リボンひとつで
あなたの気をひけるなんて
信じてやしない
けれど
リボンひとつでもしないと
あなたに会えない
二十歳頃の作品
いつも未完成だから
いつも明日がある
そしてそれは
いつとして同じではない
どれも未完成だから
どれも進化がある
そしてそれは
どれとして同じではない
どこも未完成だから
ど ...
私ってなんだろう
ふと そうつぶやいた
なんでここにいて どこにいけばいいのか
わからない
私は なんでここにいるんだろう?
それを聞いた友人は 笑ったものだ
そん ...
まあるい卵にうさぎの眠り
たゆたう袖から
虎のまなざし
いつかは還る最果ての灯へ
のぼる姿を
手から
手に
浮かべた舟は遠ざけて
くれない川面に
こもりうた
幾 ...
悲しみの後に消えていく
そっと手をのせて
一枚の風に夢を描き
先へと羽ばたけ
「夢はララ」
何所かで聞こえる音色
ララ
底辺から響く
そっと貴方と夢に“ララ”
澄み切った夜の
雪山の上を 峻坂を
流れていく ぼんやりと 光と
見上げた空に
張るような新雪の斜面を
僅かな反射が一瞬を煌き 銀色の月が白い地上を
流れていくのを見ていた とても広い ...
僕が短歌を詠み始めたのは二年前。ブログに載せてるのですが、そのブログに来てくれる人は短歌なんて詠まない人ですから、二年前から今に至るまで僕はそういった『短歌になじみのない人』を相手に詠んでいます。
...
ぴん、と張ったタイトロープ
真っ直ぐ眼差して渡れ
ただひとつ成すことを決めて
己と約束した場所へ
真っ直ぐに伸びた
ただひとつ掴むために
逃げ道は全て削 ...
http://www.kore-eda.com/daremoshiranai/
重くて痛い。
安寧があるとすれば、ここに肉体的暴力がないことだ。
どうしても自分と重ねてしまう。 ...
世界が希薄になっていく
高い高い、高い場所で
不純な核にとらわれて連れ戻された
綺麗なだけの名前で呼ばれるもの
海は無限のやさしさでとかして
吹き抜ける音や打ち寄せる色だけが ...
或る者は 発信し続け
或る者は 受信し続け
彼の行為は 果たして
相互となりうるや
発し続ける者は 受ける事あたはず
受け続ける者は 発する事あたはず
主張する ...
洋服を着せられたマルチーズが
貴婦人の腕に抱かれている
デブの貴婦人。何を食べたらそんなに太る?
マルチーズの眼差しは白い
きっとマルチーズの中は空虚でいっぱい
首につけられた宝石が重か ...
僕はまだ人に愛される感覚をしらないのです
胸を焦がす様な恋心はいつも一人で完結しています
寂しいという言葉にのせられるだけなら
まだ幸せなのでしょう
でもそのなかには複雑な成分 ...
久しぶりに雪が降った
今年の冬はどうも暖冬らしく
例年東京にお裾分けしてあげたいほどに
雪が降り積もるこの街でも
道肌が少し顔を出して
季節は何だか雪融けの頃のよう
道行く人たちは
...
ポツリポツリと雫があたり
パラパラ雨が降ってきて
一時はザーザーどしゃ降りになり
その後一晩中シトシト降り続いたのです
?やっぱり日本語って素晴らしいですね ...
彼女はきっと
宇宙を知る為に
隕石に乗って
やって来たんだよ
my sweet
(moon)
honey.
少し
シュールな手紙は
君の目に
どう写 ...
{引用=** みすてられしつるばらの軌跡より
はるかとおき地にさくもうひとつの
業の花についてのおはなし。}
+
幼い日の楽しみといえば
暖炉脇で聞く祖母の話だった ...
綺麗と汚いの双子
胸の内側に居て溶ける
どちらも本当で、善も悪もなし
優も劣も、強も弱も
なし
綺麗と汚いの双子
混ざりあって 反しあって
模範解答は ...
まばたきの またたきの 恋 これは衝動
ほんとうはそんな音じゃないんだよ ほんとうはそんな簡単に言葉になんか
ぷ、つっ(――回線、断絶、、、)
それは、吐きだすたび ...
恩着せられても返さない
救いの手は振り払う
褒め言葉は相手にせず
負の感情のみ共鳴する
私はそんな女です
環境に染まった結果こうなりました
それでも生きろというのですか
白い壁の、階段の、連続していく景色
寒い手を賑わせる文字、投げる言葉の
飛び越えた繋がる線の上の、息のある場所
いつか、気付く心が伝えたかったこと
特別な声が流れて
枯れ草が風になび ...
