灰青の砂に
うずもれていく白いかかと
すがる花がらと
たちのぼる月、銀色
行き
来する鳥が
銀盤に あばたをこしらえ
あちらに巣がある、
と君は僕を振り返らない
...
ことばは いつ わたしに
なるのか あやしいから
わたしのなかの あらゆる
わたしを あらいだして
いったんは ながしてしまう
ふと庭に
光漬けになって
泣きだしそうな 彼女
まぶしいのは
もうまくがやわらかいから
だったろうか
もし
私が死んでしまっても
このせかいが
ぷつんと
終わったりしま ...
こえ
きこえる
みみ
まっかっか
きみの
ことば
まほーの
じゅもん
だね
...
「とおり雨 だね」
虚空に 弧を描いた
その色を 数える
君の横顔 照らした
黄昏に あがる雨
濃く 深く
次第に 薄れて
君の 笑顔まで
消えてしまいそうな
夏の 幻
放射冷却の夜に
ひとりでいると
冷えすぎて困る
ふたりでいると
せますぎて困る
自転車操業の夜
瓦版を刷ったと
横町のご隠居が
素っ頓狂な声を
壁に貼っている
下手な声も貼る
...
緑色した大地の果てに住む
保護色の蛙たちが
人でなしにつかまって
赤い入れ墨で
標識番号を付けられて
無線チップを埋め込まれ
開け放たれた大地に
放射冷却の暮色を迎え
子煩悩の ...
完爾として
泡沫候補が
手を振る
ドライバーが急ハンドルを切って
横町に突進していく
地方選挙の時代だと
大見得を切る
大ボス小ボスに
一泡吹かせてやりたいと
立候補した叔父さんは
...
弾んで跳ねて
笑って泣いて
眠って起きて
笑って食べる
早くて遅くて
忙しなく飛び回る
居眠りをする
オレンジジュース飲む
踊って踏んで
生きて死んで
泣いて笑って
謎め ...
北朝鮮の核実験の報は
気持ちの良い 晴れた日の真昼
ちょうど 洗濯物を干しながら
見ていないテレビの音声から
物干しの最中 ベランダの手すりに
茶色い カマキリを見つけていた
むかしか ...
橙に染まる道
遠くに伸びる影連れて
陽の匂いの二人
また明日と
いつもの約束交わして
あの角を曲がれば
優しい明かりの灯る家
のはずなのに
空になった部屋、で
ひとり泣いた少女の ...
海のそこから
太陽を見たんだ
きらきら反射して
海の
蒼がもっと
さえたんだ
ゆらゆら揺れる
波ごしなら
きっと手に入るって
信じて手を伸ばしたけ ...
上を向いて歩こう
涙がこぼれないように
というので
上を向いて歩いてみたけど
涙はこぼれおちるじゃないか
ちくしょうめ、
下を向いて歩こうよ
コンクリートは
私の泣き顔 ...
たぶん
あの時も天上に輝く月は
満月だったんじゃないかな
右目だけで見上げる月は
どうにも薄ぼんやりしていて
焦点が定まらなくて
酩酊感で気持ちが悪くなる
背中にまわした腕が
...
洗剤の泡が
細胞みたいにまだ
残っている
流しの排水口に垂れ下がり
命乞いの甲斐なく
数秒後
消えてゆく
ネスカフェの紙のふたを
うまく破るこ ...
強い
は
いつ使われる形容詞だったか
未だに
姿も見えないんだ
彼女の影が眩しくて
誤解を解いて
それから
"ふたりで笑い話にしていこうよ"
そう言えるなら簡単なのに
つけいりたいの
あなた ...
蝶とむくつけき昆虫が
ごつちやになつて
吹き飛ばされて行く。
空中を一方向に
平行移動するやうに。
蝶はいつ飛躍をして
その流れから抜け出すだら ...
秋は風
そよそよと風が吹き草の丘へ
薄穂が揺れその動きに
虫たちが自分の楽器を
思うままに奏でる
秋は色
はらはらと葉が落ち野の道へ
小枝が揺れその動きに
小鳥たちが自分のパートを ...
教室の窓から 水色の空が見える
その空に 3羽のハトが現れた
自由な空を舞う翼を持つ者たち
私も あの空を飛びたい
誰にも縛られない 自由な空を
...
私は悪魔ではない
地獄の炎に取り巻かれているわけでも
コウモリの翼を持っているわけでもない
人間の中で暮らしてはいるが
私は れっきとしたマラークのひとり
今日も 無能な部下の提出する書類一 ...
それは自然のなせる業にはちがひないが
梢からまつすぐ
命中するやうに頭に降つてきた木の実
重たく硬い木の実
何か不当な打擲を受けたやうで
穏やかではなかつ ...
