逃げる羊を追いかける。
嫌がる羊を追い詰める。
怖がる羊をあざ笑う。
とても とても 弱い羊は逃げ出した。
抑圧されて逃げ出した。
逃げて 逃げて 逃げて
思い切り逃げたのだけど
...
女ライオン肩から膝に錘なし
男の夢に齧り付く
滴る夢を海に流せば珊瑚が生えて
今日からここが南国になる
汝はここで暮すがよい
悲惨なニュース
雨が止まぬ
今夜もきっと
分かりあえない
夜雨の中で
殺された手の
ぬくもりだけが
街にヤサシイ
欲しくない靴、どれも汚い
笑えてるけど、なぜ不満足
十字路 ...
小雨の降る夜道を歩いていた。
ガラス張りの美容院の中で
シートに座る客の髪を切る女の
背中の肌が見える短いTシャツには
「 LOVE 」
という文字が書かれていた。
...
祈りとは
神に語りかけること
畏怖と親愛と
そう相容れない想いが
ひとところにあるもの
空が砕かれて鳩が羽ばたくように
割れんばかりの祝福をください
もし私にその価値があるなら
そ ...
とけるのは唇
あふれるのは 生温かい水
零れないよう
太い針で縫いつけて
不器用に 笑う
染み出す膿で
舌が焼ける
目を瞑り、
笑う
溜まった水は
まだ温かい
私 ...
喉を鳴らして肯定を叫んだ
飢え渇いた老犬のように
醜く振り乱して否定を歌った
与えられるものなどないと理解(わか)って
瞳を虚ろわせて
僕はなにも選べないでいる
生きること死ぬこと
どちらも選ばないで惑って
ただぼんやりと息を吐く
何よりも醜いのは
描いた夢を嘲うこと
馬鹿だな ...
ここならいい風がくる
ここならいい匂いがする
ここなら
ここなら青い海が見える
ここなら赤い花が咲く
ここなら白い砂が舞う
ここなら黄色い道になる
ここなら
...
ぼくは詩人
星の数ほど夢があり
そしてそれは煌めき輝く
今日もまた
夜の散歩をしていると
星空に出会いました
星を隠す雲もなく
見渡せば満天の星が銀色に広がる
その ...
隣のテーブルでは
中年の男が
くわえ煙草で
眉間に皺を寄せ
本をにらんでいる
奥のテーブルでは
初老の女が
眼鏡をかけて
忙しく次から次へと
バッグから書類を取り出しては
興味 ...
ある晩
月の灯りをあびて
一匹のカエルが
言論の自由を主張した
そしてほんとうのことを言った
それはほんとうに
ほんとうのことだったのに
ほんとうに
ほんとうのことだったので
...
自分すら他人に思える夜。わたしは無精ひげに、アクセサリーの水晶をつける。本を拾い読みし、起き上がりベッドにすわる。マリン・ブルーの表紙に手を置く。こめかみが痛い。胸に水晶の玉がゆれてあたる。外を走るバ ...
ささくれた指で優しく音楽を奏でることはできない
掻き揚げた髪が汚れていたら誰も振り向かない
どこかで汽笛が鳴っているじいちゃんの昔の思い出
湖が七色なら魚は棲んでいない
今日も ...
ひた隠しにしてきたものを
木陰に紛れて研ぎ続けてきたものを
ポケットにそっと忍ばせて
不器用な空想を描いてる
月は出ていないし
眠るにはまだ早い
手持ちぶさた ...
エメラルドの長靴
両足で小さな湖にダイブ!
見上げる階段の先
そう、あれはお母さん
足跡が小さくて
雨粒も小さくて
ルビーのミュール
片足で深い海をジャンプ!
見下 ...
あのときは
なぜか わからなかった
ことばを荒立てた「血」の頑迷
想いを沸騰させた「気」の動転
...
ざわわと、海が鳴る事は
地球が三回転半しても
難しいことだろうけれど
すきだと、僕が声を出すことは
地球が三回転半するまでに
何万回言えることか。
ぱたりと、本が倒れることは
風 ...
いすら、だなんて
ほんと意味わかんない名前
つけちゃったんだけどさ。
いすら、ってさ
キーボード見ながら
EROって
ひらがな入力で
打っただけなんだけどさ
イタリア語だったか ...
机の上を片付けて
散歩をする
空気が美味しい
白サギが飛んでいる
部屋にはレモンの
芳香剤が置いてある
久しぶりに晴れた
今川焼きを買いに行く
コーヒー片手に
絵を見る
木 ...
たくさんの固形物が
群立するビルの谷間に
在るものが在るものを
こえようとする瞬間
世界中の言語は黙秘した
こだまする
吐息と靴音
家に忘れた裁縫箱を取りに
少女は走った
...
あの街に僕は用があるんだ
ねぇ君に会いたいんだけれど
今から行ってもいいかい?
