猫を 食う 般若には 来月がある
日向に 染まる 来月には 鬼の角
など 存在すまい
暗闇の中では 姦淫を 公開処刑し
私らは 鬼になるのだ
鏡を 見よ
私らの 行い が 見えるだろう
...
銀色の背を
ひるがえし
切り身の魚は
空を飛ぶ
お鍋は底抜け
わたしの手
あなたの海には
なれません
赤い中身を
ちりぢりに
切り身の魚は
空を飛ぶ
...
すべてを忘れて
なにも気にすることなどなくて
ただこの体ひとつで
なにも身につけるものもなくて
過去も未来もなくて
そうして向きあって話したい
そのときはじめて
ぼくたち ...
波立つ心
ちゃぷんちゃぷんと音がする
波の上はゆらゆらと不安定
そうだ
思い切って潜ってみよう
水の中は澄んでいて
魚がゆったりと泳ぎまわってい ...
鍵をかけましょう
心の扉に
誰も入って来ないように
ノックしても無駄ですよ
私には届きませんから
無理に開けようとするのも止めて下さい
壊れてしまいますから
誰にも会いた ...
楽園を求め続けた
いつも
いつも
その楽園での生活を
望み続けた
時々
何故自分はその楽園の住人として
この世に誕生しなかったのか
そう嘆いていた
神様を呪う事も多々あった
...
人は獣だ、だから理性という名の鎖と枷が必要だ
獣は自分を律する事ができない、だから調教が必要だ
人は調教といわずこれを学習という
学習によって理性という枷を形成し欲を封じるのだ
そして鎖の届く ...
閉じ込められたような空間
止まっているかのような時間
かげろうのように生きている
冬の弱い日差しでは輝けない瞳
閉じこもって出たがらない足
冬眠したがっ ...
Coffee during a night.
如月八雲作
批評子訳
Look up the sky
so dark. ...
死にたい奴から勝手に死ねばいい
と受話器に書き込んだ朝は
乾いた雪が派手に舞い上がっていた
ちっとも積もりやしねぇ
誰かこの世界を面白くしてくれよ
そんな事を言う輩は死んだ方がいい
と ...
あなたとの
出会いが
ぼくの全てを
変えた
そこまでは
言わないけど
真っ暗な
ぼくの世界に
ただ少し
一筋の
柔らかく
優しい ...
死ぬか?と雪男君は行った
地球防衛軍には入れなかった
皆と一緒に卒業式にも出られなかった
この冬に二冊の同じ漫画を買った
真っ青な
春
1、2、3、4
退屈だよね
5 ...
銀色の宇宙船が
うさぎのいる月まで
飛んでいきました
天の川には蟋蟀が
茅葺き屋根の家には
天邪鬼
死んじまえ
うさぎは呼吸困難
耳の奥のキリギリス
大合唱さ
オーケストラ ...
力は全てを制し、全てを収める
例えそれを邪な者が使おうと
正しき者が使おうと
いずれその力に引き寄せられ
人は慢心し 穢れていく
例えそれが公的な警官であっても
例えそれが絶対悪である ...
僕の力では
雨を止ませることは
できないけれど
心の雨は
僕の力で晴らすもの
夢を持てば
心に虹が架かる
僕の力では
風を吹かせることは
できないけれど
心の風は
僕の力で流 ...
真夜中の鳥が鳴く薄汚れた館で
誰かが歌を歌っている
それは私を{ルビ誘=いざな}うような
甘く悲しい声
その声に導かれるまま扉を開くと
どこまでも深い青が広がっていた
闇夜は海のように ...
私の歌を聞いてくれる人は
一体どれくらいいるのだろう
私の声はどこまで届いてゆくのだろう
生まれたばかりの頃
私の歌は純粋無垢に
ただ愛を乞うる歌
聞くものすべては眼を細め
優しい抱 ...
何かが… 砕ける音がした
キミを護れるなら、ボクは何もいらない。
命さえ… いらない…
何かが… 砕ける音がした…
それでも、かまわないと… 思 ...
目の見えない人が歩く
前にいる友の背中に手をあてて
目の見える僕も歩く
いつも前にいる 風の背中 に手をあてて
そうでもしないと
ささいなことで気ばかり{ルビ焦=あせ} ...
こんなにもあかるい岸辺で
こんなにも頭がずきずきするのは
いったいどうしてなのでしょう
山々に溶け残る雪は
(誰にも踏みこめないところにあるので)
あくまでも白く輝いて
その鋭 ...
みつこ みちこ みつえ みちえ みつよ みちよ
全国のみっちゃんはご存じと思うが
みっちゃんと呼ばれる限り
必ずその背なに不吉な歌を負わねばならぬ
ミッチャン ミガツク
ミッテ ...
