今、何時か教えて
いいえ。まだ言わないで
判っているのよ?
 
瞼を開ければそこには私しか居なくて
距離が二人を引き裂いてしまった
陽は冷たく翳りを教えてゆくだけで
絡み付く憎しみに飲み ...
ほら、見て御覧、満面の笑顔など何処にもない、




一度きりの夢が
僕を蝕んでしまったことがある
毎晩その夢の続きばかり願っていた
学習など嫌い
全てがもやの中で僕を待っていて ...
一日が

24時間で足りる人の気持がわからない

駆け足は苦手なの

一服してる間にかわる日付

追い付けない

置き去ってももらえない
カラカラと 足音
追い抜いていく人影は
乾燥したプラモデルに見える
保険のかかった 足取りは重く軽く

カラカラと 足音
ルーレットは回る
何てこと無いさ
人生は 思いもしない必然で進 ...
コンクリートの床
スニーカーのゴム底を通して僕の体温が始まったばかりの新しい季節に薄く広がる
入れ替わるように下肢は石像のように感動を忘れる

鳥は歌わず空は晴れず
タイムリミットに怯え世界 ...
始まりの始まり

ゼロから始まり
ゼロに終わる
古びた社に幣を手向ける
立ち去る背に蝗の姿
農夫ということばも無い時代に
立ち去るという観念
喪失という確信
すべては幻想の下に始 ...
ひざをかかえて
ただ
まちつづけた
もしもし
たったひとことでいい
だれかのこえがとどきさえすれば
また
うごきだせるって
ほんきでおもっていた
もしもし
きこえますか
わた ...
夕日の赤は夕日の赤

他のどの色でもなく



一日の終わり

その美しさの中

今日という日にさよならをする


家路につく少年

長い影

夕飯の匂い

燈っ ...
スプレー缶にキャップをつけるのが彼の仕事だ
両手に1ヶずつキャップを持って待っていると
ベルトコンベアに乗ってスプレー缶が流れてくる

右左 キャップを持つ
右左 キャップを持つ
右左 キ ...
【睫毛の先】

もう
恋なんぞしない
と思って泣き続けたら
はらはらと
睫毛が残らず抜けてしまった

恋は
睫毛の先に止まるという


以来恋をしたことは無い


【 ...
そのころ、と言っても今でもそうなんだけど
僕の遊ぶベースは六本木で
ヒマがあるといつも
終電でやってきて始発で帰る日々を送っていて
仕事の知り合いよりもこの街の知り合いのほうが多いとい ...
踏みしあの石の方から坂道が暮れ、くらがりに蟻の殺傷

髪しぐれ飾り窓に広がりて雨にも見えぬ線に怯えむ

かすれ目の帯解きなおす仕草より竹思わしく風もがき来ぬ

六村の時計ひと ...
スーパーに詰まれた
無精卵のように
生まれる前に
あらかじめしっかり殺されている
それがわたしたちの生きる時代?

ことばですべてをあらわすことができないならば
ことばにたりないものはい ...
秋の空は何処か澄んでいて
見慣れた街並みさえも今日は違って見える

遠くで野良猫が鳴く声が響いている
それは孤独で鳴いているのかな?
それとも闇が怖くて鳴いているのかな?

僕には解らな ...
白い箱を最後に磨きます

かつてその輝きに出会い

見つめ抱いた大切な箱

白いと決めたのは私です

箱と決めたのも私です


白い箱に最後に触れます

かつてその感触に戸惑 ...
心が疲れて
何を見ても
何も見えない
誰にも教えられず
ただもどかしさだけが
ずっと残ってゆく
人として生まれてきたことが
悲しく思うけれど
人として生まれてきたことが
自分だけの運 ...
コスモスがひっそり旅立つあたしに
手を振るように右に左に揺れている

大丈夫だよ
哀しみはあいよりも深いよるが
すっぽり包み込んでくれるから
ほら、あなたのおもひ出が紅く
あかく、大地ま ...
信号の青き灯りの連なりて道滞る秋の深みに           ─あるいはナンタラ落書もどき


