花に埋もれても
目を瞑っても
きみの匂い
きみの居場所がわかる なんとなく
そういう人になれたらいいな

雨樋を伝う水音を聞きながら
きみが帰った後の玄関に
いつまでも鍵をかけられな ...
 トシを隠す習慣は私にないのでちゃんと書くが、私は1968年生まれ。だから私が16歳だったのは1984年のこと。ジョージ・オーウェルの年。そのころ、静岡の片田舎にコンビニはない。ファミレスもない。モス ... 君の涙は太陽のカケラのように温かみを帯びていて
触れなくても、『そうだ』とわかるんだ


君はいつでも
私よりも、高い温度で
冷えた心をジワジワと
けれど確実に
温もりを帯びた色に変え ...
壁を自在に移動する窓
持ち歩き可能な窓

心臓に取り付けるための窓

蜃気楼だけが見える窓

窓硝子に詩を書くための窓
叩き壊しても何度でも再生する窓

脱け出すためだけの窓
忍 ...
パンをちぎる
その手で私は
鶴をおる

鶴をおる
その手で私は
猫をなでる

猫をなでる
その手で私は
ページをめくる

ページをめくる
その手で私は
小銭をかぞえる

...
とどける。せかいのどこかでいきをころしている君の
ために、ひとつのうたをとどける。君がなにものなの
か、だれにもしられていなくて、しられていないこと
は、みたことのないけむりのようなかいかんでも ...
あんたがおる所は
雨やろ?

うちがおる所は
綺麗すぎる青空やで

明日くらいには
あんたの所も晴れるんちゃう?





さびしくなんかないで


空は万国共通やもん



あんたとうち
空でつなが ...
{引用=ピッピだっけ?窓の隙間に北風がこぼれるような素敵な名前だ}


なんで今日は羽根が開かないって、ああ、マイナスだらけの最低気温

君の目で体透かせば黒い部分のたくさん出来る季節がきた ...
蠍の あかい 目玉が

海のむこうへ と 落ちて

時折 のぞく

スピカ に

こんばんは と挨拶 。

オリオンの べるとが

空を 照らす なか

シリウス の待 ...
この 響きの 深く 
清めた 場所で
流れる感情の帯 旗として 掲げ

密かに 掲げ 夜を見詰めて
この 夜を祈り通し

星をいだき
星をささえ

深まる 夜ごと 夜ごと
闇が静 ...
そこには廂のない
木々を見下ろすような
建物ばかりが並ぶから
欠けない月は
皮膚の下
脈打つ鼓動までも
見通す

懐で熱を吸い上げる
母から貰った
裁ち鋏は
銀色の筋をつけながら ...
きれいな心の人が書いた
きれいな詩は傷つく

死ななきゃいけないって言われてるみたい

あいしても
濁らないひとがいるのはなんでなの

何が違うの


心のきれいな人が作る詩
...
「…rapid eyes movementだね」

「なにが、」

「最も深い睡眠状態で、覚醒には強い刺激が必要であるが、脳波は覚醒時と同様の振幅を示し、開眼時のような速い眼球運動がみられる時 ...
休園中の
誰もいない遊園地で
ひときわ大きく
一本のレールが
空に向って伸びている

カタカタカタ
カタカタカタ

レールの上を
ジェットコースターが
空に向ってのぼり始めた
...
時間がとまる
夢を見た

異様にほそ長い
横断歩道で
信号待ちを
していると
視界の右上が
黒くかすむので
気になって
空を見上げると

だ円が崩れたように ...
踊る人形
笑う人形
クロワッサンに
コーヒー入れて

鼻歌を歌い
タップダンス
おじさんが
四葉のクローバー持っている

おみやげのアンマン
おみやげのカマボコ
おみやげの風邪 ...
空をけずるおとのする 大風のよる
ふたりで二尾百円の鰯をたべる

おさないりーちゃんのいうことには
こんな風 神サンのおうち とばへんやろか

ピンクの箸で鰯の肉を運ぶ
りーちゃんの「神 ...
洗面所の壁を
優雅に歩く

脚が一本
足りないなんて

誰にも
気づかれないように
いつもの帰り道
ふと拾い上げた落ち葉一枚
何気なく火をつけてみた
火は少し燻ってすぐ消えた

その様子が切なくも滑稽で
急に笑いが込み上げてきた
木々にコダマする笑い声


ど ...
見上げると 
ひらひらと北風に舞う 
たましいのかたちをした 
まあるい葉が一枚
落ちてきた 

{ルビ煉瓦=れんが}の{ルビ椅子=いす}に座ったぼくは 
腰をかがめてそれを拾うと 
...
物差しを掌にかざして
向こう岸までの距離をはかってみる
助走を長くつければ
飛び越えれるかもしれない
あそこに停まっている船の乗員に頼んだら
一緒に乗せていってくれるかも知れない
それかこ ...
この世界はフェイクだ