食堂へと続く階段で
未開封のカップラーメンを拾った
飯を喰って戻ってきてもあったら
詩だよなぁ
と
思った
降りる階段の踊り場に
カップラーメンは佇んでいたので
持って帰って美味し ...
また、中学生が自殺した。
俺は以前、「死にたい奴は死ね」といい続けてきた。
イジメや生活苦以外で、死にたがる人間はそうすればいい。
ただ死にたいなら、さっさと死ねばいい。
でも、理由があ ...
東の空から揚々と日の光りが白み始め
僕らのこの街は柔らかに浮かび上がる
すこし肌寒いひんやりとした空気
胸いっぱいに吸い込んで蒼朝と一体になる
まだ少し眠い目を大空に向ける
...
つよい デンプン
瞬間接着剤 的な ノリの
氏名 きょう りき子 出席番号7番
的な
食べ過ぎ (要注)表示を探す、みたいな
よく噛めとか
一日3個まで な感 ...
この汚レ物の景色の
またと見ない サヨナラだけの
日々の連絡と
グロッキーな夜明けと
どうしようもない欠伸、そして
冷えきって
重たくなった女の
尻と魔術と
...
頭の中ならまだしも、心の中を探り弄られるのは
どうにも我慢し難いようだ
彼の入れ子から 取り出されていく 三つめの人形は
彼女の 小さな入れ子から 取り出された
二つめの人形と 同じに見える どこまでも水平な
仮の広場で 無限の組み合わせが 見つけられていく
...
残光に霞んだ視覚が荒い砂粒に吹き払われる
芥の幻が、埋没した歴史に今も残る「カタチ。
伽羅色に侵食された古代の町が 彼方に浮かぶ
鮮やかな猩々緋の空と砂のミラージュ
陽の沈まぬうちに 亜麻 ...
月が消えていくのではない、影が増えていくだけ。
{ルビ遠奥=とおおく}に聞こえるは影の音、追憶の揺れる影を探している。
ヒトツ見得るだけのこと、ヒトツ見得無くなるだけのこと。
微かに伏せる睫毛の ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
帰葬
フユナ
未詩・独白
5
06/10/14 21:57
そろもん(検証の話)
みつべえ
自由詩
1
06/10/14 21:20
彼女は
はな
自由詩
12*
06/10/14 20:57
恋え
愛心
未詩・独白
3
06/10/14 20:53
vibgyor
李伍 翔
携帯写真+...
1
06/10/14 20:50
放射冷却
あおば
自由詩
2*
06/10/14 20:26
保護色の蛙
〃
自由詩
1*
06/10/14 20:18
カステラ一皿平らげる
〃
自由詩
3*
06/10/14 20:02
カクテル
ペポパンプ
自由詩
4*
06/10/14 19:18
カマキリ
The Bo...
自由詩
4*
06/10/14 18:27
影ふたつ。
夕凪ここあ
自由詩
5*
06/10/14 17:48
きらきら
水平線
自由詩
2*
06/10/14 17:17
無題
ラプンツエル
未詩・独白
3
06/10/14 16:53
脆弱
彰
自由詩
2
06/10/14 16:11
異様に明るい
カンチェルス...
自由詩
8
06/10/14 15:17
ひとつ 別れを知って
瑠音
携帯写真+...
1
06/10/14 13:04
飛躍
杉菜 晃
未詩・独白
4*
06/10/14 12:55
秋は心
ぽえむ君
自由詩
11*
06/10/14 12:43
自由を舞う翼
明香璃
自由詩
2
06/10/14 11:27
天使祝詞 ルシフェル
The Bo...
自由詩
4*
06/10/14 11:04
頭に弾いた木の実について
杉菜 晃
自由詩
12*
06/10/14 9:59
食べる詩(オリエンタルフレーバー)
虹村 凌
自由詩
3*
06/10/14 9:33
孤独な逃走劇
〃
散文(批評...
7+*
06/10/14 8:45
蒼朝
山崎 風雅
自由詩
5
06/10/14 7:35
強力粉
ヨルノテガム
自由詩
0
06/10/14 5:39
これ
〃
自由詩
4
06/10/14 5:19
つぶやき
FUBAR
未詩・独白
3*
06/10/14 5:11
双子
砧 和日
自由詩
2
06/10/14 4:50
流砂の凍え
atsuch...
自由詩
4*
06/10/14 3:42
月の半分
終
未詩・独白
1
06/10/14 2:27
6049
6050
6051
6052
6053
6054
6055
6056
6057
6058
6059
6060
6061
6062
6063
6064
6065
6066
6067
6068
6069
6070
6071
6072
6073
6074
6075
6076
6077
6078
6079
6080
6081
6082
6083
6084
6085
6086
6087
6088
6089
加筆訂正:
天使祝詞 ルシフェル
/
The Boys On The Rock
[06/10/14 11:07]
天使祝詞シリーズはこれで一応終了です。
7.5sec.