ひろしくんは
歴史を調べました
 
広島に
大きなキノコが落ち
たくさんの命が奪われた事を
知りました
 
「僕のキノコは
命を作る事が
出来るのに…」
 
ひろしくんは
と ...
     みぞれが止んで宵の大気は重かった
       北風も止んで物音は死に絶えた
   庭木も庭木で昼間のかげをたたみこんだ

    どんな静寂の気高さが月には秘められ
       ...
都会の夕景を いちまい
めくると 古い柱時計が
ふるさとの 砂山に
なかば うずもれて
幸福な 夢をみていた
{引用=
音もなくオレンジ色に燃える雲

だれかぼくに
手紙をください}
手作りにしようか
いいやつ買おうか

プレゼントは
ちょっと豪華なの
ほしいよね


とか
考えながら
財布を覗いて

そして私は

今日も罪を犯す


罰当たりな
...
足はいつも言う

君がいないかったら
僕はいつも傷だらけだよ


靴はいつも言う

君が居なかったら僕は産まれてこなかった


お出掛けするときはいつも一緒

足と靴は仲良し ...
檻の中には
消しゴムがひとつあった
動かなかった
夜行性
と書かれていた
夜まで待ちたい
君は言ったけれど
その前に
閉園時間になってしまった
帰り道、赤信号で止まった
右左よ ...
冬の北海道は寒い・・
君の手は温かいよ・

「「あ、雪」」
って言おうとした

『あ』


口の中に雪


数えきれないほどの

全国に少しずつ降る


その一 ...
ねえ、街の光はプラネタリウムみたいにきらめいてるから、
どんな星座だって作れそうだね。二人で見つけていきたい。
(偽物の光だって知っていても、願ってみたくなるものだから。)


あの日夢見た ...
あぁ 去年は違ったよ
寒くてもじっと黙ってたよ
嫌でも眉すら動かさなかった
泣きたい時は風呂に入った


あぁ 確かに半年前はもっと
格好良かったよ僕は だって
カッコつけてたからね ...
雪を固めた、雪だるまも。
手作りの、チョコレートも。
アナタと、ボクの愛も。

どろどろに、溶けて。
蒸発して。
見る影も無くなった。

雪は、空に。
チョコは、僕の中に。
愛 ...
虫を食べるのが好きで
押入れの奥に潜っては
身体を縮めて待つのです

新しく手に入れた螺旋は
それはそれはいい声で鳴って
第二楽章の三段目、斜めの五秒のところ、
うあぁあ、うぁあんと歪ん ...
水仙の花のように 
できるかぎりの背伸びをして 
星の花びらの中心に開いた
黄色い唇から 
恥ずかしげもなく 
むじゃきな唄を奏でたい 

( 昔々
( 少年ナルシスは 
( 自らの ...
上司の心ない一言に火が点いて 
職場のちゃぶ台をひっくり返した日
しょんぼり夜道を歩いていると

通り道のボクシングジムから 
ばす ばす と
瞳をぎらつかせたぼくさーの 
ひたむきな ...
重工業集積地域を有する日本海に面した地方都市を、分断するように突き抜ける主要幹線道路国道8号線。その通りにある大型電機店の二階、超高画質薄型液晶テレビの前で私は見知らぬ年若いロシア人と隣り合って同じ画 ... ホンのちょっぴりの覗き穴から

凝縮された時間が入り込み

反転した世界が焼きつく

現像するまでは分からない

幻想の世界は

リアルな世界を少しだけ

歪めてみせたりする
...
ここから先は立入禁止。

通行証は未定。



ココロとココロが通じ合うのは

すごく難しくて

きっとすごく簡単な事。


進むのは大事。

けどね、戻るのも必要だよ? ...
浮かび血 筋の
動静見つめた
きっと 水平の遥か
訊かれた セイレン
笑いながら 潜る
気付かれた 痙攣
目に宿る痛みに
幾日後かの陸地
埋められてゆく 
砂地の中に 明日 遠く
...
アマガエル

葉っぱのソリでやってくる

ツチガエル

地面を掘ってやってくる

ウシガエル

ほろ酔い加減でやってくる

3匹 寄り合い

酒 交わし

明日も雨 ...
 
