まばたきの またたきの 恋 これは衝動
ほんとうはそんな音じゃないんだよ ほんとうはそんな簡単に言葉になんか
ぷ、つっ(――回線、断絶、、、)
それは、吐きだすたび ...
恩着せられても返さない
救いの手は振り払う
褒め言葉は相手にせず
負の感情のみ共鳴する
私はそんな女です
環境に染まった結果こうなりました
それでも生きろというのですか
白い壁の、階段の、連続していく景色
寒い手を賑わせる文字、投げる言葉の
飛び越えた繋がる線の上の、息のある場所
いつか、気付く心が伝えたかったこと
特別な声が流れて
枯れ草が風になび ...
只 なんとなく
ただ なんとなく
そっと手を
伸ばしたんだ
一
今日は一月三日で正月休み最後の日なので、昼食に餅を食べた後、
毎年必ず初詣に行く寺へ出かけた。子供の頃からこの寺に連れて来
た両親とは今も共に住んでいるのだが、二十歳を過ぎた頃からこ ...
酒は止めよう
テンション上げて
暴れて楽しい夜もあったが
最近は愚痴率がかなり高くなった
恋愛話なんか
今さらだし
それを語り出せば
結局昔話になってしまうし
飲むと頭の回 ...
(嗚咽とともに吐き出される骨
まだ形を留めていたかった)
少年は自分の領域を侵された
(陶酔のなかに作られた少年の世界
そのすべては輝いていた)
少年は自分の領域を侵さ ...
亀が永遠にいきていくのを
最後まで世話をしたいと願う
彼はもうすぐしんでしまう
でも×月×日は朝早くから
数えきれないだけのキャベツを剥いた
いつのまにかキャベツは無くなり
気が ...
みどりいろの家に住んだ
みどりいろのぼくたちは
みどりいろの生活をした
みどりいろのご飯を食べ
みどりいろのベッドで
みどりいろの夢を見た
ある朝起きてみると
ぼく ...
コンクリートの壁にもたれかかって
ひとつ、息を整える
ツメを噛む癖 戻ってしまったけど
こころ、落ち着く
暗い歌は聴きたくないよと
すぐに頭のチャンネルを変える
そんなふうにうまく ...
やさしいけもの
おんなじ日に生まれて
いつでも一緒
やさしいけものは
決して箱の中から出してはいけない
それが母親との
唯一の約束であったし
幼いわたしは
約束の文字が
なんだか ...
詩で食ってゆく、とは、必ずしも詩集を売ることじゃない。俳句で食ってるヒトは詩で食ってるヒトより多いけれども、それは、句集を売って食ってるんじゃなくて、たいていは俳句を教えてお金にしている。たとえば老人 ...
俺のじいちゃん無口やった
でも、怒ると声がでかかった
手がゴツくて握力が半端やなかった
悪さして拳骨喰らったとき頭が割れるかと思った
自転車がパンクした時、直してくれた
...
以前詠んだ短歌105〜121からいくつか
七時半 いつもの電車の6両目 あの人がいる 今朝は快晴
十字路で君は左に曲がるからそれまで少しゆっくり歩こう
美しく可愛くなれと願う ...
どこから こぼれてきたのですか
雨の かがみ込んだ内で
抜けられない 靴ずれに
しみる痛み
知らないうちに 紛れ込んだ
砂の汚した 靴下
脱いで 素足になりたいけど ...
皮膚が
外の世界との境目だと
あたまで
わかっていても
通り抜けて
ずしんと
からだの真ん中に
響いてしまう
誰かの哀しみ
誰かの喜び
誰かはわたしで
わたしは誰かで
...
ネイキッドビーチの坂を降りたら
一組の男女が全裸で歩いていた
それはアダムとイブのようで
神秘的な何かを感じた
嬉しいとか楽しいとか
満ち溢れていたはずの感情
知恵の林檎を食べる前まで ...
世界に光は溢れているのでしょうか
世界には澄んだ風がふいているのでしょうか
世界は心地よい音色で満たされているのでしょうか
世界とはそんなにすばらしい所なのですか
僕の目には光 ...
なんにもない部屋に住んでいる
テレビもない
時計もない
ネコもいないし
音楽もない
ただ あるのは
白い壁に 四角い大きな窓
その窓から 見えるんだ
あ ...
何本目かのセブンスターに火をつけてから
やっちまったなァって事に気付いた
全身がギャル達の肉片でまみれている
どうしたものか
そう言えば昔
俺が生まれて間もない頃の話になるが
その頃の ...
成人の日は、楽しかった。
普段逢えない旧友を、懐かしんで。
思い出が、沸き上がって。
何でもないことで、笑って。
楽しかった。
懐かしかった。
自覚はなかった。 ...
