レジに並ぶ
買いものかごには
陳列棚にいた
やせ衰えた犬が入っている
丸まることもできず
横倒しに細長い
耳を澄ませば微かな息遣いが聞こえ
たぶん生きているのだと思う
レジを抜 ...
あめかぜを ひきうけ
かみなりに うたれ
すべての音を
形而上に 実現して
苦悩が 立っている
私には任務がある、やらなくちゃいけないことがある。
そう、サトリのことは考えちゃいけない。
僕は野球のユニフォーム着て夜の道を歩いている。練習帰り、地下鉄の駅に向かう地下道で、親子連れに出会っ ...
あなたの苦しみは、誰かを助けている。
起こってしまったことは変えられないけど、
その意味を変えることはできる。
壊れそうな夜に、話を聞いてくれた人。
決して否定しなかった人。
...
こわしたいのよ いいかげんないいつけを
ほしくずのスープなんか嘘
もう食べたくないの
ひっくり返そうよ
瞳のキラキラも
目を覚ましたらケロイドになっちゃって
そいつがうたうたうんだ 音 ...
戻ってきた
もうないと思ってた
あんなに人を
愛すると云うこと
戻ってきてくれたんだ
恋心
おかえり
この胸の高鳴り
広がりを天に
透明な輝き 陽光を受けて
例えば台所、テーブルの上
飽きもしないで 口をあけて
満たされるのを待つ
透明感をまとって
海の青 空の青も
細長く切り取って、私は立つ
...
暖冬と言えども やはり冬は寒く
去年の寒さと比較など出来ないのは
記憶力が悪いからでしょうか
「痩せ過ぎ」と医師に言われるほど痩せているからでしょうか
詩を書こうと思うと
長年付き合って ...
兄の背中を見ながら
考えた
大きな体を丸めて
窓際の席でひとり頷きながら
形のいい耳に
壊れかけたヘッドフォン
六法全書をいちページ捲る毎に
くるっとマーカーを回す
デスクトッ ...
あなたの背中を眺めている
遠くから眺めている
手を伸ばしても
もう届かないと判っているから
少し泣きそうだけど
視線だけは逸らせないでいる
うつむいて
靴 ...
グスタフ・クリムト作 『接吻』には、
恋人の頬に背後から口づける男と
その愛撫に恍惚の表情を浮かべて応える
女の姿が描かれています。
他者を愛することのできないわたくしは、
これまで自 ...
赤い糸が見えるなら 黙って斬って
脈が打つままに 起こして狙って
眼鏡はずしたほうが 視界がぼやけて
あのひとのこと 想像しやすいでしょう
誰かの代わりでも あなたがいる ...
こころを耕す
お日様をあびて
雨をよろこんで
実りを願うんじゃなくて
わたしは耕す
わたしを耕す
いいことばかりはなくていい
やさしさはほんのひとつぶでいい
実ったものは
み ...
贈り方を忘れてしまった
これは淋しさの手紙
時代に似合う花を探して
自分に似合う言葉を捜して
似合わない贈り物を作っていた
誰宛に作ったのだろうか
そんな事も思い出せずに
心に枯 ...
あんたに初めて逢った瞬間
こんなあたしでも
『恋』
できるんちゃうかなって
マジで思った
希望が生まれた
あんたに逢えたこと
マジで感謝します
女子校育ちは気がつよくて
と、眉を顰(ひそめ)る父の
たしなめる手にエスコートされ
日曜はショッピングに行く
青白いガラス窓の
温室に咲く花でさえ
その身を愛らしく
あざとく子種を残 ...
ぱっくりと割れた
蛍光灯の光が
あんたの足元に
突入している
あたしは足元に広がる地面を
かきむしり始めた
誠実な犬のように
驚いたあんたは
その場所から動けな ...
おとした
おとを
だれも
ひろって
わらわないから
ひとり
かものように
うかんでいるのは
はとのえさを
からすが
かってにたべるから
さくらは
なにも
ついてないのに
...
君に逢った時から
僕の心には
キラキラした切れ込みが入って来た
『恋』
という名の切れ込みが
☆
そろそろ着陸する
と云うので
五人の宇宙飛行士たちは
めいめい
色鉛筆や携帯電話や文庫本やマニキュアなどをしまい
いやいやながらも手をつないで
着陸に備えた
しかしそれ ...
光を掴もうと 闇の中から手を伸ばす僕
闇を憐れんで 光の中から手を差し伸ばす貴女
そんな目で僕を見るなと貴女の愛を拒んで
それでも貴女の助けを借りなく ...
いったい
どうしたことだろう
むらびと1は
むしをきめこみ
むらびと2には
ぎゃくにみちを
たずねられ
おおさまに
なやんでるけはいは
ひ ...
「金子みすず」という詩人さんを
皆さんご存知だろうか
私はそれほどご存知ではないですが
尊敬している詩人さんです、
彼女の事をはじめて知ったのは五年ぐらいまえで
それでもその詩についてちゃん ...
