水が流れる
水車が回る
水が回る
僕は僕の血液で回る
風が吹く
風車が回る
風が回る
僕は僕の呼吸で回る
陽が昇る
地球が回る
陽が回る
僕は僕の意志で回る
星が輝 ...
黒い雨に包まれる
しかたない
濡れるからしかたない
濡れたからどうしようもない
諦め半分
適当半分
遠すぎる月遊び
黒い雨を投げる
届かない
知っている
切ってみる
...
地図の上の路上に思いを馳せる
イメージの向こう側 飛んでみせてみる
目の前の花畑 が、なんの花か僕は知らない
その花に止まる虫 が何ムシか僕は知らない
見た事もない ことは知る ...
とらわれた視線は激しく渦巻き
こわばった猫背の腹ばうかげを追う
かたよった視力で煤けたトルソはゆがみ
まがりくねった路傍のほこらにひとみをうつす
...
それでも止めないのは
あの一言のおかげだと思っている
『最期の写真家』
気付いたのは
老夫婦の写真を撮った時だった
仲の良い夫婦で
金婚式の記念にと
シャッターを ...
誰がために。
声を殺して泣いてる姿が
とっても切なくて
僕は大きな声で泣いたんだ。
・・・いつしか声は共鳴して
「ありがとう・・・。」と
た ...
昼下がり
雲がぼやぼや流れている
ハラピンが道を歩いてきた
ぼーとしながらふらふらしている
俺を見ると
ダッシュでやってきた
汗でふにゃふにゃした原稿用紙を押し付けてきた
読 ...
小さい頃
雪っていうのは神様が落とした
宝石だと信じていた
人が亡くなって
魂が神様のところに逝く
また人間として生まれ変わるとき
人間だったときの記憶は
宝 ...
おかもと君は
わたしの初めての人に
なってもいいと思ってたのに
夢ばかり語って
てんこーして行ってしまった
手紙を書くよと言ったきり
年賀状もこなかった
おかもと君の夢は
とほうも ...
言葉を言うのはいつもあたしの役目だったね。
「さよなら」すら発することのない、君はとてもずるい人だった。
約束は守ることではなく、することに意味があるもの。
そう、だから「ずっと一緒にいよう ...
私は石ころである
時には道端を転がり
時には水面を駆け抜け
時には水に沈み
時には・・・
私は石ころである
時には窓を突き破り
時には人様の顔面にぶち当たり
時には車に激突 ...
電車が動き出す
もうすぐ地下を抜け
地上にでる
在るはずも無い風景
白い曇り日
多摩あたりに向かう
神社や商店街
見慣れた居酒屋
風の匂い
空気の湿度
ガタン
風景が一つ ...
お空の上にある二つの光
彼らが出会う瞬間が好き
太陽さん忙しかったでしょ
ご苦労さん
そうなんですよ、お月さん
今日は本当に大変で
今から休憩に行ってきます
そう言って二人が ...
痛む胸の真ん中で
紅い小鳥が叫ぶので
今夜もうるさくて眠れやしない
不規則なリズムで
小躍りしている
僕は起き上がって
小鳥を宥める
あと少しだけ時間をくれ
...
一つの愛に終止符を打った君よ
愛の破局を迎え 失恋をした君よ
自分を責めないでおくれ 苦しめないでおくれ
君に背を向けた男は 他の女の子宮を虎視眈眈と狂っていることを知るがよい
...
目隠し鬼さん
手の鳴る方へ
おばかさん
後ろの正面は誰
あの子が欲しい
十五夜お月様
ぺったんぺったん
ウサギを殺せ
(うんざり)
あの子はいらない
...
泣きたくないから
現実なんか見ないよ
泣きたくないから
歌なんて聴かないよ
泣きたくないから
家具は捨てます
泣きたくないから
街には出ないよ
泣きたくないから
泣きたくないから
...
・
夕暮れの遠くに霞む
四台のクレーン車は
輪を描くように向かい合って
なんだか
太古の昔に滅んだ恐竜の
弔いをしているように見える
・
朝に洗濯物を干す母親は
太陽に両腕を広げ ...
母なる大地に降り注ぐ光は
母のように包み込む優しいものでした
世界が僕を巻き込むような大きな嘘を掲げたならば
僕はきっと見るんだろうな 悲しい話のその続きを
空しい日々が覆いかぶさり 偽善的な言葉を吐いて
それでも僕は生きるんだろうな 悲しい話のその続 ...
ほんのりと白い
すべすべでつるつるの
つきあかり!
幾つもの
何千何万のいのちが引きつけられた。
廻るよ ほうら、
ゆっくりと
...
