これといって意味はないけれど
コーヒーカップを買いました
ただ買っただけなので
無駄遣いでしたが
人と話がしたくなりました
これといって意味はないけれど
車で県内を一周しました
ただ ...
光がないと存在できないの?
そんなことはなくて
光のおかげでここにいるの?
そんなことはなくて
誰か気づいて とても寂しいの
生まれてはじめての雪に
子どもは小さな手を伸ばす
白い雪花をつかもうとする
指を開いても花はどこにもない
黒々とした丸い目が
さらに丸くなる
降る雪を
つかんではひらき、ひらいて ...
複雑な感情を うまく説明できないんだ
名前のない衝動や 感覚が幾つも絡み合って
本当は自分でも まったく解ってないんだ
難解なコトバ並べて それらしく それらしく
う ...
どんな たくらみが
わたしを 必要とするのか
無私であるならば
心から よろこんで
裏切られもしよう
「別れよう?」
そう言われた時
正直 実感がなかった
でも
時間が経つにつれて
あなたの言葉が頭の中をぐるぐる回った
涙がぽろぽろでてきて
いっぱい叫んだよ
思いっきり暴れ ...
宝石を散りばめたような闇
この世で一番大きい水溜り
そこには彼らがいることが
絶対であって
世界の暗黙の了解であった
でも
時にはその場から消えたい
と
訴えているのを
私は ...
1.我求む 君の自由と
君の愛 君を狭めて 我を止どめて
2.夜明けまえ コートとブーツで
駆け出して また始まったよ 君を思う日
3.対話から すべて ...
デリートで明日を消しては描き直す
こんなはずじゃないこんなはずじゃない
二度バックスペース押しておとといの馬券を買ったのび太にやける
リターンでちゃんと区切りをつけなくちゃ ...
エジプトに行った。
二週間行った。
世界遺産ピラミッドの佇む地ギザでは。
乗ろうとした駱駝の口が超臭かったから。
気持ちが萎えて結局乗らなかった。
駱駝は怒ったのかツバを飛ばしてきて靴につい ...
ある日のことでした。
空に住む太陽君がふと下を見ると
可愛らしい雪の子が遊んでいました。
ドキン!
太陽君は赤い顔をもっと真赤にして
雲の陰に隠れてしまいました。
「危ない危な ...
風は暗がりから吹く
私の影は滴りつづける
誰も居ない
かつて誰かが居たかもしれない
そのわずかな痕跡も
とうの昔に温度を失い
記憶を失い
頭上には黒い星座たち
ただ脳裏 ...
戦士が魔法を使えないのは
拳に力を注いだからで
肉弾戦における破壊力は
他の者の追随を許さない
魔法使いの力が弱いのは
勉強に時間を費やしたからで
防御力の高い魔物も
強力な呪文で一 ...
赤 青 黄 緑と
流れゆく風景が
私には 見える
葛藤をくりかえしながら
私は資本主義の街角を 曲がる
私も三十を越えて
多少ズルくなった
でも
生きる途中でなくしたもの
得たも ...
有名になったヤエモンを
無理矢理走らせて
耐用年数超過した
鉄橋から突き落とす
お人形の
機関士と機関助手は
可哀想に殉職し
みんなの涙を絞り取る
橋のたもとには小さな碑をつくり
花 ...
{引用=
それは
おーとくちゅーるみたいに
ぼくの手に
ぴったりだった
おずおずとさしだされた
きみの手は
}
友達ってほどじゃない
それくらいの知り合いの
彼氏と知り合いになってしまった
彼女を知り合いだと
言いそびれた
ヤバイと思ったのは
見た目がタイプだったから
小柄な体のバンドマンで
ギ ...
角を曲がると
小学校
目の前に
小さな文房具店
信号が変わるのがいつも遅い
大きな道路への抜け道
自転車も足早に過ぎ去る
空は青く
遠い
いくつもの別れ道
何度も間違った
家に帰 ...
冬の暖かな陽光で
包むように
あなたに寄り添う
旅立つ前に
残せるものと言ったら
うまい棒半年分
半年待てば会えるの?と
今日もとてとてまた一本
もう私には ...
遠のいてゆく「ダイアローグ」
深まってゆく「モノローグ」
弱まってゆく「時」の律動
高まってゆく「空」の波動
「旧い年」を葬ったというのに
縮んでゆく「肉」のかたまり
「新しい ...
改札口の向こうで
ピアノに蟻が集っている
きっと甘いんだろう
ハモニカを忘れてきた駅員が
時刻表に小さな落書をする
間もなく秋が来るのに
量が足りてないのだ
まだ君と僕とが出 ...
窓を揺らす透明を
娘たちの時間はすぎて
雪のなかの双つの道
どこまでも淡く
双つの道
青に添う手
剥がれる陽
いとおしさ 望みのなさ
左の目にだけ降りそそぐ
...
