私が知らない、あなたの息遣いがある
私が知らない人の前でその息遣いを
あなたは、する
固く組んだ指を解いて
代わりに軽く瞼を閉じて
あなたの裸体を描くことができる
その正確さにやるせな ...
正月を準備する
派手な飾りから
ちんまりとした飾りへ
わずかな隙間から
広い世界を望み見る
そこには
竹の風が吹く
正月を準備する
動く飾りから
静かな飾りへ
はるかな雲間から ...
あなたの心は
玉子の中で眠る小さな生命のように
本当は、安らいでいたいもの
薄い一枚の殻を纏って
周囲の様子を気にかけながら
時には泣いたり、怒ったりクスクス、と笑ったり
...
面影はなくなったのだ
そこにはたらくちからを
しばらく考えもする
不条理ではない 赤い血だもの
とくべつはひかりを放ちながら
平楽のなか 潤いはかぜだったか
中核にむかい やがて永 ...
思い出のクリスマス。
第十位
二十三歳のクリスマス。
お歳暮の配送センターでアルバイトをしていた。
朝のデパートの開店時間に合わせて、
そっちの方角にみんなでお辞儀をする。
馬鹿馬鹿し ...
柿は柿であると同時に柿ではないものになることはできない
しかし柿は柿でありかつ秋である
君がそう言うってことは きっとそうなんだろうね
時間性も論理性も矛盾律も解らずじまい
イデアが何処か ...
高い梢にいる
一羽の鳥
私の知らない
街の景色
風が吹いているね
君の場所にも
柿を喰おうと蔕を取ると
そこに芋虫が居りました
体をCの字にfitさせ
くにゃん くねくね
ぱたん くにゃくにゃ
愛嬌振りまく
素敵な身のこなし
でしたが
ゴミ箱へさよ ...
表面上はとてもとても綺麗で平和な世界
だけど現実は残酷で生きる事さえ難しい
感情をも失いかけて和によって保たれている
世界の平和を望んでも現実は避けられない
人は何 ...
鳥を姪に返そうと思う。
昨日から預かっているのだが、どうにも相性が悪いので、鳥を姪に返そうと思う。
今日は休日だから、兄の家には誰かしらいるはずだった。
今朝の曇り方は酷い有様で、空全体が何 ...
・cigar(葉巻)とsugar(砂糖)
あ、
煙草をやめようかな
と思った
手を伸ばしたとき
箱の中に一本しか残っていなくて
でも寒くて
買いにゆくのが面倒だったから
五分間
...
いつかきっと今の苦しみも喜びへと変わるだろう
いつかきっと心の闇もはれるだろう
いつかきっと夢も現実のものと成るだろう
いっかきっと空も飛べるだろう
いつかきっと自 ...
外で真っ赤なおべべを着てね
宝物の鞠をつく
あそこに見ゆるは母上で
てんてん てんてん 微笑んで
あっちに見ゆるは父上で
てんてん てんてん 仕事して
七色ひかり 鞠は空へ
...
銃弾、放たれた 円錐 の、描く 螺旋には
Lu、が 似合う (若しくはLuLu、が)
レターナイフ、で 荒野の 黒山羊、其の
美しく、凶暴 な 角に、文字を 刻むなら
Lu、が 似合う (若し ...
‥‥*Lieb*‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥*
幾何的な、退屈 と*‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥*
*気化させた 恍惚、の 夢‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥*
微睡み、て オルファ・モルフィン*‥‥‥ ...
君が誰も信じられなくなり
泣きそうになったら
僕のところへ
戻っておいで
君が悲しくなり
誰かが
恋しくなったら
僕のところへ
戻っておいで
甘えるところも
寂しがるところ ...
二ヶ月ぶりに小田急線に乗った
眼がよく見えないと思ったら
乗客が全員保護色を着用している為
座席に溶け込んでしまっているのだった
水気の多い黒眼だけが幾つも
こちらを向いてぎろぎろ動いている ...
想いと
ことばは
まったくのべつもの
あまりにも似通っている、べつもの
うまれた想いを、
そのままことばに乗せられる、と
そんな気がしてしまう
ことばの背中に、
...
独りの少女
家でぽつん
パンをかじる
朝も昼も
よだれを垂らしながら
愛のない快感、
思い出しては泣く
日は沈み
「夜」は家に
ゆっくり めりこむ
夜はいつまでも
セ ...
寒々とした夜空
明々とした駅前
その中間にある一本の坂道
そこからは海の向こう側が見える
点々と輝くひかり
その所為か
頭の上にいる星達は
微かなひかりを放っている
今にでも消えて ...
