湖の絵葉書が届いた

大して親しくなかった人からだけれど
きれいなので捨てられない

大して親しくなかったけれど
その人を思い出す
お互い積極的に話しかけていれば
きっといい友達になれ ...
音を立てて
私の胸に突き刺さる一言
ほんの些細な会話の中の
何でもない事実
その音は誰にも聞こえない
聞こえなかっただろう

恋だと知らないうちに
失った
恋だと思わないうちに
消 ...
こんな日は誰が雲を運ぶのだろう


空を見る

雲が流れて

ゆっくりと ゆっくりと ゆっくりと


あの場所では風が吹いているのだろうか


決して手が届くわけもなく

...
主張する声が痛くて
面倒になって電話を閉じた
隣でこの子が
かわいく揺れるからカメラを向けた

何もかもが事実なら
誰の味方にもなりたくないし
嘘を見極めていきなさいなんて
難しい話は右から左
よ ...
朝を知らせる空に、

ひっそり5本線かくれてた。

音符の影は見えなくて。

朝の静けさは、このせいだった。
精一杯の努力をします 秋風に震えながら帰路を辿る
色づいた葉々が擦れる音が流れ
それはあまりに儚く
夕焼けの明るさに目を閉じた

海道沿いのバス停は潮風が吹き
砂が波に運ばれる音が聴こえ
それはとても美しく
...
{ルビ掌=てのひら}にのせた 
{ルビ一片=ひとひら}の恋の花 
千切って夜風に放つ 

そうして青年は 
破れた心のままに 
深夜の断崖の上に立つ 

目の前には{ルビ只=ただ} 
...
昨日は其処には無かった窓から
招待状を携えて
使者の使者があらわれた
見おろすと路上はすっかり{ルビ鈍色=にびいろ}の流動体と化していて
あちこちのビルの歪んだ非常階段に
コロスが点在してい ...
朱鷺色のお腹を見せて
金次郎が腹鼓を打っていて
鼓腹撃壌の由来を思い出す

金次郎の満足そうな
お腹の色は朱鷺色で
今にも欲ではち切れて
臓物汚物を噴き出して
雲の裳裾を紅くする
...
こがねに濡れた葉を踏みながら

いつしか夕餉の音も消えて

百年を灯している

弱く深深と佇む街灯を数えるように

ぽろぽろと

灰色の雨粒がレインコートを滑り落ちる

街外れ ...
急いで道を歩いていたら 
目の前の車が{ルビ理由=わけ}もなく止まった 

(下手な運転しているなぁ) 

車と壁の狭い隙間をすり抜けると 
痩せこけた若い母が{ルビ咳=せき}を繰り返しな ...
窓外に 
枯れたまま{ルビ俯=うつむ}く 
{ルビ向日葵=ひまわり} 


辺りを照らす
太陽の花に
振り返っていた人々 

秋 
{ルビ独=ひと}り汚れ身を{ルビ晒=さら}しな ...
見つめ合って私ではないのがあなたです
目が覚めて一言目
やさしく囁いた


青い夢を見ていた気がする


一日の始まりに飲む苦いコーヒーが
私の中に少しずつたまっていく
あなた ...
ごめんね
今まで気づかなかったよ


赤や黄色の季節の絵の具で
みずみずしく重ね塗りされた
桜の木の葉っぱの影に
ちいさなちいさな
土色の蕾


今までずっと蕾は ...
 見上げた天井にそれは映る
 夜更けに甘い罪を犯す僕には
 その幻が見える

 艶やかな黒い髪の毛が輝き
 そしてまた好奇心に満ちた黒いつぶらな瞳
 僕に向って微笑んでいる

 きっと ...
優しさを忘れずに生きたいと思います
外国の悲運な事故で死んだ人を想うくらいの
日本人じゃなくて良かったとキャスターは言うけれど
そこの差がまだよく分かりません

温もりを忘れずに生きたいと思 ...
あか抜けたる通りにありて煙草屋ののど飴賞味期限切れなり埃もかぶってるし

賞味期限過ぎしのど飴べたつけど人に見せては共に食いけり

そも我はシャッター閉ざす軒先でパソコン開き居座りをりき

...
映画観て星見て渡る踏み切りの幅の広さよそぞろ寒さよ イチジクの実の組立てが壊れて
甘いものだけが畳の上にこぼれた
あえなく絶えた通信の最後に
とても明確なかたちでお別れを告げて
甘いものだけがどこまでも遠くへ転がり続けた
あたりいちめんの下り ...
今、この瞬間。