{引用=よだか、かあいそうよう
かわうそうよう}
四歳のわたしは協会で泣いた
よだかを想って泣いた
かあさまが牧師様に頂いた絵本を
わたしは涙でくしゃくしゃにしてしまった
十八歳は ...
白々と夜が
夕焼けに良く似た光を放ちながら
ゆっくりと明けていく
僕は
お酒を呑んでいる
眼も
喉も
掠れているから
今は君に会えないな
公園 ...
時に逆らって
時計を上下逆さにしてみた
秒針の動きは変わらないので
結局
今日の予定が頭の中を過ぎてゆく
時に逆らって
時計を裏返してみた
時を見ることはできないので
結局
次の ...
もしも言葉の通った道が見えるなら
どんな風なんだろう
くもの巣のように四方八方に広がってゆくのかな
それに引っかかりもがく人々
細く鋭くきりのように真っ直ぐ伸びてゆくのかな
刺し通さ ...
合掌をしていただきます
生きるために
その命をいただきます
博愛主義でも
食べなければならないのです
わたしの肉じゃがは
一年前とはくらべものにならないくらいに
旨くな ...
ねえ、あっち見て
どこ?
あっちだよ
あっちってどのへんのあっち?
ほらあの島の右のほうをずーっと沿って見て行ってみ
あの島?
うん
島の右かぁ・・・・ なん ...
永遠の名犬へ
キャンパスに落ちる
ポプラの影に憩うスヌーピー達は
いつだって人なつっこい
冬の日だまりのようなぬくみで
黒目をさらに大きくして
誰かに駆け抜ける
窓ごしに見 ...
別々のスピーカーから惑わしている。
ジャコとピアソラの軸がかみ合わぬ。
ヌードデッサンを始めた頃は。
眼球に松脂が染み込んだ。
シンバルを割れば帰結だろうか。
彩敷なるままに。
漆喰を ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
これといって意味はないけれど
ぽえむ君
自由詩
10*
07/1/13 21:47
影
狗の骨
未詩・独白
0
07/1/13 21:45
創書日和「雪」 初雪
北野つづみ
自由詩
9*
07/1/13 21:04
うっすら
北大路京介
自由詩
9*
07/1/13 20:57
そろもん(友情の話)
みつべえ
自由詩
4
07/1/13 20:53
悲
えりす
自由詩
1*
07/1/13 20:40
眠ル三日月 泳グ魚
緋月 衣瑠香
自由詩
7*
07/1/13 20:25
ほぼ恋愛歌
九谷夏紀
短歌
2
07/1/13 20:15
キーボードにも言いたいことが
歌乱亭カラス
短歌
2*
07/1/13 20:09
旅先にて駱駝の口を臭う。
もののあはれ
散文(批評...
7*
07/1/13 18:31
太陽君と雪の子
愛心
自由詩
2*
07/1/13 18:28
黒い星座
塔野夏子
自由詩
10*
07/1/13 18:20
RPG
1486 1...
自由詩
9*
07/1/13 17:24
街角
渡辺亘
自由詩
1*
07/1/13 17:21
機関車
あおば
自由詩
15*
07/1/13 16:35
モード
青色銀河団
未詩・独白
2*
07/1/13 15:34
知り合いの彼氏
チアーヌ
自由詩
6
07/1/13 15:10
奇跡
〃
自由詩
10
07/1/13 14:57
遺産
アザラシと戦...
自由詩
4
07/1/13 14:24
冬のこだま(二十)
信天翁
自由詩
1
07/1/13 14:20
制度(駅の周辺)
たもつ
自由詩
17
07/1/13 14:11
冬鳴 Ⅱ
木立 悟
自由詩
6
07/1/13 13:40
夜鷹
士狼(銀)
自由詩
7*
07/1/13 12:34
君
yoshi
自由詩
1*
07/1/13 11:26
時に逆らって
ぽえむ君
自由詩
22*
07/1/13 10:35
「言葉の通った跡」
広川 孝治
自由詩
4
07/1/13 10:21
肉じゃが
小原あき
自由詩
19*
07/1/13 8:20
あっち
hiro
自由詩
2
07/1/13 7:59
Ⅱ 自動筆記
soft_m...
自由詩
5*
07/1/13 4:57
Ⅰ 自動筆記
〃
自由詩
3*
07/1/13 4:55
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
5908
5909
5910
5911
5912
5913
5914
5915
5916
5917
5918
5919
5920
5921
5922
加筆訂正:
遠い鐘音
/
服部 剛
[07/1/13 20:17]
最後の数連を書き直しました。
詩論Ⅰ
/
馬野ミキ
[07/1/13 11:57]
1/13 少し変えました
二つの灯台 デッサン
/
前田ふむふむ
[07/1/13 8:47]
いくつか訂正しました
さくら
/
恋月 ぴの
[07/1/13 7:03]
1行削除しました
6.47sec.