少し、空に近付けたかな。
街灯一つ無い深い森の中で
木々の隙間からの月明かりを頼りに歩く
濃霧に見舞われて
1メートル先が見えない
銃声が聞こえて
薬きょうが落ちたままにされている ...
水の中に住む人があると聞いた
僕はその川辺に足を運んだ
静かな水を覗き込むと
空を貫く孤独が映った
僕は深く息を吸い込んで
あなたの名前を呼んだ
あなたの名前を叫んだ
声を出さずに叫 ...
君はいつも
自分が歩いてゆく道を
見つめ続けている
道の先には
新しい君と
新しい僕がいることを
きっと願って
君はいつも
自分のいる場所を
迷い続けている
道の上には ...
笑ってないと
君らしくないなんて
言わないでほしかった
怒っているのも私
泣いているのも私
全部の私を認めてほしかった
笑っていたって
こんなにも寂しい
病気で欠席
心配は心配だけど
仕事はこんなにたまってます
がんばってはいるけれど
やっぱりあなたの代わりは無理
この紙の山がその証拠
一日ならもちこたえてみせる ...
病院の古い長椅子は
もうすっかりガタがきて
座るとギシギシと
独り言でも言ってるみたいだ
そこにはいつも
お爺さんやお婆さんが座るから
僕はめったに座らないのだけど
ちょっと興味があ ...
つまさきが冷えるので
靴下を買おうと思って
鳥の格好をして表へ出た
別に態とではない
暖かそうな上着を着て
マフラーをきちきちに巻いたら
鳥の格好になってしまったのである
ためしに玄関マ ...
ぐうぜんにころぶ
それは必然なんだ
窓辺から流れるやさしいアヴェ・マリア
おねえさまの奏でる白い指先
つい見とれてしまうほどとても綺麗で
おねえさまと呼べる喜び
今深く心に感じています
親愛なるおねえさま
あなたはもうす ...
まだ 行ったことのない 場所
静かに 雪の落ちる 北の国
広場に 夢の イルミネーション
降り来る 聖霊と 光のつぶて
夕の祈りを告げる教会の鐘
聖夜に降り来る雪を震わす
生か ...
白いセーターに、薄茶色のボーダーライン。
冗談で時速三十キロで、ランバック。
ススキの中のススキの中のススキ。
バス停でやけにデカイ奴が立っているなと思ったら、家出中の猫でした。
...
幸せだろうな
友達がいっぱい居たら
幸せだろうな
家族が愛してくれたら
幸せだろうな
彼氏が居たら
自分の欲望の為に
他人を求める私
世界中の誰よりも
醜いと思う
たたかうトナカイさんへ、
サンタにまけないでください。
たたらたあこより。
あとごにちかんですね。
サンタのおうぶおうにまけず、
がんばって。
たあこ。
...
自由に羽ばたける翼が欲しい
何処までも飛んでいける力が欲しい
自分の想いを貫く強さが欲しい
私は地上に縛られ
高い高い美しい空に焦がれる
でも私は縛りつけ ...
まず鍵に砂糖をまぶします。銀色糖をまぶします。白色電球で九六一度(融点)まで熱しつけます。揚げます。並べます。あげます。食べましょう。合い鍵はなくなりました。合い言葉は残りました。食べましょう。
たくさんの人々に囲まれて
気付いたら私は飛行機の中にいた
本を読んだり
映画を見たり
パソコンをいじったり
友達や家族と話をしたり
みんなその旅先への期待を
ふくらましていた
私もそう ...
寝ないのは
眠れないのは
3秒ごとに進む電池が切れかけた時計の針/コタツのファンの音/凍みるような冬の夜/凍みると変換したら前者の例文が出たのでそうした/僕はウィンドウズ/つれない/瞼の裏が怖い/ ...
飛行機は飛び去って
私の体はもうその場所には残っていない
けれどその中に魂はない
あなたが自分のスーツケースに仕舞い込んだから
人差し指を天に
ナンバーワンは指差して
「1」と書かれた旗の下
笑顔で 列を作っている
みんな なりたくて
ナンバーワンになりたくて
血眼に走って 転んで
膝をすりむいたら オンリー ...
一人分のスペースに
あとからあとから
人が流れ込んできます
気の弱い私は
【もうこれ以上は入れません】
と言えないので
次から次へと
押し合いへしあい入ってきます
...
キミは自分が生まれてこなければよかったと
口癖のように虚空を睨み付けながら呟くけれどね
みんな案外同じ事を思っているんだよ
僕だってそうさ
生まれてこなければよかったと
ふと独りきりの部 ...
