見知らねど行き着く場所はここにある
夢見て君を連れた北国
いつのまにか眠った僕の携帯に
隣の君から夕陽の小樽
真綿色の雪があまたの恋に染み
冷たい北の印 ...
僕は簡単に逃げ出す性格だ。
そして薬を飲んで
簡単に死んでしまったみたい。
気が付けば
真っ白な雲の上だった。
あらら。
マジで死んじゃった。
頭をポリポリかいてると
...
荻窪の町には昔ながらの駄菓子屋がまだあり
自分の足音がちゃぁんと聞こえてくるのです
ゆっくり道端の雑草や花に目を向けたり
空を音もなく区切る電線に止まるすずめを数えたり
荻窪の町には年老いた夫 ...
「修行」
午後には温かくなる体
ベビーピンク の爪の肌
血が通いましたよ 私
今日も祈るように手を合わせ
指先に軽く接吻する
上瞼は慈悲深く閉じられて
朝靄の消え行く間に ...
寂しがりを卒業しよう
手を離して前を向いて
僕は歩き出そうとするのに
どうして君は袖を掴むの?
ねえ、まだ起きてる?
くたくたに疲れたよ
朝から晩まで働いて
晩から夜中まで働いて
もう限界
目が見えないよ
耳が鳴るよ
腕が震えるよ
足もがたがただよ
何もいら ...
昨日とゆう過去
一時間前も過去
一分前も過去
一秒前も過去
もう二度と戻らない
時間とゆう平等な歴史
降る結晶
白く
ただ白く
消えないように
触れないように
壊れないように
溶けないように
白は光と出逢って
銀を一寸
後には何も残らない
それでも あの銀は
僕の心に ...
今日はたくさんある荷物の
買い物袋くらいのが下りました。
少しだけ生き返りました。
たぶん熱を出しました。
気付いたら夜だ。
久しぶりに
何だかずいぶんとうまくない夕食でした。
頭が痛く ...
夜中に仔猫が鳴いている
さぞ寒いことだろう
行き交う人は皆孤独のコートを纏い
白い息を吐きながら雑踏に消えていく
乾燥するのは肌だけでなくて
心まで乾燥していく
まぎれも ...
新宿
の高層ビル群に挟まる
日曜どこに行くあてもないまま
無気力な形で歩いていたら
信号機に拒絶されたので
小さな「あ」を呟くように口を開けていると
機械化されたすきま風ばかり流れ込んで
...
それって秘密だよ
思わせぶりに微笑んだ
あなた
ドラえもんじゃないくせに
ポケットから何やら取り出しては
桜の木に振りまきはじめ
(まだまだ寒いよと眠ったままなのに
まだかまだかと貧乏揺 ...
なににも負けない柚子の香りにひかれて
家につれて帰った
冬なのに
ここには
まだ雪が降らない
一度も白を見ることもなく
この季節が過ぎてゆく気がする
寝ぼけた春を思い浮かべて
重たい気 ...
助手席に座って流れる景色を眺めていた
運転席では母が久しぶりの運転をしていて
トンネルをくぐると
そこには雪が積もっていた
途中から
空から雪が降り出して
こうでなければ冬でない
な ...
私は時々
雑踏の中へと
足を運びます
人々の声と
足音と
それらのざわめきから
あなたのささやきが
生まれてくるようで
太陽の熱で
大地から水蒸気が昇り
その粒は集まって雲 ...
星を見つめれば
今までの自分が
とても弱く見えてしまうけど
それは自分の心が広くなったから
海を見つめれば
今までの自分が
とても狭く見えてしまうけど
それは自分の心が深くなったから ...
ダイエットコークを飲む。
お茶だとなんだか味気ないから。
ダイエットコークを飲む。
炭酸と甘い味でシュワっとしたいから。
ダイエットコークを飲む。
普通のコーラはカロリーが気になるか ...
ブドウです。
世界一を目指しています。
何の世界一といってブドウの世界一です。
最もブドウでありたい。
そう思います。
一房としてではなく
一粒として
世界に君臨したいと思います。
...
子供の頃
僕の住んでいる街に薄汚い工業都市だったけど
老舗のデパートが一軒だけあって
母に連れられて買い物をした後で
いつも階段の下の小さなフロアーにある
赤い看板のスタンドに立ち寄るのが
...
泣いていたわけじゃない
でも泣いていると思われた
両腕に抱えきれない
沢山の華に潰された
泣いていないと否定をしても
心に生まれた
小波に揺れる
私の横顔は
濡れていた
...
月があまり高くに上ってしまって
僕らを照らしてくれないので
24時間営業のコンビニやら
ひっきりなしに通る自動車のヘッドライトやら
消し忘れられた風情の街路灯やら
そういうもので夜を過ご ...
横たわる 美しいひと
真っ白な肌には よく赤が映えるね
苦しみを,今終えたの?
