<前文>論ずるより書けとは御尤も、かと思います。論ずるのは専門外ですし、例え中傷を受けようとも毅然と書いている方が粋だと思います。ですから、此方での発言者として考えを投稿するのは一度きりにしようと思い ...
あいらびゅー
あいらびゅー
壊れたハト時計のように
あいらびゅー
あいらびゅー
君の口癖
意味なんてない?
ばっと あいらびゅー
びこーず あいらびゅー
少し不機 ...
丘に立つ
ただ背伸びばかりして
何にも手が届くことがなくても、
輪郭を名乗っていた頃より 透明がはっきり見えるようになりました
透明を知った私は、そのかわり
色が体の底のほうに溶けていって
...
世の中に吹き荒れる無情の風
その中で誠実に生きる事の難しさ
欲望が街のなかを駆け巡る
いずれ僕も染まってしまうのだろうか
素直さが心無き者に捻じ曲げられる
...
こんなにも虹彩の
心拍が上がる朝は
眠りつづけられぬ故に
眠ろうかと不意に問う
文明の利器は
平然としゃべりどおし
いっそ同じ喧騒の中で
かわいてゆこうと思う
静寂に胸をかきむ ...
嗚呼、仕事がめんどくせぇ
そういってサラリーマンは仕事をする
嗚呼、勉強がめんどくせぇ
そういって学生は勉強する
嗚呼、家事がめんどくせぇ
そういって主婦は家事をする
嗚呼、生きるのがめん ...
こんなに緑が多かったっけ。電車の窓から身を乗り出す
たてがみ禿げたライオン 野原に寝そべって
ぬかるんだ草 脱ぎ捨てられた靴 しわしわの木
空気が美味しい。なんてセリフをとりあえず
...
快晴だというのに
蒼すぎる湖畔だ
四ツ手網は静かに
心の水面に沈められ
ひきあげた時に
また振り仰ぐのだろう
見えない風で
街を満たしていく
それは流される疑似餌
のようなものではなく
濁流の中で耐える小石にも似て
揺らいで見えるのは
まぶたの裏の潤みの中で
抗う魚の影か
立体駐車場 ...
去勢したカストラートの映画を友達と二人で
眠ってしまった友達とは違って
人知れず食い入るように見つづけていた
この世のものとは思えないほどの声を保つために
兄が弟を自らの手で
不思議なざ ...
ルーシーはたとえば
自分の名前の入ったあの有名な歌が嫌いで
ルーシーは
くそったれ
くそったれ
それが日課で
ルーシーは
やめて
やめて
言いながら空を見る
ルーシーは
ルー ...
僕の部屋のベッドの枕元には、去年の夏の終わり、一人旅をした
時の写真が入ったままの白いビニール袋が置かれている。中から取
り出した無数の写真の中の一枚に、雨の降る公園に立つ石碑があ
り、幾本も ...
曇のかたちのしずくの群れ
髪色に肌色に羽色に染まる
あなたはあなたでありながら
少しずつあなたではなくなっている
緑が 鈍が
あなたの{ルビ背=せな}を追いつづけ
あなたの{ル ...
怖い怖い、闇が怖い、私の嫌いなイロは黒なのさ。
ああ、恐ろしい恐ろしい、私の嫌いなジカンは夜なのさ。
それでも私は黒が無きゃ、夜が無けりゃ生きられない。なんてこった涙が出そうだ。なんてこ ...
なにも言わずに
雲をしぼっては
しずくを たらしてくれた
みずいろの影が
塔のように たっている
風邪薬をあげよう
早く治りますように
君に。君にも。
『食後に』と書いてあるから
さあ、これをお食べ
この部屋はとても乾燥する
うがいした?
手は洗った?
僕なら大丈夫だよ
心配いら ...
トイレで一人溜息ついた
我想う、(最近ありがとうという言葉を聞いていない)
もひとつ溜息
仕事では馬鹿野郎と罵られ
恋ではなかなか酷い言葉で振られてしまった
(なんで、こんななん ...
ぼくは詩人
悲しみや辛さは
楽しさとうれしさへのはじまり
今日もまた
雨の中
朝の散歩をしていると
歌人に出会いました
雨が降ってしまうと
ぼくたちの散歩道は
ところ ...
タバコの煙の揺れるさまを
目で追いながら
ふざけ過ぎた季節に
置き忘れたものを
思い出す
ゆらゆらゆらゆら
部屋のまん中で
煙を目で追う
目が泳ぐ
意識は ...
優性だろうと劣勢だろうと
失敗作はぼくだ
山積みの武器を目にしたとき
一羽のアゲハが教えた秘密「もう花は咲かない」
蜃気楼のように揺れるのなら
いっそ殺してしまえと
きこえた
き ...
今日もまた
直球で肋骨を通り過ぎるほど
大好きな詩に出会いましたよお母さん
もう僕は
この大好きな詩だけを胸に抱き
海へ飛び込んでしまいたい
もう僕は
僕のへんてこりんな詩たちに ...
