狭小なベッドのうえに月明かり
飲み散らかしたアルコォルの残滓
明日を闇雲に信じてやまない僕らは
同じことを考えて違う言葉を喋る
「好きだよ」
「そんなことはよく、知っているよ」
...
嘘が真実で
真実が嘘。
もしこの世界に【嘘】がなかったら
この世は成り立たないだろう。
もしこの世界に【真実】がな ...
(傅き給え、
狂い夜の餞に)
頭上から声
頭を垂れようとしても
目を瞑るには三半規管が微弱
嗚呼
我を救うは誰ぞ
嗚呼
我を愛すは汝のみ
やさし ...
神様が絶望した昨日
全てのものが無価値になる
誰かさんたちは
ひとつひとつ拾い集め
パズルを組み上げようとする
アリンコたちが暗い穴から這い出るとき
僕たちは地獄とも天国ともつかな ...
このいっしゅん、いっしゅんが、
かけがえのないものだってことは
知っている
ぼくたちが、離ればなれに
別れていくことは
知っている
何気なく過ぎて ...
亀さんは一生懸命歩きます
絡まった糸はずっとそのままにされて
昨日のことを今日の日記に書きます
少しばかり自分をループさせた後
真実を掴もうと足掻きます
貶された言葉たちへの慰めの言 ...
心に頼り心で確かめ心で伝える
心が無くなれば宇宙も消える
確かめるというのは常に
その一瞬一瞬でしか使われない
後のことはともかく
こうして二人だけの永遠ができた頃
どこにも君はい ...
ふと
アパートの鍵をなくして
アパートの前で
うろつく事
約三十分
ポケットの中から
靴の底まで
脱いでみて
どうでも良くなること
それから
二十分後
どこかにでも
落 ...
「僕」は僕を数える
時間は似合わないから
僕は時間を着ていない
僕を着る時は僕を数えないと
ボタンの数を間違えてしまう
さらに僕を数える時には
少しずつ数えないと
「君」 ...
ああ、窓を開けてしまったじゃない
開けちゃいけないなんて
分かりきっていたのに
目の前には白い山
涙眼で鼻の頭を赤くして
不細工なあたし
むずがゆいわ
もっと差し込んで欲 ...
あの日はきっと春だったと思う
部屋に置かれた
アジアンタムの葉がそよいでいた
近くのスピーカーからは
小鳥のさえずる声をバックにした
ピアノ協奏曲が流れていた
窓から差し込む光が
やさし ...
小鳥はもう飛ばないんだ もう死んでしまったんだ
生き返らせてときみが泣くから
小鳥の背をナイフでなぞった
流れる赤い血を見てふたりはせつなくなれたから
青空の下 海へ向かってる
肺が放出 ...
氷の魔法
金と銀に揺れる 鈴鈴なりが
氷の上に 魔法をかける
虹色の氷の上を
くるくる回る 優雅な
妖精のオルゴール
歓声をあび キラキラ光る
氷の上の 女王
黒真珠の煌めきが
スポットラ ...
泥を かわして
かわして また 泥
すきだとか きらいだとか
そんな難しいことは あとからになさい
もっと ずっと あとからになさい
余裕がでるまで 待ちなさい
陽をあびて ...
あなたの話はいつも難しくって
私にはよく解んないけど
とっても楽しそうに話してるから
見てるだけで笑顔になっちゃうんだけど
でもたまには私の話しも聞いてよね
...
「あの子には何を言っても心に響かないんです」
どういうこと?
そんなはずはないでしょ
同じ人間なんだから・・・
心を込めて使えばきっと通じる
分かってもらえる
例え嫌いな人 ...
山下達郎の「クリスマスイヴ」をゲオから借りてきてMDに入れる
僕は街中でウォークマンで聴く
リピートだ
高さのある花壇に腰を下ろし 僕は来るはずもない君をずっと待ち続けている
今日は ...
夜はこんなにも静かだ
僕の知っている人達はみんないない
もっと言えばこの天球の世界に人間はいない気がする
宇宙は球体なのだ
僕は外に出ていつもの草むらで倒れ込んで星を眺める
プラ ...
君に逢うために生まれてきた
夢の中では隣にいるのに
目を覚ますと君はいない
夢の中でしか君に逢えないのだ
だから僕はいつも眠るのを楽しみにしている
眠るのは一瞬だけど夢の世界は永 ...
風強い毎日
桜吹雪のように舞う桃色
自転車で走りぬけ 感じる春
布団にもぐって メールしてるとさ
あなたと二人っきりって感じがするの。
写メにキスしたり
携帯抱きしめたり
涙ながしてみたり。
早く逢いたいな
ずっと一緒にいれたら ...
鎖骨から 肩にかけたライン・・・
顎のラインも好き。
流し目とか 横顔も好き。
まっすぐで 綺麗な 足も好き。
足首もいいよね。
アキレス腱とか。
だめだ ...
