甘酸っぱくて淡い色をした果実を付けた木
一度に沢山の実を付けないたった一つだけ
誰でも見つけることはできるけど
いつでも見つけることはできない
愛を知った者だけが見つけられる実
いつしか ...
鎖で繋いで
腐りを待つ
鏈に繋がれ
腐りを待つ
狂って 壊され 殺され
それでも 私という 生き物は
狂喜で 破壊で 殺戮を
逆説的にいえばこうだ、傷ついたという言説は文字通り表現にすぎない。
血は一滴も流れていない。
だが重要視されたうえで結局は誰かが加害者に仕立て上げられた
表現上とはいえ、だれかを加害者に仕立 ...
それは
川辺のスミレのように
ひそやかな願いなのだけど
じつは
俺は
もてたい
じつに
俺は
もてたい
ないしょの望みなのだけど
可憐な希望なのだけど
ただいちどきで
かま ...
そこは時計のないレストラン
老いた小さな店内で働くのは
老いた小さなおばちゃんひとりだけ
客が五人も入ればおばちゃん大忙し
時間を気にする僕
飯が出るまで本でも読もう。
...
今朝はとても寒かった
来週は立春だといふのに、何といふ寒さだらう
あまりに寒かったので、私の舌は凍りついてしまった
物言へぬ詩人に存在価値など無い
―――死んぢまへ!―――
実に冷た ...
赤ちゃんに笑いかけたら
笑い返してくれるように
空に
街に
世界に
笑いかけよう
わたしから
あなたに
ないものばかり
足りないゆびで
折りかぞえても
夜のさみしさは
ぬぐ ...
ありふれた都会には
ありふれた光景しかなくて
ありふれた電飾の無機質な灯りが
ありふれたこの街の夜を彩っている
そのありふれた星のない夜空を見上げながら
私は
いつ ...
国語の時間は書く事が多いから
鉛筆は休む暇も無い
消しゴムは特に仕事がないから
筆箱の中で一休み
社会のテストは筆記が多いから
鉛筆は休む暇も無い
消しゴムは特に仕事がないから
筆箱 ...
柳沢大臣
女性は産む機械だと
おっしゃいましたけど
そういうことは
...
「こんな灰色の世界じゃ夢なんて見れない」
そう吐き捨てベッドに倒れ意識をなくす
ぼうっとした頭に言葉が降ってくる
...
うれしくてうれしくて 走り出したとき
悲しくて悲しくて 泣き出しそうだったとき
切なくて切なくて 何にも手がつかなかったとき
ぼくはいつでも空を見上げていた気がする
ち ...
反吐が出る程に誰かを憎んでいようと
俺はお前を何時だって思い出す
晩春の街は夏を目の前にして
薔薇の蔓払いに追われる
柵越え屋根越えレンガの隙を縫い
年中伸び続ける野薔薇の蔓を刈る
畑も牧場も家も寝床も
ここでは薔薇と領地の奪い合い
特に最近は冬を経 ...
ふしあわせな物語は安直である
と仮定しよう
ふしあわせにも色々ある
けれど結局のところ
情動に大きな違いはないのだ
と仮定してみる
ならば
しあわせは ...
椅子の形の墓標だったらいい
二人がけ
いや
ベッドみたいな
そこに俺は眠っているか
掘ってみなけりゃ分からない
だが
椅子の下を掘る奴なんていない
俺の墓標に愛し合う二人が座り ...
めしがまずいだとか
口が悪いだとか
寝癖なおせだとか
そんなこと 言いたかったわけじゃない
好きだよ 君が。
あの日の僕は オロカビト
少し前、3年ほど教会でゴスペルを習っていました。
ゴスペルは、奴隷制に苦しめられた人々が作り上げた、悲惨な状況の中での狂おしいまでの自由への渇望や、神への賛美を声と身体で表現する、ノリノリの賛美歌で ...
力強く
手、指の数だけ
物を語ってきた
理解されない苦しみは
僕が一番よく分かっている
だから
できるだけ
愛される必要があった
文字に残らないだけ
人は
“嘘だ”っていう ...
あなたは私を大事にしない
あなたは私を傷つける
あなたは私の言葉を盗み
あなたを男は可愛いという
あいつはあなたをどう思う
私はあなたを好きになれない
ずっと真似する ...
あなたの心の手を広げてください
そして
風を抱きしめてください
ほら
やわらかい風が
あなたの微笑みに応えている
もしも
あなたが涙を流しそうになったら
ここに来て
大地に浮きましょ ...
テレビで日本の貧困についてやっていた。
なんだか色々と大変らしいんだ。
でもそれってマラウィの人たちが聞いたらどう思うかなあ?
怒るかも?
笑うかも?
ある人は「もういつ死ん ...
