咲蠡の哀畔
エインフィリア燗風
十六夜
黄金糖のクラヴァン迸る
二条のまなめ
可細き服飾と乙女
純真のブーケ
六月の吐息をくぐる
響かぬ
スワロの結晶体
ひと頃逢瀬に躊 ...
「心は繋がってる」なんて言われても
淋しさや 切なさや 胸の痛みは消えない
ホンマは あんたから逃げられへんように 繋がれてるんちゃうか?
逢いに来てくれない 触れてくれない 抱 ...
僕はいつも君を見ていたかった
だけど君は去って行くのかい
輝いてる僕をいつしか見て欲しいのさ
いつか、いつか、
いつも僕は君を見ている
だけど君は僕の気持ちを ...
ぼくが
ぱちぱちっと
まばたきすると
あなたも
ぱちぱちっと
まばたきをする
きぶんのいいときには
なんかいも
なんかいも
まばたきをする
あなたは
ウインクがにがてで
...
知らなかった
気づかなかった
低温火傷
してたってこと
気づかなかった
気づけなかった
あなたの心も
熱かったってこと
ずっと触っていたかった
愛があります
行き場を失くして
さまよっています
暫らくすれば
消えてしまうことでしょう
まるで そこには
初めから
何も無かったかの様に
いずれ忘れて ...
曇天、つまりは
避けられない
透明に張り付いた埃を
雑巾がけして
嘔吐。
そして、勃起。
「明日は、雨。」
嗚呼、あいつらの
裏返しが
窓際にうずくまってる。
風邪を拗らせ ...
汚れた空気を吸い込んで
白く吐き出す
スーツを着た人たちは足早に
私を押しのけていく
こんなに人がいるのに孤独だよ
目をつぶる
ここは街のど真ん中だ
雑踏・雑音・声あられ
過ぎる人々は舌打ちで僕をみる
ここでの知名度は約0%の新製品
これから試作を繰り返し世にでて羽ばたこう僕
敵はどこにいる ...
恋しさにとまどう心シクラメン
うつむく頬にそっと紅さし
今もなおあの日の夢にくちづける
クリスマスローズ淡き語らい
冬を恋いうす黄に咲くはわが心
いつ ...
葉の落ちた木々の向こうで
白い会話が見える
何を話しているのかわからないけれど
その白さで楽しいことが伝わってくる
枯れ草の中でも
子どもたちが白い会話をしている
何を言っているのかわ ...
窓を開けると冷たい風が頬を叩いたとき
思い浮かべたのは君の笑顔
電車に揺られて睡魔と闘いながら
夢で感じるのは君の唇
つまらない講義を聴くよりも
この時間を君と過ごしたかったよ
...
教育の憲法とも言える『基本法』を、
強行採決なんて、絶対におかしい!!
戦後民主主義を根底から変え、戦前に回帰する法案を
国民のほとんどに内容が周知されていな ...
蝿を見てたんだ
蝿を
ずっと
すると
蝿がギョロリとこっちを見て
「バーカ」って言ったかと思うと
ビルになったんだ
ビルだぜ
でっけぇなぁ
って思ってると
ドロドロになっちまって
...
すこしずつ、歩みつづけているんだ。
こんなふうにしてでも。
このたましいは、どこへゆくのだろう
なに者に、なるのだろう
このこころは ...
かいちゃんはまだ歩けない
もうすぐ一歳と五ヶ月になるのに
まだ歩かない
だけどハイハイはとっても上手
ものすごいスピードで突進して来る
逃げるのだってとっても上手
おむつ替えや着替 ...
風の金属、高音域の。
線状の宙、引っ掻き傷の。
あなたの心が難しい
というシーンを走れば
眼を閉じてもなお白いスピード、
止まらない、
破けたように白いガードレール ...
1.君と見る
涙で濡らす
映画館
1999年9月作
2.熊の手の
小梅ちゃん上げ
凌ぐ夜
199 ...
考えるまでも無く
グラフから何かを読み取る
と言う行為は
その下の膨大なデータを
無視しなければ出来やしない
営業成績が一位の同僚が
ダライ・ラマを見に行くとの理由で
会社を辞めたの ...
ほんとうは
本物が欲しかったのに
目が覚めて
枕もとにあったのは
ぬいぐるみ
だから毎日
ごはんを食べさせてあげました
お話もしました
一緒に寝ました
そうしたら
すぐに
白 ...
