僕が生まれたのは
十月十四日
それまでに
バクテリアだったり
魚だったり
鳥だったり
いろいろ
やってみたけど
どうやら
人間が一番似合っていたみたいだ

僕が生まれたのは
十 ...
振り回せるものを探して歩く
軽すぎれば振り回す充実感がないし
重すぎれば肩や腰に負担がかかるから危ない
道路の上にも
道路に接するいろいろな敷地や排水路にも
振り回すのに丁度良いものは見つか ...
内臓のルートが目の前で羽ばたきいつもとてもおれは疲れてしまうの
それでいろいろなカラダが分解されていくのと同じようなもの
地べたに寝転がっている腕の感触と今日のナイツ
日々が変わる足がイヤででも ...
ふるさとの 神話の海辺で
焼きトーキビを 泣きながら
ハモニカのように 吹いている
死んだ友だちに そっくりな
ヤギの足をした 少年の映像
決まりきった道を進んでいたけど

僕は気がついてしまった

こんなどこにでも落ちてあるようなクソ物語なんて

誰も見るはずなくこのノンフィクションストーリー

をぶち壊してオリジナルフ ...
すぐに

ブルーな気分に

まみれちゃう愛は

恋に恋した

ベビーブルー

愛は

いつだって

藍よりも深く

あなたの瞳に映る

空の色
畠に居る吾れに遠くより手を振りて
かたみに呼びて吾子等帰りくる
  (塩田のお宮さんあたりから)


稲木立ち視線さえぎられし彼方より
ハミングしつ吾娘帰りくる


幾年か経てば少女 ...
この道を、町を、田んぼを

まいにち自転車ではしっていた

そんな風景をしまい込むために

写メをとったりしているのは


世界をつまらないもんだと

傍観者となっているアタシな ...
人はなぜ詩を書くのだろうか。
「詩を書くのに理由なんてない、書きたいから書くのだ」
まさにその通りである。詩を書くのに理由はいらない。
じゃあ、人は何を「詩」に書き込むのだろうか?と問うと、答え ...
生きる意味って何だろう。

ボクはある人にそう聞いてみた。


その人は、とても暗い部屋に一人でいる。

その人は、じっとボクの目を見つめてから、
ゆっくりと答えてくれた。

「物 ...
珍しい種があったから 買って帰ろうと思ったけど
やっぱり珍しいだけあって ちょっと今は 手が出ない
それに飽き性の僕だから きっとすぐに 枯らしてしまうだろう

感情のドミノ倒し 嫌々ながらも ...
ベランダのロッキングチェアで
揺れながら煙草をふかす夜更け

缶ビール5本と
ヘッドフォンから流れるジミヘンのギター
生温い春の風
群青の夜空にくっきりと一筋の飛行機雲

生きてりゃ必 ...
押入れの果てから恋人を取り出すと
降り積もらずに溶けた雪の手触りだった

少し寝ぼけてるようなので
縁側に運び春の陽射しを浴びさせる

庭先の木に落ちずに枯れる寸前の椿の花がついている
...
焦げ臭い街並みの

そらは今日もいい色をして

僕の上


てちてちと歩く

君と

ふたり


歩幅じゃなく

こころの、深いところで

わかりあえたらいいの ...
寂しくなると
君のことを思い出す

この気持ちが
恋か愛かなんなのか
もうわからない

ただ、今も君に会いたい
      海原に月がひとつ満ちていた
     波は立ち上がっては落ちていく
    暖かい夜なので淋しい予感はない
   浜辺に置いてある椅子は日に焼けて
  幼い頃の君はそこに立って遠く ...
こんな道端に立つきれいなひと
ひとりぼっちで寂しくはないの

でもあなたは何も答えず
風にゆれながら笑っている
マンガ喫茶の塀の下
細かな花が咲いている

まるで銀河を見るようで
自転車とめて眺めてる
 少しでも多くても不仕合わせ
 思うようにならないことが積もり
 この世で何より重力を増す

 叶わぬことが多すぎて
 願うことさえ忘れてしまった
 もう夢は夢でしか観ない
...
これは誰かのためではなく
レコードの向こうで膝を抱える
あなたのために作った歌