誰かと誰かが、触れ合ってる。

そして、誰かの涙か流れてく。

全ての人が、幸せになれないのかな。

血や、

涙や、

心が。

流れない幸せは、来ない ...
ヒダリノマナコ
ごろごろ
太鼓が鳴るよ
ごろごろ
猫が鳴るよ
のどが

渇くよ
水が
乾くよ
洗濯物が
ひらひら
飛んでゆくよ
蝶々が
空高く
...
革張りの
使い込んだ光沢の黒い
二人用のソファー
そこへ 少し沈み込んで

感動に不感症の夜
僕は孤独を気取って
コーヒーを片手に
読書をする

包み込まれた
文字はただゆらゆら ...
初めてきみの後ろを
歩いてみた

「ノ」
「ツ」
「ワ」
「心」
「ノ」
「又」

いっぱい『愛』の欠片
振りまいていたんだね
日が沈み
冷めてゆく土
その上を静かに
秋の夜を泳ぐ

月はすでに
凍てついたかのように
冷たい光を
地上へと降り注ぐ

その光を頼りに
秋の海は
風とともに波を起こす

...
お花が一本さいていました。



たねができて風にとばされて





お花が二本さいていました。



たねができて風にとばされて





お花が四本さいて ...
素直に話せば良かった…
逝く事を直視する覚悟がゆらゆらと揺れて、ぶるぶると震えて、怖かった。と。
死が怖かったのではなく、遺される。また。そんなとてつもない孤立感を抱え切れずに怖かったのだと。
...
              ★

指にニットを絡ませ凍える、ニッ血の滲む 冬と冬の行間に
祈-Lieb,円型の噴水が 引力への求愛を、踊る ドルチェの有る
凍る様な朝、蒼褪めた窓の外のパース( ...
. ............. .. ... . .......... .. .......... . ... .. . . ..... ........... .. . .... . . .. ... 大好きだ…

どんなに叫んだって
届くわけないのに
叫び続ける

大好きだ…

僕の耳にこだまする
君の言葉

あの頃と変わらない
イチョウの木の下で

ただ君の幸せを
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
少年ふるる自由詩17*06/10/15 15:17
私のもの倖之丞自由詩0*06/10/15 14:01
風のない日ささやま ひ...自由詩4*06/10/15 13:55
マイペース瑠音携帯写真+...206/10/15 13:07
音符。狠志携帯写真+...706/10/15 13:06
4コマポエム(No.4)ぽえむ君携帯写真+...6*06/10/15 11:59
冬桜海月自由詩2*06/10/15 11:55
涙ノ星服部 剛未詩・独白8*06/10/15 11:11
611号室への招待状塔野夏子自由詩6*06/10/15 11:08
鼓腹撃壌あおば自由詩2*06/10/15 11:02
夜と夕陰を別つ道相馬四弦自由詩3*06/10/15 10:49
背後服部 剛自由詩4*06/10/15 9:54
向日葵 自由詩12*06/10/15 9:14
青方偏移半知半能自由詩806/10/15 8:05
桜輪廻まほし自由詩17*06/10/15 5:07
いつも幻が山崎 風雅自由詩506/10/15 4:01
生きるイヴ自由詩006/10/15 3:33
けやき通り のど飴事情A-29短歌1*06/10/15 2:59
遠恋短歌006/10/15 2:06
復唱砧 和日自由詩4*06/10/15 2:03
創書日和「気持ち揺れて。」狠志自由詩106/10/15 1:52
左の眼あおば自由詩7*06/10/15 1:17
44、ソファー 【そふぁー】雨宮 之人自由詩3*06/10/15 0:59
そうだったんだ…Honest...自由詩2*06/10/15 0:03
秋の夜は海と変わりゆくぽえむ君自由詩13*06/10/14 23:36
お花がさいたよプル式自由詩5*06/10/14 23:31
逝くたまむし自由詩006/10/14 23:30
冬の天使六崎杏介自由詩606/10/14 23:28
夜汽車蒼木りん未詩・独白406/10/14 23:17
恋に恋した季節クラウン自由詩406/10/14 22:54

Home 戻る 最新へ 次へ
6049 6050 6051 6052 6053 6054 6055 6056 6057 6058 6059 6060 6061 6062 6063 6064 6065 6066 6067 6068 6069 6070 6071 6072 6073 6074 6075 6076 6077 6078 6079 6080 6081 6082 6083 6084 6085 6086 6087 6088 6089 
加筆訂正:
けやき通り のど飴事情/A-29[06/10/15 11:25]
ご指摘を感謝し「あか抜けし」を「あか抜けたる」に、「買うたわけなり」を「買いしわけなり」に改めます。
路地/佐藤伊織[06/10/15 1:55]
読みやすくした
44、ソファー 【そふぁー】/雨宮 之人[06/10/15 0:59]
2006.08.21初出。少しだけ改変。
尾骶骨/蒼木りん[06/10/14 23:04]
最後修正しました
8.81sec.