日曜日の居酒屋は
子連れのお客さんばかり
親は酒を飲んで
子は宿題をやる
親は酔っ払い
子はゲームに夢中
わたしは居酒屋アルバイト
ビールのにおいも
煙草の煙も
芋焼酎のボト ...
盲目の老紳士が言う
君の声はママの声に似ている
私はそんな彼のために
毎日いろんな本を読み聞かせる
昔話
遠い国で起こった戦争のお話
時には絵画を細かく言葉で表現する
...
移動
犬ぞりのシートで君の内部の事だけ考えてたよ
吹き上がる雪原 重く撓る冷却の彼方で
恐怖の扉を開けろ君の悲鳴が世界を
溶かす全ての化身を振り向かすから
犬は撃ち殺せ!パララパラパ ...
綿棒の花が
やさしく耳を撫でまわす
愛ってこういうことですか
ふっくら る る る
歌を歌おう
たんぽぽの綿毛を
青い空に散らかして、白
今日は風の声も
良く聞こえる
...
午後から雨
そうだね
草丈より少しばかり高いだけだよ
寝転んで空を覗けば
透き通ってくどこまでもずっと
背中がくすぐった痛いね
午後から雨だね
蟻が不器用な列を作って
ゆっくりと夏 ...
詩人がなんだ
詩人はなんだ
詩人は君か
詩人は俺か
詩人はどこぞの大臣でしょうか
詩人は偉いか
詩人は強いか
詩人は国をよくするか
詩人は君を愛しているのか
詩人はごみか
詩人は夢 ...
2000/01/08
素敵なニヒリズム
笙の笛
名も無き馬が
オホーツク海の
放牧場で草を食む
食べ飽きて海を眺める
凪いだ海面は鈍く光り
濃紺の海が見つめ ...
60億人もいるのに
神様は残酷だ
と
嘆いてみる
(もちろん)
返事なんかない
(そもそも)
求めてもいない
4畳半の自分の部屋が
とても広く思える
インス ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
深度
朽木 裕
散文(批評...
0
07/3/26 14:52
—真実と嘘—
‡ё夢花ё‡
自由詩
2
07/3/26 14:38
我を救って愛すは誰ぞ
朽木 裕
自由詩
6
07/3/26 14:22
「予言詩」という詩
ゼロスケ
未詩・独白
1
07/3/26 13:58
情景
わら
自由詩
17*
07/3/26 13:32
無題
RIKU
自由詩
4*
07/3/26 13:32
確認
ロカニクス
自由詩
3
07/3/26 13:10
なくても
ねなぎ
自由詩
5
07/3/26 12:59
ミッケ
ねろ
未詩・独白
3+*
07/3/26 12:36
春
ひめと
自由詩
6
07/3/26 11:41
きっと春だった
ぽえむ君
自由詩
14*
07/3/26 11:03
海を見る。
新谷みふゆ
自由詩
11*
07/3/26 11:00
氷の魔法
鈴鈴
自由詩
4*
07/3/26 9:51
ぬかるむはる
千波 一也
自由詩
25*
07/3/26 8:57
聞き上手
優飛
自由詩
5*
07/3/26 8:42
言葉
muriel
自由詩
2*
07/3/26 8:04
クリスマスイヴ
はじめ
自由詩
1*
07/3/26 5:49
ふたり
〃
自由詩
5*
07/3/26 5:48
希望
〃
自由詩
4*
07/3/26 5:47
桜ひらひら
空 春色
自由詩
6*
07/3/26 5:26
闇の中。
〃
自由詩
3*
07/3/26 5:15
指先でなぞっていいですか?
〃
自由詩
1*
07/3/26 5:02
日曜日の居酒屋
壺内モモ子
自由詩
1*
07/3/26 4:43
盲目と、老紳士と、女
なかがわひろ...
自由詩
5*
07/3/26 4:43
移動
瓜田タカヤ
自由詩
1
07/3/26 4:17
綿棒の花
美味
自由詩
3
07/3/26 3:04
クローバー
夕凪ここあ
自由詩
10
07/3/26 2:42
じえんど(自問自答の果ての果て)
蔦谷たつや
自由詩
2*
07/3/26 2:31
笙の笛
あおば
自由詩
7*
07/3/26 2:27
すれ違い
瑛治
自由詩
1
07/3/26 2:12
5702
5703
5704
5705
5706
5707
5708
5709
5710
5711
5712
5713
5714
5715
5716
5717
5718
5719
5720
5721
5722
5723
5724
5725
5726
5727
5728
5729
5730
5731
5732
5733
5734
5735
5736
5737
5738
5739
5740
5741
5742
加筆訂正:
武士と猫
/
佐野権太
[07/3/26 8:54]
誤字修正
9.6sec.