こんなに遅くなってしまっては
君は待っていないのではないか
そうやって僕はまた躊躇う
でも今からでも遅くない ...
絹のような 抗いがたい量感に
涙さえも濡れてゆく
霧とよぶには 重たく
雨とよぶには 軽く
そこはかとなく
命名を拒むような
その 結界に包まれて
記憶の軸も同様に
遠退い ...
数千粒の眼球が弾け
灼熱前の
朝、の
宙を浮上し
愛おしい、を探り始める、
夏の
何処かの
数千粒の
愛おしい、を探ることの
パチパチする明るいソーダ水のような痛み
...
戦中戦後の「マチネポエティク」から現代の「中庭詩集」までの定型詩の試みは、口語自由詩のとめどない散文化への警鐘であった。それは個々の作品うんぬんよりも、饒舌冗漫でいつ果てるともない詩法へのあてつけとし ...
#21
毎日のように
悪趣味な犬のイラストが描かれた
ド派手なネクタイをしてくる男が
あたしの勤め先にいるねん
一昨日はブルドッグ
昨日はポメラニアン
今日はダック ...
やっと、
波が来た。
ヤセイに満ちた、
笑う波。砕けてさらに、
あざ笑う波。
細胞
細胞が闘えという
波と
海と
アフロのカマレラもニカッ
と
親指立てる
走って帰って ...
ぐるぐる太陽の下、
ぼくたちは生まれて、
食べて寝て起きて、
また食べて、
生きて、
いる。
まいにちまいにち、
いつもまいにち。
食べて寝て起きて ...
蝶は闇夜に飛んでも
光つてゐる
星のあえかな光を受けて
光つてはゐても
いつも光つてゐるわけではない
星の暗い瞬きのやうに
...
二者択一の取捨選択
同じリスクを背負って生きるのと死ぬのなら、
今のわたしはどちらを選ぶのかしらねぇ
まぁ、きっとその場の気分なんだろうけども
死んだら焼かれて白骨になってそれでお終い ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スケープゴート
蛙の子
自由詩
5
06/6/15 0:05
女ライオン
daisak...
自由詩
0
06/6/15 0:02
「ふたり、夜、雨、青の雫」
木賊ゾク
自由詩
5*
06/6/14 23:47
「汚れた足」
服部 剛
自由詩
21*
06/6/14 23:40
祈り
けんご
自由詩
5
06/6/14 23:38
目を瞑り笑え
ユメアト
自由詩
2
06/6/14 23:05
『』
しろいぬ
自由詩
0
06/6/14 23:00
『虚夢』
〃
自由詩
0
06/6/14 22:59
ここだけの話
アサリナ
自由詩
7*
06/6/14 22:55
ぽえむ君−抱夢−
ぽえむ君
自由詩
7*
06/6/14 22:30
スモーキング・カフェ
マッドビース...
未詩・独白
1
06/6/14 22:11
言論の自由
しゃしゃり
自由詩
10
06/6/14 21:45
サイレント・ブルー
光冨郁也
自由詩
4
06/6/14 21:39
おしまいピエロ
ラピス
自由詩
1
06/6/14 21:29
ストレンジ
八布
自由詩
2
06/6/14 21:23
ダイブ!
かさね
自由詩
3
06/6/14 20:34
冷たい影(六)
信天翁
自由詩
1
06/6/14 20:20
オノマトピア
仲本いすら
自由詩
7
06/6/14 20:07
いすら
〃
自由詩
2
06/6/14 20:02
外と内
ペポパンプ
自由詩
2*
06/6/14 20:00
黙秘
たもつ
未詩・独白
8*
06/6/14 19:06
何かの歌詞
瀬冬翼流
未詩・独白
0
06/6/14 19:01
霧雨
千波 一也
自由詩
12*
06/6/14 18:42
眼球たちの夏
A道化
自由詩
6
06/6/14 18:38
●そろもん第三の栞
みつべえ
散文(批評...
7
06/6/14 18:03
フラグメンツ(リプライズ) #21〜30
大覚アキラ
自由詩
4
06/6/14 17:31
ヤセイ
水在らあらあ
自由詩
9*
06/6/14 16:51
「 ナパパホパパ・ヘパ・ウパパヤ。 」
PULL.
自由詩
12*
06/6/14 16:33
闇夜の蝶
杉菜 晃
自由詩
3*
06/6/14 14:33
カーニバル!
渕崎。
自由詩
0
06/6/14 13:52
6228
6229
6230
6231
6232
6233
6234
6235
6236
6237
6238
6239
6240
6241
6242
6243
6244
6245
6246
6247
6248
6249
6250
6251
6252
6253
6254
6255
6256
6257
6258
6259
6260
6261
6262
6263
6264
6265
6266
6267
6268
加筆訂正:
オノマトピア
/
仲本いすら
[06/6/14 20:21]
誤字訂正
外と内
/
ペポパンプ
[06/6/14 20:09]
誤:久しぶりの→正:久しぶりに
8.77sec.