日常が僕から乖離する。

非日常も反復によって、日常になるわけで、僕は、その非日常が日常になる瞬間を見極めようとしただけだ。


神様の手元が狂った。


I have 20 s ...
光を照らす
受けた光を受け止め
そして地へ
闇に浮かぶ地に全てを映す

鏡の中
景色を 光も 闇も
全て鏡の中へ


沢山の輝きを
心へと投影させる
色褪せることの無い
真の ...
冬の雨が上がって
しっとりと潤った空気に
小さな蕾が目覚め始める

春と呼ぶにはあまりに早く
陽射が弱々しく届いて
蕾の外側だけがほんのり白く染まる

冷酷な北風には
他愛もない出来 ...
悩みのない生き方は
悩まないことに悩む生き方で
その悩みはきっと
その人を弱くさせてゆく

常に満たされない現実が
次の課題と向かわせ
今日の努力が生まれ
たとえ失敗しても今度こそと
...
死ぬときって
今までの人生を思い出すって言うじゃない
君が亡くなるときに
君と出会ってからの いろんなこと
どんどん頭の中に浮かんできたんだ

君が亡くなったとき
もう愛することは やめ ...
お前の髪の匂い
覚えたよ
お前の髪の匂い
覚えたんだ
他の女とは違う
わかるんだぜ
そんなお前に

死んだら何をあげようか

指輪かジッポか
それともこの骨か
何をあげようかね ...
にぎってみな
ほら
もうだめだろ
そのタマネギ

切ったら泣くぜ
ぜったい泣くぜ
半分ぐらい
腐ってたって

ぜったい泣くから
まあ座って
二人で剥こう
そうして
...
ブリキのロボットはひとり
旅先の浜辺に{ルビ佇=たたず}んでいた 

羽織った黒いマントを 
浜辺の風になびかせて   


( 振り返れば 
( 浜辺には長い足跡 


拾った ...
雪が
雪が降ってきましたよ

小さく細く
灰色から

小さな
あの小さな私は
夜と泣いていたんです 夜と

大きくしゃくり上げても
夜に飲み込まれるみたいです

雪は
夜に ...
 待っていたわ

貴方とあたしは 今だけ 絆を持つ


 期待してるの

もう我慢の限界 焦らさないで さぁ


薄い隙間から溢れだした 熟れた果実の香りは

あたしには何も感 ...
Happiness
ひとつくちずさめば
あなたの笑顔のように
すべてがキラキラね

Loneliness
ひとつくちにふくめば
あたしの瞳のように
すべてがブルーになる

Addr ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
キノコの子?樺?村キシ...自由詩107/1/18 22:13
冬の鏡(三)信天翁自由詩107/1/18 22:12
そろもん(カレンダーの話)みつべえ自由詩6+07/1/18 22:08
冬の日(短歌)青色銀河団携帯写真+...1407/1/18 22:06
・バレンタイン・はち自由詩107/1/18 21:45
靴と足画竜点睛自由詩3*07/1/18 21:39
制度(動物園の帰り)たもつ自由詩1607/1/18 21:36
・本日、口の中に雪・はち自由詩607/1/18 21:26
星座づくりR自由詩2*07/1/18 21:15
ちがい哀音自由詩4*07/1/18 20:33
創書日和「溶けゆくモノは、一度きり。」狠志自由詩307/1/18 20:00
胃のところに三寸ばかりの傷があるミゼット自由詩3*07/1/18 18:49
水仙の花服部 剛未詩・独白9*07/1/18 18:06
さんどばっぐ座自由詩14*07/1/18 17:44
アレクセイ和泉 輪自由詩7*07/1/18 16:36
ピンホール・カメラ彌月自由詩4*07/1/18 16:35
見つける方法來稚自由詩3*07/1/18 16:12
身体から飛び立つ鳥及川三貴自由詩3*07/1/18 15:49
寄り合いhiro自由詩307/1/18 15:05
space; flip overP.B.未詩・独白107/1/18 14:58
鏡月流希-Яuk...自由詩207/1/18 14:58
きみに向けて銀猫自由詩28*07/1/18 13:50
悩まなければ強くはならないぽえむ君自由詩8*07/1/18 13:45
弔辞北大路京介自由詩9*07/1/18 13:43
ね、夜少年虹村 凌自由詩7*07/1/18 13:20
にぎってみな水在らあらあ自由詩31*07/1/18 12:59
碧いボール 服部 剛自由詩9*07/1/18 12:12
夜、雪に、ふく自由詩5*07/1/18 11:39
甘やかな時間まりも自由詩4*07/1/18 10:52
Happiness未有花自由詩5*07/1/18 9:18

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