テラコッタの
お茶碗を
落っことし
粉みじん
途方に暮れる
ローマ人
の
都は
大騒ぎ
全ての路は
塞がれて
一日どころか
千日経っても
猫の子一匹
這い出せない
...
三月になると風が吹く
春の女神はすたすたとやってきて
荒野に隠れているものを見つけては
小さなろうそく握らせ火を付けて
外へと誘っているのが見える
たしかに
春はすべての成長を ...
ブラボー!
物言わぬ獣だって
そんなときには
ブラボー、ブラボーと叫ぶんだ
なに言ってんのそんな暇に
自転車ドロボー掴まえろ
2本足なら十分だ
羽根が生えたから飛んでった ...
猟奇殺人は世の常と、
皆がこぞって斬りたがって、
皆殺し。
死体がふたつで腕が三本足五本。
さて死んだのは何人?。
腕には、
それぞれ文字が切り ...
空は風に祈り
雲は風に願う
空は
雲で覆われてしまった大地を見たいと思った
雲は
最近同じ空しか見ていないので
どこか遠くの空を見てみたいと思った
風はあちらこちらから届く願 ...
ソレ見たことか
おまえの醜いその姿
他人の悪意にむき出す毒牙
隠したところで同じ本性
聖戦気取りの蛮勇紛々
その背中にはナイフを隠してる
華麗なるディズニー・オン・アイス
実 ...
僕はまるでお間抜けなピエロ
目立ちがりやで何時も踊っている
陽気な性格で何時もにこやかに踊っている
ある時は自分の家で
ある時は夜のクラブで
ある時はストリー ...
早くも空の 吐き出した
初雪に想う 儚い季節
ひしと食い込む 陽陰の風に
一たび吹かれりゃ 引っこむ大人
{ルビ楓=ふう}の木立は 節くれだって
冬の子たちの 吹きだまり
平気 ...
もっとさらけだしてもいいんじゃないか。おれはそう思う。鶏肉を食べながら。聖夜。鈴の音。しあわせな感じ。おまえが絵を描くのに深い意味を持たないのと同様におれが詩みたいなものを書くのにさして意味なんて ...
空へ空と旅をして。
いつか、夢の城に。
歩みよろう。
トス
して
突き指した
痛くて
体育館を
転げた
床の
冷たい
冬だった
君は
駆けよるのを
こらえていた
誰も愛さなければ
だれも傷ついたりしないのにね
生きていく上で
愛は不可欠で
皆大好きなのに
みんな傷ついてしまう
愛している自覚が
平和を壊して
愛さなければ ...
モノローグと別れをしたらそこには何があっただろう
息がしにくい 君は何処?何処にいるの?
自閉する夜を生きるには私はまだ子供で
...
妹よ
お前にはいつも迷惑をかけてきたな
幼い頃はいじめてばかり
思春期にはぐれたお前を無視し
大人になっても返すあてのないお金を借りたり
兄らしいことは何一つしてなかったのに
...
あなたの美し目の玉は
まるでブルーのビー玉のよう
指でビンとはじき飛ばし
コロコロコロコロ転げてく
そのまま地面に落ちました
真っ逆さまに落ちました
けれどまだまだ転げてく ...
「さわさわ(ノ・・)ノ」
「はい!( ̄△ ̄)ノいまのセクハラだと思いまーす」
「(・∀・)でも実は嬉しいんじゃないんですかー?」
「そうでーす(ー_ー)」
「勝訴!!\( ̄ ...
ふたりのあいだに
ふたりのことばがふえていく
ふたりになるということはそういうことだ
いじわるをいうあなたに
わたしが拗ねて「ぷい」ということ
携帯をひらいたわたしに
あな ...
、
とおん
とおん
とおん
...
その手紙には
「ムーミン谷の近くから見送ります」
と
書かれていた
さよならのつもりは無かった
けれどあなたは駅には来なかった
わたしは
ぺしゃんこになった
まだ雪の残る街を出て
雪 ...
落ちた真珠
涙
愛しさは罪
閉じ込めた情熱
浸透する切なさ
触れた
ゆび
凍った時計
刻む
ひと時だけの空白
指先の記憶
罰
咲き誇る爪痕
微笑に侵略され
...
中央図書館を出ると
すでにとっぷり陽は暮れて
人々が行き交う広場の真ん中には
イルミネーションのまばらなさえないクリスマスツリーが
それ以上でもそれ以下でもない素朴さで風に揺れていた ...
