おちた おちた
とんだらおちた

彼等は飛べなかった
そして私も飛べなかった

飛べなかった彼等は
真っ黒な万有に全てを溶かし
還っていったのだろう

私もまた
真っ黒な万有に全 ...
そよ風に吹かれながら
野原を歩いて行くと
車の墓場があった。

どこからか
一台
また一台と
車がやってきて
力尽きたように
そこで蹲るのだった。

わたしはそこまで歩いて行き
...
何で人は死ぬんだろう
何で人は殺されるんだろう

死ぬと人は称号を与えられるというけれど
死んで価値が与えられるってどう言うことだ


どれだけ素晴らしく生きたか
ど ...
それで ええねん


そんなふうに やさしくしてくれたりな


そんなことでも ええねん


その気がないことだとか

そんなことは ええねん


むしろ 期待することが  ...
遠くで
ずっと 遠くで
美しい人が泣いている
どちらの方角やら
聞こえてくる
祭囃子のスピーカー
日が差す昼の部屋
夕暮れの湿った砂
爛れたアスファルト
目の端の折り紙
遠くで
...
 狡猾な鶏ガラみたいな婆様が。
 自動改札ピコンピコン。
 通せん坊で、しかめ面。
 その後ろの若旦那。
 ガッチリ嵌まって、しかめ面。
 更に後ろの彼の妻。
 愛し旦那の醜悪な。
 し ...
北風が吹く朝
何も考えることなく
決められたことを
いつものように歩く通学路

道に何かが落ちている
近寄れば
霜柱の土にまみれ
凍った一匹の働き蜂

この世に生を受け
この世の ...
1.テニスして
    初々しいが
         よろけたり

         1998年11月作

2.テニスして
    走り汗ばみ
         敗戦か

     ...
まだ醒めない夢の温度で
世界がひどくゆっくりまわる数瞬
素晴らしく生きる人に憧れて
追いかけてきたら迷子になって
戻れない事を後悔してはいけないと
大人ってたおやかに時間を食むから

嗚 ...
たたん、たん、たん

明日の足音がタップして

僕に教えてくれる


たたん、たん、たん

眼差しの銃声が彼方を裂いて

どこへでも行けると高く叫ぶ


さようなら昨日 ...
明日は晴れだそうだ
一ドルは百十四円だそうだ
独居老人が遺体で発見されたそうだ
宝石はみんな鳥に
持って行かれたそうだ

誰かが売春で捕まった翌日に
似たような誰かが
表彰されてい ...
友人、麻生みつき嬢の短歌に触発されて作った短歌の羅列です。
上がみつき嬢の短歌。下が私の短歌です。

++++++++++++++++++++
 7mmの薄いラインに刻まれたB5サイズの夢を見 ...
{ルビ都会=まち}のなかで

電線に絡めとられた満月がわたしを見下ろす
おまえは自由なのだとでも言いたげに

「ほんとうのしがらみは見えないものなんだよ」
とつぶやいて

蛍光灯のした ...
指の先からくぐります
まずは小指から
つかえてもすぐ引き返せます

引き返しまた
ためす
指輪くぐり
手は裂けているから
指、と呼んで
なぐさめたい

  ――通り抜けできません ...
空の向こうの草原に
お城がひとつ建っている
お城の中から天使がひとり
銀の翼をはばたかせ
大空高く飛んでった
それから天使は戻らない
草原には今でも
お城がひとつ建っている
冬の太陽が 目を差す

背の高い木々の間から

何度も何度も光の手足を伸ばしてくる

子供の影法師が10メートルもあるよ

木々が寒い風を運んでくる

口の中に冷た ...
鏡の中で嘲笑う者は
いつしか年を取っていた

絶世の美に酔いしれながら
いつしか年を取っていた

鏡の中で嘲笑う者は
いつまでも嘲笑っていた

なんて醜い顔かしら
排 ...
古たぬき


冬の我が身を


苦しめん
降りだした雨が
ひたすらに歩く
あなたを休ませた

行き着く場所は
何処でしょう
誰にもわからない
誰にも知りえない

差し出された傘を
あなたは必死に拒むけれど ...
人がさなぎに見えることがある
外はカチカチ
中はドロドロ
無限の可能性を宿した
それは小宇宙だ

人は時々蝶になる
青い青い無窮の空間に
おもいきり翼を広げ
自由に飛んでいく
私は ...
君がいなくなった部屋で僕は呼吸をする
君の香りが消える瞬間を見逃さないために






