H
             「十万投稿記念企画参加作品」

いつの間にか暗くなり
手暗がりでは捗らない
行灯の火をともし
目をこらして
仕上げを急ぐ仕立屋が
ふと窓の外に目をやる ...
Hip, hip, hurrahの掛け声と供に
大音量の蛍の光の歌に乗り
夜空に大輪の色を咲かせ
また、新しい年が幕を開けた

HippieでHotなきみにHit
Are you Ha ...
パピヨン
七色の翅を震わせ
夢から夢へ
月の花園で白百合の露を吸い
ひらと空の彼方へ
星になる
夢の欠片を残して

パピヨン
私の夢に舞い降りて
花から花へ
星の野原でやさしい{ ...
振り向かない力が
勇気となって
道のない前を
歩いてゆける
淋しくはない

振り向かない力が
翼となって
果てのない空を
飛んでゆける
悲しくはない

振り向かない力が
光と ...
一膳の飯を前に
俺はこれを食うに値する人間か考える
弱者はいい
劣等感が存在意義になる
甲も乙も弱者
弱者vs弱者
まぁしかたねぇか塗装工だもんね
うるせぇ雲助風情が
うむライトな地獄 ...
口を結んで
叫びたい

叫びたい
「君が」
  「君が」
    「君のことが」

      「今でも」
         「今も」
           「・・・です・・・」
...
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まず、三谷幸喜は何故ブロードウェイに行かないのかと疑問に思う。 ...
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んー。簡単に言えば、セカチューで泣ける人向け。
俺の趣味では ...
重箱の隅で体育座り
蜘蛛の死骸を突ッ付いてたら
急に訪ねて来た宇佐美の馬鹿が言うこっちゃあ
「ネガチヴつのは要するに過保護の御加護の籠、」
何を分かってんだか分かってねえんだか
我が道進んで ...
オレの茶色のイカしたチャリの

後輪駆動の前輪直前に

飛び出しやがったあの獣


そりゃオレも知ってるさ

街のど真ん中のしなやかビースト

たいていネコ科の奴らだって

...
間違ってもあなたを

2度も好きになりはしないと

私は固く目を閉じて

大きく息を吸い込んだ

冬の夜の空気は冷たく

私の頬を刺し

こぼれそうだった涙も

いつの間に ...
 彼は震えていた。

「すごく怖い
 僕は今に死ぬかも
 途轍もなく怖い
 
 今に誰かが 僕 を殺しに来るかも
 今に大きな地震があるかも
 今に大きなテロがあるかも
 今に大きな ...
永遠の愛をここに誓いましょう
出会ってから四年以上が経ちましたね
沢山の思い出を箱に詰めて
幸せの数だと笑っていたものです

来月からは同じ苗字になり
新しい時間が動き出すのですね
お揃 ...
水在らあらあ「あるところに」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=97831


 すべてを物語の中に回収する。詩は物語と渾然一体となって、その中に溶け ...
あの頃私はとても美しく
全ての世の光は
私だけを照らしていることに
誰もが疑問を持たなかったのでした

世の人々は
私の影でしかありませんでした
全ての人々は
私の元で繁 ...
知らないよ!!!
ぼくはまだ無知で白くて真っ白で真っ白で
真っ白で真っ白でいつもお庭をぐるぐる
駆け回っているから

知らないよ!!!
大きい人はなんでも教えてくれるんだけど
ぼくには大 ...
枯れ並木 歩きし道の 夢の跡


初夢や 君のいぬ明日 現と知る


涙さえ 流せぬ裂けた 連理の木
貴方が欲しくて堪らなくて
叶わない現実にもどかしさを覚え
あたしの欲望は限り無く膨らみ
何時しかあたしは欲望の塊となり
貴方を喰べたいと願うのです

貴方の喜びも悲しみも
貴方の過去も未 ...
にせもののうたを歌おう
にせものしか歌えない僕は
いつもいつもにせものに助けられたんだ
確かに僕は、にせものを恨んだこともある
にせものに悩んだこともある
これでいいのか、こんなのしか歌えな ...
離れまたたく
雨に近いもの
光を結び
ひとつ雨になる


