ハロー・スワロー・ウィカ・ウィカ!

意味深なイマジン、空っぽの暇人の
ケージの中の三文刑事さん方が書く散文の
政治ではクラリセージも育たぬ零時半
オマージュ・反復・ハシシュの一服で
ぐら ...
美術の先生が
黒と白だけは
どんなに絵の具を混ぜても
作り出せないのだと言っていた

そんな貴重な色の絵の具は
どんな材料で作られ
どこの国の工場から送られてくるのだろうかと
想像をめ ...
静寂

深夜二時の公園
誰もいないブランコが揺れる
錆び付いた音は私の足音に重なる

朝焼け

午前五時の窓の外
眩しい光がカーテン越しに見える
あまりの腰痛に私は起き上がれない
...
歯がしくしく痛む夜にミントを、
初夏の風と小さな葉っぱを
コップの水に
くるくる溶かして
蛍光灯の下で、うがいする


クールグリーンの麻酔をかけられて
小骨のように引っかかっている、 ...
あこがれて あきらめて
うちひしがれて 汚れた
たましいを つきることなく
あらって あかぎれになった
おかあさんの手に 接吻してもよろしいですか
ひゃくねんまえのしじんのしを、おとうさんがよませてくれました。
いまはもうおはかのなかですごしているひとだそうです。
ひゃくねんまえのしだけど
きれいなしろいかみにかいてありました。
ものをた ...
雑貨屋で見つけた黄色いとんがり帽子。
絶対似合うはずは無いんだけど、買った本人もびっくりの衝動買い。
タンスから黒いタートルネックと青いパーカを引きずり出して
とんがり帽子で目元を隠せば
私の ...
「この世には、居なくなってはならない人間なんてひとりも居ないんだよ。誰かひとりが死んだところで、世界が回り続けることには何の支障もないのさ。お前もあいつもわたしも、大臣だろうが大統領だろうがね。」
...
ぼくは詩人

明と暗は
それぞれ逆があって
はじめてわかる

今日もまた

朝の散歩をしていると
朝影に出会いました

朝日の光の方向と反対に
ぼくがつくる自分の朝影

い ...
囀るひばりに誘われて
五月の原っぱ

やわらかな緑が
裸の足にくすぐったくて
昨日はふり向きもしない
ぺんぺん草がかわいらしい

青い空に
浮かんだ雲を
目で追いかけて
眩しい形 ...
あおいあおいゆめをみてた

くろとあかをカラダにまきつけながらゆめをはんすうしてばかりいる
そらからふってくるこんじきのつぶをゆるりながめてはとおざかるあかいいとのなるおとをさがしてばかりい ...
ようやく 約束を果たしてきました
京都って遠いんだな 一年もかかるんだもの

ちょうど一年前に
きみに贈ってもらった 般若心経の数珠を持って
きみの墓参に行ってきました

新幹線の ...
「部屋の中」がなくなっていく
「部屋の中」にあったものは
外へと押し出されてしまう
殺風景だと思ってたのに
床、天井、壁
結構いろいろなものがあったので
少しびっくりする
やがて ...
異世界の扉は何時
何処にでも繋がって居ると言う事を
僕らは否定する事は出来ないだろう


それは
あの輝かしき幻想渦巻いた子供時代だけでは無く

社会の渦にまみれてしまった
大人達 ...
わたしの指を握る小さな手と、
それよりも小さい新しい命と、
ふたりの大きな愛と、
運び込まれるあたたかさ

いつかのわたしや、
いつかのあなたや、
いつかのかれやかのじょ、
きみだって ...
僕は一人だ。
僕は孤独だ。
果たして本当にそうなのか?
僕は悲しみを呼び
僕は喜びを妨げる
君が思っているほど、君は悪くないよ
けど
そんなに自分に自信が無いの?
だって僕は色んな人を ...
通り過ぎていく
何もかもが

大切なものを
大切なように
大切なものを
大切にできなかった

停止

それが過ち

私が私であることを
誰も知らない
この黄色いひまわりの世 ...
    病窓のむこうにはあふれていました
ゴールデンウイークのうきうきしたひかりが
 中庭の木立のあいだにもながれていました
       みどりに薫るそよとのかぜが
             ...
  黄昏が近づいて
  風向きがふっとかわるとき
  隣り合って座るわたしたちの間には
  暖かな風のように沈黙が訪れる


  丘から見下ろす街並みは
  最後の夕日に照らされて
  ...
空がほつれ 花になり
空を淡く照りかえす
むらさきになり 羽になり
まぶしく逆さの金いろになる


廃屋がひとつ
いつか走り出す列車のように
窓だけをにじみかがやかせ
少 ...
 死んだら天国にいけるんだ、と、その少年は笑って言う。あたしは、そうね、あなたは良い子だから、きっと天使が迎えに来てくれるわ、と答える。ねぇねぇおねえちゃん、天国ってどんなところなの、と少年が訊ねた。 ... きみの白いやわはだに
ひやり、刄の感触

