夕焼け空を見て
胸に何かが込み上げる

少年はそれを言葉にできなくて
とりあえず 叫んでみた


ふと我に返り 辺りを見回す
恐らく あの空より赤い顔隠して
家まで走って行った

...
酔いのまわった宴会の帰り
どっか行こう
って誘ってみた
絶対
ついてくると思った
勢い良く
地下鉄に走りこんだら
すでに息が切れていた

駅を三つくらい行く間に
すでに醒めていた
...
?…

駅前の赤い
陽射しが街の風景を
揺らし燃えている。

一人で電車を降りると、
少し離れた鉄橋に後姿が
見える。

その人は太陽の
逆光を浴びて
黒い影を
浮かび上がら ...
あなたを傍で感じれない 今

 
 この指から綴られる文字だけが
    あなたに通じている 証だね


ねぇ
   いつもどんな思いで 私にメールくれるの?


 ねぇ ねぇ
...
夜中にラーメンが食いたくなるってことは
生きてることなのか

どんぶりに残った千切れたラーメンを
蛆虫と思うのは
生きてることなのか

痛み、痛みは反応で
生の確認にはならない
どん ...
Afluently
 
 without beginning
 Without end

 Afluently
 From eye or mouth
 Till fingertip

...
自宅の風呂に、たっぷり、湧き撒けるほどナミナミとお湯を張っているかどうか?

また、その中に一気に飛び込むように、素早く肩まで入り込み、
ザッパァ〜っとお湯を溢れさせて遊んでいるかどうか?

...
ささくれに軟膏を塗った
塗った指はべとついて
ついでだから他にも探した
したらばどうやらしょぼくれた
ささくれ心に気が付いた
傷が付いてもこの心
ころころいつも転がって
勝手が判らず手が ...
バイトに行くより  
パリに行きたい
この国で育てた情緒が
すごい武器になったよ
昼は芋ほり 
夜はカフェテラス
凱旋門へ凱旋
もっと大きな
責任感を果たすために。

みずたまり蹴 ...
とうとう俺の墓標が立ち
女たちは涙なんてダサイものを落としに来る

いい思い出にして
忘れたことにして

ダサイまま生きる

臨月の腹をなでながら
男かしら女かしらなんて

今か ...
詩によって わたしは命をもらいます

世界を覆う 黒い雲が

皆の目を 潰してしまっても

詩によって わたしは光を与えられます



ああ 詩は

悲しいほどに わたしを 捕 ...
君の左胸に棲むような美しい臓器になりたい


カップラーメンに朝日差し込めばきっと天使の死期も近い


冥王星なくなり平穏に過ごす日々


まさか虫歯にチェンバロが効くとは
...
小さくて丸い

左右につりあがった二つの 窓の中で

僕は長いあいだ外を見ている


せまくも感じるこの二つの窓から

見えるものは

美しくて  


汚くて  

...
 未来から来たという」あなた
ノースカロライナ州シャーロットから
遙々、次元高速鉄道アムトラックに乗り、
核の冬に埋もれる アパラチア山麓を越えて
ジミー・ロジャースの歌声とともに
揺れる/ ...
1…
他人を思いやり
思っていることを口に出す
会話で感情的になることは少なく
相手の長所に良く気がつく
物事を分析的に良く考えてから決め
理想を持って、その実現に努力し
子供や他人の世 ...
ほんの0.1秒前に割れたカガミも
3年前に割れたカガミも
二度と物を映すことはない



多久蘭乱/「時間」より抜粋
あまりに授業がつまんないから
後ろの方の席で
寝たふりしていたんだ

そのうち授業も終わって
学級委員の相馬君が
「起立」って言って
みんなの立つ音が聞こえてきた

それでも ...
?

こんな時間、もうすぐ四時で
おじいちゃん、起き始めちゃう時間だねなんて笑っていたら
いつのまにか、お父さんも早起きになっていて

そんな時間に私は
コンピュータの画面見て
少し落 ...
取り戻すように
埃臭い空気を吸い込み
意識を押さえつける
動悸は元には戻らず
ぼやけた視界が赤いように
定まらずに
耳元で鳴っている
ぼんやりとした影が
見下ろしていた
僕はゆっくり ...
「寂しいとうさぎは死んでしまうんだよ」
と言うセリフのあるドラマが放映されて
幾何の月日が
流れただろうか
今や
誰が
うさぎではないと
自信を持って
言えるのだろうか
                 

