即興仕立てのアーガイル
クロコダイルのジェントルマン
羽織って笑う田舎もの
アーカイックスマイルに
油断したのが致命傷
ダムダム団のダムダム弾
無駄にぶち込む機関銃
カムカムボディの ...
タイガーさん、計算機の分厚さは
そこまで皮算用するほどにはならないって
塀伝いに伝えて来てるのは
夢見が悪くなりそうな果物ばかりを
縄でこすりながら落とした夜の子ども
戻した分だけま ...
ビルの狭間の街に
春の突風が吹いている
大通りからひとつ路地を曲がった
小さな扉の店に入ると
物腰のやわらかい店主が迎えてくれる
ランチを注文して
ホルンの形のオブジェや
店主のお気に入 ...
臆病で、淋しがり屋の、
貴方はうさぎ
差し伸べられたその手を
只温もりと信じたのか
冷たい土に残骸のみを残し
魂の消え去る事さえ
予想だにせず
血の通わぬその手を
安らぎと感じ身を委ね ...
涙のかわりにぶつけたものは
剥き出しの闘争本能と吐露
ありふれた感情が伝う
ありふれた雨降り
窓の外の霞んだ景色を眺めて
ぼくは弱くなった?
戸惑いの夜は息も白く煙る
頬の温度を奪ってく ...
巨大と言える訳ではない絵
その一部をナイフで剥ぎ出す
その小さな絵が僕の記憶
半分になっている人の顔は僕かもしれない
満月に向けてナイフを照らす
青白く光り輝く姿を照らす
笑うこと出来 ...
ドレミのドの
点々は
うまれたての涙です
ソラをめざして
シにかえる
はじまりとおわりの
涙です
ささいなことの定義を知らない僕たちは
もうずっと独りきりなのだと思った
泣き虫を殺した日
生命の容易さを知り己の容易さを知る
不確かで曖昧な波の中では皆が
ひとり、また、ひとりと沈んでゆくの ...
街は妖しい気配を包んで
機械になってゆきました
段々球体に近づいていって
機械は原口陥入しながら球体内部へ取り込まれていくのがわかります
そうして溝が塞がって
球体が完成する!!
まさにそ ...
A子「ねぇ、あれ見て!」
B男「あぁ、飛んでいくね」
A子「きっと誰かが恋しているのね!」
B男「いや失恋したんだよ」
A子「どうして?」
B男「だって真っ白に燃え尽きてるだろう?」
A子「いいえ、あ ...
私は抜けてしまいそうなくらい
雲は白いと言いたげに
青く頬を染めている
君のほうはもう
そろそろ目が覚めるころ
だろうから
風の便りに
知らせておくよ
...
そうこうしているうちに
衣をとられてしまって
騙されているほうがよかった
と中川から帰っていった
{引用=fromAB}
誰も知らない、枯れた岬の先にある
空の灰色、朽ち葉はゆるゆる風に流れて
腰まである草をかき分けつつ、私はその館にたどり着く
白いペンキはくすんで剥げ、ステンドグラスは割れている
日本人が西洋に ...
さよなららいおんが
動物園でさよなららいおんって
呼ばれるわけはちゃんとあって
誰かが夜の隙間で
長い眠りについたとき
悲しそうに 泣くからなんだって
だけどやっぱり
みんなはら ...
父、抑留始まる
ゴミ箱にクローゼットをしまう
近親憎悪の目に晒されながらも
脱皮を繰り返し
それでもよくケラケラと笑い
スクスクと育ち
糸をほどく
糸は糸だらけになり
パジャマ ...
我に力を与えたまえ
孤独に苦しむ
あの人の心を汲む力を
虐められた子ども時代を経て
何とか大人になり
ようやく得た生涯の伴侶を病で喪い
もはや誰をも信じなくなったあの老人
心はひがみ ...
あなたは曲線で出来ていて
髪の毛
しなる腕も
無駄のないポオズ
その
なだらかな曲線を
ていねいに
なぞって
あなたの
曲線とは裏腹に
こころには
ちいさなささくれが
いっ ...
世界がスッと聞き耳を立てるから
私は黒猫になって逃げる
トレモロしはじめる胸の高鳴りと
アスファルトを飛び跳ねる
肉球のリズムが重なって
不思議な旋律を描くから
誰にも本音を ...
つみかさなっている遠さの てっぺんに憧れ
冷え切った形の流動する 煙仕掛けのからだ
あら、今日もあいさつをしている朝焼け
分解の森でうすわらい 月の咆哮の真空放電にしびれる華 ...
黄ばんだ桜を尻目に
散りゆく夕べ
かたこと、揺れる電車に
もれた音像の欠けら
差す 光の香り
目を細めれば
斜め下の彼女が微笑む
午後の車内
ポケットにつっこんで
...
これから10年 何が起こるかな
俺たちの子供は自分を信じて生きてるかな
俺たちは仲良くしているかな
俺はまだ歌ってるだろうか
幸せになるのはそんなに簡単じゃない
妥協と辛抱を重ねて 喧嘩 ...
