今日もまた
あなたのいない夜が来て
私の裸体に
常夜灯が点々と灯ります
あなたの吹きかける息だけが
ランプの中で揺れている
赤い炎を消すことが
できるのです
一つ一つ
あなた ...
私は光がほしいんじゃない
光は掴みに行くものなの
決して、もらうものじゃない
透き通る水
すくえどすくえど、指の間から零れていく
馬鹿に、されてる
そう思った
...
曖昧なmineな恋をして
目の前の背後に
キヲツケロ
焼き付くせ
肺になれ
カキアツメロ
曖昧なmineな恋をして
口移し
穴ヤらし
けつの皮膚 ...
その石は (いまも)
波動になりひとをこえて (化石の音が)
木々の梢をこえて (あなたの)
遠くの、水蒸気をゆらす (耳の奥 ...
偽られた 未来からの 定期便が
僕にいるかと からすの 逃走を決意させた
君は形のない 偶像になった
にじんだ 建売り住宅のリビングで
※片野さんの「マウスで作る一兆の詩」より
http ...
これだけ名指しされたらレス嫌いの私ですらレスせざるを得ないなと思い、仲仲治さんの散文を古いのから連続して読んだ。必死に読んだ。しかし半分も意味がわからない。私があほーなのか、それとも書き手の仲仲治さん ...
ゆるい風が脇をすり抜けてゆく
今ごろ地球の裏側で
こんな風を感じている人が
いるのかもしれないと思いながら
わたしは今日も歩いている
平和を願える君が
うらやましくてたまらない
平和 ...
歩道橋の汚れた階段下にある
自転車置き場に入ると
頭がぶつかりそうな段々が着地する隅に
大きい石が一つ置かれていた
幾度も自転車を置いた階段下で
今まで見たことのない石が
...
水の中
無重力状態で
何も考えず
苦痛を癒す
お客様で東北に
新幹線で温泉付き
1万円ぽっきりと言う
最近旅行に行った事が無い
遊ばずに働きつづける
水の泡の如く消えてゆく
...
仕事帰りの夜道
北風{ルビ凍=し}みる首筋をマフラーで{ルビ庇=かば}いながら
それらが遠くに光っているのを見ると
何故か吸い寄せられ
いつのまに
ペットボトルの並ぶ
窓の前に立 ...
ながく いきて
みなければ
わからない こともあるさ
かみさま おれに
ほほえみは まぶしいぜ
あたりまえの少女は
その手に黄色の恋を持ち
あたりまえの視線で
その先の蒼の安心を見つめ
あたりまえに佇んで
我が家にはじいやがいる
じいやの名前は長谷川という
『長谷川のこと』
長谷川は今年で82になる
大正の殆ど終わりに産まれて
人生の殆どは昭和に飲み込まれ
青春の殆どを戦争に ...
俺が死んだら、
ジョニーはニュースを見てつくづくと言った
俺が死んだら、
ニュースではどのくらいの扱いだろうか
ムーミンが死んでも
トップニュースにはならない世の中なんて
どんな意味が ...
感情は、全て自分でコントロールすることが可能かもしれない。例えば何も楽しくない時に心から楽しいと思えたり、腹立たしいことをされても笑っていられるとか、或いは絶叫マシーンに乗っても全く恐怖を感じないよう ...
もうあなたとは二度と会えないんだ
あなたと語ることはできないんだ
あなたの手を触れることさえできないんだ
あなたの温もりを感じることさえできないんだ
嫌だ 嫌だ 嫌だ
あなた ...
紙一重のもの
たとえば
ビーナスとメドゥサ
たとえば
秋と光
たとえば
天使の群れと百鬼夜行
たとえば
あなたと重力
肩こりも十有余年冬の薔薇
名前を知らない人にとっては
五つの星にすぎないけれど
カシオペヤは輝いている
名前を知らない人にとっては
七つの星にすぎないけれど
北斗七星は輝いている
そして中心で輝 ...
すべてを忘れてなんて
言えないけれど
もし君が許してくれるなら
大きな家は買えないけれど
僕には収入すら無いけれど
君に夢だけは見せてあげられるから
寂しい想いをさせない様に頑張るから ...
季節もやがて真冬へと移るこの空の下
風は冷たく感じ風が僕を追い越していく
粉雪が舞い降りてきそうな空を
君と二人で見上げてた
空を見上げると幾千もの星達が
無 ...
おじさんは赤ちゃんだった。
おじさんは少年だった。
おじさんは青年だった。
おじさんはおじさんになった。
おじさんは頑張っていた。
おじさんは真っ直ぐな瞳だった。
おじさんは困難に立ち ...
