一生かけても到達できないであろうA・ランボーの詩
僕は今高い壁をよじ登っている
鳥羽色の荒くもろい壁
ランボーの詩に比べたら他の詩など平凡だ
僕の詩も然り
一生をかけてランボーの ...
人間の友人にもらった
亀がたヘチマスポンジ
並べてみたら
君とそっくり
このお友だちも
結構かたいね
お友だちは今夜から
お風呂の中で
暮らします
あなたは。
素直で。
可愛くて。
真面目で。
正直者。
だから。
好きになった人には。
一途。
途中でも。
スイッチが。
切り替わって。
素直過ぎたんだよ。
...
夜空を駆け抜ける流れ星は
一瞬で消えてしまうけど
人々の心に夢を与える
人間は宇宙の広さと比べたら
ちっぽけな存在かもしれないけど
苦しみながらもがきながら
自分だけの光を ...
りんごパイが俺のおっぱいを丸かじりにして
コンビニエンスストアが戦車になって
今から戦争が始まるだなんて想像できるか?
りんごパイが嘘をついて俺を騙して
噛み付いても噛み付いてもパイ生地ばかり ...
隔たりを埋めるために
どこまでもどこまでも下ってやるんだと思っている
今数々の生き物たちと別れを告げて
新しい出会いと別れという
いわゆるお涙頂戴を繰り返しながら
たまに ...
Golden Fertilizer(part 2)
1. 常識では汚いという印象を、ぬぐいきれない人糞に就いて再び述べさせていただく。先回は人糞の資源としての活用を奨めることのみであったが、今回 ...
疲れて仰向けになって空を見上げると
手を伸ばせばいつでも届く距離
涙を私にぽたりと垂らしながら
あなたは両手を広げて私を力いっぱい抱き締める
足枷は貴方の優しさと弱さ
私は逃げてもその足 ...
なんでもレイモンド・チャンドラー「長いお別れ(ロング・グッドバイ)」が
村上春樹による新訳でこの度新たに出版されるらしい。
ぼくは村上春樹についてよく知らないのだが、話のついでにせっかくなので ...
聳え立つ信仰と言う名の神殿で
愛と言う名の太陽が沈むのを見た
未来と言う名の塔が崩れるのを見た
鬱屈するこの魂を
二度と戻らぬ陽光が
さらに踏みつける
切望と言う断崖から臨 ...
どちらかと言うと
僕等は空ではなくて、雲なのだろうなと、
三点に立つ
高層ビルの隙間からぼやいた。
人類の歩みなんてものは
どこかよたよたしていて
未だにフロンガスは使われてるし。
...
手と手が触れたら
温もりは伝うかな
電波に乗せても
声は震えるかな
ディスプレイの向こうに
思いは伝うかな
一次元の宇宙が
6畳の部屋で世界に繋がっている
そういう風に今を表せ ...
根無し草は
好奇心で出来ていた
先端にとらえためづらしいものに
気ままにくっついては離れ
色んなものと親しくなった
根のある草は
彼をさびしい草だと言った
大地に根をはってこそ
...
わずかながらも確かな変化を握り締めて
ケイキの味は、かなり苦かった
無常の世で看取らなければいけないミライ
手にした権利も金も人も
いつかはなくなるという隠し味が
祝うべき日としているに過ぎ ...
ベッドサイドの淡いスタンドの灯りが
ほの暗い部屋の一角を照らしだしている
窓から見下ろす都会の夜景は
今の私には冷たいほど綺麗に
無表情な横顔で輝いている
独りには慣れているはずなのに
...
文学の季節は終わり、ハコダテはまだ冬ですよ、母さん。
ロシアの兵隊が攻めてきて、ユウバリはすっかり焼け野原のようです。
マクハリではありません、ユウバリです。
この様子ならば、ハコダテも二、 ...
許されることを望む 孤独な魂が
最後に頼るべきなのは
形の無い彼方の神なのでしょうか
でも無神論者には 辿り着ける天国などありはしない
たとえ 世界中の誰もが私を許すと言っても ...
忘却の
旅の果てには
哀しみと
深い想いが
溢れだしてた
泣く君の
姿を記憶に
留めては
差し出せぬ手を
固く結んだ
微笑みや涙を分かちあった人も季節も
今は移ろいゆき 途方に暮れ一人佇む
そんなとき海馬を優しく揺り起こされ
私は 翼ある者に呼び醒まされるだろう
人生の黄昏を ごくゆっくりと咀嚼しながら
...
午前10時
高速から山を見れば
青白い町並み
貝のお吸い物のようだ
女って全員気が強い
付き合いはじめたあの娘
既婚者と知っている
午前10時
...
春へと続く回廊は
まだ細くて
差し込む光に
白く歪んでいる
三月は
足裏を流れる砂の速さで
大切なものを{ルビ攫=さら}っては
あやふやなものばかりを
残してゆく
いくつ ...
突然舞い込んだ
貴方からの別れのメール
私より大切な人が出来たの?