どうも前々から空がおかしい
ミシミシ無気味な音がきこえてきたり
何か欠片のようなものが上から落ちてきたりする
どうしたことだろう

...
立てないけれど
座れないけど

折れ曲がったままの手だけれど
すり抜ける記憶だけれど

えむは
翼を
手に入れた

深い深い
カーマインの翼を

決して
折れない心を

...
ほら
ここはいつか来たあの森の入り口。
遠い昔になった思い出だけど、
確かに君と歩いた道だ。

何か良いことがありそうな、そんな風が背中を押し
少し怖いような、甘い花の匂いが僕らを包ん ...
菩提樹の上で交わるけだものの系譜の果てに立ち尽くす我



吼えるものただ自らに背くもの震えるけもの響くけだもの



膨れては刃のごとく雪を斬る寒さ忘るるための憎しみ
...
大丈夫だよ。


頑張れ。


愛 してるよ。


そんな 言 葉
君には必要ないと思うから
ただ
寄り添って
独り生きる君を
ただ ひたすら
見守っているよ


...
うつくしいせかい
それは雨上がりの紫陽花が
ブローチのようにも見えた
あのひのきみ

うつくしいせかい
靴ひもをしばる指先に
生活へのかげり
夕方のきみよ

歩ける先には
...
品詞の群れが
淡青く固まって
規則正しく
埋まっている
あの砂浜の
崩れたお城のあたりに

それらは風化し
擦り切れて
最早
意味など成さないのに
皆が使いたがるのは
如何して ...
夢のよう 眠る傍に いる子犬

忘れてる 死ぬことを 忘れてる

赤い鳥 見えなくなって 飛べなくなって

音のする 少し先へ 歩いてく  

今日は 明日のことを 考える

何も ...
あんまり怠けていると明日のことを忘れてしまう。

もう一度だけでいいからここで何かを思い出して

誰かを好きになったとしても

どうせここでは意味のない

むなしいことを忘れよう

...
この街が寒いから手紙をだすよ
風邪なんてひいてないかい
ここは少しだけ寂しいよ
早く春が来ればいいのにね

そっちはどうだい
上手くやってるかい
僕は何だかこんな感じさ
うまくは無いよ ...
あれは大阪長居の安アパートに転がり込んできた僕みたいに
公園の木の上で啼いているのを 当時、純朴だった妻がみつけ
憐憫の情が働いたのかどうか 
拾ってきた、傷だらけの尻尾のちぎれた子猫だった
...
虹を食べ過ぎてしまったか
のように少し大きい女の人が
愛という字を
消しゴムで消し続けている
あの鉄橋を渡れば私の故郷があるのよ
と指差す先には
窓がないので
景色の良く見える庭 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
消せないものAKiHiC...自由詩206/10/17 2:19
優しい河馬などいない田島オスカー自由詩106/10/17 1:51
ひきずられるような日々瑠音携帯写真+...106/10/17 1:39
45、人生ゲーム 【じんせいげーむ】雨宮 之人自由詩1*06/10/17 0:50
永遠石マッドビース...未詩・独白406/10/17 0:30
前世紀あおば自由詩4*06/10/17 0:24
きせきアンテ未詩・独白106/10/17 0:08
夕暮れささやま ひ...自由詩2*06/10/16 23:59
お仕着せの愛の洪水の中で独りぼっちと呟いたバカヌヌヌ自由詩206/10/16 23:58
もうしません蒸発王自由詩5*06/10/16 23:52
silent moonいとう自由詩17*06/10/16 23:52
赤符号ふもと 鈴短歌206/10/16 23:35
青春青色銀河団未詩・独白106/10/16 23:28
未完成な一行詩海月自由詩1*06/10/16 23:03
白い箱mayaco自由詩106/10/16 22:52
せっかく生きてゆくのだからぽえむ君自由詩9*06/10/16 22:35
*たそがれ駅17時05分発*かおる自由詩12*06/10/16 22:27
停滞A-29短歌006/10/16 22:16
そら「ま」の字未詩・独白0*06/10/16 22:07
えむの翼草野大悟自由詩3*06/10/16 21:55
森の中でネコ助自由詩106/10/16 21:46
系譜木立 悟短歌706/10/16 21:41
宛て無き返歌。李伍 翔携帯写真+...206/10/16 21:12
うつくしいせかいキメラ自由詩306/10/16 20:52
品詞の活用法吉田ぐんじょ...自由詩606/10/16 20:33
適当な言葉当麻完二俳句106/10/16 19:43
さよなら地球自由詩006/10/16 19:36
時計は今も静かに笑うプル式携帯写真+...9*06/10/16 19:18
ポヨンの大往生atsuch...自由詩13*06/10/16 18:59
景色たもつ自由詩906/10/16 18:47

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加筆訂正:
45、人生ゲーム 【じんせいげーむ】/雨宮 之人[06/10/17 0:51]
2006.08.23初出。少し改変。
荒川洋治を読んでみる(二) 『消日』/角田寿星[06/10/17 0:02]
てんで当てにならない用語解説、追加。
荒川洋治を読んでみる(一)『水駅』/角田寿星[06/10/16 23:49]
あまり役に立たない用語解説、追加。
8.18sec.