今も昔も
景色は何も変わらなくて
変わってゆくのは自分だけ
さみしいけれど
少しずつ大きくなっている気がする
昨日も今日も
いいことは何も無くて
変わってゆくのは時間だけ
悲しいけ ...
私は起き上がるとその光を見つめる
澄んだ空気と張り詰め思いつめた心は
虚空に浮かびあがるあの少し欠けた月のよう
暗い夜道を照らし出し闇のモノの存在を
影として知らしめる
そ ...
どこまでも
どこまでもつながっていたはずの糸は
ズブリズルリスプヅルルと音をたて
途切れてしまったんだ
月は
月は天空で飛び跳ねたまま
ドッスンドカンゴツガララと騒ぎたて
しばらく戻 ...
夕焼け
みんな迎えがきて
またね
またあした
手をふって
さよなら
ジャングルジムのてっぺんから
いつも
見送るだけ
砂場のシャベル
ブランコのさび
おかあさんが
きょ ...
ギャラファ美術館の12月の企画展の裏企画として、カフカ的カフカ展を開催します。パリ・プラハ義姉妹都市10周年記念を祝して。不肖こたろうがキュレーターを勤めさせて頂きました。
19日間の開催期間を ...
私の家族
うるさいお母さん
無口なお父さん
生意気な弟
可愛い妹
なんともバラエティにとんだ家族だ
うるさいお母さんが怒鳴って
生意気な弟が応戦
可愛い妹は我関せずで
お ...
‥+‥‥+‥‥+‥‥+‥‥+‥‥+‥‥+‥‥+‥‥+‥‥+‥‥+‥‥+‥
ひとつが
ひとつとして
ありつづけるのは
ひとつが
ひとつとして
そのままでありつづけ ...
道の片隅に クローバーが咲いていた
「三つ葉の花言葉知ってる?」
隣を歩いていた君が 立ち止まって言ったんだ
「幸運を呼ぶ?」
違うよって 君は静かに首を振り
「私を・・・思い出して」
...
ゆっくりと頬を伝って流れる涙
悲しみの雪の中を体中真っ白に染まるまで
一人で泣きながらあるいた
風が吹いてサラサラと粉雪が空に登っていく
僕の弱さを心を伝って捜した
...
きみに近づける馬鹿な夢を見る
ペンで玩ぶサンパチロク
言い訳するほどの勇気がない
この胸にあるのは分かるのだ
しかし それを掬い取ることが出来ない
この手はもう冷たく
震えることしかしないのだ
手段はない
術は ...
午後三時くらい
その老人は看護婦たちのふとった尻に目くばせしながら
いつしか、二月の朝窓辺のちゃぶ台の上でゆれていた
みそ汁の湯気のことを考えていた
なれた手つきで鍋にうずをえが ...
気がつけば 真紅の色に 葉が染まり
逝く秋を知り ただ眼をとじる
澄んだ月夜の闇の中。
頭をよぎる人の名を
空しく呼ぶ声は
蒼きしじまにこだまする。
今宵の夜長をいかにせん。
若き血潮にかせ掛けて、
ただ待つ姿も痛ましく
君が心を奪うとき、
...
優美・可憐の魔力
君はそれを持っている。
私は香りに引かれる蝶のように、
君の回りを飛び舞う。
長い下顎を伸ばして
君の深いところに秘める
真実の密を吸いたいと思う。
私は美しく ...
結ばれた二人はダンスを踊る。
暗い闇の中で、
あっさりと私の手をすり抜け、
君は別の手のべに絡まれた。
結ばれた二人は森に忍ぶ。
絡まる蔦のように、
私の入る隙間はもう無い。
二人は ...
無我一点
夢のようなファシリアの微在
溜め息
瞬間の独白に
ルビイは焔を投げいれ
灯された四角い白線に
憂う老婆
鳥篭のパルプティックシンジケート
貧しさは豊糧をもたら ...
そのままでええ
そのまんまでええやん
かわいいやん
せんでええよ
そんなん・・
頼むから
ストレス
ためんでね
笑ってるお前が
スキなんよ?・
...
ピザまん
あんまん
カレーまん
きみは美味しそうに
食べるけど
僕はやっぱり
肉まんがいい
普通がいい
寒空に真っ白な月出でにけり満月らしく星は見えず
都会の中の人間は皆苦痛を抱えている
自分もそうだ
競争社会の現実の中
まるで蟻地獄のように
足の引っ張り合いだ
都会の中の人達は心を汚してしまって ...
詩えない者の声を聞け
摩擦をすり抜ける
声は燃える
枯れた泉に
言葉は腐れ落ちる
枯れた泉で
喉を潤せ
錆び付いた下水道
手の届かない生活水
ガブ飲みし ...