テラスから見下ろす桟橋叫び声入り江を走る風の足あと
一夜あけたがなにもかわってはいない
太陽は去年とおなじ顔で澄ましているし
北風は相変わらずの怒声で荒れまくっている
そして リビングの装飾もレイアウトも沈んだまま
...
目の前にはたくさんの優しい言葉の数々
綺麗なガラスの花 可愛いぬいぐるみ
そして友達の心のこもった笑顔
髪の毛を切ってみた
少し違う自分が鏡に向かって微笑んで
違う人になれたなら
そう ...
「にゃーにゃー」
「にゃにゃ?」
ご主人さまが
猫語を真似て
話しかけてくるけれど
何を言ってるのか
さっぱり
わかんないニャン
ここはひとつ
狸寝入り
じゃなかった
猫寝入り?
短歌専用スレッドです。原則として一記事に一首。連作は禁止。
本気!浮気? …どちらでも。 ケータイ/パソコン →どちらからでも。
「自由詩」に対する「未詩」のような意味合いで、ちょっと31文字 ...
冬の陽ざしがうれしくて
君は僕に笑いかける
あたたかな冬の光がまぶしくて
君は泣き顔をして横を向く
風が山茶花の花をゆらして
通り過ぎていった
その花に触れるのはおよし
君はそこ ...
峰打ちじゃ
安心せぇ峰打ちジャ
そうじゃ峰打ちじゃ峰打ちじゃ
心配する必要はない峰打ちじゃ
あれもこれも峰打ちじゃ
だからしっかりこころもてぃ
なにもかもが峰打ちじゃ
真剣でさぇないのに ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愛国
たもつ
自由詩
8
07/1/9 23:09
そろもん(楽聖の話)
みつべえ
自由詩
2
07/1/9 23:05
サトリのことは考えちゃいけない
佐々宝砂
散文(批評...
4+*
07/1/9 23:04
忘れないように。
bjorn
自由詩
1*
07/1/9 22:41
ほんとうは
moof.
自由詩
3
07/1/9 22:40
・カムバック・
はち
自由詩
2
07/1/9 22:25
66、グラス 【ぐらす】
雨宮 之人
自由詩
4*
07/1/9 22:23
【百人の助言】
つむじまがり
自由詩
3*
07/1/9 22:17
兄
士狼(銀)
自由詩
9*
07/1/9 21:01
背中
yoshi
自由詩
4*
07/1/9 20:26
心の在り処
白寿
自由詩
4*
07/1/9 20:24
首輪
北大路京介
自由詩
15*
07/1/9 19:53
こころを耕す
ふぁんバーバ...
自由詩
8*
07/1/9 19:31
花の手紙
流希-Яuk...
自由詩
2
07/1/9 18:59
希望
愛心
携帯写真+...
3*
07/1/9 18:57
アザレア
フユキヱリカ
自由詩
13*
07/1/9 18:52
大きな木の下で
むらさき
自由詩
4*
07/1/9 18:50
落日
ねなぎ
自由詩
1
07/1/9 18:41
僕の心に
愛心
携帯写真+...
2*
07/1/9 18:20
家族制度(又は宇宙旅行)
吉田ぐんじょ...
自由詩
13
07/1/9 18:05
光のなかで
憂
自由詩
0
07/1/9 18:03
RPG
橘のの
自由詩
6
07/1/9 17:05
敗北宣言
茶釜
散文(批評...
1*
07/1/9 17:03
疾風
weed &...
短歌
1*
07/1/9 15:54
幻視の花びら(十九)
信天翁
自由詩
2
07/1/9 15:46
叶うことのない
茉莉香
自由詩
8*
07/1/9 15:23
ぼくはねこ
LEO
携帯写真+...
17+*
07/1/9 15:23
ながしそうめん4軒目
過去ログ倉庫
07/1/9 15:12
やわらかな虹
石瀬琳々
自由詩
22*
07/1/9 14:45
あんしんせぇ
かぜきり
自由詩
13*
07/1/9 14:25
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
5908
5909
5910
5911
5912
5913
5914
5915
5916
5917
5918
5919
5920
5921
5922
5923
5924
5925
5926
5927
5928
5929
加筆訂正:
66、グラス 【ぐらす】
/
雨宮 之人
[07/1/9 22:24]
2006.12.10初出。推敲版。
心の在り処
/
白寿
[07/1/9 20:26]
過去作品に僅かな改訂を加えました。
心の在り処
/
白寿
[07/1/9 20:25]
過去作品に僅かな改訂を加えました。
心の在り処
/
白寿
[07/1/9 20:25]
過去作品に僅かな改訂を加えました。
勝手な手紙
/
ふく
[07/1/9 17:56]
「らぶぽえ参加作品」です
勝手な手紙
/
ふく
[07/1/9 17:55]
自由詩、にカテゴリ変更しました
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