生きる意味って何だろう。

ボクはある人にそう聞いてみた。


その人は、とても暗い部屋に一人でいる。

その人は、じっとボクの目を見つめてから、
ゆっくりと答えてくれた。

「物 ...
珍しい種があったから 買って帰ろうと思ったけど
やっぱり珍しいだけあって ちょっと今は 手が出ない
それに飽き性の僕だから きっとすぐに 枯らしてしまうだろう

感情のドミノ倒し 嫌々ながらも ...
ベランダのロッキングチェアで
揺れながら煙草をふかす夜更け

缶ビール5本と
ヘッドフォンから流れるジミヘンのギター
生温い春の風
群青の夜空にくっきりと一筋の飛行機雲

生きてりゃ必 ...
押入れの果てから恋人を取り出すと
降り積もらずに溶けた雪の手触りだった

少し寝ぼけてるようなので
縁側に運び春の陽射しを浴びさせる

庭先の木に落ちずに枯れる寸前の椿の花がついている
...
焦げ臭い街並みの

そらは今日もいい色をして

僕の上


てちてちと歩く

君と

ふたり


歩幅じゃなく

こころの、深いところで

わかりあえたらいいの ...
寂しくなると
君のことを思い出す

この気持ちが
恋か愛かなんなのか
もうわからない

ただ、今も君に会いたい
      海原に月がひとつ満ちていた
     波は立ち上がっては落ちていく
    暖かい夜なので淋しい予感はない
   浜辺に置いてある椅子は日に焼けて
  幼い頃の君はそこに立って遠く ...
こんな道端に立つきれいなひと
ひとりぼっちで寂しくはないの

でもあなたは何も答えず
風にゆれながら笑っている
マンガ喫茶の塀の下
細かな花が咲いている

まるで銀河を見るようで
自転車とめて眺めてる
 少しでも多くても不仕合わせ
 思うようにならないことが積もり
 この世で何より重力を増す

 叶わぬことが多すぎて
 願うことさえ忘れてしまった
 もう夢は夢でしか観ない
...
これは誰かのためではなく
レコードの向こうで膝を抱える
あなたのために作った歌

世界中の人が幸せでも
あなたの涙が乾かないなら
少しも満たされることはないよ
もう一度あの笑 ...
桜狩せむとて山路歩みゆき花と思へば若葉の山よ山の若葉よ

社には仏ゐますと聞きたれどただ漂へる香りは花よ花の香りよ

里離る山の井の辺に桜花たれ知らずとも見給ふ仏ほとけ御覧ず
生まれた時から
ぼくには父親がいなかった
母からは
父は遠いところで仕事をしている
としか言われていなかったが
ぼくは父の写真を一度も見たことがない
子どもの頃
母に連れられて
どこか ...
その人の瞳の内に 
永久の春が在り
遥かな昔から
桜の木が立っている 

冬の冷気を越え 
降りそそぐ春の日射し 
今にも開こうとする無数の蕾に 
こころは{ルビ軋=きし}む 

...
14で恋をして
初恋だと気づいたのは
15になったときでした
 
空白の1年
いつも通りに過ごした1年
 
桜舞い散る今日
気づいたきっかけは
君の言葉でした
 
頬を赤く染めた ...
夜の店内は各部屋で乱れてますトロトロと熔化してます ねぼけ まなこの アトリエ

いっぱいに 陽光は 満ちて

画布には 旋律から 対話への

やがて ひとつに 見える 道が 伸びる

( それは きつねの なの? うさぎの ...
「わかる」ということについて考察してみよう。人は本当に言語を理解しているのだろうか?こういうことを言うと、何を言っているのか、と思われるかもしれない。しかし、結論から言うと、極言すれば、人は、言語を理 ... 引越しの前日
大きな箱でいっぱいの彼の部屋で

「お前がいなくなったら、俺は自分の半分を失っちまう」
と、彼が言いました。
わたしも同じ気持ちだったので
「わたしもよ」
と答えました。
...
フェンスの下に 
種は{ルビ蒔=ま}かれ 
土から小さい顔を出した 
緑の芽 

いつしか 
空へと背丈を伸ばす 
一本の木 

錆びた金網は樹皮に喰い込み 
幹はフェンスの{ルビ ...
コーヒーショップのテーブルに 
プラスティックのコップがふたつ 
うずまいたくりーむふくらむ 
アイスカフェ・ラテSとM 
仲良さそうに並んでる 

テーブルに向き合う 
ふたつの{ルビ ...
気になる人がいる。

彼に恋をしているわけではない、私の好きな人は常に1人だけだ。彼は私が本気で恋に堕ちたところで、ちゃんと振ってくれもしないような人だ。とんでもなく優しく、そして勝手な人だ。 ...
表と裏は
本当は裏と表かも知れないって話を
当たり前の事だけど


