詩は酒やポルノよりもたちが悪い
人間を本質的に覚醒させてしまふ
人間に感情など芽生えさせるな
夢を見させるな
恋に酔はせるな
詩を味はったばっかりに
楽園を追はれたといふのに
...
去年も
そして
一昨年も
きみらは
ふたり
よりそうように
ここに
咲いていた
去年
そして
一昨年
ぼくらも
ふたり
よりそうように
ここを
歩いていた
今年 ...
兵士たちの流した血で
山肌は赤く濡れている
野良犬の剥き出しの陰茎のように
目眩い輝きを放ちながら
鋼鉄で造られた機械が
鋼鉄で造られた機械を壊してゆく
見ているだけで身震いするほどの ...
すがりついて
大声で泣きわめきたい
背中にはいつも
透明な切っ先が突きつけられていて
ほんの少し
力を加えれば
何の抵抗もなくそれは飲みこまれてゆく
じぶんが望んだから
こうな ...
土の光
空の影
獣のかたち
砂の雲
ゆるい風が作る蝶
水鳥のような
雨をゆく
すべてを乱し
飛びたつもの
湿気の輪と渦
金に現れる赤
刻まれ 燃えあがる
...
風が吹く
目の前に白い綿毛が舞う
足元を見るとタンポポがいっぱい咲いている
腰を屈め綿毛になった花をひとつ摘む
また風が吹く
私の手の中から綿毛が飛び去ろうとする
その綿毛をぐしゃ ...
夜にこだわり
パジャマに星をちりばめる
(宇宙の彼岸と此岸)
闇にとらわれ
...
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=73125&from=listdoc.php%3Fstart%3D30%26cat%3D5
気にはなっていたのですが、文 ...
今日も枕元で目覚ましが興奮してる
やれやれ 起きるから
重い身体と靄のかかった頭
冷えた珈琲を流し込み
身支度整え
8人の敵のいる
扉の向こうへダイビング
...
それは
わるい季節だったのだと
小さすぎる靴に
むりやり押し込んだ足のような気分で
小雨をついて
散歩にでよう
動かない洗濯機のなかの
洗濯物のように
売れ残るテレビショッピン ...
ひとでなしになって とことん堕ちてみたい
いちばん底の どん底の 暗いところから
じぶんがまだ ひとだったころに見ていた
透き通った景色を 見上げてみたい
ひとでなしでさえなくなる そのときま ...
タケニグサはケシ科の多年草。毒草であるが、虫刺され、便槽に沸く蛆などへの殺虫剤に昔はよく使われていたそうだ。
私がこの草を知ったのはかなり小さな頃からだった。中空になっている茎を折ると、黄色い汁 ...
ねずの波間に
抗う術もなく
不規則に浮き沈む夜は
瑠璃のしずく
そっとほどいて
乳白色の束を覚えず
春の浜にまどろむ
理不尽に打ちあげられし
砂にまみれた海藻は
幸か 不幸か ...
何も考えちゃいないあなたを
羨ましいと思うけれど僕はどこかで馬鹿にしている
考えてるふりをし悩むふりをし奇天烈なことを言い
それで生きてるという証拠になるのなら
よし、僕も花屋で煙草を買お ...
いろいろ色のカケラばかり
いいじゃないかもう
無駄なものはたくさんありそうだけど
面倒だから僕は見ません
決めたんです
決めてることがあるんです
心の中に
ずっと決めてること ...
人は自分自身の上に立って生きているような、
それなのに他人の上に堂々と上がって生きているような、
そんな感じがする。
人の眼が、カテゴライズのだと、思う。
要するに自分の置かれている道 ...
ぼくは詩人
大胆にも謙虚さがあれば
それはそれで
その変化は大きくなる
今日もまた
朝の散歩をしていると
卯の花に出会いました
ここにも夏の訪れ
5枚の花びらを重ね ...
雨がつづいて
あきちゃった
藤も観に行けない
菖蒲も観に行けない
な
借金ばかり
お母さん
遠分
そっちには
帰んないから
携帯電話の音で目が覚めた
体が重い
携帯電話を掴もうとしても
手の平からツルッと滑ってしまい床の上へ
落ちた携帯電話を拾おうと
重い体をなんとか動かし
ベッドから降りる
うんしょ ...
ハナミズキが総苞に
厳しかった冬の名残を残すように
ひとのことばの端々には
生きてきた人生の痕跡を引き摺って
それは醜さの現われでもあり
それはしがらみのようでもある
引き ...
なにかを すべて
ときはなした おとな
なんて ひとりもいない
どこにも いない
だから
わかったような かおして
したりがおの
おとなのことば
きくひつようない
そして ...
雨の中で星を見ていた<それ>が言った
君 君
全部嘘なんだ
エネルギー保存則も光速度不変の原理も
フェルマーの定理もチューリングマシンも
全部僕が考えた嘘だったんだよ
さいです ...
