彼女の記した聖書には
全ての秘密が書かれています
太陽の秘密
世界の始まり
隣のあの娘の
行いまで
全ての秘密が書かれています
お金や権力を持った人たちは
こぞ ...
死んだ街で私は生まれ
死んだ街で
私は死にました
死んだ街には
たくさんの死んだ人たちが
住んでいました
死んだ人たちは
毎日毎日
仕事に行き
学校に行き ...
あ
きわけくないとして そぞろめかるほとほと、おためごかし、こためごかし
うーむら
ダバドゥパドゥ
のすたれば きまく おもむれか ああ
すこぶるけいとに さもにたりければ
そ ...
春は まだまだ来ないから
ひとりで待つのは
退屈してしまったし
ひとりで眠るのは
とても寒いから
君の体を温めて
私の体を温めて
決して 心ではなく
辛いのは自分だけじゃないって
皆 傷を抱えてるんだって
ちゃんとわかってる
ただ甘えてるだけだってことも
もっと強くならなくちゃいけないことも
ちゃんとわかってる
それでも
立ち ...
灰色の隙間から注ぐ
陽射しに手を翳すたびに
目を細め見やるだけ
温もりだけが降りてくる
北風が強く吹いているから
漏れ落ちた微かな光でさえも
永く待ち焦がれた春のようで
それは小 ...
あのね
ゆきってね
かみさまがふらせる
おしおなんだよ
って
それをいうなら
さとうかと
午後から
雪がすると言って
ハツコは眠った
ハツコ
はつこ
はつ、子
ああそれは
どこまでも
降りしきる降りしきる
降りしきる降りしきる
向こうはもう見えないよ ...
私が消えたとき 貴方はどうしますか?
ライトにジリジリ照らされて、皮膚が赤くただれ
自分自身、鏡を見ても誰か分からない状態で…
白い布に グルグル巻かれて
目 鼻 口 のとこだけぼっかりあ ...
ドライバーを炙って
ペットボトルの横っ腹に
突き刺す
こぼれない位置
そして
沈まぬ位置
僕はこの世界を
わかると思っていて
繰返し
そのまま
ボールペンで
広げて行く
...
二年前のあした
あの日もたしか、雪が舞っていました
鳴り止まない鈴のように
ただ、こんなふうに
降りはじめに気づいたのが どちらだったか
あなたはいまでも
覚えているでしょ ...
風の中で何かが消えた
それは生きてきた中での何かだった
それは
その時のその場所によって
様々な変化と成長を続け
その日のその情景によって
豊かな感情を創り出した
同時に
風の ...
レジに並ぶ
買いものかごには
陳列棚にいた
やせ衰えた犬が入っている
丸まることもできず
横倒しに細長い
耳を澄ませば微かな息遣いが聞こえ
たぶん生きているのだと思う
レジを抜 ...
あめかぜを ひきうけ
かみなりに うたれ
すべての音を
形而上に 実現して
苦悩が 立っている
私には任務がある、やらなくちゃいけないことがある。
そう、サトリのことは考えちゃいけない。
僕は野球のユニフォーム着て夜の道を歩いている。練習帰り、地下鉄の駅に向かう地下道で、親子連れに出会っ ...
あなたの苦しみは、誰かを助けている。
起こってしまったことは変えられないけど、
その意味を変えることはできる。
壊れそうな夜に、話を聞いてくれた人。
決して否定しなかった人。
...
こわしたいのよ いいかげんないいつけを
ほしくずのスープなんか嘘
もう食べたくないの
ひっくり返そうよ
瞳のキラキラも
目を覚ましたらケロイドになっちゃって
そいつがうたうたうんだ 音 ...
戻ってきた
もうないと思ってた
あんなに人を
愛すると云うこと
戻ってきてくれたんだ
恋心
おかえり
この胸の高鳴り
広がりを天に
透明な輝き 陽光を受けて
例えば台所、テーブルの上
飽きもしないで 口をあけて
満たされるのを待つ
透明感をまとって
海の青 空の青も
細長く切り取って、私は立つ
...
暖冬と言えども やはり冬は寒く
去年の寒さと比較など出来ないのは
記憶力が悪いからでしょうか
「痩せ過ぎ」と医師に言われるほど痩せているからでしょうか
詩を書こうと思うと
長年付き合って ...
兄の背中を見ながら
考えた
大きな体を丸めて
窓際の席でひとり頷きながら
形のいい耳に
壊れかけたヘッドフォン
六法全書をいちページ捲る毎に
くるっとマーカーを回す
デスクトッ ...
あなたの背中を眺めている
遠くから眺めている
手を伸ばしても
もう届かないと判っているから
少し泣きそうだけど
視線だけは逸らせないでいる
うつむいて
靴 ...