この日のために用意した
黒いミディアム丈のドレス
トルソーに着せてみる
そして
足が少しでも細く見えるよう
一時間マッサージ
ベッドに寝そべって
ナイトテーブルにグラスを置いて
就眠の ...
ある朝息子が泣きながらやって来た
文鳥と一緒に寝ていて
起きてみたら死んでいたと
彼の手には確かに冷たくなった文鳥
泣きじゃくる息子を横目に私は思う
“死んだのでは ...
君はまた駆け出す
僕の鼓動を引きずって
遥か人生の果てまで
無辺際の孤独が君の残像をざらつかせた
寂しさの二等辺三角形がその底辺を広げて
寂しさの直線に限りなく近づき
その頂点があ ...
ひとつ
勝負をしませんか
少年少女にやさしいあそび
せーの、で
向かい合ったなら
互いにえがおをつかまえましょう
これまでのこと
これからのこと
ひみつのま ...
弱くも引かない桃色を
湛えた白い、はなびらを
見る度あなたを思い出す。
桜の花は、未練色。
きみはクリスマスの夜、街角に立ってコンドームを売っている
かごいっぱいのtrojan
ゴムはいりませんか?
性病予防にゴムはいりませんか?
ピルは妊娠しないけど、病気はうつりますよ
STOP ...
アスファルトに猫が飛び散った
その日笑った
全ての太陽と
手を合わせ笑っている
私の喉元に
狙い 定める 猫の破片
引力に縛られたまま
小石の間に挟まれた
破片が
長い影を引き絞る
...
男の濃い臭い
リーゼントで
皮ジャン決め
しゃがれ声で
{ルビ金=かね}のベルト
タバコに火をつけ
獲物を狙っている
命を粗末にする奴
ブランデーに火をつけ
クラッカーを鳴ら ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
常夜灯
三条麗菜
自由詩
16*
06/12/21 22:35
ヒカリ
ことは
自由詩
4*
06/12/21 22:33
後ろに気をつけろ!
なかがわひろ...
自由詩
0*
06/12/21 22:25
風がにじむ
青色銀河団
自由詩
4
06/12/21 22:23
偶像
水中原動機
未詩・独白
0
06/12/21 22:18
ツッコミキャラは耐えまくる。−仲仲治さんに
佐々宝砂
散文(批評...
4
06/12/21 22:09
your peace, my peace
アキラ
自由詩
1*
06/12/21 22:09
石ノ声
服部 剛
自由詩
7*
06/12/21 21:54
風の言葉
ペポパンプ
自由詩
4*
06/12/21 21:24
冬の友達
服部 剛
自由詩
8*
06/12/21 21:17
そろもん(闇の学徒の話)
みつべえ
自由詩
5
06/12/21 21:02
少女
あれくらい
自由詩
2
06/12/21 20:38
長谷川のこと
蒸発王
自由詩
10*
06/12/21 20:35
お茶の間のジョニー
しゃしゃり
自由詩
3
06/12/21 20:27
夢から考える「無意識の感情」
結城 森士
散文(批評...
1*
06/12/21 20:09
二度と会えない
翠茜
自由詩
3*
06/12/21 20:08
かみひとえ
メルメル
自由詩
4
06/12/21 19:59
薔薇
A-29
俳句
0
06/12/21 19:56
北天
1486 1...
自由詩
4*
06/12/21 19:54
幸せが頭を垂れます様に(僕の我儘、君への想い)
プル式
自由詩
6*
06/12/21 19:54
真冬
Direct...
自由詩
7*
06/12/21 19:28
おじさんのうた。
もののあはれ
自由詩
9*
06/12/21 18:27
明日への期待
チアーヌ
自由詩
3
06/12/21 17:43
文鳥は誰が殺したのか?
優飛
自由詩
3*
06/12/21 16:25
果敢なき道行き
P.B.
未詩・独白
0
06/12/21 15:42
にらめっこ
千波 一也
自由詩
13*
06/12/21 15:39
残桜
茜井ことは
自由詩
2*
06/12/21 15:25
コンドーム売りの少女
ゼッケン
自由詩
2
06/12/21 15:23
破片
肉食のすずめ
自由詩
1
06/12/21 15:05
リーゼントをキメて
ペポパンプ
自由詩
3*
06/12/21 14:15
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
加筆訂正:
『first cry』
/
しろいぬ
[06/12/21 20:02]
ちょこっとだけ。
5.16sec.