北の大地では薄荷味の風に
モンスター化した凍りついた樹々
海の向こうではこの時期
湯気を上げているはずの換気口が黙りこくり
狂った季節がピンクの花を咲かしている
バラバラの季節を ...
動物園通りっての繁華街の中にあって
ちゃちなアーチに書かれてる
この通りの中には
きっと
けもののような夜に流されたおっさんたちがひしめきあって
わさわさ
わさわさ ...
艶やかに悲しく舞い
やがて朽ち行く 姿を例え
顧みる世のひと心
愛した数を数えるように
ひとつ ふたつと ビイドロはじき
やがて泪が枕を濡らす
いっそ目覚 ...
チェリー
甘くて酸っぱい果実よ
ほおばって
Sweet
もう 忘れましょう
この毎日に必要なのは
珈琲じゃない
ノートと鉛筆と
かかとのすり減っ ...
鉄とワイン、その祝祭日
バースデイに鉄
青カビと赤サビを表皮から、刮ぐ、ステンレスの刃
チキン、そして鉄串、そして火、回転する肉
火にくるまれるニワトリ、の首、チキン
刎ねられた首、 ...
割れた小窓の向こうに
子供の靴が転がってる
幸せはいつも
シャボンが泡立ったときの
匂いに似て苦しい
どうしてわたしは
名前を書いておかなかったのだろう
指を動かして
桟に父の旧姓 ...
私は今こそイナバウアーしようと思う
一年間この時を待っていたのだ
君はあの感動を思い出せるか?
君は感動したことを大切にしているか?
私は流行というものに対して今こそイナバウアーする
これで ...
進まないんじゃなくて
進めないだけなんです
信号が赤だから
本当かな?
さっきから沢山の車が
君を追い越して進んでいるよ?
ごめんなさい
嘘を吐きました
進みた ...
誕生日おめでとう
渡した黄色い包み
中には白い帽子
大丈夫
髪の毛がなくたって
これがあれば
温かいよ
大丈夫だよ
大丈夫だから・・
ねぇ
ここで私が泣いち ...
職場の横に小さな遊歩道があった。
古びた銭湯の横には、湿った薪がおいてある。
コンクリートからは草がはみ出していて、腰掛にもならないパンダが一頭、色の褪せたペンキをうらむように佇んでいた。
...
いつものように街を歩いていた
まっすぐな道
直角90度に交差する街角
舗装された道路
広い歩道と
きれいに刈られ植えられた樹木
馴染んだ街
丸の内仲通りは
理路整然としている ...
ネーム入れて
おそろいで
箱に詰めて
・・
きみに届け
この想い
ペアペンダントにのせて
渾沌とした時間が手足を縛り
記憶はカオスへと堕ちて逝く
暗闇を纏い
夜明けを彷徨う
右太腿の痺れは一昨年の夏の傷跡
折れた奥歯の残骸が「逝 ...
そう 考えて考えて書くものではない
言葉が 喉の奥から 溢れてくるんだ
でもそれを 吐き出して終わり じゃ意味がない
溢れ出る言葉と思いを 書き記す
苦しい思い 楽しい思い 切 ...
風はやさしく
大地はあたたかく
流れる水は清らかで
輝く炎は 我らを照らす
とおい とおい 時の果てから
とおい とおい 夜空の星から
小さく響く
それは や ...
最後の質問にも
答えられなかったので
哲学者のような顔をして
あたしは電話を切った
しびれた足をさすりながら
電話線をはずす
受話器がかすかに
汗ばんでいる
あたしはぐったりし ...
家族が俺を愛さなかったのに理由なんてない
ただバカだったからだ
自分は上手くやれると思っている
愛なんかよく知らねぇくせに
朝
君は 泣いて
朝
戸を閉めて
二人はもう一度夜を創造する
血 を ながして
朝
ひ か り
二人が生んだ夜を
野蛮な 夜を 漂白する ...
かわもにみなわがうまれても
またたくまにきえうせるように
もうわすれるしかない
はたさずにすぎてしまった
わか ...
裸視じゃないから、
って卑屈になるのもわかるけど。
綺麗な空には、
間違いないよ。
幸せだけの人生なんて
つまんない
苦しみあるから
幸せはより際立ち
本当の愛や
本当の優しさを
得ることができる
...
「進め」
そう言われると逆に尻込みしてしまう
「進んでもいい」
そう言われた方が気持ちが楽になる
「勝て」
そう言われると逆に力んでしまう
「負けてもいい」
そう言われた方が力が発揮 ...
