有名になったヤエモンを
無理矢理走らせて
耐用年数超過した
鉄橋から突き落とす
お人形の
機関士と機関助手は
可哀想に殉職し
みんなの涙を絞り取る
橋のたもとには小さな碑をつくり
花 ...
{引用=
それは
おーとくちゅーるみたいに
ぼくの手に
ぴったりだった
おずおずとさしだされた
きみの手は
}
友達ってほどじゃない
それくらいの知り合いの
彼氏と知り合いになってしまった
彼女を知り合いだと
言いそびれた
ヤバイと思ったのは
見た目がタイプだったから
小柄な体のバンドマンで
ギ ...
角を曲がると
小学校
目の前に
小さな文房具店
信号が変わるのがいつも遅い
大きな道路への抜け道
自転車も足早に過ぎ去る
空は青く
遠い
いくつもの別れ道
何度も間違った
家に帰 ...
冬の暖かな陽光で
包むように
あなたに寄り添う
旅立つ前に
残せるものと言ったら
うまい棒半年分
半年待てば会えるの?と
今日もとてとてまた一本
もう私には ...
遠のいてゆく「ダイアローグ」
深まってゆく「モノローグ」
弱まってゆく「時」の律動
高まってゆく「空」の波動
「旧い年」を葬ったというのに
縮んでゆく「肉」のかたまり
「新しい ...
改札口の向こうで
ピアノに蟻が集っている
きっと甘いんだろう
ハモニカを忘れてきた駅員が
時刻表に小さな落書をする
間もなく秋が来るのに
量が足りてないのだ
まだ君と僕とが出 ...
窓を揺らす透明を
娘たちの時間はすぎて
雪のなかの双つの道
どこまでも淡く
双つの道
青に添う手
剥がれる陽
いとおしさ 望みのなさ
左の目にだけ降りそそぐ
...
{引用=よだか、かあいそうよう
かわうそうよう}
四歳のわたしは協会で泣いた
よだかを想って泣いた
かあさまが牧師様に頂いた絵本を
わたしは涙でくしゃくしゃにしてしまった
十八歳は ...
白々と夜が
夕焼けに良く似た光を放ちながら
ゆっくりと明けていく
僕は
お酒を呑んでいる
眼も
喉も
掠れているから
今は君に会えないな
公園 ...
時に逆らって
時計を上下逆さにしてみた
秒針の動きは変わらないので
結局
今日の予定が頭の中を過ぎてゆく
時に逆らって
時計を裏返してみた
時を見ることはできないので
結局
次の ...
もしも言葉の通った道が見えるなら
どんな風なんだろう
くもの巣のように四方八方に広がってゆくのかな
それに引っかかりもがく人々
細く鋭くきりのように真っ直ぐ伸びてゆくのかな
刺し通さ ...
合掌をしていただきます
生きるために
その命をいただきます
博愛主義でも
食べなければならないのです
わたしの肉じゃがは
一年前とはくらべものにならないくらいに
旨くな ...
ねえ、あっち見て
どこ?
あっちだよ
あっちってどのへんのあっち?
ほらあの島の右のほうをずーっと沿って見て行ってみ
あの島?
うん
島の右かぁ・・・・ なん ...
永遠の名犬へ
キャンパスに落ちる
ポプラの影に憩うスヌーピー達は
いつだって人なつっこい
冬の日だまりのようなぬくみで
黒目をさらに大きくして
誰かに駆け抜ける
窓ごしに見 ...
別々のスピーカーから惑わしている。
ジャコとピアソラの軸がかみ合わぬ。
ヌードデッサンを始めた頃は。
眼球に松脂が染み込んだ。
シンバルを割れば帰結だろうか。
彩敷なるままに。
漆喰を ...
太陽が昇りだすころ
私は電車に乗っていた。
そこにはいろいろな人がいろいろな目的で電車に乗っている
出勤途中の疲れきったサラリーマン
大慌てで、危篤の母に会いにいく人
昨夜彼氏に振られた ...
第一回はこちら→http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=25790
開催期間
平成19年1月4日から9日(終了しました)
参加方法
...
重力の捕われのここでは
二人が落ち着く位置を決めるのは
難しかった
ミルクの肌の君に 溶けていった
The light was dimmer
The night simmered
...
毎週土曜日に
公園のベンチに座って
いつも本を読んでいるあの娘
しなやかに伸びる黒髪
透き通るような白い肌
どこか寂しげな横顔
時々となりのベンチに座って
本を読んでみた ...
自らの矛盾に目を瞑っていけたら素敵だね。
自らの基準を信じていけるなら素敵だね。
築かないなら救われる。
気づかないならそれは罪。
自らの知識をもって周りを無知とするならば、
その無 ...
