水平線上を眺めに海に行く
永久に輝くはずの夕日
だけどアナタの光は世界規模
昇って落ちると夜が来る
それが僕の存在が許される時間
その頃どこかで輝くアナタは ...
ランドセルから8年目
いつもと変わらぬ見慣れた風景
昔はそうじゃなかった
眠りを忘れた第二の故郷
夜中は真っ暗だったはずなのに
今は夜でも雲行きさえも見えるほどに
誰かが付けた ...
「夜空に浮かんでいるのは、五千とんで二億ターブの声―」
最初からエンディングを撮り始めた映画のようだった。
明け方、公衆便所の鏡に向かって僕らは誰かの「声」で話しかけた。
出演者とし ...
空港に立つ君は、ベルトコンベヤーに乗せられた自分の荷物を待つ間に
荷物検査官の男は、真っ黒な犬を連れた男と共に、
レントゲンに映る不気味なシルエットに眉をひそめ、床の上には
首輪を首に食い込ませ ...
ピンポンパンポン。
おかけになった番号は現在使われておりません。
もう一度、
番号と、その目指すべき地平をお確かめになって、
おかけ直しください。
おかけになった番号や存在は、
現 ...
伝えたいことも
してあげたいことも
してほしいことも
全部ぜんぶ 簡単なのに
こうして一人
きみが好きでたまらない自分がいて
不安も わだかまりも
すべて消え ...
昨晩から一年ぶりに実家に帰ったが
田舎のはずの実家も次第にひらけていて
もう田舎とは言えない環境に成っていた
料理は得意だがおふくろの味の料理は
また格別でとても美 ...
静脈ラインの上を歩いた
道は、疲れ果てていた
厄介なものたちを引き受けさせられた上に
運営するエネルギーもない
ただ、あの場所へと帰ること
静かに、帰ること
立ち止まりたくなるときもあるが ...
逃げ出すフライドチキンを追いかけるサンタは値崩れプライドレス。
弱虫チキンを追いかけろ!フライドプライドチキンレースいん師走。
ドナドナぼくはトナカイ売られ ...
知ってるかい
あの娘は鰐から生まれたんだって
笑っちゃうだろ
だけど本当なんだ
こう鰐の腹をナイフで裂いたら
人間の赤ん坊が出てきたんだ
しかもその鰐公も
生まれたばかりの ...
詩人のさだめとして
生きることは
茨の道
自分の苦痛をフィルターにかけて
美しく輝くものに変えねばならない
世間の不条理
我が身にも降りかかる
ある時は
腐臭ただ ...
眺めているだけで
かまわないのに
こんな私には
届くはずもないのに
どうして
歩き始めてしまったのか
カラカラと
空回りする虚しい時間
どうか
邪魔をしないでください
どうぞ
私を行 ...
チキンラーメンの鍋で茹でた
チキンラーメンを半分こして
食べた
ちゅるるるる
ちゅるるるる
髪の毛が土鍋に入ってるのに
僕の食べ方が汚いと気にする
それはディスタンスの問題だよ
俺と君 ...
道路の真ん中にひき肉が落ちていた
小人が天からの贈り物だといって喜んだ
男の子がすげえと言って集まった
お婆さんが顔を覆って通り過ぎた
小学生の女の子が可哀相と言って花を摘んだ ...
えっ そんなことで
死んだって なにも
はじまらねえぞ
って かみさまが
のたまってました
関連作品→http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=83 ...
捕まえられない、涙。
溜まりすぎて、溢れそう。
抱きしめにいこうか。
涙に足を入れて。
涙に濡れながら。
そっと。
そーっと。
人は
可能性がある限り
その可能性を信じ
どこまで行けるのか
力尽きるところまで
走り続ける
人は
未来がある限り
その未来を信じ
どこまで望めるのか
見通せるところまで
進 ...
馬鹿と呼ばれ
アホ扱いされ
ガキだと笑われた
助走をつけてラバーソールでドロップキック
突き抜けた先には俺の葬列
紫色のグラデーションの上から飛び立って
クレーターの上に着地する
...
静かな湖面に
あなたとわたし
ふたりきり
いつもは感じ得なかった
あなたの男らしさを
ちょっと見直してみたりして
(フレアミニなら喜んでくれたかな
季節はずれの湖面に
あなたとわたし
...
夢のなかで、
女にふられたので、
冬の海で、
バタフライして死のうと思った。
目が覚めて、
ああよかった、
わるい夢だった、
と思ったのに、
やっぱりそれは、
夢じゃなかった。
俺 ...
ありえない数の
人の涙は
知らぬ間に
雲へと吸い取られ
雨となる
(僕の目の前で雪が死んでゆく)
神はそれを固体化し
白くペンキで色をつけた
人はそれを
「雪」と呼んだ
...
自分が望むことには
必死
他人が必要なことには
無関心
あなたは今何歳?