テレビの中では
若手のお笑い芸人どもが
必死になって目立とうとして
大げさなリアクションを
次から次へと連発している
生放送なんだし
いっそのこと
そこで死んだりなんかしたら
もの ...
好きなことは好ましいけれど
好きなことをしているだけでは
時間が進んでゆくだけで
自分は進んでゆかない
楽しいことは楽だけど
楽しいことだけをしているだけでは
身体が進んでゆくだけで
...
大切なことは目に見えないんだって
王子様におしえてもらったの
それを失うことでしか
気づくことができないから
人は罪深いのよね
大切なものは目に見えないんだっ ...
融けきらぬわたあめが喉にひっかかる
飲み下そうと、水を流し込む。
前に進もうと両腕をかくと
ふわり
纏わりつく。
わたあめの湖はどこまでも続くようで
いくら水が流れ込 ...
「春は すぐ そこですよ」
通りすがりに 誰かが私に 声をかけたのです。
私は 驚いて辺りを 見回して そして誰も私を 見ていないことに 首を傾げました。
春が すぐそこだなんて ま ...
今日を 眠る
凍えた 冬枯れ
落とした 夏の日々
ゴツゴツ か細い枝
そして 冬を空想の豊饒で眠る
微動だにしない
脳神経のフラクタル 木々の骨
ポーズを決めたら 風に答え ...
凍てついた大地に
透きとおった花弁。
水晶の葉。
小さくて
脆い棘をもつ
花が一輪。
誰が知るのか。
それはかつて
紅い花弁をもっていた。
棘すらもその身に纏っていなかった。
...
孤独なんて
なんともなかった
もともとひとりだったから
憎しみには
少し戸惑った
脅かすほど力もないよ
擬態がうまいだけ
やさしさは
うれしかった
返せなくてごめんなさい
...
すき、か
きらい、か
どっちか、だ
かわってもいい
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
僕は僕の夢で回る
ぽえむ君
自由詩
15*
07/1/16 22:27
月遊び
流希-Яuk...
自由詩
2
07/1/16 22:25
路上
udegeu...
自由詩
1
07/1/16 21:58
空ろな眼
信天翁
自由詩
2
07/1/16 21:37
最期の写真家
蒸発王
自由詩
8*
07/1/16 21:01
誰がために。
來稚
自由詩
2*
07/1/16 20:27
雲はぼやぼや
ふるる
自由詩
14+*
07/1/16 20:20
雪の記憶
愛心
自由詩
14*
07/1/16 19:12
おかもと君の夢
ふぁんバーバ...
自由詩
35+*
07/1/16 19:12
坑鬱剤
R
自由詩
1
07/1/16 18:56
私は石ころである
画竜点睛
自由詩
1*
07/1/16 18:08
泣く子は誰だ
プル式
自由詩
8*
07/1/16 18:01
光
野薔薇
自由詩
3*
07/1/16 17:35
碧色泪月
彌月
自由詩
7*
07/1/16 17:27
片恋
南 翔
自由詩
3*
07/1/16 17:26
お子様ごっこ
なかがわひろ...
自由詩
1*
07/1/16 17:23
一人ぼっちの夜
kei99
自由詩
1*
07/1/16 17:18
祈りに関する情景
吉田ぐんじょ...
自由詩
19+
07/1/16 17:15
陽光〜ひかり〜
朱華
携帯写真+...
2*
07/1/16 16:47
その全てを
P.B.
自由詩
1+
07/1/16 16:01
半透明
橙午
自由詩
0
07/1/16 14:41
サイレン
大覚アキラ
自由詩
2*
07/1/16 14:23
束縛が自由を創り出す
ぽえむ君
自由詩
8*
07/1/16 13:20
罪深い女
相良ゆう
自由詩
2*
07/1/16 13:04
わたあめ
あさみ
自由詩
3
07/1/16 12:46
芽吹く
ウデラコウ
自由詩
4*
07/1/16 11:42
木々の秘密
アハウ
自由詩
3
07/1/16 9:46
氷の花
ちぇしゃ猫
自由詩
3*
07/1/16 9:30
ホライズン
uminek...
自由詩
8*
07/1/16 8:06
そのとき
太郎本人
未詩・独白
5*
07/1/16 7:37
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
5901
5902
5903
5904
5905
5906
5907
5908
5909
5910
5911
5912
5913
5914
5915
加筆訂正:
水音
/
T’s
[07/1/16 21:58]
終章 冒頭の路面を湖面に修正。誤りでした。
ファミリーレストラン
/
佐野権太
[07/1/16 8:56]
微修正
7.18sec.