宮ノ前から熊野前までは
歩いて5分たらずで、商店街は二つあり、そこに挟まれるようにして、彼の家は
あります。
彼は何時だって笑顔で、絶やさない元気の種を、毎日毎日、ここそこに蒔くので
す。 ...
『かわいいはつくれる』
なんて、聞きたくないなぁ。
もっと自然で。
もっと純で。
良いと思うよ。
ぴかりと光る輪郭
来る日も来る日も
ボロ雑巾で磨いたのだろう・・・
乾いた雑巾をバケツの水に浸し
力強く絞る
その表情は
鬼の面
何を睨む
血しぶきを撒き散らす
その部 ...
死んでいる私は 歩く速度より遅く自転車を漕いで 駅へ向かいます。
電車には先頭車両から乗り込み 進行方向とは逆方向へと車内を渡り歩き 車両から車両へと 逆らってみるのです。
見飽きた駅に着くと 最 ...
(ヴァンサン)
窓の外に君の姿が見える
やわらかい草を裸の足裏で踏みしめて
君はこれから川へ泳ぎに行くという
もう透き通った水は冷たいというのに
君は白い歯を見せて
{ルビ銀葉=ぎ ...
キラキラキラ 輝く星は
ふわふわふわ 飛んでく蝶は
くらくらくら 月の光で 恋におちてゆく・・・・
スキスキスキ 寄ってく蝶は
パタパタパタ どこまで飛んでも
シクシ ...
悲しいとき 苦しいとき しんどいとき むかつくとき
この優しい歌を歌えば みんな忘れられる・・・・
何よりも 誰よりも それよりも これよりも
大切なこの気持ち・・・「優しさ ...
夜空を見上げれば 幾つもの星が輝く・・・
そして月がひとつ 優しく照らす
ほんの何気ない 夜になぜか涙 流れるのはなぜ?
君がずっと抱きしめてくれた
嬉しく ...
まだ青き紅葉の枝に止まり来る
秋はまだかと茶色い蜻蛉
夏らしい暑さも過ぎた昼下がり
石に腰かけ秋が流れる
その風に誘われたのかまた空へ
どこへ行くのか茶色い蜻蛉
吸われゆく雲の形は秋の ...
−軌跡−
それは
時には
複雑すぎるほどに曲がりくねっているようで
時には
単純すぎるほどに限りなく真っ直ぐなようで
一本の絨毯のようで
数千のピアノ線のようで
−軌跡 ...
左まわり
やいばの先
痛みは光る
膝上の花
陽の差さない夕暮れに
何かがこぼれ 生まれる水紋
うすく うすく
つらなる水紋
誰も何故かを問わない日
醒めた ...
私のノートには白い文字で
フラットに似た記号ばかり並んでる
決して声に出してはいけない約束が
一番目に載ってたはずなのに
白すぎるせいで見えない
知らないで言葉にしてしまうと
「ん ...
シーズンオフの海
半ば砂に埋まつたビーチパラソル
ピンクのドームの下に
蟹が一匹ハサミをもたげる
どこから切り裂いて
片付けたものか
パラソルを見上げて
蟹はむづかしい貌
...
森の出入りは
神秘のベールに包まれてゐて
だれがその中に入つたかなど
識別できるものではない
少女が森に吸はれてゆく
光と闇の二極が
あまりにも霊妙に
相和してゐる扉を押 ...
蚊にさされた。
ぼくの背中
ホクロのとなり
蚊にさされた。
この はれ具合
きっと今ごろ
...
「求めても求めきれない」
ありがとう、ごめん
君を好きになってもいいのかな?
ずっと、毎日君を思わない日は無い
そして、ずっと、胸が痛い
浮き沈みの激しい僕
楽 ...
近所の家で飼っている
犬が「ふぁんふぁん」と吠えている
ふぁんふぁん、ふぁんふぁん
ふぁんふあん、ふあんふぁん
ふあんふあん、ふあんふあん
不安不安、不安不安
こんな静かな秋の夜は ...
ちょうちょ
菜の花
羽のどこかに重たさを持って
原色を彩り続けて
その向こうに
ねえ
聞こえるかしら
見えているかしら
この先に ...
夢見る乙女は夢の中
夢幻に憧れて
現の境に気付かない
綺麗な色に
綺麗な光
綺麗な音に包まれて
綺麗な夢を見続ける
現の境は見えなくて ...
青く深く沈む空に身を任せながら風をなぞっていた。
吸い込まれるのは透明で重く沈む染み渡る空気。
物理的身体はゆっくりと闇に腐蝕されながら段々と溶けてゆく。
そ し て、
朱く詰まったそ ...
秋の風の宙へ
何処か遠い指のピアノが示す
美しい階段を、わたしの指は
駆け上がることが出来ず
小さく折った、愛しくて、
そうね、耳があればピアノは聞ける、けれど、
つたない ...
