或る雲の
雫が揉まれて
濡らされて
塗れて流す
村雨よ
明かす日に
落ちた雫が
乾くまで
再び降ることを
願わぬ
ざわめきと
震え上がって
いちめんの星空
過敏性大腸炎
双子の星座の
アナルとアヌスは
ぴったり寄り添い
小刻みに歯の根が合わず
「きをつけ」の姿勢のまま
とうとう金縛りです
...
神に祈るがいい
お前は祈るだけで
何もしようともしない
そして神は祈られるだけで
何もしようとなどしない
彼は忙しいんだろうよ
俺達に構ってられないぐらい
周りを眺 ...
{引用=deep-freeze
[動](他)
2 無期限延期[保留]する. }
小さな六畳間に溜め込んだ過去の残骸を
捨てる算段が立たない臆病者ごと
きゅっと纏めて窓から捨てる
海 ...
地面をどーん
地面をどーん
顔いっぱいにサングラスを押しあて
一歩一歩
うまれてはじめての風景を踏みしめて
赤ければエビであって
つるっぱげのタコ、血眼の猫であって
ピンクの自転車は貧血 ...
先週末は雨だった
今朝は誰より早起きをした
窓が光るみたいに明るい
今日は春らしい陽気になるでしょう
テレビ画面にはもう成人した最高気温
卵の焼ける匂いが
部屋のく ...
狭小なベッドのうえに月明かり
飲み散らかしたアルコォルの残滓
明日を闇雲に信じてやまない僕らは
同じことを考えて違う言葉を喋る
「好きだよ」
「そんなことはよく、知っているよ」
...
嘘が真実で
真実が嘘。
もしこの世界に【嘘】がなかったら
この世は成り立たないだろう。
もしこの世界に【真実】がな ...
(傅き給え、
狂い夜の餞に)
頭上から声
頭を垂れようとしても
目を瞑るには三半規管が微弱
嗚呼
我を救うは誰ぞ
嗚呼
我を愛すは汝のみ
やさし ...
神様が絶望した昨日
全てのものが無価値になる
誰かさんたちは
ひとつひとつ拾い集め
パズルを組み上げようとする
アリンコたちが暗い穴から這い出るとき
僕たちは地獄とも天国ともつかな ...
このいっしゅん、いっしゅんが、
かけがえのないものだってことは
知っている
ぼくたちが、離ればなれに
別れていくことは
知っている
何気なく過ぎて ...
亀さんは一生懸命歩きます
絡まった糸はずっとそのままにされて
昨日のことを今日の日記に書きます
少しばかり自分をループさせた後
真実を掴もうと足掻きます
貶された言葉たちへの慰めの言 ...
心に頼り心で確かめ心で伝える
心が無くなれば宇宙も消える
確かめるというのは常に
その一瞬一瞬でしか使われない
後のことはともかく
こうして二人だけの永遠ができた頃
どこにも君はい ...
ふと
アパートの鍵をなくして
アパートの前で
うろつく事
約三十分
ポケットの中から
靴の底まで
脱いでみて
どうでも良くなること
それから
二十分後
どこかにでも
落 ...
「僕」は僕を数える
時間は似合わないから
僕は時間を着ていない
僕を着る時は僕を数えないと
ボタンの数を間違えてしまう
さらに僕を数える時には
少しずつ数えないと
「君」 ...
ああ、窓を開けてしまったじゃない
開けちゃいけないなんて
分かりきっていたのに
目の前には白い山
涙眼で鼻の頭を赤くして
不細工なあたし
むずがゆいわ
もっと差し込んで欲 ...
あの日はきっと春だったと思う
部屋に置かれた
アジアンタムの葉がそよいでいた
近くのスピーカーからは
小鳥のさえずる声をバックにした
ピアノ協奏曲が流れていた
窓から差し込む光が
やさし ...
小鳥はもう飛ばないんだ もう死んでしまったんだ
生き返らせてときみが泣くから
小鳥の背をナイフでなぞった
流れる赤い血を見てふたりはせつなくなれたから
青空の下 海へ向かってる
肺が放出 ...
氷の魔法
金と銀に揺れる 鈴鈴なりが
氷の上に 魔法をかける
虹色の氷の上を
くるくる回る 優雅な
妖精のオルゴール
歓声をあび キラキラ光る
氷の上の 女王
黒真珠の煌めきが
スポットラ ...
泥を かわして
かわして また 泥
すきだとか きらいだとか
そんな難しいことは あとからになさい
もっと ずっと あとからになさい
余裕がでるまで 待ちなさい
陽をあびて ...
あなたの話はいつも難しくって
私にはよく解んないけど
とっても楽しそうに話してるから
見てるだけで笑顔になっちゃうんだけど
でもたまには私の話しも聞いてよね
...
