家路


...
あなたに手紙を書くけれど
あなたは返事をよこさない。
あなたに電話を掛けるけど
あなたは受話器を握らない。

聞きたいことがあるのよ!
沢山ね。
言いたいことも沢山あるのよ!

あな ...
恐怖は予感の中にある
また希望も

子供たちよ
お前たちは予感に満ちている
予感とは芽
野放図に枝はりめぐらせる巨木の苗木
声ほとばしるとばぐち
かき鳴らされる開放弦

お前たちは ...
今日も空は曇っています
鈍色をした雲が重たく
空が底を低くしているようで
手を伸ばせばその向こうにあるはずの
光にさえ手が届きそうな
そんな気がしました

貴方は変わってしまったと
私 ...
道端で猫は死んでいた
まだ少し温かくて
血を沢山流して
死んでいた

この寒空の下で眠る彼が
こうして冷たいアスファルトに横たわっているのを見ていると

僕も彼も

なんだかひどく ...
ふきそくなからだ
それは、こきゅうをすることさえつらくて
いきをすいこむだけでくるしくなってしまう
にさんかたんそをはきだすことをためらってしまう

こきゅうをすることは、こんなにくるしいこ ...
海の波間を縫ってたゆたうクラゲのように
人の波間を縫って歩けたなら、
もう少し 呼吸をする事が楽になるだろうか
止まったままの波間は、窮屈で 息苦しい。
傍へ行ってその手を取って

少しでも傷を癒してあげたいのに

それが出来たらいいのに




独り抜け出せない淵

あなたには何が見えている
  「ルイーズの空」

    ルイーズはいつも空っぽだ
    ルイーズはいつもとんがっている、山高帽の
    だらしない紳士の椎骨あたり
    途方も ...
戀猫 狂ヒ鳴キ
   狂ヒ鳴ク
   狂ヒ鳴ケ

イツノマニ 狂ヒ舞ヒ
      狂ヒ舞フ
      狂ヒ舞ヘ

ソシテ往ク


戀猫 狂ヒ逢ヒ
   狂ヒ逢フ
   狂 ...
外は雨と


さらさらと流れる雨に腕を晒す

焦点も合わずただただ空を仰ぐ

何もしなくても良い日曜の午後

心に要らない隙間が出来ている
小さな水溜りに巨大な魚

広い部屋に小さな空

とにかく

さりげないもの

そんな幸せを

特に何事も無く

日常に隠して来ました。








...
若葉に抱かれ
ひっそりと眠る
ぐみの実

指で触れる
ざらりとした果実は
甘くて苦い くちづけ

次の春には芽吹けよ、と
その種子を天へ飛ばそ
その透明な
青い空泡の中に
ひとつぶの
お月見の日に
呪文のように祈りを囁くと
願いが叶いました

という噂を耳にしたので
信じて囁いてみたところ

私はにんげんになれました

でも気になることがふたつだけ
しっぽとねこ ...
大きな口を開けたワニが
天気の真似をして
すっかり晴れわたってる

魚の数匹は遠ざかり続け
それでもまだ
誰の指にも泳ぎつかない

沢山の羊を乱雑に並べて
さて、どれが正解で ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
犬の名は全て一郎     (お暇な時にでも読んで下さい・・・ ...ふるる散文(批評...10*06/3/8 12:09
かがり自由詩2*06/3/8 10:38
436携帯写真+...1*06/3/8 10:18
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加筆訂正:
幽霊じゃないからね/ペン太郎[06/3/8 1:31]
なんか一晩すぎるとじめじめした自分が嫌になり、新たな気持ちで修正しました
お生れなさい/ヤギ[06/3/8 0:44]
来世に前世の記憶なんて→来世に現世の記憶なんて に訂正。
5.87sec.