手の届く範囲にある
ジンジャークッキーとジャスミンティー
白い窓にモスリンのカーテン
向こう側は雪の女王の舞う銀世界
温かなスリッパから抜け出した子供達
オレンジの誘う暖炉の前で
少し ...
生まれる時代を間違えた二人は
少しでも生まれたかった時代に近づきたいと
結婚前夜にビニ本を買った
結婚前夜にAVを買った
そして二人で眺めた
***
退屈な世界を壊す為とか
世の ...
かつて、いまよりもずっと若い頃、僕は夭折に憧れていた。いま考えると何とも恥ずかしい話であるが、かつては若くして死ぬことに感情的に強く惹かれていたのだ。中学生の頃から詩のようなものを書き始めていた僕は ...
最近うちのわんこが夜なきするのさ
夜風がひゅーひゅうと音をたてて
窓ガラスをガタガタと鳴らし脅かしてくる
小屋から出て一匹
しっかり地面に足をついて
夜空に存在を誇るようにないているのかと思 ...
明日のことなんて
何もわからないけれど
今はただ静かに
寄り添っていたい
もともと人は
生きづらい中で
生きやすい生き方を
夢見てきた
その日を生きるのに
苦労して
やっとの思いで
夜の眠りに就くことができた
いや
明日が不安で眠ることを
許されない ...
もし
出来るというのであれば
あなたの背中に耳を押し当てて
心臓の音を
脈打つ音を
そして
あなたの熱を
この耳で 手で 心で
感じたい
静かに暮れていく
きょうという日
穏やかな毎日
何もないことの幸せ
けれど二度とはめぐって来ない
きょうは特別な日
以前詠んだ短歌1〜21の中からいくつか。
君と僕が手をつないだ日は雪だった 真っ赤な頬でふうっと溶けた
夕暮れに川原を歩く祖父と手を今つなぐなら二度と離さぬ
雨音が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
しろしろし
白雨パル
自由詩
5
07/1/7 2:59
この女薄情につき
さえ
自由詩
6*
07/1/7 2:30
息のある場所
霜天
自由詩
5
07/1/7 1:49
本音
來稚
自由詩
4*
07/1/7 1:42
■批評祭参加作品■ 「 無言の遺書 」
服部 剛
散文(批評...
5
07/1/7 1:05
エール(4次会の帰り)
mac
自由詩
5*
07/1/7 1:02
同じ遺言
室生
自由詩
0
07/1/7 0:48
近道
砧 和日
自由詩
6
07/1/7 0:22
みどりいろの生活
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/1/7 0:20
F
蒼依
自由詩
2
07/1/7 0:15
はぐ
夕凪ここあ
自由詩
8*
07/1/7 0:12
■批評祭不参加作品■ノン・レトリックより■この文章は古いから ...
佐々宝砂
散文(批評...
6*
07/1/7 0:08
じいちゃん
赤と青
自由詩
2
07/1/6 23:53
②まだまだ初期です
歌乱亭カラス
短歌
1*
07/1/6 23:47
コルクと瓶の海と流砂
砂木
自由詩
13*
07/1/6 23:37
境目
yangja...
自由詩
1
07/1/6 23:36
エデンの海
1486 1...
自由詩
10*
07/1/6 23:22
深海
赤と青
自由詩
3
07/1/6 23:20
見つからない
オズ
自由詩
2
07/1/6 23:11
痰壺
虹村 凌
自由詩
1*
07/1/6 23:01
二十歳記念日。
狠志
自由詩
2
07/1/6 22:56
暖炉
暗闇れもん
自由詩
2*
07/1/6 22:21
脳天にギター
虹村 凌
自由詩
6*
07/1/6 22:18
■批評祭参加作品■夭折をあきらめて夜が明けてゆく
岡部淳太郎
散文(批評...
13*
07/1/6 22:16
うちのわんこ
暗闇れもん
自由詩
1*
07/1/6 22:08
恋人たち
weed &...
携帯写真+...
0*
07/1/6 22:03
生きやすい生きづらさの中で
ぽえむ君
自由詩
12*
07/1/6 22:01
新・枕草子 「叶うなら」
緋月 衣瑠香
自由詩
5*
07/1/6 21:51
特別な日
weed &...
携帯写真+...
0*
07/1/6 21:48
①詠み始めてから数ヶ月の短歌です
歌乱亭カラス
短歌
1*
07/1/6 21:45
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
5908
5909
5910
5911
5912
5913
5914
5915
5916
5917
5918
5919
5920
5921
5922
5923
5924
5925
5926
5927
5928
5929
5930
5931
5932
5933
5934
5935
6.1sec.