やけに青い東の空に
縁日で買った金魚を泳がせた
赤い体は瞳の奥でちかちか瞬いて
捕まえようとしたってもう届かない
おいでおいでをしている雲の手が夏を連れ去って行く
唯一、赤い僕をきんいろの月 ...
それを愛と呼ぶには
あまりに小さすぎたので
今日から
あなたは友情です
矮小なことば
矮小な声
プルートゥ
あなたを
認めるわけにはいかなかった
好きです
と
ルールは違 ...
僕たちにさよならを言うみたいに
今日が終わろうとしていることを
僕たちにちゃんと知らせるために
空が踊っている
雲が踊っている
僕たちもつられてちょっとステップ
「っくすって、
くしゃみみたいな言い方ね。」
と、
終わったばかりの彼女が呟き。
ひとにぎりふたにぎり。
ふたにぎりと、
ちょっと。
誰かのもの ...
((( クメールの密林に落ちる巨大な太陽//
古代の遺跡は輪郭を滲ませ、
陽炎にゆれる石像のやすらかな貌
それを背後に銃を携えてやって来るのは
ゆきとどいた訓練と民族の誇りを抱い ...
激しい夏の日々は遠ざかり今は秋
太陽は街を焦がし山を焦がし海を焦がした
熱は放射され僕達にも注がれた
まだ肌が小麦色に残る腕や背
夏の思い出そのあやふやさ
祭りのように胸が騒 ...
青い空と、
青い海と、
青いココロ。
赤い頬は、
赤い陽か、
赤い信号のせいか。
黒い闇に、
黒い想いが、
黒いココロが。
笑顔でいてね
幸せになってね
漠然と
笑顔の裏に涙を抱えることもあるでしょう
幸せの形を模索する日もあるでしょう
生まれてきたことを疑問に思い
母を恨むこともあるでしょうか? ...
ブラボー!
物言わぬ獣だってさ
そんなときには
ブラボー、ブラボーと叫ぶんだ
なに言ってんのそんな暇に
自転車ドロボー掴まえろ
2本足なら十分だ
羽根が生えたから飛んでっ ...
もう動くことなどないように見える
古ぼけて置き去りにされたバイク
街の片隅でご主人様から捨てられた
輝かしい時代もあっただろう
購入したてのピカピカの時代もあっただろう
...
旧年来の友人の転職
この歳からの転職
しかも技術肌から営業にまわるという
誰もが驚き諭した
しかし
本人はやる気充分
その意気込みは電話越しからもうかがえる
...
一見、ト音記号のような
タツノオトシゴは
誰のためでもない、その姿形で
何のためでもないかもしれない
秩序を求めて
海中を
ゆっくりと動き回ります。
秩序なんて結局は
...
足りないのは
なくしたから
なくしたのは
さみしかったから
さみしかったのは
足りないから
誰にも見せないことにしている
今のような時の 私のかおが
部屋中にひろがっていて
みにくくて くやしくて
さみしくて 痛い
私は
何かを賭けて
ほとんどの 何かを賭けて
あそばなくては ならない
結局のところ
私の生きている理由は
あそびたさ なのだから
次の 一番でかいイベントは
私か さもなければ
...
{引用=>>壱}
エモーションばかり片手間に
いじってばかりで厭になる
データの海に溺れてる
おしゃまなあなたは解像度低めな顔
ビル街をてららチカってる
深夜パレー ...
僕が背負ってきた物の重さを考えてみた
責任や重圧や期待を何回も踏み{ルビ躙=にじ}ってきたってきたから
今は背中が軽くて何処までも歩いていける
小さな鞄の中を全部出しても大切な物は何に ...
ふと降りた駅の
何気なく立ち寄ったデパート
入ると食品売り場
別にお腹もすいていなし
お土産にする気もない
通路をまっすぐ歩き
突き当たりそうなところで
出くわした
たった二段のエ ...
どよめきたつ なむし。
どよめきたつなむしの ひろがりえびなは
ほめそやすくろゆびににて げんき海のてんめんとうに
さゆけしくしなだの どりがんびっちは
くもゆきあやしく た ...
風ぬるく不意に響いた蝉の声耳に残るは夏の面影
レール沿い緑囁くさやさやと野分と呼ぶにはささやかな気して
午後3時いつもの場所で待ってます揺れるアカネが撫子にキス ...
愛しい私の娘よと
かあさま まりひとつ投げました
まりはお空に留まっていつも私を照らします
私の愛しい娘よと
かあさま おべべ掛けました
おべべは山に干したまま季節の色に染 ...