まるい夜が
まるい夜をすぎてゆく
音は森の上に残り
枝を伝い 土を照らす


点かなくなった灯の下で
握 ...
貴方への想いは
貴方の元へ届くこと無く
あたしの中で発酵しています

発酵した恋心は
全く別の想いへと姿を変え
今も確かに
あたしの中に存在しています
ただしいこと
どこへ つなげていこう とも

わたしは わたしの
かなしみで めいいっぱいで
あなたは あなたの
こころを ひょうげんできないまま

とおりすぎて

あれから  ...
何の変哲もない住宅街を抜けていくと
土地が高くなって
赤と黒と緑のレンガ造りの道に出る
車が橋(僕ら)の下を通り抜けて何処かに向かう
その姿(景色)を眺めて一日を見送る

部屋の ...
愛してるのに 窮屈なのよ

なぜかしら

一人考えたの


アルコールに半分意識もってかれた脳みそフル回転して




愛されてるのに 窮屈なのよ


なぜかしら

...
貝の髪を洗う

肌は、染め抜いた青、水底の。

腰まで伸びた貝の髪を洗う

細く深緑色の長い髪は強い潮のにおい

油の膜が

綺麗に見えて

暗い底からは綺麗に見えて

...
沖の青が濃くなる辺りで
ポカリと浮かんだ独り言が
夜更けの時計を探している

月は夢と同位置で微笑みながら
人知れず密かな指切りを交わす

波のない水面に映る
過去と{ルビ瞬間=いま} ...
美しいものは美しい

ただそれだけで、いいんだよ
ぼくは慰めごとを吐いている
きみを鎮圧するためだ
壊乱したあげくに
きみがすっかり冷え切って
結晶化したのなら
手をとっていこう

塩化ビニールの
かすれた音波に身をゆだね
...
 木葉揺の書く詩には常人では思いもよらないような妙な味があって、それが彼女の詩の鮮烈な個性となっている。個性があるというのはそれだけで大きな武器になりうるものだが、悲しいかな、個性というものは努力して ... 屋上を流れる雲を見ていると
愚痴ばかりが口をついてくる
誰に聞かせたいわけでもない
一人の気楽さは知っているつもり

チリチリと音を立てる煙草が
すり減らして行くのは時間だけ
何処かで置 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
あおば自由詩9*07/1/6 9:39
* H *かおる自由詩8*07/1/6 9:31
パピヨン未有花自由詩13*07/1/6 9:01
振り向かない力ぽえむ君自由詩14*07/1/6 7:56
一膳の飯ヌヌヌ自由詩307/1/6 5:28
消えぬものシュガー・ソ...自由詩2*07/1/6 5:21
■批評祭参加作品■ プロデューサーズいとう散文(批評...007/1/6 4:27
■批評祭参加作品■ RENT散文(批評...007/1/6 4:25
Smells Like U-SAN stupid人間自由詩107/1/6 4:08
そしてオレはクリスマスを越えて知風自由詩1*07/1/6 3:11
yoshi自由詩307/1/6 2:31
落ちる落ちた一絵自由詩307/1/6 2:22
結/喜AKiHiC...自由詩4*07/1/6 2:19
■批評祭参加作品■水在らあらあの「あるところ」岡部淳太郎散文(批評...4*07/1/6 2:15
その昔のお話なかがわひろ...自由詩2*07/1/6 1:51
無知の知一絵自由詩407/1/6 1:49
連理の木436携帯写真+...0*07/1/6 1:47
狂気綿花自由詩007/1/6 1:33
告白-はじめに一絵自由詩207/1/6 1:20
ひとつ すぎて木立 悟自由詩507/1/6 1:12
届かない想い綿花自由詩107/1/6 1:07
あまい かじつ玉兎自由詩607/1/6 0:52
回帰海月自由詩1*07/1/6 0:41
窮屈ウデラコウ自由詩6*07/1/6 0:06
髪を洗うミゼット自由詩4*07/1/5 23:59
深青松本 涼自由詩1107/1/5 23:29
ただそれだけでし ん携帯写真+...7*07/1/5 23:26
アイスクリームサマー構造自由詩507/1/5 23:17
■批評祭参加作品■木葉揺 その個性の行方岡部淳太郎散文(批評...10*07/1/5 23:17
霞む影松本 卓也自由詩2*07/1/5 23:09

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