火星と木星の
間の小惑星で君に会いたい

そしてそこから
地球を見たい

地球はどんなに小さいのだろう
宇宙空間は
どんなに青いのだろう
あなたに手紙を書きます。


窓枠に残った蝉の脱殻が 
妖しく光ったような気がして、
不吉な予感とともに目が覚めたのです。

脱殻はピアノを弾くかのように、
足を滑らかに動かせて、
...
世の中に横行する
様々な言説
人はそれぞれの物語を
生きている


星はまたたいて
夜の闇は
いやがおうにも澄んでいく

心は澄んでいくのに
内部は充実していく
ほとんどの言 ...
ある日スゥジーのパパが
おませなスゥジーに尋ねた


― スゥジーは大きくなったら何になりたい?


   ― 宇宙人。


― パイロットのことかい?


   ― ちがう ...
夢を見る

それはとても悲しく優しい歌と出会い

優しさと悲しみと

一夜の出会いがそこにある

夢は終りが早いけれど

夢見る自分は終りが見えない

朝日なん ...
無くした物は取り戻せない
過去は振り向けても後ろ歩きはできない

もう捨てたはずの過去
振り向いてもそこには何も無い
目の前は白紙の未来
後ろは既に書き足す事の出来ない日記 ...
夜は私の心を切なくする

特に今日は雨降る夜

止め処無く流れ落ちる雫は
無情に一定のリズムで歌を歌う

霧も無く激しくも無い雨
オリオン座さえも見えない今日の夜
...
此処までずっと歩いてきたけど
なんだか一休みしたくなって
夕陽ヶ丘のベンチに腰掛けて
刻んだ足跡を振り返ってみた

知らない間に時は流れていた

仲間と乗り越えた苦悩の数々
...
もしかしたら「私は詩人ではない」とおっしゃる方もおられましょうから、「詩人かもしれない」と書きました。詩人でも、詩人でなくてもどっちでもいいんですけどね。そんなの単なる言葉ですから。詩だかなんだかよく ... 私は薄い橙と白をちりばめた花束を買い
今日も此処で貴方を想う
数年前のあの日バスから降りてきた貴方は
手にいっぱいの花束を抱え
顔いっぱいの笑みを浮かべ
驚いた私を嬉しそうに見つめた

...
喉が嗄れるまで歌って

くらくらまわる月曜日

まるで女王の行進曲は

朝の酒場の泣き声だよね

とびっきりの力任せで

三点倒立してみてよ……

足元危うい今日と明日は

...
谷間は
大きく深くて
ゴールは向こう側だ
なものだから
俺は
谷間を覗きこんでは
足を震わせていた


あるとき
君が向こう側にいた
俺はわからないままに
跳んでみた

す ...
古びた 石でできた半円球の舞台があって



その中央には それまた 大層 古びた ピアノが一台




音が出るのか誰もしらない。
そこへ辿りつく者がいないから。
誰が置いたの ...
おしまいの日がくるから
もういかなくちゃ
たくさん あそんだ

散らかったカード
クレヨン
すべてが
中途半端に微笑んで

楽しい時は
だけど
いつかは終わること
いったい
...
 亡羊とした耳が熱を帯びて、手にした砂時計のガラスを溶かしていく。零れ落ちる時間の束を必死でかき集めるのだが、砂は先へ先へとこぼれていくのでいつまで経っても追いつかないのだ。炬燵の中で散々こき使われて ... 真夜中を越える方法
教えてくださいと
神様にお願いしたら

空には星座があるが
まだ見つかってない子が
たくさんいるから
探してあげなさいって

だから窓開けて
凍りそうな空気に
...
不思議だった
いつものオリオン座が
いつもよりも綺麗だった
寒い夜だというのに
しばらくの間
その輝きを見つめていた

不思議だった
いつもの霜柱が
いつもよりも美しかった
冷たい ...
電柱が侵食する細い坂を
テクテクと上る帰り道
背中越しのフロントライト
生き急かすようで落ち着かない

今日を振り返る帰路は
目の前に細く伸びる影さえ
緩やかな歩みを許さない

小さ ...
{引用=リトル・ミスに出会った}

*********************************************************************


{引用=彼 ...
見えないところに あなたはいて、

私には とうてい 届かなくて、

どうして そんなに遠くに行ってしまったのか、と

考えてみたら、

ごめんなさい という言葉が落ちてきた。

...
 赤面す 落ち込む 媚びる 自惚れる 恋の{ルビ醜態=フェイズ}の罠にあらがう

 人恋し 初冬の夜半のニルバーナ 白磁のカップ一気にのみ干す

 優先席お譲りください 不自由なこころの女がこ ...