おちた おちた
とんだらおちた
彼等は飛べなかった
そして私も飛べなかった
飛べなかった彼等は
真っ黒な万有に全てを溶かし
還っていったのだろう
私もまた
真っ黒な万有に全 ...
そよ風に吹かれながら
野原を歩いて行くと
車の墓場があった。
どこからか
一台
また一台と
車がやってきて
力尽きたように
そこで蹲るのだった。
わたしはそこまで歩いて行き
...
何で人は死ぬんだろう
何で人は殺されるんだろう
死ぬと人は称号を与えられるというけれど
死んで価値が与えられるってどう言うことだ
どれだけ素晴らしく生きたか
ど ...
それで ええねん
そんなふうに やさしくしてくれたりな
そんなことでも ええねん
その気がないことだとか
そんなことは ええねん
むしろ 期待することが ...
遠くで
ずっと 遠くで
美しい人が泣いている
どちらの方角やら
聞こえてくる
祭囃子のスピーカー
日が差す昼の部屋
夕暮れの湿った砂
爛れたアスファルト
目の端の折り紙
遠くで
...
狡猾な鶏ガラみたいな婆様が。
自動改札ピコンピコン。
通せん坊で、しかめ面。
その後ろの若旦那。
ガッチリ嵌まって、しかめ面。
更に後ろの彼の妻。
愛し旦那の醜悪な。
し ...
北風が吹く朝
何も考えることなく
決められたことを
いつものように歩く通学路
道に何かが落ちている
近寄れば
霜柱の土にまみれ
凍った一匹の働き蜂
この世に生を受け
この世の ...
1.テニスして
初々しいが
よろけたり
1998年11月作
2.テニスして
走り汗ばみ
敗戦か
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
今では昔を昔と思える
ぽえむ君
自由詩
13*
06/12/6 23:04
月と私
茉莉香
自由詩
4
06/12/6 22:48
糸
水中原動機
自由詩
1
06/12/6 22:47
ジャングルジムのてっぺんから
しゃしゃり
自由詩
11
06/12/6 22:17
カフカ的カフカ展
こたろう
自由詩
1
06/12/6 22:15
Family
えりす
未詩・独白
2*
06/12/6 22:14
ひ と つ
李伍 翔
自由詩
3*
06/12/6 22:08
クローバー
eris
自由詩
4*
06/12/6 21:45
雪だるまにさようなら
こめ
自由詩
19
06/12/6 20:39
なんちゃって琉歌2
吉岡孝次
伝統定型各...
2
06/12/6 20:18
わがまま
哀音
自由詩
3*
06/12/6 20:02
常夫ちゃん
SPINOZ...
自由詩
5*
06/12/6 19:42
紅葉が眼にしみる
逢坂桜
短歌
9*
06/12/6 19:41
秋の夜長
ネコ助
自由詩
4*
06/12/6 19:28
魔 力
〃
自由詩
1
06/12/6 19:27
結ばれた二人
〃
自由詩
2
06/12/6 19:25
アカシックマインドマーダー
キメラ
自由詩
3
06/12/6 18:48
・ダイエット・
はち
自由詩
4
06/12/6 18:37
・肉まん・
〃
自由詩
1
06/12/6 18:20
満月
A-29
短歌
0
06/12/6 17:00
蟻地獄
Direct...
未詩・独白
4*
06/12/6 16:45
枯れた泉
なかがわひろ...
自由詩
5*
06/12/6 16:42
飛翔もとい落下
さえ
自由詩
4*
06/12/6 16:19
タイヤの塔
チアーヌ
自由詩
8
06/12/6 16:15
教えてください
李恵
散文(批評...
2*
06/12/6 15:49
せやねん
わら
自由詩
27*
06/12/6 15:13
遠く
肉食のすずめ
自由詩
6*
06/12/6 15:13
連鎖地獄で修行は続く。
もののあはれ
自由詩
13*
06/12/6 14:29
輝いた道を歩いて
ぽえむ君
自由詩
11*
06/12/6 13:55
川柳(2)
ペポパンプ
川柳
4*
06/12/6 13:51
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
5908
5909
5910
5911
5912
5913
5914
5915
5916
5917
5918
5919
5920
5921
5922
5923
5924
5925
5926
5927
5928
5929
5930
5931
5932
5933
5934
5935
5936
5937
5938
5939
5940
加筆訂正:
蟻地獄
/
DirectConnection
[06/12/6 17:25]
ちょっと、修正しました
教えてください
/
李恵
[06/12/6 17:02]
2段落目、意味がわからなかったので修正
5.93sec.