きれいごとを
洗いおとして ものすごく
過剰な 現実を
お見せすることが
できるかも です
僕が生まれてきた理由を
手探りで探そうとするけれど
腕を天井に伸ばしても何も掴めない
幸せはどこに在るというのだろう
横でキミが虚空を睨んでいる

見えない答えが欲しくて
ずっとキミと二 ...
凍る街オリオン知ってる赤提灯

子供らが手も顔真っ赤で氷取り

木枯らしに犬もなりたい炬燵猫

お守りと参考書持ちいざ行かん

クリスマス幸せ漏れる窓の外
ビジネスホテルの一階の
回転寿司屋で黒人さんの握った
トロのしゃりがあまりにも真っ白くて
私は奥歯で笑いながら
虎を溶かして作ったバターを思い出す
たしか、色素の抜けた太めのコックが
伝統 ...
ねえ
化粧なんてイイから
今から出かけよう
真夜中

通りは
コンビニだけがあたたかい
僕らは
夜を疾走する

たとえ
抱き合ったとしても
懸命に
指を重ねたとしても

...
互いに背を向け
曲がり またたき
空と波を
指おり数える
月が隔てる言葉たち


手のひらの海
無数の帆
とまどいは澄む
濁りのあとさき


透明でもなく鏡でもな ...
流れ星のいけず やくたたず

声、届かないよ
こころ?
うん、よけい届かない


精密機械のおもちゃが悲鳴のまねをしてる
手の平サイズのさびしさは
空気と、からみあうラインへ
...
夜は価値のはずがない
価値は頼むこともある
頼むもの
それは恋愛だ
恋愛というもの
では昇天の話をしよう
昇天にも矛盾がある
矛盾が大きいはずがない
大きい
まるで錯覚のように
錯 ...
 夜の底を穿つ水音
 眠れぬ魂のノクターン
 聞いているのは無欲な死人
 潰えた昨日を懐かしむ
 夢路の扉は閉ざされて
 明けない夜の牢獄で
 呻いているのは咎人ばかり


 その頃 ...
チョコレートを
指でつまんで食べていたら
親指と 人差し指の間で
ジュゥ―――――ッと
融けていった

ああ、私は
生きているんだなあ
なまぬるい指先を舐めながら

この体温で
...
豆腐
    生揚げ
      雁擬き

大きな荷台に大きな木箱
プーーポーー
のんきな音してバイクが来たよ
カブのエンジンとろとろと
とろとろ走る路地裏を
トーフーのラッ ...
目をきつく閉じて
何度も何度も反芻する
あなたの姿
暗闇でも兵士が
銃の整備をするための
あの訓練だ

分解は簡単だ
合理的にできたあなたは
いくつかのホックをはずすだけで
そのす ...
いえやす公
幕府をひらいてください

いにしえということばがすっかりと
きえさったあとで誰もが
赤いカーテンや黒いカーテンのむこうで
からごころのうたをうたっています

しかたないので ...
ベルギーの
スパ=フランコルシャンという高速レースコースの名は知っていた。
その昔、伊藤史郎、が美しいスタイルでも知られたヤマハRD56に乗り
日本人で初めてベルギーGPの250ccクラスで優勝 ...
さよならと掠れ声で

愛してたと小さく呟く


ぽっかりと穿った穴が口を空けて

君との毎日が深く響いた

決別の歌をのせて

強く強く響いた


さよならと掠れ声で
...
以前こんな詩を書いた↓
http://members.jcom.home.ne.jp/aoba/sanbun00.htm#mijitaku

身支度をするのは
いつでも良いのだ

そんなこ ...
あの時の想いは 何に変わったのだろう
あの時の想いは 何処へ行ったのだろう

それはまるで 一瞬の夢のように
   僕の胸を駆け抜けた
遙かな星の流れに 君は何を感じたのだろう

僕は疎 ...

敵の
水雷だ
ドブンと
かいくぐる
青白い顔色の
ガキンチョ教師
武芸を目指すお侍
家庭教師の船乗りは
キタキツネの息子さん
水陸両用士官候補の才子
キラキラ星夜に咲く膏血の ...
あなたが呼吸している
ごく自然に空気を吸って吐いて
私が今わかるのは
あなたが目の前にいるということだけ
あなたを見ながら私も呼吸している
意識もせず吸って吐いて
生きる根本をくりかえ ...
日々の繰り返しが
時を止め
時間だけが過ぎてゆく
月曜から金曜は
他人の空間の中に
特別な意識もなく
身を沈めている