耳もとで小鳥さえずる曇天の
空きよめたし唱題ととも
躓きの石をけるよう子供たち
放課の午後に帰路は遠きか
日輪 ...
天井をなめるおばけちゃん
昼間は天井をなめている
四角い天井をまるくなめて
部屋の中のできごとなんてなんにも見ちゃいない
おばけちゃんの舌は腫れあがって
口のなかにはおさまらないから
いつ ...
わんこに遊ばれて
おなかに口のあいたぬいぐるみ
ピンクのうさぎちゃん枕
縫い合わせたら
ひとつ
こころの穴がふさがった
それだけの出来事に日々は満たされていて
それは小さいこともあり大きいこともある
それでも、それだけの出来事は
その人にとっては重大な出来事なのだと
そのことに気づくことはとても難しい
...
今日という日が終わり
太陽は地に落ちて
暗い 夜が始まる
冷たくなった空に
白い月が懸かっても
昼の明るさには
敵わない
赤ん坊は泣きながら眠りにつく
母親は優しくあやしてやる
...
れんそうか2の解説です。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=96191&filter=usr&from=listdoc.php%3Fstart%3D0%26 ...
れんそうかの考察をしたいとおもいます。
れんそうかとはある歌を読んで連想したことを詠んだ歌です。
わたしの造語です。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did= ...
夏よりもわずらわしい温度
記憶ばかりを鮮明にしてしまうから
ふと
何かを考えてしまう時はたいてい
君の手のひらの温度を思い出してしまう時だ
何も知らないという顔をして
巧みに僕を導 ...
そう そうして 今日が 来た
(平和と 悪意に 満ちた 今日が)
ましてや 疾患の 不動明王よりも
早く 平和を 奏でるものは
あの 銅鏡の 月!
私を 笑っている
げそげそと
下品 ...
そろそろ死んどけ
と、壁に向かって問いかける
アレはもういらない
と、自分勝手に眼を離す
例えば、一握りの殺意と
一つまみの愛情があるとすれば ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
恋心
キメラ
自由詩
4
06/12/8 19:35
繋がり
北大路京介
自由詩
16*
06/12/8 19:23
いつの日か
Direct...
自由詩
5*
06/12/8 18:49
まばたき
草野大悟
自由詩
6*
06/12/8 18:42
・低温火傷・
はち
自由詩
8
06/12/8 17:15
デリート
優飛
自由詩
5*
06/12/8 16:47
晴れるといいな。
はらだまさる
自由詩
6*
06/12/8 16:42
平日 サンシャイン通り 高架下
fuchsi...
自由詩
5
06/12/8 16:06
かぶきちょう
李恵
未詩・独白
3*
06/12/8 15:13
花言葉Ⅲ
石瀬琳々
短歌
14*
06/12/8 15:07
白い会話
ぽえむ君
自由詩
11*
06/12/8 14:00
nobody else but you
lazy
自由詩
11*
06/12/8 13:47
ラストチャンス
Guy=11...
自由詩
2*
06/12/8 13:20
観察するのさ。俺は。
kei99
自由詩
2
06/12/8 13:06
ゆれゆく
わら
自由詩
13*
06/12/8 12:58
かいちゃんとあんよ
未有花
自由詩
22*
06/12/8 12:49
白いスピード
A道化
自由詩
8
06/12/8 12:27
川柳(3)
ペポパンプ
川柳
3*
06/12/8 12:04
割り
ねなぎ
自由詩
1
06/12/8 11:27
ねこのぬいぐるみ
チアーヌ
自由詩
6
06/12/8 10:51
朝間のささやき
アハウ
短歌
2*
06/12/8 10:37
天井のおばけちゃん
渦巻二三五
自由詩
6
06/12/8 9:44
縫った
蒼木りん
未詩・独白
5
06/12/8 9:26
ただ、それだけの出来事
ベンジャミン
自由詩
3*
06/12/8 9:21
新しい朝
北野つづみ
自由詩
6*
06/12/8 9:17
【解説】れんそうか2
chica
散文(批評...
2*
06/12/8 7:19
【解説】れんそうか
〃
散文(批評...
2*
06/12/8 6:55
サーモ
田島オスカー
自由詩
2*
06/12/8 6:25
いつか 襲いくるもの
奥津 強
自由詩
4*
06/12/8 5:37
不器用は頑固者
Taka★H...
自由詩
3
06/12/8 5:04
5896
5897
5898
5899
5900
5901
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5932
5933
5934
5935
5936
7.35sec.