世界中の人が幸せでも
あなたの涙が乾かないなら
少しも満たされることはないよ
もう一度あの笑 ...
桜狩せむとて山路歩みゆき花と思へば若葉の山よ山の若葉よ

社には仏ゐますと聞きたれどただ漂へる香りは花よ花の香りよ

里離る山の井の辺に桜花たれ知らずとも見給ふ仏ほとけ御覧ず
生まれた時から
ぼくには父親がいなかった
母からは
父は遠いところで仕事をしている
としか言われていなかったが
ぼくは父の写真を一度も見たことがない
子どもの頃
母に連れられて
どこか ...
その人の瞳の内に 
永久の春が在り
遥かな昔から
桜の木が立っている 

冬の冷気を越え 
降りそそぐ春の日射し 
今にも開こうとする無数の蕾に 
こころは{ルビ軋=きし}む 

...
14で恋をして
初恋だと気づいたのは
15になったときでした
 
空白の1年
いつも通りに過ごした1年
 
桜舞い散る今日
気づいたきっかけは
君の言葉でした
 
頬を赤く染めた ...
夜の店内は各部屋で乱れてますトロトロと熔化してます ねぼけ まなこの アトリエ

いっぱいに 陽光は 満ちて

画布には 旋律から 対話への

やがて ひとつに 見える 道が 伸びる

( それは きつねの なの? うさぎの ...
「わかる」ということについて考察してみよう。人は本当に言語を理解しているのだろうか?こういうことを言うと、何を言っているのか、と思われるかもしれない。しかし、結論から言うと、極言すれば、人は、言語を理 ... 引越しの前日
大きな箱でいっぱいの彼の部屋で

「お前がいなくなったら、俺は自分の半分を失っちまう」
と、彼が言いました。
わたしも同じ気持ちだったので
「わたしもよ」
と答えました。
...
フェンスの下に 
種は{ルビ蒔=ま}かれ 
土から小さい顔を出した 
緑の芽 

いつしか 
空へと背丈を伸ばす 
一本の木 

錆びた金網は樹皮に喰い込み 
幹はフェンスの{ルビ ...
コーヒーショップのテーブルに 
プラスティックのコップがふたつ 
うずまいたくりーむふくらむ 
アイスカフェ・ラテSとM 
仲良さそうに並んでる 

テーブルに向き合う 
ふたつの{ルビ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
誕生日乱太郎未詩・独白8*07/3/23 21:17
五時たもつ自由詩9*07/3/23 21:10
駅前、徒歩捨て彦自由詩207/3/23 21:02
そろもん(制作課題実習の話)みつべえ自由詩407/3/23 20:34
クソ物語ノンフィクションストーリーこめ自由詩707/3/23 19:14
*あいは*かおる自由詩10*07/3/23 19:03
2P 「短歌2」より 昭和三十三年むさこ短歌6*07/3/23 18:53
静寂をはしる吉岡ペペロ自由詩407/3/23 18:14
ここは「外国」であり、現在は「戦争中」である。ななひと散文(批評...607/3/23 17:53
部屋の灯火鼈甲自由詩1*07/3/23 17:41
もうやめよう蒼穹自由詩10*07/3/23 17:30
E7(♯9)大覚アキラ自由詩107/3/23 16:56
冬眠ロカニクス自由詩307/3/23 16:52
散歩as自由詩607/3/23 16:23
君に会いたい風花自由詩5*07/3/23 15:27
海をふるる自由詩13*07/3/23 15:19
きれいなひとweed &...携帯写真+...3*07/3/23 15:15
道端の星空携帯写真+...2*07/3/23 15:08
濁り水詠乃自由詩607/3/23 13:57
あなた1486 1...自由詩13*07/3/23 13:51
仏足石歌習作 やまざくら佐々宝砂伝統定型各...5*07/3/23 13:37
桜の面影ぽえむ君自由詩12*07/3/23 12:54
「 桜 」 服部 剛自由詩16*07/3/23 12:00
瑛治自由詩307/3/23 11:59
迷惑短歌A-29短歌1*07/3/23 11:55
目撃者の真昼モーヌ。自由詩14*07/3/23 11:48
すべての言語は理解不能である。ななひと散文(批評...5*07/3/23 11:31
表裏たのうち自由詩307/3/23 11:13
蕾 服部 剛自由詩6*07/3/23 11:04
くりーむ 自由詩4*07/3/23 10:42

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加筆訂正:
仏足石歌習作 やまざくら/佐々宝砂[07/3/23 16:19]
訂正
夢 〜赤ちゃんの国〜 /服部 剛[07/3/23 16:03]
前半のラストを書き足しました。 
迷惑短歌/A-29[07/3/23 14:47]
「各部屋ごとに乱れていますほら」を「各部屋で乱れてますトロトロと」へ変更。失敬。
7.28sec.