静寂の水面に一石を投ずれば
波紋がゆらり、影が波立つ
月もまた冷ややかな横顔を
一層歪めて泣き笑いする
この橋の名を面影橋と人は呼ぶ
月明かりの下で我が影を
水面に映せば見えるとい ...
恋は落下するものだ
突然上から落ちてくる
だからって
見上げてばかりじゃ首も疲れる
受け取れても
恋は落下するものだ
やがて手からぽんぽろりん
やがて目からぽんぽろりん
恋と一緒 ...
死んだかと思ったでんでん虫が
生きていて
家の壁に這っていた
脱皮したのか
少し大きくなっていた
気がした
殻のおくで
じっと
この季節を待っていたんだ
殻が壊れなくてよかっ ...
ある者が去り
ある者が来る
それは繰り返し 繰り返し
毎日必ず朝日が昇るように
自然の摂理であって
希望でもあるが
悲しいことでもある
流れることを決し ...
部屋の入り口に傘がかけてある
黒いのと水玉模様の傘
「晴れたから・・・・」
帰って行く君の頬に
朝の光が白かった
今はもう雨の日どころか
台風の季節も過ぎて
...
君は双眼鏡で見えるものだけに手を伸ばした
頭の芯が縺れ本のない図書館のように
視線と物体は空っぽの焦点を結んだ
揺れる木々もなく、鳴く鳥もいなかった
そんな風にしながら沢山の時間を掛けて
僕 ...
*
音楽のような
音楽のために
虹のようにきえてゆく
せつないためいきである音楽は
わたしのおとぎ話のなかで
月の光となって
踊っています
いつまでも
いつまでも
子供のこ ...
雨ばかり
雨計り
雨 ばか り
雨にぬれた自転車はかわいそう
首をまげて耐えている
でも
道のわきに捨てられた自転車は
ずっと
横倒しのままで
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
詩人を撃て!
三州生桑
自由詩
4
06/5/10 18:35
たんぽぽ
草野大悟
自由詩
4*
06/5/10 18:01
十二月の鷹
大覚アキラ
自由詩
1
06/5/10 17:11
おっぱい
〃
自由詩
2*
06/5/10 16:25
三華遠季節 Ⅶ
木立 悟
自由詩
2
06/5/10 16:24
タンポポ
亜枷るい
自由詩
1+
06/5/10 16:21
箒星
信天翁
自由詩
1
06/5/10 16:19
アフロ者に告ぐ
ダーザイン
散文(批評...
24+*
06/5/10 15:57
夕日
山崎 風雅
自由詩
2*
06/5/10 15:26
失敗の季節
ZUZU
自由詩
2
06/5/10 15:15
ひとでなしの恋
大覚アキラ
自由詩
3
06/5/10 14:52
折れずに伸びよ、タケニグサ
日雇いくん◆...
散文(批評...
2*
06/5/10 14:38
リフレイン
佐野権太
自由詩
7*
06/5/10 12:10
無 題
空児
自由詩
3
06/5/10 11:08
カケラ
〃
自由詩
1
06/5/10 10:57
カテゴライズ。
〃
未詩・独白
3
06/5/10 10:56
ぽえむ君−卯花−
ぽえむ君
自由詩
8*
06/5/10 10:46
あめ
蒼木りん
携帯写真+...
2
06/5/10 8:43
変身
壺内モモ子
未詩・独白
7*
06/5/10 7:45
対話
恋月 ぴの
自由詩
14*
06/5/10 7:15
子どもたちへ
こむ
自由詩
1*
06/5/10 1:59
wysiwyg
haniwa
自由詩
3
06/5/10 1:58
面影橋
落合朱美
自由詩
31*
06/5/10 1:03
落下散
アマル・シャ...
自由詩
5
06/5/10 0:33
駄目女とでんでん無視
蒼木りん
未詩・独白
1
06/5/10 0:27
EASY
山崎 風雅
自由詩
3*
06/5/10 0:20
梅雨
良
自由詩
2
06/5/10 0:16
2月
シャーロット
自由詩
1
06/5/10 0:09
音楽のような
青色銀河団
未詩・独白
2
06/5/10 0:07
雨ばかり
蒼木りん
未詩・独白
2*
06/5/10 0:05
6225
6226
6227
6228
6229
6230
6231
6232
6233
6234
6235
6236
6237
6238
6239
6240
6241
6242
6243
6244
6245
6246
6247
6248
6249
6250
6251
6252
6253
6254
6255
6256
6257
6258
6259
6260
6261
6262
6263
6264
6265
加筆訂正:
夕日
/
山崎 風雅
[06/5/10 17:27]
タイトルと一部修正しました。
EASY
/
山崎 風雅
[06/5/10 13:48]
一部修正しました。
EASY
/
山崎 風雅
[06/5/10 13:39]
閉まっているを訂正しました。
5.85sec.