いつまでわがままな子供でいるの?
なぜそれが皆を遠ざけてるって
気付かないの?
キリンの夢はネコに預けてしまったので
眠りっぱなしのネコのせいで
キリンは今日も眠れない
腫れあがった両の目玉を
涙でぐしょぐしょの長いまつげで押さえている
細長い紫色の舌を伸ばして ...
うすずみ色の空はひくく
ピアノ線を地におろし
哀しみという歌をかなでる
さえずる鳥さえもいない
こんな午後は
暴かれてしまうことをおそれて
いくどもたしかめた肌の ...
僕はとうとう戦争に行くことになった
もしやとは思っていた
それでも皆
今でも半信半疑なのだ
ほら、そこの上官だって
皆が本当に自分のいうことを聞くのかと心配顔だ
僕はといえば、さっきか ...
3.141592…
そこから先を僕は知らない
割り切れないと知りながら
科学者達はは計算を続ける
小田原駅で別れた彼女
その後の行方を僕は知らない
もう二度と会えないと知りながら
未 ...
月は泣く
また一人だけ
真っ暗闇に照らされて
遠い遠い昼間の
あの太陽へ
手を伸ばせども
届かない
もし辿り着いても
か弱い彼女の体はきっと
丸焼けになってしま ...
勤める店のある街には
空は上にしかない
疲れた街路樹から
遥かに上
高く遠く硬い
季節は駆け足で過ぎてゆく
日々は戻らぬから
私は大人にしかなれず
この街が似合う年になって
こ ...
【春】
雨上がりの桜並木を駆け抜けたフロントガラスにピンクの水玉
【梅雨】
ロックした車のシートに置き去りの鏡が空の顔色伺う
【夏】
トランクに放り投げて乗せたのはビ ...
香港ノートとかいうのがあったんだけどなー。もう10年以上前だからなー。チリに返っってるんだろうなー。・・・・。引越し前のあそこを探せばひょっとして・・・・。いや、でも、まあ、ないほうがいいのだ。これは ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
「弱気な月の片思い」
Taka★H...
自由詩
0
06/12/29 3:06
ランドセルから8年目
〃
自由詩
3
06/12/29 3:03
「WE」
プテラノドン
自由詩
2*
06/12/29 2:48
エア・ポート
〃
自由詩
4*
06/12/29 2:20
ガイダンス・ガイド
ブルース瀬戸...
自由詩
4*
06/12/29 1:18
difficult
哀音
自由詩
3*
06/12/29 1:14
実家にて
Direct...
自由詩
6*
06/12/29 1:08
道
渡邊永遠
自由詩
4
06/12/29 0:38
「 しわすくわズ。 」
PULL.
短歌
3*
06/12/29 0:12
幸福な鰐
なかがわひろ...
自由詩
2*
06/12/29 0:07
アラーム鳴りっぱなし
山崎 風雅
自由詩
8
06/12/29 0:01
ここではないどこか(2)
weed &...
携帯写真+...
3*
06/12/28 23:19
落ち着かないチキンラーメン
虹村 凌
自由詩
0*
06/12/28 23:10
ひき肉
ミゼット
自由詩
4*
06/12/28 23:07
そろもん(また説教の話)
みつべえ
自由詩
3
06/12/28 23:04
虹と涙。
狠志
携帯写真+...
3
06/12/28 22:42
羽ばたく日が必ずある
ぽえむ君
自由詩
9*
06/12/28 22:39
紫色クレーター
虹村 凌
自由詩
3*
06/12/28 22:38
静かの先まで
恋月 ぴの
自由詩
31*
06/12/28 22:06
バタフライして死のう
しゃしゃり
自由詩
6
06/12/28 21:28
死ぬ雪
ゆうさく
自由詩
2*
06/12/28 20:26
気付かないの?
野薔薇
自由詩
1*
06/12/28 20:26
キリンの夢
A.おじや
自由詩
4
06/12/28 20:14
冬の雨
落合朱美
自由詩
29*
06/12/28 19:39
戦争へ行く
ノボル
自由詩
4*
06/12/28 19:32
円周率
1486 1...
自由詩
5*
06/12/28 19:18
月が泣く夜に
なかがわひろ...
自由詩
5*
06/12/28 19:00
大人になる
さくらほ
自由詩
17*
06/12/28 18:51
四季+1
眞山小桃。
短歌
3*
06/12/28 18:18
なくしちゃった香港ノート
猫八百
未詩・独白
1*
06/12/28 18:05
5853
5854
5855
5856
5857
5858
5859
5860
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5878
5879
5880
5881
5882
5883
5884
5885
5886
5887
5888
5889
5890
5891
5892
5893
加筆訂正:
円周率
/
1486 106
[06/12/29 1:11]
細かな部分ではありますが、第4連の二行目を「僕は知らない」から「誰も知らない」に直しました。
8.73sec.