光の粒は増えては落ちて
空の青に波紋をつくる
大きな花の季節を切り
空を開け
冬を散らし
登山者の凍えた耳に
言葉を残す
雲の奥の淡い砂の陽
ほどけては集まる鳥 ...
ちょっと熱っぽいかな
連休明けで仕事立て込んでたっけ
明日休めないや
また雨だ
ねぇ、るぅるぅ
雨って
風邪を引いてないか
寝込んでいないか
ちゃんと食べてるだろうかと
心配 ...
貴方はもうそこには
居ない
貴方ははるか彼方
空の向こう
ウィスキー片手に
ベッドから這い出し
目玉焼きを作る
パンを食べる
貴方の輝く瞳を見て
悲しくなった。
涙の後は現 ...
伸びきった痛みのような影を連れた私は
ポッポッポととぼけた足音を立てて
真昼をへこませながら歩いていた
青色に成り切れない低い空には
子供の頃に想像した太陽があって
色鉛筆のタッチで光が ...
かざぐるま
またきます
するり
りんね
ねんねんころり
狭い場所に隠れて紅色の千代紙 汚す指先
日が暮れたのかどうか 誰にもわからない
落書きまみれの背中 千代紙をかえす
暗い朝にのまれて紅色の千代紙 汚す指先
何が悪いのかなんて 誰にもわから ...
行き先も分からず
街の静けさに寒気を感じた
君と手を繋いでわたった
青い橋は壊されていった
いつもお金のない僕らは
一日の大半を散歩についやし
この青い橋の上で
...
潰えていく芽
親指と人差し指で ひとつひとつ 丁寧に摘む
それが適応だと
呪文のように呟いて
人間を枯らして
死んでいくのは楽しい?
楽しい?
...
音楽が最強の武器なんていったのは誰だっけ
昔はただ耳障りなだけで嫌いだった音楽も
ここ最近は癒しに変わった
いくらか昔よりうまく生きられるようになったのかもね
緩やかな時から
激しく変わる時 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
論ずるより書けとは御尤も
きりえしふみ
未詩・独白
12*
06/5/11 2:20
aishiteru?
dew
未詩・独白
1
06/5/11 1:58
丘に立つ
夕凪ここあ
自由詩
6*
06/5/11 1:45
自分を慰めるために詩を綴る
山崎 風雅
自由詩
4*
06/5/11 1:26
エモーショナル
明日殻笑子
自由詩
1*
06/5/11 1:23
めんどくせぇ世の中
徒歩5分
自由詩
2
06/5/11 0:47
いなかうた
アサリナ
自由詩
1*
06/5/11 0:33
四ツ手網
たりぽん(大...
携帯写真+...
6*
06/5/11 0:04
風触
〃
自由詩
9
06/5/10 23:26
楽園の前へ
暗闇れもん
自由詩
0*
06/5/10 23:25
おっぱい
いとう
未詩・独白
7
06/5/10 23:21
中原中也記念館に行った日 〜前編〜
服部 剛
散文(批評...
8*
06/5/10 23:17
空と色
木立 悟
自由詩
0
06/5/10 23:15
暗闇製造機
ふじわら
自由詩
2*
06/5/10 22:59
そろもん(師匠の話)
みつべえ
自由詩
4
06/5/10 22:49
風邪薬をあげよう
あゆい
自由詩
2
06/5/10 22:49
トイレットペーパーの慰め
ふじわら
自由詩
2*
06/5/10 22:49
ぽえむ君−雨露−
ぽえむ君
自由詩
5*
06/5/10 22:33
誤作動
山崎 風雅
自由詩
2*
06/5/10 21:54
第二実験室
なるせ
自由詩
3
06/5/10 21:27
また
ふるる
未詩・独白
12*
06/5/10 21:21
三華遠・讃華音
木立 悟
自由詩
5
06/5/10 20:46
*体温計*
かおる
自由詩
5*
06/5/10 20:18
目玉焼き
ペポパンプ
未詩・独白
2*
06/5/10 20:14
真昼の足音
松本 涼
自由詩
2*
06/5/10 19:56
かざぐるま
チアーヌ
自由詩
2
06/5/10 19:45
千代
病気パーティ...
自由詩
5
06/5/10 19:41
青い橋に彫った相合い傘
こめ
自由詩
4
06/5/10 19:23
『芽』
しろいぬ
自由詩
3
06/5/10 19:03
飛行
暗闇れもん
自由詩
1*
06/5/10 18:53
6224
6225
6226
6227
6228
6229
6230
6231
6232
6233
6234
6235
6236
6237
6238
6239
6240
6241
6242
6243
6244
6245
6246
6247
6248
6249
6250
6251
6252
6253
6254
6255
6256
6257
6258
6259
6260
6261
6262
6263
6264
加筆訂正:
埠頭・小さな決意の
/
たりぽん(大理 奔)
[06/5/11 0:23]
またまた、推敲。
埠頭・小さな決意の
/
たりぽん(大理 奔)
[06/5/10 19:36]
最終連、大幅に推敲
5.86sec.