小さな場所の中で
自分だけの時が
ほんのわずかだけ動き始める ...
かすかな破裂音を立てて
冬眠中期の蜥蜴の夢は中断し
ブロック塀の上に捨て置かれた
白いビニール手袋が
道行く人を時折驚かせる

ゼラチンあるいはグミ状のものが
生成するのはまだ先のこと
...
歩きつかれて座ったベンチ

ふたり夜空を見上げて 流れ星探したんだ

吹き付ける風は少し冷たいけども

背中越しのキミが温っかい

こうして色んなものわけあってきたよね

一本だけ ...
口から零れる本音と建前
あまりに多くて混ぜこぜで
戸惑い顔を見つめたときに
初めて気がつく本当の意味
ほんのり染まる静かな心

独りになりたくないからと
悲しい瞳で私を見ても
私も同じ ...
ドロシー、カサブランカ、
喪中の君が
家の塀で遊んでいる
数台の引越しの車が側を通り
今日もどこかで引越しがあるのだ
と何となく感じる

言葉はまだ書けないから
でも言葉はもう口に出来 ...
どこまでも続く道を
僕達は 歩いているんだ
限りある人生の中で
自分らしく 歩いていく

途中で立ち止まってもいい
道を外れて休んでもいい
人に追い越されてもいい
ちょっとだけ 振り返 ...
太陽の当たらない裏庭の隅
名前も知らない花が
ひっそりと 咲いていた
「どうせすぐ枯れる」
その時 僕はそう思ったんだ

それから三日後
枯れているのを確かめに行ったのに
花はまだ 枯 ...
『ほらっ、パパっ
 これよく見てーッ。

 土には穴がイーッパイあるよ。
 くーぅろい土は、なんかくうぅさい。

 これは芽ッ?、芽が出ているよ。
 アッ、虫さんかじっているねっ。
...
『キッ・キッ・キーッ』

『ケンチャン、ごきげんネ』

『キァッ・キャァッ』

『今日は、なにして遊んだの』

『アブーッ・アッ・アァーッ』

『フーン、ママとターニイチャンと ...
上の子が『パパァ』と絡み付く。
遊んで欲しいのだ。
下の子が泣き出した。
おしめかもしれない。

それは、全く時を構わず、
親の都合を構わず、
甘え、頼り、私を求める。

解って ...
「咲かない花もあるんじゃないの?」


咲く時期が遅れた花のつぼみをみて

花のつぼみは俯いてる
まるで落ち込むように落ち込んでいるのか

仲間たちは堂々と高らかに咲き零れ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
そろもん(耳打ちの話)みつべえ自由詩506/12/10 23:27
キミがすきだからAKiHiC...自由詩306/12/10 23:24
冬の街chica俳句5*06/12/10 23:05
駅・五反田たりぽん(大...未詩・独白13*06/12/10 22:52
明日 同じ夕暮れがuminek...自由詩16*06/12/10 22:52
洞輝木立 悟自由詩1006/12/10 22:45
電話にでんわ白雨パル自由詩9*06/12/10 22:44
紀ノ川つかさ未詩・独白2*06/12/10 22:43
眠れない夜のために月夜野自由詩13*06/12/10 22:39
無題石畑由紀子自由詩8*06/12/10 22:27
スーパーカブの豆腐屋さんあおば自由詩6*06/12/10 22:26
暗闇で銃よ、帰郷とは撃つことか?たりぽん(大...未詩・独白10*06/12/10 22:26
神君徳川いえやす公構造自由詩606/12/10 22:22
オー・ルージュあおば自由詩2*06/12/10 22:16
『』しろいぬ自由詩2*06/12/10 22:15
ギャーあおば自由詩5*06/12/10 22:04
別れ2ゆうき自由詩106/12/10 22:02
水雷艦長あおば自由詩3*06/12/10 21:59
呼吸九谷夏紀自由詩106/12/10 21:52
動くのは時と心ぽえむ君自由詩14*06/12/10 21:25
十二月、中学校のある町佐野みお自由詩106/12/10 21:00
とある真冬のベンチにて朱桜天 遊雨自由詩106/12/10 21:00
隙間茉莉香自由詩806/12/10 20:42
ドロシー、カサブランカ、喪中の君がたもつ自由詩1806/12/10 20:24
自分らしくeris自由詩3*06/12/10 20:19
名前も知らない花自由詩7*06/12/10 20:08
感性ネコ助自由詩006/12/10 20:00
会話自由詩106/12/10 19:59
限りなく愛は自由を奪う自由詩4+*06/12/10 19:58
I am me.李恵自由詩3*06/12/10 19:41

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