幼い頃に広かった幼稚園の庭。大人になって訪れると
不思議なほど狭くなっていた。密かに憧れていた保母
さんは、ふたりめの赤ちゃんをだっこして。お腹の太
ったおばちゃんになっていた。
年を重 ...
ねぇ分かる?
あなたの隣で
メールを打ってる娘
ダルそうね
肘なんかついて
あなたは
またメールかとうんざりするの
と思ったら何か自分の非を探したり
友達とか彼氏といる ...
照る照る坊主が
首吊り人形に見える
雨
ママの姿
パパの姿
照る照る坊主
首吊り人形
呼んでも起きない
だらん
だらん
音が聞こえてきそう
...
氷から伸びた影は
夕日に暖められて帰りました
長くゆっくり ほら長く
君は甘い物が大好きだから
尻尾の部分は僕が食べるよ
それで君が満足するなら
君が風邪を引いた時には
掃除当番を交替するよ
ゆっくり休んで元気になってね
手を繋いで道を歩き時には
...
水を失った魚が 一匹
乾涸びた大地の上で 悲しみの涙を流す
誰にも気付かれないんだ
ただ 必死に呼吸をするけど 水が無い
水を失った魚の瞳に 青空が映る
でも魚は 鳥 ...
返答があるわけでは無く
届くはずも無く
それでも貴方に向けて
「さようなら」
と呼び掛けました
あたしの声が届き
貴方が振り返ってくれることを
心の何処かで期待しながら
そんな ...
どうして貴方と出逢ったのだろう
恋に落ちるためだと
幸せになるためだと
何の疑問も抱かず信じてた
貴方と出逢えて良かったと
心からそう思っていた
時は流れ
想いは風化し
...
見知らねど行き着く場所はここにある
夢見て君を連れた北国
いつのまにか眠った僕の携帯に
隣の君から夕陽の小樽
真綿色の雪があまたの恋に染み
冷たい北の印 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
機関車
あおば
自由詩
15*
07/1/13 16:35
モード
青色銀河団
未詩・独白
2*
07/1/13 15:34
知り合いの彼氏
チアーヌ
自由詩
6
07/1/13 15:10
奇跡
〃
自由詩
10
07/1/13 14:57
遺産
アザラシと戦...
自由詩
4
07/1/13 14:24
冬のこだま(二十)
信天翁
自由詩
1
07/1/13 14:20
制度(駅の周辺)
たもつ
自由詩
17
07/1/13 14:11
冬鳴 Ⅱ
木立 悟
自由詩
6
07/1/13 13:40
夜鷹
士狼(銀)
自由詩
7*
07/1/13 12:34
君
yoshi
自由詩
1*
07/1/13 11:26
時に逆らって
ぽえむ君
自由詩
22*
07/1/13 10:35
「言葉の通った跡」
広川 孝治
自由詩
4
07/1/13 10:21
肉じゃが
小原あき
自由詩
19*
07/1/13 8:20
あっち
hiro
自由詩
2
07/1/13 7:59
Ⅱ 自動筆記
soft_m...
自由詩
5*
07/1/13 4:57
Ⅰ 自動筆記
〃
自由詩
3*
07/1/13 4:55
気づかれていない場所
hiro
自由詩
2
07/1/13 3:25
第二回批評祭!!
過去ログ倉庫
07/1/13 3:19
Milky Silky
クリ
自由詩
1
07/1/13 2:40
マリア
優飛
自由詩
5*
07/1/13 2:25
蛙でいらずんば
R
自由詩
1
07/1/13 2:03
遠い鐘音
服部 剛
自由詩
13*
07/1/13 2:01
ある娘
ANN
自由詩
1
07/1/13 2:00
雨、照る照る坊主
なかがわひろ...
自由詩
5*
07/1/13 1:42
橙
ふく
携帯写真+...
2*
07/1/13 1:33
たい焼き
1486 1...
自由詩
5*
07/1/13 1:22
さかな
オズ
自由詩
3
07/1/13 1:12
さようなら
綿花
自由詩
3
07/1/13 1:11
何故
〃
自由詩
3
07/1/13 1:00
北国にて
Rin K
短歌
18*
07/1/13 1:00
5881
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
5908
5909
5910
5911
5912
5913
5914
5915
5916
5917
5918
5919
5920
5921
加筆訂正:
詩論Ⅰ
/
馬野ミキ
[07/1/13 11:57]
1/13 少し変えました
二つの灯台 デッサン
/
前田ふむふむ
[07/1/13 8:47]
いくつか訂正しました
さくら
/
恋月 ぴの
[07/1/13 7:03]
1行削除しました
Sketch of Pain
/
soft_machine
[07/1/13 3:40]
改行をひとつ
6.57sec.