あなたと
彼との
星の質量が違うから
その差に寂しくなるとしても
ここから見れば
満点の星たち
キラキラ同じ
暗闇の道しるべ
それでもあなたの道を行け
信じるという引力が
互いの距 ...
ときどき うたが ほしくなるのは にんげんが にんげん だから
びしょ濡れの二人。川岸に這い上がった恋人達。
「永遠はカナヅチなので溺れてしまう」と彼は言った。
僕は、口から水を吐き出す彼女にハンカチを渡した。
すると彼女は「不条理の相方である可能性のよう ...
ぼくは詩人
綺麗な詩をいくつも創りだし
その詩をみんなの心の中に奏でることに
なんの苦労もない
それは自分の楽しみ
それはみんなへの喜び
今日もまた
朝の散歩をしていたら
...
独りの舞台で私は踊るの、心を失くした悲しいワルツで
ゆらゆら、、、月明りの下、独り舞い踊る
明るく照らされた独りの舞台で華麗に舞い踊る醜い私は儚く散る花びら
私になる為に失くした幸せ、私である為 ...
学校の帰り道
人間たちに会う
みんなには足がある
それで動く
のしのし歩く
大地を踏みつけ
のしのし歩く
歩かなければ
動けない
だから
踏みつける
大地は
そ ...
その瞳に映った僕は偽者かも知れない
空になった心を必死で崩れぬように
両手で抑えるけれど皹割れは止まらず
破片が肌を傷付け血を流す
いくら笑ってみせてもどこか寂しくて
何かが不足している感覚 ...
苦しくて逃げ出した背中が透明に透けて
真昼の太陽がその背中を通して影を焼く
焼き抜かれた影絵には
傷ついた片羽の蝶が飛べない空を睨んでる
悲しくて差し出した涙が宝石に変化して
宵闇の光星 ...
くじ引きするのはタイヤの転がりやすい草の上で
ハンカチを猟銃と見間違っても構わない
それは昼だから
何故引き上げてくれるって知ってたかって?
拡声器の後ろに当てる手を見たから
!
...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
アーガイルなクロコダイルは衣替え希望
あおば
自由詩
3*
06/3/21 15:46
9.ホアキン・フェニックス
合耕
自由詩
1*
06/3/21 13:52
チューキンとクロックムッシューと風の街
はなびーる
自由詩
3*
06/3/21 13:38
うさぎ
ひろよ
自由詩
1*
06/3/21 13:34
ありふれた雨の夜
花田春菜
自由詩
0
06/3/21 12:56
Knife
海月
自由詩
1*
06/3/21 12:23
白い音階
まほし
携帯写真+...
16*
06/3/21 11:41
オトシモノイチワリ
りぃ
自由詩
1
06/3/21 11:40
子どもの機械
今唯ケンタロ...
自由詩
8*
06/3/21 11:11
飛び夢
436
携帯写真+...
2*
06/3/21 10:54
そらにかえる
美味
自由詩
0*
06/3/21 10:46
アーガイルなクロコダイルは衣替え希望
AB(なかほ...
未詩・独白
6
06/3/21 10:19
岬の家
篠有里
自由詩
2
06/3/21 9:36
さよなららいおん
夕凪ここあ
自由詩
3*
06/3/21 9:31
アーガイルなクロコダイルは衣替え希望
たもつ
自由詩
6*
06/3/21 9:01
「我に力を・・」
広川 孝治
自由詩
1
06/3/21 8:56
夜の笛
uminek...
自由詩
12*
06/3/21 7:56
エスケープ
まほし
自由詩
13*
06/3/21 7:54
春さきの幻体
こしごえ
自由詩
13*
06/3/21 6:26
「春の嵐」
hiyoku
自由詩
0
06/3/21 4:14
またあした
電脳ノコギリ
自由詩
1
06/3/21 4:14
それでもあなたの道を行け
アマル・シャ...
自由詩
8
06/3/21 3:52
ときどき
すぬかんなが...
未詩・独白
1
06/3/21 3:26
永遠の
プテラノドン
自由詩
3*
06/3/21 1:57
ぽえむ君−誕生−
ぽえむ君
自由詩
15*
06/3/21 1:46
月夜
小春
自由詩
1
06/3/21 0:48
歩くものたち
ゆうさく
自由詩
0
06/3/21 0:28
微笑んで
AKiHiC...
自由詩
1
06/3/21 0:06
僕の道標
maumi
自由詩
2+*
06/3/21 0:03
8.ヴィンス・ヴォーン
合耕
自由詩
2*
06/3/21 0:01
6295
6296
6297
6298
6299
6300
6301
6302
6303
6304
6305
6306
6307
6308
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6310
6311
6312
6313
6314
6315
6316
6317
6318
6319
6320
6321
6322
6323
6324
6325
6326
6327
6328
6329
6330
6331
6332
6333
6334
6335
7.5sec.