生きることに疲れたのかな
一番愛しくて 一番憎かった
僕の ...
お日様にたっぷり干した
ふかふかのお布団くらいの
ホットケーキを焼いて
十匹の虎が走り回ったくらいの
たっぷりのバターをのっけて
お風呂に張ったくらいの
たっぷりのはちみつをかけて
いち ...
目の前にするとき
まるで舞台上で スポットライトで
照らされているように 私たちは
鍵なんて探して ポケットをまさぐって
見上げれば月が明るくって
まるで孤独で 砂漠のただ中にいるみたい ...
甘い甘い
フォークソングが流れて
いづこへ行く
青い車
ブルーカー
地獄の国は
もう通り過ぎた
お花畑つづく
一緒に乗ってきたハエも
超のんき
鼻歌も軽やか
涙を ...
マンションのゴミ捨て場で
逆さまになって袋に入れられ
君は私にタスケテと言った
色あせたドレスと破れた帽子
ビーズのブレスレットが悲しかった
何日かたって
明日はまた燃えないゴミの日
泣いて ...
それはなにもない
深い溝の底に ひとり
夜の国の兵士が闇色の
滾々と注がれてゆく若さの中で
ぽつんと座っていました
小さく切り取られた夜空を見上げると
この夜の三日 ...
あなたと出会えた事
ささやかで当り前の
時と共に薄らぐかも
しれないそんな奇跡
想いを抑えられず あなたを傷つける
その感情を持余し 涙が溢れてしまう
でも きっと
心が翼を広げ ...
コンビニのレジから
僕らのタクシーがあふれ出すから
春はまた息苦しい
行き先も告げずに乗ると
君の家を通過して
犬小屋の屋根を壊してしまう
料金を体温で支払う
少しのおつ ...
久々にハラピンの所へ行くと
焚き火をしている
煙がもくもくと空に消えていく
声をかけると
慌てて後ろに隠したものがある
あれはまさか
原稿用紙
ふざけんなよ
俺はハラピンを怒鳴 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
北国にて
Rin K
短歌
18*
07/1/13 1:00
じいさん
ごまたれ
自由詩
22*
07/1/13 0:48
ないしょのお話。
プル式
自由詩
8*
07/1/13 0:29
気功師になれるかもしれない
千月 話子
自由詩
13*
07/1/13 0:24
記憶のかけらは月に忘れて
プル式
自由詩
4*
07/1/13 0:23
ロングキス グッドナイト
うめバア
自由詩
9
07/1/13 0:21
時間
Direct...
自由詩
11*
07/1/13 0:20
雪
狗の骨
自由詩
2
07/1/13 0:17
気付いたら夜なので
桜
自由詩
2
07/1/13 0:16
人間交差点
山崎 風雅
自由詩
14*
07/1/13 0:16
日曜、新宿にて
夕凪ここあ
自由詩
6*
07/1/13 0:13
さくら
恋月 ぴの
自由詩
43*
07/1/13 0:06
蒼カビが生えたらさようなら
蒼木りん
未詩・独白
6
07/1/13 0:05
創書日和「雪」
イズミナツキ
自由詩
3*
07/1/13 0:01
ささやき
三条麗菜
自由詩
17*
07/1/12 23:41
君を見つめれば
ぽえむ君
自由詩
11*
07/1/12 23:13
まわし者ではありません。
もののあはれ
自由詩
9*
07/1/12 23:00
ブドウ・メンタリティ
ブルース瀬戸...
自由詩
5+*
07/1/12 22:46
もう一度だけだべてみたいあのホットケーキー
ジム・プリマ...
自由詩
8*
07/1/12 22:36
灰
T’s
自由詩
1*
07/1/12 22:15
暗い夜
A.おじや
自由詩
4
07/1/12 22:13
死
憂
自由詩
1
07/1/12 22:10
ホットケーキにはちみついっぱい
ふぁんバーバ...
自由詩
14*
07/1/12 21:42
67、扉 【とびら】
雨宮 之人
自由詩
5*
07/1/12 21:41
ターンバック
一絵
自由詩
1
07/1/12 21:25
幸せのかたち
weed &...
携帯写真+...
1*
07/1/12 21:22
三日月の詩
相馬四弦
自由詩
2*
07/1/12 21:09
誘われ
T’s
自由詩
2*
07/1/12 20:34
制度(タクシー)
たもつ
自由詩
19
07/1/12 20:11
馬鹿やろう
ふるる
自由詩
18*
07/1/12 19:21
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
5908
5909
5910
5911
5912
5913
5914
5915
5916
5917
5918
5919
5920
5921
5922
加筆訂正:
67、扉 【とびら】
/
雨宮 之人
[07/1/12 21:42]
2006.12.20初出。少しだけ改変。
あんしんせぇ
/
かぜきり
[07/1/12 20:19]
もが抜けてたのでいれました。
5.45sec.