「あの子には何を言っても心に響かないんです」
どういうこと?
そんなはずはないでしょ
同じ人間なんだから・・・
心を込めて使えばきっと通じる
分かってもらえる
例え嫌いな人 ...
山下達郎の「クリスマスイヴ」をゲオから借りてきてMDに入れる
僕は街中でウォークマンで聴く
リピートだ
高さのある花壇に腰を下ろし 僕は来るはずもない君をずっと待ち続けている
今日は ...
夜はこんなにも静かだ
僕の知っている人達はみんないない
もっと言えばこの天球の世界に人間はいない気がする
宇宙は球体なのだ
僕は外に出ていつもの草むらで倒れ込んで星を眺める
プラ ...
君に逢うために生まれてきた
夢の中では隣にいるのに
目を覚ますと君はいない
夢の中でしか君に逢えないのだ
だから僕はいつも眠るのを楽しみにしている
眠るのは一瞬だけど夢の世界は永 ...
風強い毎日
桜吹雪のように舞う桃色
自転車で走りぬけ 感じる春
布団にもぐって メールしてるとさ
あなたと二人っきりって感じがするの。
写メにキスしたり
携帯抱きしめたり
涙ながしてみたり。
早く逢いたいな
ずっと一緒にいれたら ...
鎖骨から 肩にかけたライン・・・
顎のラインも好き。
流し目とか 横顔も好き。
まっすぐで 綺麗な 足も好き。
足首もいいよね。
アキレス腱とか。
だめだ ...
日曜日の居酒屋は
子連れのお客さんばかり
親は酒を飲んで
子は宿題をやる
親は酔っ払い
子はゲームに夢中
わたしは居酒屋アルバイト
ビールのにおいも
煙草の煙も
芋焼酎のボト ...
盲目の老紳士が言う
君の声はママの声に似ている
私はそんな彼のために
毎日いろんな本を読み聞かせる
昔話
遠い国で起こった戦争のお話
時には絵画を細かく言葉で表現する
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雨、群れを成す
殿様が得る
短歌
2
07/3/26 19:28
鳥肌天空図
Six
自由詩
1*
07/3/26 19:02
trailer
maynar...
自由詩
1
07/3/26 17:34
deep-freeze
士狼(銀)
自由詩
13*
07/3/26 17:30
ぼくらのいちにち
七味とうがら...
自由詩
5*
07/3/26 16:36
月曜日
ポッケ
自由詩
7*
07/3/26 15:11
深度
朽木 裕
散文(批評...
0
07/3/26 14:52
—真実と嘘—
‡ё夢花ё‡
自由詩
2
07/3/26 14:38
我を救って愛すは誰ぞ
朽木 裕
自由詩
6
07/3/26 14:22
「予言詩」という詩
ゼロスケ
未詩・独白
1
07/3/26 13:58
情景
わら
自由詩
17*
07/3/26 13:32
無題
RIKU
自由詩
4*
07/3/26 13:32
確認
ロカニクス
自由詩
3
07/3/26 13:10
なくても
ねなぎ
自由詩
5
07/3/26 12:59
ミッケ
ねろ
未詩・独白
3+*
07/3/26 12:36
春
ひめと
自由詩
6
07/3/26 11:41
きっと春だった
ぽえむ君
自由詩
14*
07/3/26 11:03
海を見る。
新谷みふゆ
自由詩
11*
07/3/26 11:00
氷の魔法
鈴鈴
自由詩
4*
07/3/26 9:51
ぬかるむはる
千波 一也
自由詩
25*
07/3/26 8:57
聞き上手
優飛
自由詩
5*
07/3/26 8:42
言葉
muriel
自由詩
2*
07/3/26 8:04
クリスマスイヴ
はじめ
自由詩
1*
07/3/26 5:49
ふたり
〃
自由詩
5*
07/3/26 5:48
希望
〃
自由詩
4*
07/3/26 5:47
桜ひらひら
空 春色
自由詩
6*
07/3/26 5:26
闇の中。
〃
自由詩
3*
07/3/26 5:15
指先でなぞっていいですか?
〃
自由詩
1*
07/3/26 5:02
日曜日の居酒屋
壺内モモ子
自由詩
1*
07/3/26 4:43
盲目と、老紳士と、女
なかがわひろ...
自由詩
5*
07/3/26 4:43
5702
5703
5704
5705
5706
5707
5708
5709
5710
5711
5712
5713
5714
5715
5716
5717
5718
5719
5720
5721
5722
5723
5724
5725
5726
5727
5728
5729
5730
5731
5732
5733
5734
5735
5736
5737
5738
5739
5740
5741
5742
加筆訂正:
砂の街
/
服部 剛
[07/3/26 19:17]
7連目を直しました。
武士と猫
/
佐野権太
[07/3/26 8:54]
誤字修正
6.2sec.