 先ほど、近所を散歩していました。友の唄声(CD)を聞きなが
ら布団に入っていましたが、来年から始まる新たな夢のことを思う
となかなか眠ることができませんでした。外に出ると、深夜3時半
...
真っ黒なレイチェルの瞳の奥には
何が映されるのだろう

秋の深まる頃だった
色づいた木の葉があふれる坂道で
これからを知らないけれど一歩一歩踏みしめて歩く
腰まで伸びた長い髪を奇矯とも言え ...
流星群は行ってしまった
銀の光の尾は思ったほどの残像を残さず
地に這うものと宙空の距離を
夜という名で引き離す

星が流れる
わたしは物語として知っている、
祈りのかたちで
手を胸 ...
暗い闇の街の中を一人で歩いてる

光なんて無いこの世界では

全て物が闇になった

いつくきてやまないメールの渦で

伝わらない物があるんだよね

送っても送ってもその距 ...
人に喜んでもらい
仕事ができる事は
ありがたいことだ
でも疲労で腰痛だ

いくらでも食べられる
チキンカレーだと言う
体を裂いてお金にする。
寒い中、バイクで帰る。

明日も朝早い ...
ハッカの息を
白い白い私の所有に
吐き出し

靜かすぎるょ

消えてしまったモノ
掴むように
憂う事に厭きたなら
刺激を
ひとつひとつ
塗りつぶしたね

人間失格
...
話題になっているので、わざわざPDFで読んでみました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/06042712/005.pdf

はっきりいってしまえば、大 ...
あの人は。

いつか、幸せになってゆく。

結婚式の招待状なんて、よこして来るのかな。

多分、行かないだろうけど。

何故。

と、問われても。

行かないよ。

もしも ...
ももちゃんは友達が居ないから
いつも一人で遊んでいた
だから目隠し
いつも目隠し

周りには誰も居なくなるから
寂しさなんて感じなかった
だから目隠し
いつも目隠し

ある日小さな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
断片渡辺亘自由詩3*06/12/19 1:24
朝のできごと印刷屋自由詩206/12/19 1:07
時の環渡辺亘自由詩2*06/12/19 1:07
*スゥジーとパパの初ゲンカ知風自由詩2*06/12/19 1:06
「夢の中のあなた」Taka★H...自由詩006/12/19 1:03
「無くした物、亡くした者」自由詩006/12/19 0:59
「冬の雨空」自由詩106/12/19 0:58
夕陽ヶ丘1486 1...自由詩3*06/12/19 0:49
繊細で心優しい、詩人かもしれないみなさんへ佐々宝砂散文(批評...10+*06/12/19 0:28
この場所で茉莉香自由詩406/12/19 0:11
シロクマリアル鳥獲自由詩0*06/12/19 0:08
深淵よりも高く跳べ煙と工場自由詩206/12/19 0:06
その森の中程にはウデラコウ自由詩5*06/12/18 23:36
海の終わりuminek...自由詩17*06/12/18 23:14
『逃亡か鹿』しめじ自由詩406/12/18 23:06
やくそく水中原動機未詩・独白006/12/18 22:43
不思議だったぽえむ君自由詩17*06/12/18 22:40
松本 卓也自由詩306/12/18 22:39
グッバイ ミセス蒸発王自由詩4*06/12/18 22:31
とおい。実夜自由詩1*06/12/18 22:21
苦恋五首月夜野短歌11*06/12/18 21:56
あなた への招待状 〜新たなる夢について〜 服部 剛散文(批評...7*06/12/18 21:14
ガール・レイチェルかのこ自由詩206/12/18 21:02
祈りのとき銀猫自由詩25+*06/12/18 20:56
強く生きたい小心者こめ自由詩1306/12/18 20:54
喜んで!ペポパンプ自由詩3*06/12/18 20:34
僕のダイヤモンドキメラ自由詩306/12/18 20:04
大人たちへの手紙構造散文(批評...0*06/12/18 20:00
幸せのゆくえ。狠志自由詩206/12/18 19:49
目隠しと言う遊びプル式自由詩3*06/12/18 19:42

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加筆訂正:
大人たちへの手紙/構造[06/12/19 0:29]
(B)追記
大人たちへの手紙/構造[06/12/18 21:51]
追記(A)
8.09sec.