穴を ほじくってみる
宝のありかは深く 血を
流さずには とどかない
じぶんの言葉で じぶんを
否認できないやつは 信用しない
無重力の言葉は
誰かに突き刺されるまで
惑星と化して
あの夜空に
浮かんでいる

Moon doggie.
bohemian new bohemian.

いつか誰かが
突き刺さる ...
君の入れた珈琲は
いつだって、
隠し味にバニラが少し
薫って

それが
僕らの{ルビ風味=みらい}を
損なうかどうかは

この最大級の
ジャパニーズムービーに
かかっている

...
私のクラスには、紅色のあいつがいる。

真赤に染めた髪
赤い唇と頬
そして左手の小指には
外れることのない
紅色の指輪がはまっている。

あいつは席順にかまわず
いつも窓側に座り、一 ...
いつになく
冷える 朝
いくつもの 灯火 を
前にして
祈る
決意の 日
もうすぐクリスマス
だからバイトに精を出す
もうすぐクリスマス
あなたに何を買ってあげよう

嘘だよ
冗談だよ
プレゼントなんてしても
あなたは迷惑するだろう
嘘嘘全部嘘

もう ...
諦めました
何かに期待するのは
自分を惨めにするだけだと
短い人生の中で気付いたのです

底と果ての境目がない街
見上げれば揺れる湾曲
僕の足許は危うくなるばかり

小さすぎるが故に ...
灰皿は


既に煙草の剣山を作り


恋しい人を待つ
朝刊を広げた
死亡者の欄に自分の名前を見つけた

死んだのは 私
ホンモノの方

なんで死んだのか
そんなこと どうだっていい

ニセモノの私はここで
ホンモノが死んだ事実を眺め
...
どんなに視力が良くても
目に映るのは水平線だけ
行き先を見失わないように
まっすぐ突き進んでいこう

あまりにも広大なこの世界で
頼りになるのは己の力だけ
そう言って颯爽と飛び去った
...
自己の才覚を認めずば埋没し、
自己の才覚を過信すれば孤独となる。

賢くあれ。先を見据えろ。
目を覚ませ。盲目であれ。

自己の形など掴まずとも自己は存在している。
その存在に ...
あはははははは
と、とりあえず大笑いしてみせる
悲しみはすべて
お酒で流してしまえばいいから
ここではあたしは笑おうと
寒ブリのお刺身わさびをたっぷり
つんとする鼻を
笑顔で隠す

...
 睡蓮が開く音。薔薇が散る影。瞼をゆっくり開ければ、そこはいつか見た部屋が拡がる。
 とても蒼い水晶か硝子で出来た寂しい部屋。向かい合う鏡の中の僕はどうして微笑んでいるの。どれくらい眠り続けていたの ...
 
 
 
 
 
 
  言葉は、差別だ
 
 
 
 
 
 
  草も木も
  
  犬も猫も
 
 
 
  虫にさえ
 
  届かぬ言葉で
 
...
勝手にしやがれ
気狂いピエロ
煙草も珈琲も菓子も嫌いなら
勝手にしやがれ気狂いピエロ
手淫も性交も愛撫も嫌いなら
勝手にしやがれ気狂いピエロ
食事も性交も睡眠も嫌いなら
勝手にしやがれ ...
準備なんてしないでいいよ
きっと突然に現れるから
準備なんてする暇も無いさ
きっと突然に現れるから

44口径も要らない
もっともっと小さな鉄砲で
たった一人のヘルタースケルター
白黒 ...
「僕のお母さん」

そういう題名で作文を書くようにいわれた

でも、僕にはお母さんがいない

死神さんがお母さんを連れて行ってしまったから



お母さんは病気で死んじゃったんだ ...
北風ぴゅーぴゅー吹いてくる

冷たい風の中に温かい日溜り

光の中は明るくて眩しくて

固まった心を溶かしてくれる

心地良さに酔いしれて

うっとりゆったり夢気分
手作りの料理をいっぱい並べるのもいいけど
香蘭菜館の五目ラーメンの出前でもかまわない

白いものと色柄ものと手洗いするものに分けるのもいいけど
全部まとめて洗濯機に放り込んでもかまわない

...
屈葬の密度で眠りにつく夜も
優しい体温の横で大あくびしながら起きる朝も
情緒不安定になりながらも仕事している昼も
君を染め上げるひとつの要因としての私
恐らくは

