携帯で山崎まさよし聞きながら家計簿つけるこんな夜中に
あきらめることで
自由になれる時もある
あきらめることが
負けることとは限らない
あきらめることで
見えてくるものもある
あきらめることは
悲しいことじゃない
空を見て ...
水色の下
水の中が好き。
人類の起源は海であるし、そうでなくとも生まれる前、羊水の中に私達は漂って生を受けた。
生温い水の中に漬かって、
昔見た近未来アニメのように、心も体も水の中に溶けて ...
保存するのが苦手です
だからいつも散らかっています
途切れてしまった手紙や、
渡せなかった写真や、
他愛もない記憶の欠片が転がっています。
保存するのが苦手です
だからいつも腐っていっ ...
俺が欲しいものは 見付かった
お前には何が欲しいのか分からないだろ
理性も感情も空っぽだな
世俗を認める決意をした歳の俺
風呂場の排水溝を見詰め
「どうせなら楽しめたらいい」と思った
...
たとえその花が
どんなに綺麗であったとしても
どんなにあなたが好きであったとしても
だれもが知っている
だれもが持っている
どこにでもある花では
だれもあなたらしさが見出せない
人は ...
プードルの 無駄吠え夜空に 鳴り渡る
みてごらん あんなところに ひとがおる
かよたんと しずかたんは あんぽんたん
手をかざせば そこは鼻息の 通り道
ゴミ箱 ...
ずいぶん暗くなってきたねこのあたりも
みんな帰っていって誰もいなくなってしまったよ
昔の未来はもっと昼間が長くて眩しかったらしいよ
それでもきっと短かすぎたんだろうね
...
バイクが欲しい
ただ
ひたすら走りたい
私が生まれる前
あなたが走った
遥かかなたの地を
そして
自分の肌で感じたい
あなたを変えたものを
裕福な青年を
歴史的な革命家に変えた ...
昔の自分を振り返り
今恥を知る
ぁあこれで成長するなら
いろんな恥を感じ大人になるなら
私大人になんてなりたくない
これ以上後悔したくない
そう思っても
大人になって ...
「ブルーハーツの”ひとにやさしく”って曲いいぜ!」
とロックを聴かない友達の耳にイヤホンを突っ込んで
無理矢理聞かせてみたら
「この歌はいいけどお前は全然ひとにやさしくない」
と言われた
あ ...
親は髪がなくなって
友達には嫌われ
家以外の場所で
あんなふうに声を出して
叫びながら
泣くのは
はじめてだった
頭にタンコブつくって
吐きそうになりながらも
...
どうせ生きて4,50年
どうせ最後は死んじまう
どうせ俺達有名になれず
どうせ愛は永遠なんかじゃない
どうせダイヤモンドは炭素の塊
どうせみんな灰になっちまう
どうせ性は一人よがりのフェチ ...
夜の真ん中
彼と歩いた
明日が今日に
今日が昨日になる境界線を
並んで越えた
息が白くて
星がキレイで
彼が笑って
あと何回いっしょに
境界を越えられ ...
ブランコの順番を並んで待っている
子ども達の笑い声が響き渡る
傍らで親達は井戸端会議
夕飯の献立で頭がいっぱい
この場所にミサイルは届かない
滑り台で横入りしたと
些細な事で喧嘩が ...
浅はかな哀しみを
どこまでも赦してしまうので
慕っています、
ひとの背を
重ねるような
重ねられるような
だれのものとも知れぬまま
だれにもどこにも
辿り着けずに
ひ ...
目はこころの窓っていうけど
窓からみる眺めはいつもと一緒
あたしの気分次第で色を変える
太陽が燦々と降り注いでいても
なんか白々しい感じがして
底抜けの青空のせいで
自分までからっぽに ...
開け放した窓から聞こえるのは
使い古されたアルトのリズム
磨き上げられた声帯から
心地よく響く祈りの歌
けれどそれは横丁の路地裏で
物乞いをするねずみの音
風のソプラノが濁らさ ...
この先にある物…
栄光か挫折か
どっちが欲しい?
僕は思うんだ
どっちでもいいんじゃないかって
例えばそれが望まない物だったとしても
何も無いよりはマシだろ?
それが足跡 ...
口の赤いこのこ
すぐにテクテク歩きだし
自分でえさをとる毎日
大きな家の広い庭
火をつけてはおこられて。
口の赤いこのこ
カベに向かってすわりこみ
自分語を話す毎日
...
緩んだ口の奥から先へ
しめった空気とともに放り出された
始まりの言葉
広大な海を背中に感じて
深い海を目の先に感じて
身を投じるのは浅くてまくっらな川の中
...