生き物は羽だとか羽根だとか
落としたりはするけどいきなり生えたりはしないって話を
引力に掴まえられて


土に還 ...
この写真にも
あの写真にも
この人の写真にも
あの人の写真にも
さっそうと写っているA

背が高くて頭が小さくてかっこいいA
立ち姿もきれいなA
どこからどう見ても完璧な ...
二日遅れのホワイトデーの
白いリボンを髪にのせて
ふわりと回ってみせる君は
大きくなったら
メイドになりたい
という

人様に奉仕したいとは
見あげた心がけだ

解釈は準備してお ...
こわがらなくってもいいんだよ
花は君を食べやしないよ
ただやさしい香りを放つだけ
春はこんなにもあったかいから
生まれたばかりの君にもわかるはず
だって春は君の母さんのぬくもり
ほら大地に ...
「ちょっとわかって、ちょっとわからない」詩が、人気がでる詩のひとつの条件である。と書くと、怒る人が多いかもしれない。例えば詩は自分の心の素直な表現であって、わかるとかわからないとかの問題ではなく、真実 ... 膝小僧よ
なんだか久しぶりだね
そんなにきれいな顔をして
おまえもすっかり
年をとったか

崖の上や
崖の下や
いたるところ
赤い実をさがして
赤い血を流した

傷をなぞる ...
苦悩しながら歩く
悲痛な叫びもあげられずに歩く
 
腐った世界を見る
この目は
乾ききっていた
腐った自分を見る
この目に
輝きはなく
濁っていた
 
この腐った世界に
なにも ...
 人々は 金を求めて世界各国から夢と希望の国 アメリカへやって来る
 港は親密的な外国船が大量に押し寄せ 大勢の人々が溢れかえっている
 目指すは金山 一攫千金を夢見て掘り続け 時間と汗を流す
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
部屋の灯火鼈甲自由詩1*07/3/23 17:41
もうやめよう蒼穹自由詩10*07/3/23 17:30
E7(♯9)大覚アキラ自由詩107/3/23 16:56
冬眠ロカニクス自由詩307/3/23 16:52
散歩as自由詩607/3/23 16:23
君に会いたい風花自由詩5*07/3/23 15:27
海をふるる自由詩13*07/3/23 15:19
きれいなひとweed &...携帯写真+...3*07/3/23 15:15
道端の星空携帯写真+...2*07/3/23 15:08
濁り水詠乃自由詩607/3/23 13:57
あなた1486 1...自由詩13*07/3/23 13:51
仏足石歌習作 やまざくら佐々宝砂伝統定型各...5*07/3/23 13:37
桜の面影ぽえむ君自由詩12*07/3/23 12:54
「 桜 」 服部 剛自由詩16*07/3/23 12:00
瑛治自由詩307/3/23 11:59
迷惑短歌A-29短歌1*07/3/23 11:55
目撃者の真昼モーヌ。自由詩14*07/3/23 11:48
すべての言語は理解不能である。ななひと散文(批評...5*07/3/23 11:31
表裏たのうち自由詩307/3/23 11:13
蕾 服部 剛自由詩6*07/3/23 11:04
くりーむ 自由詩4*07/3/23 10:42
モーターが鳴る猫のひたい撫...散文(批評...2*07/3/23 10:19
生れ落ちて石田 圭太自由詩37*07/3/23 10:15
Amuriel自由詩1*07/3/23 10:11
お父さんスイッチ佐野権太自由詩53+*07/3/23 8:59
春猫未有花自由詩14*07/3/23 8:58
ちょっとわかって、ちょっとわからない。ななひと散文(批評...4+*07/3/23 8:42
膝小僧(ひざこぞう)yo-yo自由詩8*07/3/23 6:37
『明日は一歩』春日 凌我自由詩207/3/23 6:13
黄金狂時代はじめ自由詩1*07/3/23 5:46

Home 戻る 最新へ 次へ
5710 5711 5712 5713 5714 5715 5716 5717 5718 5719 5720 5721 5722 5723 5724 5725 5726 5727 5728 5729 5730 5731 5732 5733 5734 5735 5736 5737 5738 5739 5740 5741 5742 5743 5744 5745 5746 5747 5748 5749 5750 
加筆訂正:
仏足石歌習作 やまざくら/佐々宝砂[07/3/23 16:19]
訂正
夢 〜赤ちゃんの国〜 /服部 剛[07/3/23 16:03]
前半のラストを書き足しました。 
迷惑短歌/A-29[07/3/23 14:47]
「各部屋ごとに乱れていますほら」を「各部屋で乱れてますトロトロと」へ変更。失敬。
ちょっとわかって、ちょっとわからない。/ななひと[07/3/23 10:06]
誤解を招く表現を削除しました。
5.27sec.