それなのに

あの人の言葉を信じてしまった

私は正気(ばか)だ
金魚らの赤い背びれを撫でてやる指先に滲む生ぬるい水 今大空のもと
歌を歌う
涙を拭いて
クルクル回る。

すべてを忘れて
すべてを信じて
すべてを感じて
すべてを愛して

Open your arms
Open your hear ...
どおぉーんとした夜明けには、
ゾンビがどんどん生まれて死なないのデス。

もしもーし。
死んでるデスか生きてるデスか。
もしかしてゾンビさん、
デスか。
...
「一度だけ
 本当の恋がありまして
 南天の実が
 知っております」


本当の恋は一度だけでいい


むくわれなくても


そっと思い出す


たったひとつ ...
ぱいぷセンセイ
さようなら
センセイがふかしてた
けむりのわっか
ぼくだいすきだったよ

わっかの
まんなかをくぐりぬけて
ねむい朝も
けんかした午後も
ふられた夕がたも
ぼくは ...
あなたが空けた

あたしの穴


もうないよ
ふさがっちゃったよ

あなたが買ってくれるって
言ってたのに
買ってくれなかったから
あなたがくれたの以外
したくなかったから
...
その人が生み出す詩は
言葉が前倣へをして
心地の良い感覚を保って
キチン、と整列をしているのだ

私の言葉たちよ
少し、見習ってはくれまいか。
手を繋いで

親指冷たいって言ったら

袖の中に入れてくれて


酒足りねぇって

コンビニ行ったよね





寒かったね
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ユメアト自由詩206/12/17 22:26
異形の詩歴書 高校編その3佐々宝砂散文(批評...206/12/17 22:18
熱源渡邊永遠自由詩3*06/12/17 22:06
窓のカタログ塔野夏子自由詩15*06/12/17 21:59
リンゴ松本 涼自由詩806/12/17 21:21
とどける岡部淳太郎自由詩12*06/12/17 21:18
あいたい愛心携帯写真+...7*06/12/17 21:15
【短歌祭】シンビジウム・ホワイト・ラバーピッピ短歌1206/12/17 21:09
天空回廊李伍 翔携帯写真+...406/12/17 20:52
この 響きのアハウ自由詩606/12/17 20:47
終末は白く光の中に自由詩5*06/12/17 20:44
フェンスとうどうせい...自由詩13*06/12/17 20:38
レム朽木 裕散文(批評...2*06/12/17 20:35
ジェットコースター沢村 俊輔自由詩406/12/17 20:06
時間がとまる夢なかやまそう自由詩006/12/17 20:06
お土産ペポパンプ自由詩2*06/12/17 19:46
鰯の話と神さんと六一介自由詩406/12/17 19:45
夜の蜘蛛weed &...携帯写真+...6*06/12/17 17:30
お家へ帰ろう優飛自由詩3*06/12/17 17:08
たましいの葉 服部 剛自由詩18*06/12/17 16:58
道程イヴ自由詩2*06/12/17 16:27
Real world衿野果歩自由詩2*06/12/17 15:58
午後の庭weed &...短歌2*06/12/17 15:37
目を閉じてペポパンプ自由詩3*06/12/17 14:08
「 しんでるいきてるデス。 」PULL.短歌7*06/12/17 13:58
この恋は逢坂桜携帯写真+...8+*06/12/17 13:49
ぱいぷセンセイさようならしゃしゃり自由詩306/12/17 13:10
・ピアス・はち自由詩206/12/17 12:41
憂鬱渡邊永遠自由詩5*06/12/17 12:36
・コンビニ・はち自由詩306/12/17 12:02

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加筆訂正:
この恋は/逢坂桜[06/12/17 20:26]
文字間違い、修正。
『人間が好きな人間でいたいね』/しろいぬ[06/12/17 12:30]
ちょこっと推敲しました。
6.65sec.