螺旋階段の
回転の
向きを
途中で
変えてごらん
逆さまになった
コバンザメみたいに
張り付いたまま
落下して
こんどは
地面にへばり付いて
いくら言っても
顔を上げようと ...
今日も
寒いから
炬燵に座り
終日過ごした
春の小鳥が
囀って
出ておいでよと
催促したが
鶯が来ないから
まだだよと返事して
スーパーに昨日の
買い物に行く
仕事が済 ...
空腹にて地下五階で殺された-
通勤の電車で色白でお餅みたいな顔をした女子高生とよく同じになる
彼女は池袋まで眠っている
詰め所にて。
代わる代わる雑工の同僚たちが
...
眠く
赤い
鼓動が時刻を刻むように
変化していく
ゆっくりと流れる
何をどのくらいの分量で
街を歩いている時に見た
電信柱の影に隠れるように
置いてある半透明の袋から
...
純白は、汚れ無き色
どの色よりも
限り無く
調和的で、融和的
どの色をも
理解する為に
その懐は無 ...
裏通りの月は
ゆらゆらと揺れて
消える事を恐れない
表通りの月は
隠れればライトを浴びせられるから考える事を辞めた
繁華街の円卓に出された七面鳥に名前をつけていた彼女は 食べる前 ...
まるで拭う事を忘れた涙が
頬を撫でる指と錯覚するように
幾度も呟いた愚痴や寂しさが
いまいち消化できない感情と共に
過去を奪って 未来を閉ざしている
奇妙なほど暖かい冬が黙々と過ぎて ...
“私らしさ”も“信念”も“生き方”も
自分自身の存在さえ
体調一つで変動(かわ)ってしまう
私って何? 私って何?
最後には体が終わって
無くなってしまう
私って何 ...
新幹線には新幹線のレールがあり
汽車には汽車のレールがあり
車には車道があり
人には歩道がある
決められた道 決められた線路
決して侵す事の出来ない道
侵してしまえば
惨劇は免れ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
真夜中の主婦
weed &...
短歌
2*
07/1/24 14:55
海へ
〃
未詩・独白
0
07/1/24 14:52
【小説】水色の下
R
散文(批評...
2
07/1/24 14:24
保存
〃
自由詩
2
07/1/24 14:15
十九才の時の俺へ(何が欲しい)
弥勒ちんげん...
自由詩
2
07/1/24 14:01
人は花を探している
ぽえむ君
自由詩
12*
07/1/24 13:31
二十歳
ツ
川柳
2*
07/1/24 13:18
Re:Re:Re:Re
〃
自由詩
0*
07/1/24 13:15
バイク
野薔薇
自由詩
2*
07/1/24 12:55
・成長過程・
はち
自由詩
2
07/1/24 12:15
三千世界のA(C)
虹村 凌
自由詩
3*
07/1/24 11:54
・麻痺・
はち
自由詩
2
07/1/24 11:28
夜考える
kei99
自由詩
2
07/1/24 10:48
0時、もしくは24時。
衿野果歩
自由詩
4*
07/1/24 10:21
公園
1486 1...
自由詩
10*
07/1/24 9:51
百花繚乱
千波 一也
自由詩
16*
07/1/24 8:44
*窓からみる*
かおる
自由詩
9*
07/1/24 7:44
詩に沈むアルトのリズム
知風
自由詩
5
07/1/24 6:10
ドン!
優飛
自由詩
3*
07/1/24 6:02
口の赤いこのこ
多久蘭乱
自由詩
1*
07/1/24 5:37
始まりの体
ひとし
自由詩
2
07/1/24 5:22
螺旋の怪談
あおば
自由詩
9*
07/1/24 2:55
小鳥
〃
自由詩
5*
07/1/24 2:20
雑工日記・前編
馬野ミキ
自由詩
9*
07/1/24 2:20
赤眠
ねなぎ
自由詩
1
07/1/24 2:10
【 純白 】
豊嶋祐匠
自由詩
5*
07/1/24 1:58
唯一、の
K
自由詩
2*
07/1/24 1:42
菜の花
松本 卓也
自由詩
10+
07/1/24 1:26
不確か
愛穂
未詩・独白
1
07/1/24 1:08
線路
電子ノ猫人
自由詩
0
07/1/24 0:52
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
加筆訂正:
【小説】水色の下
/
R
[07/1/24 14:25]
17歳当時に書いた言葉。溶けてしまいそうな夏。彼。
*窓からみる*
/
かおる
[07/1/24 8:25]
一行漢字をひらがなへ
7.15sec.