まるで無機質なそれからは
鼓動をまったく感じない

手を動かせば血がにじんで
きみはちいさく鳴咽を漏らす

白い肌に映える赤いコントラスト
...
マイナス273℃絶対零度で
きみとあたしを形づくる原子すべての活動を止めて

さよなら
今日までのことなんて
全部忘れてしまおう
このところずっと染みついていた淋しさは
火にかけすぎたシチューのように焦げついて
無理に剥がそうとすると
苦い味になってしまう

きっと思い出が ...
未来機械、発明しました。何に使うかはいま思案中です。


赤いマントでメキシカン・ドリアを食べるルクセンブルクの怪人


白い壁に白い花咲く 誰に見つけて欲しくなかったのだろう
...
あの頃と同じ
アタタカイところへ行きたいけど
同じところに戻りたくはない
同じことは繰り返したくはない
とにかく前に進みたいんだ

今はこうして ただここに居て
毎日の暮らしに ひたすら ...
あのこのことを想う時
なんだか胸が苦しくなる

いつも穏やかで いつも笑っていて
 
あのこは今どうしてるかなんて
今ではもう分からないけど

苦しみの分 幸せになってるといいな

...
 期待していた約束は
 
 この新緑の季節風で

 あっさり破られた

 人は期待するから

 腹が立つ

 絶望する

 堰を切った奔流のように

 日差しは僕らに降り注 ...
腹が減った
家には何もない
金もないから何も買えない
水道水を飲む
少しだけ空腹が満たされる
それでも
俺の腹の虫が鳴く
寝て空腹を紛らわそうかと
布団にもぐりこむ

今日は寒い
...
あのあおい波が沖まで連れて行くんだわ
そうよ私たち逃げるの
あそこにあかい鳥がいるわ
そそり立つ岸壁はまるで斧

こわいなんて言っては駄目
だってあんな絵本は嫌い
小鳥は飛ぶことを諦め
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ハロー・スワロー・ウィカ・ウィカ!六崎杏介自由詩4*06/5/5 1:02
潔癖症の子供マッドビース...自由詩1006/5/5 0:58
時間日記海月自由詩1*06/5/5 0:50
mint fishまほし自由詩10*06/5/5 0:30
そろもん(聖母の話)みつべえ自由詩306/5/4 22:57
ひゃくねんまえTommy自由詩206/5/4 22:53
まほうつかいにあこがれてyuma自由詩4*06/5/4 22:43
Drawing鈴本 蘭乃散文(批評...3*06/5/4 22:40
ぽえむ君−朝影−ぽえむ君自由詩8*06/5/4 22:33
ハミングバードLEO自由詩9*06/5/4 22:32
オルフェ自由詩206/5/4 22:20
センチメンタル般若心経第2の地球散文(批評...2+06/5/4 22:04
部屋の中たもつ自由詩706/5/4 21:32
『可能性』の渦。胡蝶自由詩006/5/4 20:26
にんげんとはあたたかないきものなのです鈴本 蘭乃自由詩1*06/5/4 20:26
少年胡蝶自由詩006/5/4 20:26
私の星は美味自由詩0*06/5/4 19:28
入院-白そこひの手術にて-信天翁自由詩606/5/4 19:07
そのときあなたは夕暮れの街嘉野千尋自由詩13*06/5/4 19:00
狂光花木立 悟自由詩306/5/4 17:34
天国は高い鈴本 蘭乃散文(批評...306/5/4 17:24
フェイドアウトシンドローム自由詩006/5/4 17:22
その温度をもってすべての活動は停止します自由詩0+*06/5/4 17:16
クリームシチューミキ・オキタ自由詩1*06/5/4 17:12
未来機械バカ男短歌1306/5/4 16:06
今の自分はSky自由詩1*06/5/4 16:04
また春が来たね自由詩1*06/5/4 16:02
風に舞う約束山崎 風雅自由詩2*06/5/4 14:57
カンパン壺内モモ子自由詩4*06/5/4 14:09
海へふるる自由詩8*06/5/4 13:53

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加筆訂正:
OL/山内緋呂子[06/5/4 23:49]
昔のものですが、知らないうちに、文章の途中で後半文が切れてました。追加しました。
その温度をもってすべての活動は停止します/鈴本 蘭乃[06/5/4 23:11]
佐々宝砂さんの指摘を受け、思うところがあり、タイトル修正。
5.58sec.