只 なんとなく
ただ なんとなく
そっと手を
伸ばしたんだ
一
今日は一月三日で正月休み最後の日なので、昼食に餅を食べた後、
毎年必ず初詣に行く寺へ出かけた。子供の頃からこの寺に連れて来
た両親とは今も共に住んでいるのだが、二十歳を過ぎた頃からこ ...
酒は止めよう
テンション上げて
暴れて楽しい夜もあったが
最近は愚痴率がかなり高くなった
恋愛話なんか
今さらだし
それを語り出せば
結局昔話になってしまうし
飲むと頭の回 ...
(嗚咽とともに吐き出される骨
まだ形を留めていたかった)
少年は自分の領域を侵された
(陶酔のなかに作られた少年の世界
そのすべては輝いていた)
少年は自分の領域を侵さ ...
亀が永遠にいきていくのを
最後まで世話をしたいと願う
彼はもうすぐしんでしまう
でも×月×日は朝早くから
数えきれないだけのキャベツを剥いた
いつのまにかキャベツは無くなり
気が ...
みどりいろの家に住んだ
みどりいろのぼくたちは
みどりいろの生活をした
みどりいろのご飯を食べ
みどりいろのベッドで
みどりいろの夢を見た
ある朝起きてみると
ぼく ...
コンクリートの壁にもたれかかって
ひとつ、息を整える
ツメを噛む癖 戻ってしまったけど
こころ、落ち着く
暗い歌は聴きたくないよと
すぐに頭のチャンネルを変える
そんなふうにうまく ...
やさしいけもの
おんなじ日に生まれて
いつでも一緒
やさしいけものは
決して箱の中から出してはいけない
それが母親との
唯一の約束であったし
幼いわたしは
約束の文字が
なんだか ...
詩で食ってゆく、とは、必ずしも詩集を売ることじゃない。俳句で食ってるヒトは詩で食ってるヒトより多いけれども、それは、句集を売って食ってるんじゃなくて、たいていは俳句を教えてお金にしている。たとえば老人 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
リボン
砂木
未詩・独白
8*
07/1/7 13:57
未完成だから
ぽえむ君
自由詩
9*
07/1/7 13:44
ケチんぼの神さま
朱桜天 遊雨
自由詩
2
07/1/7 12:43
雪月花
千波 一也
自由詩
13*
07/1/7 12:02
夢はララ
流希-Яuk...
自由詩
3
07/1/7 11:38
雪上の滑車
結城 森士
自由詩
3*
07/1/7 11:36
短歌について(独白)
歌乱亭カラス
未詩・独白
1+*
07/1/7 11:27
『タイトロープ』
しろいぬ
自由詩
2*
07/1/7 10:32
■批評祭参加作品■ 誰も知らない
いとう
散文(批評...
2
07/1/7 10:26
結晶核、とらわれて
たりぽん(大...
自由詩
15*
07/1/7 10:25
或る者たちへ
実夜
自由詩
3*
07/1/7 9:19
マルチーズ
一絵
自由詩
5
07/1/7 8:45
童貞
〃
自由詩
4
07/1/7 8:14
「氷上のアーティスト」
404 no...
自由詩
5*
07/1/7 5:54
雨が降る日は天気が悪い
優飛
自由詩
3*
07/1/7 4:54
moon honey
山中 烏流
自由詩
2*
07/1/7 3:39
*ミリィの風車小屋**
知風
自由詩
4
07/1/7 3:25
『双子』
しろいぬ
自由詩
6*
07/1/7 3:20
しろしろし
白雨パル
自由詩
5
07/1/7 2:59
この女薄情につき
さえ
自由詩
6*
07/1/7 2:30
息のある場所
霜天
自由詩
5
07/1/7 1:49
本音
來稚
自由詩
4*
07/1/7 1:42
■批評祭参加作品■ 「 無言の遺書 」
服部 剛
散文(批評...
5
07/1/7 1:05
エール(4次会の帰り)
mac
自由詩
5*
07/1/7 1:02
同じ遺言
室生
自由詩
0
07/1/7 0:48
近道
砧 和日
自由詩
6
07/1/7 0:22
みどりいろの生活
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/1/7 0:20
F
蒼依
自由詩
2
07/1/7 0:15
はぐ
夕凪ここあ
自由詩
8*
07/1/7 0:12
■批評祭不参加作品■ノン・レトリックより■この文章は古いから ...
佐々宝砂
散文(批評...
6*
07/1/7 0:08
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5895
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5898
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5917
5918
5919
5920
5921
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5925
5926
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5930
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5932
5933
5934
6.39sec.