グスタフ・クリムト作 『接吻』には、
恋人の頬に背後から口づける男と
その愛撫に恍惚の表情を浮かべて応える
女の姿が描かれています。
他者を愛することのできないわたくしは、
これまで自 ...
赤い糸が見えるなら 黙って斬って
脈が打つままに 起こして狙って
眼鏡はずしたほうが 視界がぼやけて
あのひとのこと 想像しやすいでしょう
誰かの代わりでも あなたがいる ...
こころを耕す
お日様をあびて
雨をよろこんで
実りを願うんじゃなくて
わたしは耕す
わたしを耕す
いいことばかりはなくていい
やさしさはほんのひとつぶでいい
実ったものは
み ...
贈り方を忘れてしまった
これは淋しさの手紙
時代に似合う花を探して
自分に似合う言葉を捜して
似合わない贈り物を作っていた
誰宛に作ったのだろうか
そんな事も思い出せずに
心に枯 ...
あんたに初めて逢った瞬間
こんなあたしでも
『恋』
できるんちゃうかなって
マジで思った
希望が生まれた
あんたに逢えたこと
マジで感謝します
女子校育ちは気がつよくて
と、眉を顰(ひそめ)る父の
たしなめる手にエスコートされ
日曜はショッピングに行く
青白いガラス窓の
温室に咲く花でさえ
その身を愛らしく
あざとく子種を残 ...
ぱっくりと割れた
蛍光灯の光が
あんたの足元に
突入している
あたしは足元に広がる地面を
かきむしり始めた
誠実な犬のように
驚いたあんたは
その場所から動けな ...
おとした
おとを
だれも
ひろって
わらわないから
ひとり
かものように
うかんでいるのは
はとのえさを
からすが
かってにたべるから
さくらは
なにも
ついてないのに
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
彼女の聖書
なかがわひろ...
自由詩
7*
07/1/10 3:20
死んだ街で
〃
自由詩
3*
07/1/10 2:22
もったら はむ こむ
クリ
自由詩
0
07/1/10 1:47
温もり
haru
携帯写真+...
3*
07/1/10 1:45
不幸比べ
綿花
自由詩
3
07/1/10 1:30
shining
松本 卓也
自由詩
2
07/1/10 1:11
つぶやき詩廊パートⅠ
猫八百
自由詩
3*
07/1/10 1:00
雪
ふるる
自由詩
17*
07/1/10 0:16
最愛
心愛
自由詩
1*
07/1/10 0:02
λ
ねなぎ
未詩・独白
2
07/1/9 23:55
透ける
Rin.
自由詩
16*
07/1/9 23:49
風の中で何かが消えた
ぽえむ君
自由詩
9*
07/1/9 23:10
愛国
たもつ
自由詩
8
07/1/9 23:09
そろもん(楽聖の話)
みつべえ
自由詩
2
07/1/9 23:05
サトリのことは考えちゃいけない
佐々宝砂
散文(批評...
4+*
07/1/9 23:04
忘れないように。
bjorn
自由詩
1*
07/1/9 22:41
ほんとうは
moof.
自由詩
3
07/1/9 22:40
・カムバック・
はち
自由詩
2
07/1/9 22:25
66、グラス 【ぐらす】
雨宮 之人
自由詩
4*
07/1/9 22:23
【百人の助言】
つむじまがり
自由詩
3*
07/1/9 22:17
兄
士狼(銀)
自由詩
9*
07/1/9 21:01
背中
yoshi
自由詩
4*
07/1/9 20:26
心の在り処
白寿
自由詩
4*
07/1/9 20:24
首輪
北大路京介
自由詩
15*
07/1/9 19:53
こころを耕す
ふぁんバーバ...
自由詩
8*
07/1/9 19:31
花の手紙
流希-Яuk...
自由詩
2
07/1/9 18:59
希望
愛心
携帯写真+...
3*
07/1/9 18:57
アザレア
フユキヱリカ
自由詩
13*
07/1/9 18:52
大きな木の下で
むらさき
自由詩
4*
07/1/9 18:50
落日
ねなぎ
自由詩
1
07/1/9 18:41
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
5908
5909
5910
5911
5912
5913
5914
5915
5916
5917
5918
5919
5920
5921
5922
5923
5924
5925
5926
5927
5928
加筆訂正:
雪
/
ふるる
[07/1/10 0:20]
おんも はお外のことです。言いますよね?言わないかな?
66、グラス 【ぐらす】
/
雨宮 之人
[07/1/9 22:24]
2006.12.10初出。推敲版。
心の在り処
/
白寿
[07/1/9 20:26]
過去作品に僅かな改訂を加えました。
心の在り処
/
白寿
[07/1/9 20:25]
過去作品に僅かな改訂を加えました。
心の在り処
/
白寿
[07/1/9 20:25]
過去作品に僅かな改訂を加えました。
5.75sec.