「この子は優しい子ですから」
私は優しい服を着る
「この子は元気な子ですから」
私は元気な服を着る
「この子は耐える子ですから」
私は耐える服を着る
「この子 ...
遅れてきた夏があおい空をひらく
零していったのは熱量と蝉の声だけじゃなく
あの時から又一年が積み重なって
封印してきた気持ちが崩れていく
月日が過ぎても消えない物ってあるんだね
いつか、 ...
駅にいる初老の浮浪者。
お金を恵む青年。
250円。
それを苦笑(にがわら)いしながら見る私。
曇った空の下では
海も鈍い色をしていた
打ち寄せる波の先だけは白く
足元に届けられて
よーく目を凝らして見てごらん
水平線が弧を描いている
停留しているタンカーが遥か沖のほうで
...
いろいろな きまぐれで
そらのむこうをおもう
あきのかぜが さわやかで
おさけがおいしい
だれかきてくれれば
とてもうれしい
ひとりでも
なんとなくすぎてゆく
かわ ...
遠く遠くから満々とやってくる波は
飽きることを知らぬ
続く続くその暗い顔をした波は
引くことを知っている
夏の終わりに
交わした約束は
通り雨が流していく
この手に確かにあった
...
灰皿に煙草が一本
ショーペンハウウェルを読んで
明けない夜を明かす
ひとりが楽しければいつでも楽しい
灰皿に煙草が二本
ジャズの好きなあなたの背中に
人生のようなしわが寄り
ふたりが ...
一つ二つ三つヒガンバナ咲き出した
一輪の一つ二つ三つだけ咲いている
ヒガンバナ一輪に足りぬ彼岸花
青白い茎まっすぐなヒガンバナ
指を開くように此岸を数えてる
爪の先を割って真っ赤な花 ...
雨
昼下がり
薄暗い安眠場
片手タバコに中原中也
雨
不規則音
まどろみ心地
明かり灯さずこれ駄美学
雨に酔う
文学に酔う
自分に酔う
私は太陽が苦手である
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
_
ki
自由詩
1
06/9/12 3:33
プルートゥ
uminek...
自由詩
5*
06/9/12 2:17
雲のダンス
436
携帯写真+...
8+*
06/9/12 2:11
「 にくよくの、っくす。 」
PULL.
短歌
7*
06/9/12 2:08
アトミック/パンプキン
atsuch...
自由詩
2*
06/9/12 1:52
火照り
山崎 風雅
自由詩
9
06/9/12 1:05
color。
狠志
自由詩
2
06/9/12 0:59
願い星
シュガー・ソ...
自由詩
3*
06/9/12 0:53
ブラボー
あおば
自由詩
5*
06/9/12 0:47
古ぼけたバイク
山崎 風雅
自由詩
3
06/9/12 0:28
新風
〃
未詩・独白
2
06/9/12 0:19
タツノオトシゴの秩序
ブルース瀬戸...
自由詩
4
06/9/12 0:12
足りない
こむ
未詩・独白
1
06/9/12 0:02
かお
〃
未詩・独白
2*
06/9/11 23:57
あそび
〃
自由詩
0*
06/9/11 23:50
ネットゲーム@東のヒキコモリ
木賊ゾク
自由詩
3
06/9/11 23:40
未完成な旅路
海月
自由詩
2*
06/9/11 23:15
たった二段のエスカレーター
ぽえむ君
自由詩
6*
06/9/11 23:01
どよめきたつ・・・
もしゅ
未詩・独白
1*
06/9/11 22:39
夏過ぎて
ひじり
短歌
2*
06/9/11 22:05
おとぎばなし
〃
自由詩
5*
06/9/11 21:38
カメレオン
〃
自由詩
2*
06/9/11 21:35
*魂、魂、降って来よ*
かおる
自由詩
7*
06/9/11 20:20
Who is the wrong ?
カネコ□イ
散文(批評...
0
06/9/11 20:19
海を連れて帰る
LEO
自由詩
15*
06/9/11 20:07
きまぐれ
日朗歩野
自由詩
7
06/9/11 20:04
波は知っている
さくらほ
自由詩
14*
06/9/11 20:04
灰皿に煙草が一本
ZUZU
自由詩
3
06/9/11 18:58
彼岸花
小池房枝
俳句
8*
06/9/11 17:49
午後の雨酔い
如月蒼雪
自由詩
1
06/9/11 17:37
6037
6038
6039
6040
6041
6042
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6045
6046
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6050
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6060
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6063
6064
6065
6066
6067
6068
6069
6070
6071
6072
6073
6074
6075
6076
6077
加筆訂正:
未完成な旅路
/
海月
[06/9/11 23:16]
題名を一文字だけ変更
9.41sec.