どんどん湧き出てくる「なんで?」を押し込めて
「今までありがとう!!」って言ってやった
キス
スキ
キス
嫌い
キス
...
確かに 彼の家系は
イギリスでは卑しかったものの
今やアメリカにおいては、彼は大富豪
夢を追いかけ、ついに想いを実現させた
愛用のジェットで空をゆく
まぶしい空に白い軌跡を残して
...
正負を持つ量で有り移動による
後ろで飴を舐める音が
ぴちゃぴちゃと
響いているので
感情が櫛で削ぎ落とされるように
首筋が歪んで行きます
神経が逆撫でられるのを
静かに握るので
...
いつになく
空虚 な 唄を
口ずさみ
どこか 遠くで
見たよな
{ルビ既視感=デジャヴ} に 揺れる
他愛ない ボク
嗚呼
崩れるよに 倒れ込めば ...
ことばが あふれだしたのでそっと ひとさしゆびで とめた 。
上 ”鈍器を奉呈すれば何でも手に入る”
耳を剥製にして、ゼラチンで流れる歌舞伎町を、笹舟に乗って下る。
笑顔のうねり、スキンシップの渦、枯葉は醗酵して流木は勃起する。
酒と煙草と調理油 ...
呆然としているだけで流れていくものを時と呼ぶな。わたしたちの
いちばん大きな乗り物は、生まれてきたときの速度を保とうとして
いるだけで、あなたの生き方とは関係がない。冒険せよ勇気を持っ
て自らの ...
悪いリーダーに人々が苦しめられてはならない
だがリーダーが良すぎると人々は怠けだす
であるからリーダーには、ほどほどの者がなるのがよい。
愛してる
の 言葉より
信頼 に足る
感情 だから
君 の 為に
謡 い ます
別れ の 歌を
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
来月
奥津 強
自由詩
1
07/1/22 18:47
切り身の魚は空を飛ぶ
曳舟
自由詩
4
07/1/22 18:30
「もう一度、はじめてみよう」
436
自由詩
0
07/1/22 16:56
波
ajisai
自由詩
3*
07/1/22 16:28
魔物
優飛
自由詩
8*
07/1/22 16:04
楽園
野薔薇
自由詩
5+*
07/1/22 15:28
獣
電子ノ猫人
自由詩
0*
07/1/22 15:26
「 自閉期 」
椎名
自由詩
2*
07/1/22 15:23
Coffee during a night.
生田 稔
自由詩
0
07/1/22 15:21
創書日和「雪」
虹村 凌
自由詩
4*
07/1/22 15:14
木漏れ日
ユーヘッセ
自由詩
3
07/1/22 14:43
幸せな奴が手を叩いたのを見た事が無い
虹村 凌
自由詩
7*
07/1/22 14:41
大人の理屈
kei99
自由詩
3
07/1/22 14:28
引き寄せる力 引力
電子ノ猫人
自由詩
0
07/1/22 13:18
僕の力ではできないけれど
ぽえむ君
自由詩
11*
07/1/22 12:22
輪廻
未有花
自由詩
11*
07/1/22 12:15
「歌」
広川 孝治
自由詩
4*
07/1/22 11:50
何もいらない。
レオ
自由詩
3*
07/1/22 11:31
風の背中
服部 剛
自由詩
12*
07/1/22 9:42
あかるい岸辺
佐々宝砂
自由詩
3*
07/1/22 6:09
みっちゃん同盟
〃
自由詩
3*
07/1/22 6:06
失恋
徒歩5分
自由詩
2
07/1/22 2:40
なんちゃって
atsuch...
自由詩
12*
07/1/22 2:07
W
ねなぎ
未詩・独白
0
07/1/22 1:58
S T O P O V E R ・ 2
李伍 翔
自由詩
2*
07/1/22 1:51
言葉。
すぬかんなが...
自由詩
6
07/1/22 1:47
実録新宿 腐肉のナブラ
人間
自由詩
2
07/1/22 1:44
踊るとすれば輪舞、できれば砂漠の真ん中で
たりぽん(大...
自由詩
15*
07/1/22 1:26
せかい論Ⅰ
馬野ミキ
散文(批評...
2
07/1/22 1:21
S T O P O V E R
李伍 翔
携帯写真+...
2*
07/1/22 0:58
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
加筆訂正:
よもつしこめになるために
/
佐々宝砂
[07/1/22 5:59]
やまめ→あまごに変更、朱色の斑点があるのはアマゴだった・・・ヤマメじゃなかった・・・
よもつしこめになるために
/
佐々宝砂
[07/1/22 5:58]
縦にした。
南風
/
あおば
[07/1/22 2:36]
長めの後半があったのを失念しておりました。
魯#1
/
はらだまさる
[07/1/22 1:28]
加筆修正。
7.44sec.