余りにも突然で
だけど現実で…
もうメールをしても貴方の元には届かない
携帯電話のメールを
想い出を消す様に
...
ある老姉妹が奈良の長谷観音をお詣りしたときのことだ。参拝を終え京に向かう道すがら宇治に立ち寄り名物の鰻蒸しを食したところ、美味しさのあまり妹はつい度を過ごし腹痛を催した。さてそれからが大変。あちらの ...
まだだ!
ベースの重低音の良い声が床すれすれで流れていけ
シンバルを擦り合わせ 何度も叩き 響かせれば
ドラムはすぐに脈打ちはじめ 息つかせずに 導く
まただ
エレキ ...
卵から孵った夢の中
僕はアリスとお茶会へ
双子とダンスを踊ったら
女王様とクローケーをしよう
にやにや笑いの猫ちゃんと
バタつきパンの蝶を追いかけ
うさぎの穴に飛び込めば
グリフォン ...
人は悲しくなるとき
夢を抱き
人は悲しくならないようにするために
夢を創りだす
時に悲しみは和らぎ
その悲しみはやさしさへと変化して
人の心へと伝わり
心の輪が生まれてゆく
人 ...
僕は君の甘い声が大好きだ
君はたまに甘い声で囁いて
僕の心を明るくする
僕は君の笑顔が大好きだ
君はたまに僕の言ったことで笑ってくれて
僕のほっぺの山を高くする
僕は君の目が大好き ...
笑うことすらできなくなって
泣くことすらできなくなって
それでも僕がみていたのは
いつでも窓際のきみ
庭で犬がないてるからね
隣で猫がないてるからね
泣いてるのかしら
啼 ...
ピンクの頭を描きました
その中に
緑の脳を描きましょう
紫の右目
左目は見えません
黄色い御鼻
黒い唇
滴る透明の血
宇宙を掴む大きな手
しゃぶりつきたくな ...
早春の枝めきめきと広がって
どのような涙も同じ味がする
人恋しすし詰めの街立ち止まる
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ランボーの絶壁
はじめ
自由詩
1+*
07/3/5 17:37
そっくり
weed &...
携帯写真+...
4*
07/3/5 17:24
過ぎたんだよ。
狠志
自由詩
4*
07/3/5 17:17
スーパーノヴァ
1486 1...
自由詩
6*
07/3/5 17:00
雲の裏側が見えない症候群
狩心
自由詩
4*
07/3/5 16:40
マントル
石田 圭太
自由詩
30
07/3/5 16:14
Golden Fertilizer(part 2)
生田 稔
散文(批評...
0
07/3/5 16:10
弱さという温もり
茉莉香
自由詩
4*
07/3/5 16:04
皮肉について
んなこたーな...
散文(批評...
1*
07/3/5 16:02
dark side
maynar...
自由詩
3
07/3/5 15:51
見上げれば、僕等。
黒子 恭
自由詩
3+
07/3/5 15:28
86、距離感 【きょりかん】
雨宮 之人
自由詩
2*
07/3/5 15:06
根無しの実
ポッケ
自由詩
5+*
07/3/5 15:04
誕生日
ソラノツバキ
自由詩
0
07/3/5 14:59
追憶
渡 ひろこ
自由詩
6*
07/3/5 14:45
石川啄木、レニングラードに死す
がらんどう
散文(批評...
2
07/3/5 14:25
「許される日まで」
和 路流(N...
自由詩
0
07/3/5 14:10
君
秋桜
短歌
5*
07/3/5 14:02
大地が眠る時刻まで
水無瀬 咲耶
自由詩
5*
07/3/5 13:35
春を
吉岡ペペロ
自由詩
1
07/3/5 13:08
桜通信
佐野権太
自由詩
18*
07/3/5 12:43
さようなら
@ショコラ
自由詩
1
07/3/5 12:38
菩薩
ならぢゅん(...
自由詩
0
07/3/5 12:21
SOUL
Orange...
自由詩
0
07/3/5 12:02
リドル
未有花
自由詩
11*
07/3/5 11:45
人は悲しくなるとき
ぽえむ君
自由詩
8*
07/3/5 11:22
僕の春は先だ
hiro
自由詩
3
07/3/5 10:34
とけい
ひめと
自由詩
0*
07/3/5 10:33
えかきうた
なかがわひろ...
自由詩
3*
07/3/5 10:32
初川柳
しみまん
川柳
1*
07/3/5 10:27
5701
5702
5703
5704
5705
5706
5707
5708
5709
5710
5711
5712
5713
5714
5715
5716
5717
5718
5719
5720
5721
5722
5723
5724
5725
5726
5727
5728
5729
5730
5731
5732
5733
5734
5735
5736
5737
5738
5739
5740
5741
加筆訂正:
86、距離感 【きょりかん】
/
雨宮 之人
[07/3/5 15:07]
2007.02.18初出。少しだけ改変。
花 妖
/
水無瀬 咲耶
[07/3/5 11:00]
少々書き直しました。
7.79sec.