僕も世界もなんて平凡でつまらないんだろう
もっとずっと素敵なものだと思っ ...
あ、と思いついたように
君の名をよんだ
アルバムをめくるような心地よい痛み
かつての日常がじろりと一瞥する

表情のない唇からそれは流れ出て
部屋のどこかに隠れて、そし ...
それでも、朝、目を覚ましてみたら、やっぱり君が好きでした 終わりを告げる声は無く
始まりを告げる声も無い

泣くのは
人だけではないだろうに

それでも再び
巡りくると疑わず
ここに戻ってくるまで5年くらいかかったみたい。

「きっと」

きっとの「き」は、希望。
きっとの「き」は、綺麗。
きっとの「き」は、奇跡。

こうやって綴れる言葉になったみたい。
...
...【drop-★】...
暖.te?炉での呼吸、ト 吸-i)込んだ'r-黒色の火.r-ma'薬
...【drop-★】...★
はぜ.eる愛の火々、ク 揺りC椅子の 膝掛け[ル-プ]に
. ...
アリクイが逆転サヨナラ満塁ホームランを打つ
そんな夢を見た
飛び起きて冬の早朝に町へと繰り出す
目覚めた僕は豚になった気分で震えていたのだ

廃れ逝く町で
々、ような毎日で
退屈な僕は小 ...
なんで一番がいいんか誰もしらんくせに
みんな一番をめざす

そんで気づけばあたしも
一番にならな
一番にならなって
一番をめざしている
 明日も走るだろう。
 ただ光を求めて。
 
 ひたすら走ろう。
 闇を振り切る為。

 真実はここには無い。
 いつも僕の一歩先にある。
照らす月の中に 紛れた記憶 よみがえる。
何もないのに 何故か涙流れてゆく・・・
1粒1粒が星のように輝いて キラキラ綺麗に光ってる。
この星たちはもしかして貴方の涙なのかな?
ねぇ 貴方あの ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
飛翔もとい落下さえ自由詩4*06/12/6 16:19
タイヤの塔チアーヌ自由詩806/12/6 16:15
教えてください李恵散文(批評...2*06/12/6 15:49
せやねんわら自由詩27*06/12/6 15:13
遠く肉食のすずめ自由詩6*06/12/6 15:13
連鎖地獄で修行は続く。もののあはれ自由詩13*06/12/6 14:29
輝いた道を歩いてぽえむ君自由詩11*06/12/6 13:55
川柳(2)ペポパンプ川柳4*06/12/6 13:51
ストロー藤原有絵自由詩6*06/12/6 13:24
『たたん、たん、たん』しろいぬ自由詩1*06/12/6 12:33
頽廃吉田ぐんじょ...未詩・独白906/12/6 11:52
れんそうかchica短歌5*06/12/6 11:17
影踏みlazy自由詩22*06/12/6 10:59
指輪くぐり渦巻二三五自由詩506/12/6 9:50
空の向こうの草原に未有花自由詩9*06/12/6 9:46
木枯らしとトモダチヨルノテガム自由詩406/12/6 9:10
なかがわひろ...自由詩2*06/12/6 8:25
たぬきDirect...俳句5*06/12/6 7:09
full moonれるむ自由詩106/12/6 6:11
さなぎ渡辺亘自由詩5*06/12/6 4:54
今日の雨が______...自由詩5*06/12/6 3:16
はじめ自由詩1*06/12/6 2:54
ベッドの右端自由詩4*06/12/6 2:46
輪廻LEO携帯写真+...26*06/12/6 2:11
きっと。未詩・独白406/12/6 1:52
キストミスト六崎杏介自由詩206/12/6 1:12
アリクイは何処だ士狼(銀)自由詩6*06/12/6 1:08
一番蒼依自由詩106/12/6 0:51
走る。もののあはれ自由詩9*06/12/6 0:36
1等星心愛自由詩306/12/6 0:28

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加筆訂正:
たぬき/DirectConnection[06/12/6 7:19]
修正しました
たぬき/DirectConnection[06/12/6 7:18]
ちょっと
5.37sec.