今日はじめてモノレールに乗ったよ
淡いブルーと白のツートーンの車体だよ
眼下に広がる町並みを
地平を徘徊する太陽が
だいだい色に染めていったよ

...
淡き恋月を浮かべし君の瞳に 真夜中に 起きてしまった 僕の居場所

騒がしい 都会の灯りと一緒



ネオンや 音楽

ガラガラに 混ぜた

渦巻きの街



明るい夜ばかり

寂しいことなん ...
年が明けたから新年なのだけれど
「あけましておめでとうございます」のことばが
カチンと一コマ カレンダーでくり上がる

久しぶり 夕暮れに大阪駅で降りると
HEPの赤い大観覧車のすぐ横に
...
世界が終わる日に出会った人は
世界が終わる日に生まれた人だった

残念だけど君は今日一日しか生きられないよ

知ってるさ

彼は答える

一日ありゃ十分さ
世界なんて ...
自分さえよければいいのだと
平気で人に投げつけるナイフ
一度ささったナイフはなかなか抜けない

みんなが幸せならそれでいいと
心をこめてつくってあげるシチュー
一度飲んだシチュ ...
急いで下さい
家のとなりが火事ですから
すぐ来て下さい
奥さん、落ち付いて
落ち付いてなんで居られません
早く来て下さい
切れちゃった
こういうの困るんですよね
望楼か ...
春の空は水色にあかるい
真綿のような白い雲が
浮かんでいるぞ
白い雲はなぜ白い
無彩色透明の問いかけに
毅然として答えてやる

私の宇宙のまんなかに
悠々とお日さま耀いて ...
841 名前はいらない sage 2007/01/10(水) 01:25:23 ID:8W53HY0h
載せたよ。
少なくともこのような考えで詩を書くこと自体に恥じて欲しいよ。


84 ...
見ればただの形にも
深く意思が根付いている
轟く大気の右隅から
いつか彼らの神がやって来て
古い感傷を一新する

そばで見ている私は
戯れた瑠璃の幾変化
覗き込んだ

水が滴る空桟 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
夕焼け空に知った言葉画竜点睛自由詩3*07/1/26 11:25
乖離チアーヌ自由詩307/1/26 11:22
暗世夢結城 森士自由詩5*07/1/26 10:56
メール明香璃自由詩2*07/1/26 10:52
ラーメンサナギ自由詩4*07/1/26 10:13
Afluently 生田 稔自由詩107/1/26 10:12
尋問自由詩1*07/1/26 10:09
blue lover ball〜軟膏は塗るもんだ〜プル式携帯写真+...3*07/1/26 9:20
IN PARIS馬野ミキ自由詩807/1/26 8:43
蹴飛ばして行きやがったサナギ自由詩3*07/1/26 8:23
ちいさな祈り相良ゆう自由詩1*07/1/26 7:44
もにょもにょピッピ川柳1207/1/26 7:05
二つの窓ひとし自由詩207/1/26 5:37
///ノイズ&CM。 ★atsuch...自由詩5*07/1/26 5:17
結城 森士散文(批評...1*07/1/26 5:16
時間多久蘭乱自由詩007/1/26 5:09
Loop優飛自由詩5*07/1/26 5:05
こんなに夜も更けているのに砦希(ユキ)未詩・独白307/1/26 3:57
青いひとつのねなぎ自由詩107/1/26 3:23
孤独にうち震えろ小さな魂煙と工場自由詩307/1/26 3:15
モノレールあおば自由詩7+*07/1/26 2:43
淡き恋青の詩人俳句3*07/1/26 2:18
春色メランコリー李伍 翔携帯写真+...3*07/1/26 2:12
新年服部聖一自由詩207/1/26 2:09
世界が終わる日に出会った人なかがわひろ...自由詩5*07/1/26 2:01
言葉青の詩人自由詩3*07/1/26 1:56
デザイン変更あおば自由詩8*07/1/26 1:51
白い雲が浮かんでいる自由詩7*07/1/26 1:45
Readymade 3イダヅカマコ...自由詩0*07/1/26 1:43
類型及川三貴自由詩3*07/1/26 1:10

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加筆訂正:
お正月/ささき[07/1/26 9:28]
毎月1度投稿することにしたので前回分をまとめました。
Sketch of Pain/soft_machine[07/1/26 6:24]
かなり推敲
5.78sec.