だるまさんがころんだので
うしろを振り返ると
大切な人たちはもういない
草原のように広いものがただ延々と続き
中くらいの動物が
美味しくなさそうに草を食んでる
わたしは組成 ...
ほんやりはらはらつもるゆき
こえをおさえてへいけいす
たたたんたんとふりつもる
ゆきのかさえをみつつける
たれもかとけて
たれもかこおる
たたたんたんとふりしきる
くうきのつうろ ...
一年間ご苦労さん
会社は黒字経営、そうだね
黒縁めがねの経理がうなづく
「黒子ながら経費節減に努力させていただきました。
昨今日本経済をマクロ経済学的に俯瞰すると・・・」
その御説は ...
ロマンチックにおなり猫
あまりにも淋しすぎて
おまえに何ができるというの
ロマンチックにおなり猫
夕冷えのする野原の中に
ひとつだけ咲いた白い花
おまえのようだと言いたいけれど
ロマンチ ...
冬{ルビ寂寞=じゃくまく}窓に貼られしアンパンマン
朝早く起き
ヒゲを剃り
寒い中出かける
ホカロンを入れる
久しぶりのお客様
元気かな?
30日まで仕事がある
毎日楽しい
毎日嬉しい
毎日幸せ
毎日感動
雪は降りぬ
...
街では
緑と赤がすべてに取り付けられて
大きな箱と声で賑わっている
何もかもが動
聞こえてくるのは
心を後押ししてくれる
楽しい曲
心が奏でられる
街の賛美歌
森では
緑も ...
ここを漂っている。
ぶよぶよとしている。
意識はあるようでない。
自我なんてそんなものだ。
ぺちゃくちゃと馴れ馴れしく話しかけてくる奴らは、
それが分かってない。
...
頭をぶって
頭を殴って
僕頭悪いんだもん
僕悪い子なんだもん
だからもっと
頭をぶって
頭を殴って
僕の頭は五月蝿いんだ
僕の頭の雑音消して
今日はもう遅いんだから
消灯しましょ
...
投擲の技法は きしきし軋る
扉を開け放ち 敷居を踏み越える
その一歩の向こうに 何かの存在を
期待 期待――淡い――気体の
薄まりゆく 酸素の海の浸透圧を
白砂のビーチへ 辿る雪道
帰り途 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
射手座
佐野みお
自由詩
7
06/12/25 21:30
和の風が吹く
ぽえむ君
自由詩
5*
06/12/25 21:12
大切にしたいこと
渡邊永遠
自由詩
4
06/12/25 20:37
殤心
キメラ
自由詩
5
06/12/25 19:51
思い出のクリスマスベストテン
しゃしゃり
自由詩
8
06/12/25 19:02
【矛盾律】
つむじまがり
自由詩
1*
06/12/25 18:25
鳥
weed &...
携帯写真+...
4*
06/12/25 17:28
芋虫がいました
アザラシと戦...
未詩・独白
2
06/12/25 17:06
現実
Direct...
自由詩
5*
06/12/25 15:49
俺と鳥
緑茶塵
散文(批評...
6*
06/12/25 15:17
似ているもの
吉田ぐんじょ...
自由詩
12
06/12/25 14:50
いつか
Direct...
自由詩
6*
06/12/25 13:54
鞠をつき
茉莉香
自由詩
5
06/12/25 13:54
円錐と「ル」、若しくは「ルル」
六崎杏介
自由詩
5
06/12/25 13:52
トリエ #10
〃
自由詩
2
06/12/25 13:49
詩 戻っておいで
sasura...
自由詩
3*
06/12/25 13:47
小田急線で行方不明
吉田ぐんじょ...
自由詩
11
06/12/25 13:47
わたりゆく手紙
千波 一也
自由詩
19*
06/12/25 13:41
セックスフレンド
ゆうさく
自由詩
2*
06/12/25 13:39
あかき月
緋月 衣瑠香
自由詩
5*
06/12/25 12:20
鬼
たもつ
自由詩
12*
06/12/25 11:56
天を仰がぬようにして
かぜきり
自由詩
1
06/12/25 10:20
黒尽くし忘年会
岡村明子
自由詩
4*
06/12/25 10:15
ロマンチックにおなり猫
未有花
自由詩
13*
06/12/25 9:38
冬寂
WILLY
俳句
1*
06/12/25 8:39
Good morning!
ペポパンプ
自由詩
3*
06/12/25 7:53
メリークリスマス
ぽえむ君
自由詩
8*
06/12/25 7:13
「 ぶよぶよ。 」
PULL.
自由詩
4*
06/12/25 7:10
ブーンブーン
kei99
自由詩
1*
06/12/25 2:11
古代
印刷屋
自由詩
4
06/12/25 2:01
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
5894
5895
5896
5897
5898
5899
5900
6sec.