はやくおとなになりたいなあ
あしをぶらぶらさせて
リリコちゃんがいう
ほっとけーきをじぶんひとりでやいたり
(たこやきも とつけくわえる)
おおきないぬをかったり
ぱそこんでむずかしい ...
今日も名前を落しました、と
誰かがその部屋へ駆け込んでくる
それではあなたを何と呼べばいいのか
振り向くと君の支えは薄いものでしかない
ついに君も名前を落して
誰か、の一人になってし ...
小学校のとき
のど渇くと
でひこんちに
よく寄った
でひこんちは
通学路の途中にあって
そこ通る鼻垂らしどもの
学校とじぶんちをつなぐ
給水ポイントみたいな感じで
オアシスみたい ...
輝くものはいつも
はるか遠くに置かれる
届かないとわかっていても
暗闇の中で
求めてしまう
温もりのない光とわかっていても
そこで燃えているものを知っている
そして永遠を誓ったりする ...
あなたの上腕動脈の拍動を確認したかったので、今度脈診させて下さい。
※ 頭が痛くなったり、具合が悪くなる場合があります。
※ another あなたは12月生まれですか? Yes/No
※ another あなたは11月生まれですか? Yes/No
※ an ...
あかいひかり
てをおもいきりふって
ねがいごとをさんかいとなえたなら
そらからはきらきらのきれいななみ
ざぶんざぶんとおしよせます
いつかのなみだはおほしさま
みみたぶにかざって
お ...
人にはそれぞれ過去がある
それはただ生きてきた記録ではない
それは将来を考えるためのもの
この後の自分はどうすればと悩んだら
将来だけのことを考えても
何も進まない
自分の将来を見 ...
あ の 夏 に
侵 食 さ れ て ゆ く 記 憶
風 化 出 来 な い
君 の 亡 霊
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
レアチーズケーキ
しいこ。
自由詩
3*
06/9/8 19:48
空、見よっ。
狠志
携帯写真+...
3
06/9/8 18:21
鮮やかさ
狩心
自由詩
6*
06/9/8 17:18
向かいます
〃
自由詩
4*
06/9/8 17:13
ヴァンサン、夏の終わり
石瀬琳々
自由詩
13*
06/9/8 15:45
月と蝶
心愛
自由詩
1*
06/9/8 15:13
こんな歌
〃
自由詩
1*
06/9/8 15:04
夜空
〃
自由詩
0
06/9/8 14:55
茶色い蜻蛉
ぽえむ君
自由詩
10*
06/9/8 14:35
”僕ら”という存在
もこもこわた...
自由詩
6*
06/9/8 13:33
花と青
木立 悟
自由詩
6
06/9/8 13:06
音楽
夕凪ここあ
自由詩
11*
06/9/8 13:05
夏の残滓
杉菜 晃
自由詩
6*
06/9/8 12:34
森に生きる少女
〃
未詩・独白
4*
06/9/8 12:29
『蚊ニササレター。』
橘のの
自由詩
1
06/9/8 12:08
「求めても求めきれない」
Taka★H...
自由詩
2
06/9/8 10:34
犬の鳴き声と秋の夜
壺内モモ子
自由詩
5*
06/9/8 7:47
イカへの愛
ikatyo
自由詩
3
06/9/8 6:32
寝息も静かに
ひじり
自由詩
2*
06/9/8 4:06
3.5次元
BadClu...
自由詩
1
06/9/8 3:28
ピアノ未満
A道化
自由詩
8
06/9/8 2:52
おとな
アンテ
自由詩
3*
06/9/8 2:37
無名
霜天
自由詩
4
06/9/8 1:19
ざ ふぉーてぃーん あにまる〜でひことでひこんちとときどきチ ...
土田
自由詩
3
06/9/8 0:07
今夜、輝くものは遠く
たりぽん(大...
自由詩
16
06/9/7 23:45
新手の告白
アザラシと戦...
未詩・独白
2
06/9/7 23:35
鬱病疑似体験
狩心
自由詩
7+*
06/9/7 22:59
ながれぼし
ki
自由詩
3
06/9/7 22:28
過去は未来のためにある
ぽえむ君
自由詩
1*
06/9/7 22:24
記 憶 Ⅱ
有邑空玖
携帯写真+...
13*
06/9/7 21:53
6042
6043
6044
6045
6046
6047
6048
6049
6050
6051
6052
6053
6054
6055
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6058
6059
6060
6061
6062
6063
6064
6065
6066
6067
6068
6069
6070
6071
6072
6073
6074
6075
6076
6077
6078
6079
6080
6081
6082
加筆訂正:
故郷界隈
/
ブライアン
[06/9/8 1:13]
もっと、修正していくつもりです
5.45sec.