いつも化粧っ気なくてごめ ...
あなたのことなんか考えてないわ
ご愁傷様
わたしの頭の中は
ナチュラルパインクローゼットのことで
いっぱいいっぱいなの
19800円
押入れにもどうぞ!!!
そりゃまた豪勢ね
電話は後 ...
波に揺られど 私は私

   見分けのつかぬ たった一粒の砂だとしても
阪神大震災。
あの悲劇から12年。
もうこれだけ時間が経ったのかと思う反面、
まだこれだけしか経っていないのかとも思ったりする。

私はラッキーだった。
震災の被災地に生まれたにも ...
君の中の炎は
常に形が定まらず
消えることなくむしろ
どんどん燃え盛り
竜巻となって
全身を駆け巡る

その炎はいずれ
君の中の情熱を燃やし
そこから生み出される蒸気によって
君は ...
はじまりは
とても単純なことだった
猿に似た生き物が
仲間の餌を奪おうとして
その喉笛に噛み付いた

立ち上がって歩くことで
両手が自由になったその生き物が
最初にしたことは
足元に ...
 


彼は詩人です

君の恋人である前に
無頼の詩人です




彼女は詩人です

ユーのハニーである前に
ベリーキュートな詩人です




彼も詩人です

...
曇りの日でも
君はのんびり

かぜひきの私も
なんだかのんびり


少し晴れてきた
ひまわりが枯れて
バラが枯れて
チューリップがこぼれて
シベリアだけがまだ 
咲き誇っている

切られた花の優しさしか
あげられません
あげたくても
あげられません
...
{画像=070313231143.jpg}
{引用=

  ? 妖精


真摯すぎる球体に圧縮されて
解凍できない孤独

絶望は安らかな顔で
未だ眠っている

秘密にも行き場所 ...
ある朝に、新宿駅東口で待っている

(白くうずくまっている 無音の質量を
回転している(絶叫をとおりこした)声が
雨 のおくへと響いていく

来るのかしら
(いつ?)
遠くはるか遠く
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
そろもん(クレジットの話)みつべえ自由詩207/1/17 21:57
HELLO〜月面〜仲本いすら自由詩207/1/17 21:48
HELLO〜邦画〜自由詩107/1/17 21:45
紅色のあいつ愛心自由詩107/1/17 21:34
李伍 翔携帯写真+...3*07/1/17 20:57
クリスマスkei99自由詩007/1/17 20:55
見上げて、ぽつりAKiHiC...自由詩207/1/17 20:28
剣山HEDWIG短歌4*07/1/17 19:27
朝刊オズ自由詩3+07/1/17 19:19
カモメ1486 1...自由詩8*07/1/17 19:16
妄言R自由詩207/1/17 17:42
悲しみはすべて砦希(ユキ)自由詩107/1/17 17:30
偽りの境界線の上でAKiHiC...散文(批評...3*07/1/17 16:51
【 掟 】 - おきて -豊嶋祐匠自由詩5*07/1/17 16:26
ピエロ、気狂い、勝手にしやがれ虹村 凌自由詩3*07/1/17 15:45
ヘルタースケルター自由詩4*07/1/17 15:33
お母さんの魂ajisai自由詩5*07/1/17 15:18
日溜り自由詩2*07/1/17 15:05
かまわないweed &...未詩・独白0*07/1/17 14:39
恋愛バロメーター朽木 裕自由詩3*07/1/17 13:49
ナチュラルパインクローゼットチアーヌ自由詩507/1/17 13:30
海の砂画竜点睛自由詩6*07/1/17 13:16
12年野薔薇散文(批評...4*07/1/17 13:03
心は熱く頭は冷たくぽえむ君自由詩8*07/1/17 12:52
あいなきせかい大覚アキラ自由詩4*07/1/17 12:45
詩人です。橘のの自由詩507/1/17 12:45
のんびりweed &...携帯写真+...1*07/1/17 12:20
シベリア水在らあらあ自由詩39*07/1/17 11:31
水色の気配まどろむ海月自由詩10*07/1/17 11:26
れいうとわたしこしごえ自由詩16*07/1/17 11:09

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加筆訂正:
HELLO〜邦画〜/仲本いすら[07/1/17 21:45]
縦に変更
水色の気配/まどろむ海月[07/1/17 16:35]
「春の妖精」と「水色の気配」を一つの詩として合体させました。5or6さん、彌月さんごめんなさい。 
5.77sec.