うすきみの森へ入ると
なぜ うすきみの森へ来たのか
六つ辻の小道を通ると
左右振り返って 迷子になる
あしたの沢 の水をすくえば
きょうの日付と曜日を忘れる
きのうの小石に蹴つまづ ...
数日と数時間は異常だと思っていた
数ヶ月過ぎた頃から正常だと思うようになり始めた
数年と数日たっても疑問は晴れない
ボクが本当に知った時、ボクのジゴクに光が差すだろう
{引用=
創聖のア ...
蜜柑の皮をむいてのばして
扉を作って
香りを漂わせながら
扉を開ける
高層ビルから飛び立つ鳩の群れが夕陽に消えてゆく
風が弱まり、私はマフラーを丁寧にたたんだ
残酷な夜が細身の体に迫る
街は静かに息を潜めてゆく
淫らな誘惑が通りに溢れては街を彩る ...
雪わける新幹線の速さかな
三階で見ても霰でかすむ街
犬に追われ篭に白雪頬に風
冷たい北風吹く中で
凍えながら
ブランコに乗って
赤焼け空を見上げてた
お味噌汁のいい香りが漂ってきて
母が僕を迎えにくる
兄弟がいて、父がいて
けんかしながら
それ ...
I wish...
すべての子どもたちが
武器の使い方を教わることなく
大人へ育っていけますように
I wish...
すべての大人たちが
憎しみや悲しみを教えることなく ...
I know...
多くの子どもたちが
命の重さを理解しないまま
平気で人を傷つけていること
I know...
多くの大人たちが
子どもの心を理解しないまま
力でねじ ...
日付順文書リスト
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日付
階段の上。
狠志
携帯写真+...
2
06/12/20 14:36
まるでフロンティア
おっとっと
未詩・独白
1*
06/12/20 13:30
水面
P.B.
未詩・独白
7*
06/12/20 13:04
友情
ぽえむ君
自由詩
11*
06/12/20 13:00
12月の向日葵
weed &...
携帯写真+...
2*
06/12/20 12:47
創書日和「紙」 たよりにしてます!
逢坂桜
携帯写真+...
3*
06/12/20 12:31
「長椅子」
ベンジャミン
自由詩
7*
06/12/20 12:18
靴下売りと指人形
吉田ぐんじょ...
自由詩
10
06/12/20 12:12
偶然
etienn...
自由詩
1
06/12/20 12:02
おねえさまへ
未有花
自由詩
11*
06/12/20 10:41
北の国
アハウ
自由詩
3*
06/12/20 9:47
湾岸テトリス
緑茶塵
自由詩
3
06/12/20 8:40
幸せだろうな
野薔薇
自由詩
4*
06/12/20 7:28
「 たあちゃんの伝言板。 」
PULL.
短歌
8*
06/12/20 5:55
翼が欲しい
ajisai
自由詩
7*
06/12/20 5:18
銀
10010
自由詩
6
06/12/20 4:45
旅立ち2
野薔薇
自由詩
2*
06/12/20 4:26
猫の目
無知アコ
自由詩
1*
06/12/20 4:24
旅立ち1
野薔薇
自由詩
3*
06/12/20 4:13
63、No.1 【なんばーわん】
雨宮 之人
自由詩
4*
06/12/20 3:54
おば様と化粧と私
優飛
自由詩
4*
06/12/20 3:30
結末を先に書いて
AKiHiC...
自由詩
5
06/12/20 3:09
落日
ヨルノテガム
自由詩
2*
06/12/20 2:46
無題
電子ノ猫人
自由詩
0
06/12/20 2:09
蜜柑
佐藤伊織
自由詩
3*
06/12/20 1:45
高層ビルから飛立つ鳩
手嶋純
自由詩
3
06/12/20 1:28
犬に追われ
鳥獲
俳句
2*
06/12/20 1:27
心の原風景
山崎 風雅
自由詩
10
06/12/20 1:09
祈り
1486 1...
自由詩
3*
06/12/20 1:05
願い
〃
自由詩
1*
06/12/20 1:05
5870
5871
5872
5873
5874
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5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
5908
5909
5910
加筆訂正:
63、No.1 【なんばーわん】
/
雨宮 之人
[06/12/20 3:55]
2006.11.22初出。少しだけ改変。
表面以外はみんな嘘
/
佐々宝砂
[06/12/20 2:22]
一単語つけくわえ。
6.57sec.