猫が叫ぶ
真夜中 鬼が通る頃
赤いお月様見て叫ぶ
”明日は飯が食えるだろうか”
猫が呟く
真夜中 人が消える頃
青いお月様見て呟く
”今日は飯が食えたから
とてもいい ...
街の境界で
2才児が、
空を裂いていた。人々のさまざまな傘が壊れだし
小さなハミング
ひびきにとらわれる、成長痛
からだの隅々で、こんなに軋むとは
思わなかったね
次から次へと間違いを正 ...
南極のオゾン・ホールが日本の面積の約80倍に....
そんな現実感のとぼけたニュース・テロップを軽く読み流しつつ
某建物の二階にあるコーヒーショップの窓辺からこの文章を書いています。
窓 ...
いみなく、いやはや。
いまさら、いそいで。
いわゆる、いいひと。
いかやき、いただき。
インドア、いいだこ。
いきごむ、いばりや。
いもほり、いねかり。
いらない、いりぐち。
いたらぬ ...
干からびた大地
太陽が容赦なく大木を叩きつける
根は大地からむき出しになり
腐食しきった幹に容赦なく苦しみが群がる
葉もつかない枝が枯れた悲鳴を上げる
もう涙さえ枯れてし ...
壱 うきしま
ねこやなぎ
あまごのせなの朱の星
春あさい湿原の灰色の水
地平線すれすれにみえる赤い月
鳥たちはいっせいに
北にむかって飛んでゆき
わたしは浮島にのって
...
ピアノ線で結ばれた
あなたの希望
私の誤解
でたらめに
あなたがはじく
私たちの
無数の意味が
夕暮れの
部屋に満ちる
他愛ないカーテンが
ふたりを
窓から避けてゆく ...
【Starbow】DATA.1.
現在地球標準時 = 2160/02/25/13:28.15.138
DOCUMENT. date 2160/02/25
DOCUMENT. P ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
*あしたのかぜのむこうがわ*
かおる
自由詩
10*
07/1/20 21:16
夜町スロット
水町綜助
自由詩
5*
07/1/20 20:51
月蛹
彌月
自由詩
5*
07/1/20 20:38
Cherry
オズ
自由詩
1
07/1/20 20:15
鉄とワインと穴だらけのチーズ
がらんどう
自由詩
1
07/1/20 20:08
窓からみる
たもつ
自由詩
14*
07/1/20 19:16
今こそイナバウアー
新守山ダダマ
自由詩
6
07/1/20 19:14
赤信号
1486 1...
自由詩
5*
07/1/20 18:30
・帽子・
はち
自由詩
4
07/1/20 18:30
鍵っ子の帰宅
ブライアン
自由詩
2*
07/1/20 18:28
丸の内ジャングル(改)
九谷夏紀
自由詩
1
07/1/20 18:28
・ペアペンダント・
はち
自由詩
1
07/1/20 17:56
CHAOS
KADY
自由詩
0*
07/1/20 17:34
詩 No,2
蒼
自由詩
1
07/1/20 17:15
星の聖歌
朱桜天 遊雨
自由詩
3
07/1/20 17:02
電話に関するソネット
むらさき
自由詩
2*
07/1/20 17:02
バカの遺伝子
ヌヌヌ
自由詩
2
07/1/20 16:58
富士山
水在らあらあ
自由詩
23*
07/1/20 16:16
Fantasy(4)
信天翁
自由詩
4
07/1/20 15:21
裸の空。
狠志
携帯写真+...
4
07/1/20 15:12
幸せ
hiro
自由詩
1
07/1/20 14:47
青信号
1486 1...
自由詩
7*
07/1/20 13:47
猫の一生
画竜点睛
自由詩
6*
07/1/20 13:45
青を折る
つめきり
自由詩
10*
07/1/20 13:09
南極通信
ツ
自由詩
5*
07/1/20 12:36
いー!
半分
自由詩
1*
07/1/20 12:30
無力な自分
hiro
自由詩
1
07/1/20 11:41
よもつしこめになるために
佐々宝砂
自由詩
8*
07/1/20 11:34
ピアノ
uminek...
未詩・独白
9*
07/1/20 11:32
Starbow
佐々宝砂
自由詩
8*
07/1/20 11:27
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
加筆訂正:
その日、屋上の扉があいていたんだ
/
たりぽん(大理 奔)
[07/1/20 12:22]
ルビ追加
6.01sec.