ベッドの上で、2人転がっていた。
何をするでもなく、腕枕をして。
ぴったり、くっ付いて。
キスをした。
ちょっと、離れた。
彼女が口を開いた。
「 が好き。」
...
時は人に
偶然から必然を見つけ出し
破壊と建設を繰り返しながら
内容を形式へと変換させ
現実は理想を創り出す
同時にまた
現象と本質を見分けさせ
演繹と帰納を繰り返しながら
具体を ...
僕らの虹が逝った
二人で棺に入れると
弓型に過不足なく納まった
最後まで色たちは
混じることも濁ることもなかった
一緒に入れた物がはみ出ていたので
係の人が少し押し込み
蓋は閉め ...
どんなに
愛を注いでも
少しも
愛を疑わない
たいせつなことを
教えてくれる
君は私の
だいじな友だち
夕焼けを背負い
黄昏に影を映して
今日を振り返らず
明日を思う事も無く
時に早足で
時に立ち止まり
ふと見上げると
涙が滲むのを知る
何を失ったか
何を拾ったか
時が背中を ...
お前らの 手に 触れる事が 出来ない
俺達の 異様な 美の様
感じる 祖父が 死んでいる
俺達の ありとあらゆる 死に場所は
絶対に お前らには 分かるまい
ああ
絶望の 乾季は 般若を ...
a1.
フローリングだけど、散らかっていて
もう誰も訪ねてこない。
b1.
こころに生き死になんてない。
目の前で
a2.
留守録を開くのを
躊躇ったら負けだ。
粘り ...
机上に
紙を一枚立てたいのなら
紙を折ったり、丸めたりするといい
薄い紙ならなおのこと
いくども折ったり、丸めたりする
内側に書かれた文字が
外から見えなくなっても
強さを優先するな ...
たかだか薄っぺらい紙じゃん。
こんなんでショーライ決め付けないでよ。
あんたは
馬鹿?
紙ごときで
アタシのショーライ
握れるつもり?
こんなもん
ち ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
齧歯類の朝
あおば
自由詩
4*
06/12/23 5:16
微笑みの春
〃
自由詩
7*
06/12/23 4:49
ブラボー
〃
自由詩
2*
06/12/23 4:39
「 名探偵は、きみか?。 」
PULL.
短歌
6*
06/12/23 4:24
気まぐれな風
渡邊永遠
自由詩
1
06/12/23 3:09
ミろ、おサトが知れてるぜ
知風
自由詩
1
06/12/23 2:58
ピエロ
Direct...
自由詩
5*
06/12/23 2:31
*歯にしみる季節*
知風
自由詩
1
06/12/23 2:01
埴輪とクリスマス
たたたろろろ...
自由詩
3*
06/12/23 1:41
空旅。
狠志
携帯写真+...
4
06/12/23 1:15
トス
dots
自由詩
3
06/12/23 1:04
なやみ
哀音
自由詩
2*
06/12/23 1:01
両切り煙草に火をつける 空はもう夕景
朽木 裕
自由詩
4*
06/12/23 0:57
妹よ
山崎 風雅
自由詩
10
06/12/23 0:54
転がるビー玉
なかがわひろ...
自由詩
1*
06/12/23 0:49
ある恋人たちの日常会話
lazy
自由詩
16*
06/12/23 0:32
ふたりになる
〃
自由詩
11*
06/12/23 0:31
ランデヴー
ふるる
自由詩
8*
06/12/23 0:13
ムーミン谷の近くから
チアーヌ
自由詩
9
06/12/23 0:04
一滴の雫
月焦狼
自由詩
0*
06/12/23 0:00
’06 12/22 18:30 @ Machida 〜クリス ...
服部 剛
自由詩
11*
06/12/22 23:30
別れを誘うキス。
狠志
自由詩
4+
06/12/22 23:26
時は人に
ぽえむ君
自由詩
9*
06/12/22 23:13
式
たもつ
自由詩
22
06/12/22 22:36
友だち
weed &...
携帯写真+...
3*
06/12/22 22:22
金木犀
松本 卓也
自由詩
7
06/12/22 22:17
未完詩
奥津 強
自由詩
2*
06/12/22 21:59
31才と13才
吉岡孝次
自由詩
1
06/12/22 21:27
創書日和「紙」 紙
北野つづみ
自由詩
5*
06/12/22 21:25
テストと通知表の愚痴
愛心
自由詩
2
06/12/22 21:02
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
加筆訂正:
フェンス
/
とうどうせいら
[06/12/23 4:10]
カテゴリ変更
風の手のひら
/
服部 剛
[06/12/22 22:39]
1ヶ所直しました。
5.78sec.