全てのものが
私の夢の形で居て欲しい
現実にはならなくていい
私の勝手な欲望で形を成した
妄想の世界での姿こそが
どんなものも
私にとって
一番美しいから
そう思った
ディズニー ...
雨の降る日は絵の具の匂い
絵描きも今日はお休みさ
いろんな絵の具で塗った世界も
雨がみんな落としてしまう
雨の降る日は絵の具の匂い
空も街も灰色さ
ちょっぴり悲しい色だけど
雨はみん ...
{引用=
多重の自我の
小箱たち
幾重にも
蓋われた 郷愁
霧雨の中で
冷たく濡れていた
かなしみも
木枯らしの中
いくつもに分裂しながら
泣き叫ん ...
アイドルになりたい〜〜
アメーバになりたい〜〜
そしてあじフライになりたい〜〜
あじフライになって〜
身体をタコ糸で〜
ペットボトルロケットに縛り付けて〜
発射〜〜!
大気圏越え ...
はくとう下さい
と叔父は言った。
手渡されたのは
白い桃。
白い甘みが
語るのだった、
その地に
黒糖のないことを。
墓標マニアと言われているが
そんなに詳しいわけじゃない
なんか、比喩に満ち溢れた
素敵なものを書こうと思うが
だんだんどうでもよくなってきた
伝えるために言葉はあるっていうが
百回 ...
馬頭観音の前で出会った
見知らぬおばさんと僕は
暫くの間、何かを話した
僕は何を話したのか は
あまり覚えていない
僕の前世やら
僕の霊気やら
彼女の生い立ちやら
偶然は偶然ではないと ...
生きてりゃいい事あるよ
{引用=ホントニソウイエマスカ?}
もっと強くならなきゃ
{引用=ヨワイコトハワルイコトデスカ?}
自分をしっかり持ってさ
{引用=ジブンッテナンデスカ? ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
愛実
霧咲剣侍
自由詩
0
07/1/29 19:14
動けず 動かず 蠢く
Anima
携帯写真+...
2*
07/1/29 19:12
覚書
構造
未詩・独白
1*
07/1/29 19:11
もてたい
しゃしゃり
自由詩
6
07/1/29 18:57
とけいのないれすとらん
青の詩人
自由詩
3*
07/1/29 18:55
凍れる詩人 又は、冫(にすい)の詩
三州生桑
未詩・独白
1*
07/1/29 18:49
ハッピーから始めよう
ふぁんバーバ...
自由詩
7*
07/1/29 18:42
ありふれたいつものこと
404 no...
自由詩
3*
07/1/29 18:40
鉛筆と消しゴム
1486 1...
自由詩
13*
07/1/29 17:58
女性は産む機械
まっさ
未詩・独白
4
07/1/29 17:15
夢
青の詩人
自由詩
2*
07/1/29 17:12
空想
〃
自由詩
3*
07/1/29 17:09
メモ
虹村 凌
自由詩
6*
07/1/29 15:29
*掟破り*
知風
自由詩
5
07/1/29 14:20
しあわせ論
436
自由詩
1*
07/1/29 13:42
椅子
サナギ
自由詩
4*
07/1/29 13:11
オロカビト
くるす.wh...
自由詩
0*
07/1/29 12:26
小気味いいと思えたらよかった
ふるる
散文(批評...
5*
07/1/29 12:18
知らないキミへ
しいこ。
自由詩
4*
07/1/29 11:51
黒い気持ち
茉莉香
自由詩
3
07/1/29 11:38
翼を広げてください
ぽえむ君
自由詩
14*
07/1/29 11:18
貧困
436
未詩・独白
0
07/1/29 11:05
理想の姿
野薔薇
自由詩
1*
07/1/29 11:01
雨の降る日は絵の具の匂い
未有花
自由詩
13+*
07/1/29 10:31
私のマトリョーシュカ
まどろむ海月
自由詩
14*
07/1/29 10:19
あじフライ
ツ
自由詩
1*
07/1/29 9:57
はくとう
下門鮎子
自由詩
3*
07/1/29 9:38
マニア
サナギ
自由詩
3*
07/1/29 8:39
馬頭観音にて
結城 森士
未詩・独白
0*
07/1/29 7:37
ダレ?
優飛
自由詩
8*
07/1/29 6:40
5849
5850
5851
5852
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
5861
5862
5863
5864
5865
5866
5867
5868
5869
5870
5871
5872
5873
5874
5875
5876
5877
5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
加筆訂正:
はくとう
/
下門鮎子
[07/1/29 18:33]
白桃が叔父に→白い重みが
欲望
/
まりも
[07/1/29 11:00]
編集し直しました
月は、夜を照らすのも忘れて
/
atsuchan69
[07/1/29 9:16]
女神は、パンプスを脱ぎ捨てると→女は、パンプスを脱ぎ捨てると
7.41sec.